Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

フライトには耳栓をお忘れなく

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All Photo by inos

diary5249 diary5250

奥多摩で飛行させたDJI Phantom、早朝山奥でのフライトという事もありGoProカメラにNDフィルターは使用しませんでした。日向はともかく日陰は案外光量が少ないですからNDを使ってしまうとシャッタースピードが遅くなりすぎますからね(YouTubeのサムネイル用に2.7K素材から静止画を切り出すには逆にシャッタースピードを早めておきたいくらいなのです)。

そうすると懸念されるのがCMOSセンサーのローリングシャッター歪みでして、画面全体がコンニャクのようにグニャグニャ歪んでしまうわけでして...。ヘリにCMOSセンサーカメラを積むにあたり永遠の課題と言ったところでしょうか。

昨日アップした編集済みムービーの中では、よく見ると中盤に出てくる俯瞰の広いカットにわずかなローリングシャッター歪みが出てしまっていますが、他はそれほど気にならないレベルで撮影できました。

たまたま今回の撮影条件ではGoProのシャッタースピードが丁度良い範囲に収まったのかもしれませんが、私としては友人に教えてもらったローリングシャッター対策 ”耳栓マウント” の御利益と思いたいです。DJI製H3-2Dジンバルにはハード、ミディアム、ソフトの3種類のシリコン製マウントが付属しますが、数週間前の狭山湖撮影時はミディアムとソフトをテストしたところ酷いローリングシャッター歪みが発生しましたから、その経緯から今の季節は既にハードがベストな選択と思われ、それでも収まらない場合はスーパーハードが欲しくなるところ...。でもそんな製品は聞いたことがありませんのでジンバルのマウント部に市販の耳栓を挟み込みよりハードなセッティングにしてみたというわけです。

確かに耳栓って絶妙なダンピングファクターを持っていて、それでいて形状も適合させやすいですから、見た目はアレですけど、これで良い画が撮れるなら安上がりなアイテムという事になります。

今回はジンバル後方に蛍光イエローの2つの耳栓を装着してみましたが現象は収まりきらなかったですから、今後は前方にも2つ追加してテストしてみる事にします。しかし耳栓ってなんでどれもハデハデなんでしょうか...。

ちょっと気になっているのは巷で抜群の安定性と話題の新型ジンバルH3-3Dは、WEB上の写真を見る限り白いシリコンマウントを使っているものが多いです。白という事はソフトタイプなわけですが、もしかして新型はソフトダンパーでもローリングシャッター歪が発生しにくいんでしょうかね。その対策として謎の基盤も付属するようですがH3-2D用には使えないものなのでしょうか...。素直にH3-3Dを買いなさいという事ですか。

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