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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

トレンクル220kmの旅に出る。帰路(2)

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All Photo by inos

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思いつきでスタートしたトレンクル220kmの旅。本日16:00に全ての工程を走り終え無事自宅へたどり着きました。応援、ご心配頂いた方々、どうも有り難うございました。

表題は「220kmの旅に出る」と書いてしまったのですが実際は往復ですから440kmでしたね。日頃から運動不足を絵に描いた生活をしている私の事ですから正直楽ではありませんでしたが、これも何かの試練だと思いがむしゃらにペダルを漕いで「もう無理」と何処で音を上げるだろうと自分で自分を痛めつけるように挑戦した4日間でした。

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振り帰れば一番辛かったのは案外今日かも知れません。走行距離は昨日の100kmに対し120kmと少し長めであり、それだけでも大変なところ、下のGPSロググラフを見れば分かる通りスタート直後から今日一番の上り坂。具体的には甲府から笹子トンネルまでの25km。これだけで相当体力が奪われる為その後の走りに大きく影響します。

それでも時間には十分余裕をもって朝6時に出発していますから問題なかろうと思いきや、何と高尾山あたりまで来たところでポツポツと雨が降り始め、そこから我が家までのラスト30kmは小雨の中を走る事になりました。これが普段の買い物帰りとか言えば即効で折り畳んで電車に乗せるのですが、440kmサイクリングのラスト30kmでリタイアなんて悲しすぎますからね。

雨でも走る!そう決意させてくれたのは、今日山梨県を走行中に話しかけてきてくれたミニベロ仲間。話によればその彼は東京から青森港までを走り抜いたのだとか。しかも途中吹雪になって60km引き返すなんてアクシデントまで経験しているそう。それを聞いたら私の440kmなんてまだまだ可愛いものですね。彼とはその場で20分くらい話しで盛り上がりました。

まあそういった超人は別として人一倍体力に自信のない私がここまでの長距離サイクリングは過去最高記録です。何より無事に帰ってこられた事、そして目標を達成出来た事に今は誇りを感じています。14インチの折畳み自転車でこれ以上走っている人、なかなかいないんじゃないかと思います。明日からの何かの自信に繋がれば良いのだけれど。

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