Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

一晩中星を見るなんてロマンチック(そんな余裕はない)

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All Photo by inos

もはや昨日の事なのか今日の事なのかよくわからない感じになっています。天体撮影は寝不足前提の遊びですから今回のように連休でもないとなかなか実行に移せないですね。しかも疲れたからと言って現地の宿を手配して宿泊しようにも ”夜通し撮影して昼間寝る” 感じですからそんなプランはどこのホテルにもないわけで、徹夜で帰ってくるのが基本スタイル。キャンピングカーが欲しい...。

いやぁ何はともあれ寒かったです。昼間は夏日になるなんて言われていて油断していたら精進湖の深夜は4℃で吐く息が白い...。手袋と上着は重装備でもズボンと靴下が薄かった。キャンプ場が併設されているので車のエンジンをかけて暖まる事も出来ませんからね。こんな時エンジン音のうるさい車は気を使います。

今朝は想定より早く撮影が終わり朝8時には東京へ戻ってきました。本当はもう少し撮りたかったのですがポータブル赤道儀のバッテリー切れでやむなく撤収。それでも3時くらいまでは撮っていましたね。薄明始時刻も3時15分くらいだった事を考えると一晩中撮れた!と受け止めるべきでしょう。撮影データは現在コンポジット作業中なのでまだ完成していません。そう、星空写真は撮影後の後処理に手間がかかるんですよね。

昨夜は月の入が22時30分でしたから撮影自体はそれ以降という事になりましたが、何でもいいので空にカメラを向けてパシャ!では成果物が期待できませんから、メインディッシュはやはり0時以降に顔を出す天の川。夕暮れ時には2,3人だった天体撮影ファンもその時刻になると次から次へと車がやってきて、知らない人が見たら湖の辺の暗闇に大人たちが息を潜めてカメラを操作しているという異様な光景だったに違いありません。

私は23時半くらいから設置を始め、撮影を開始したのが0時20分くらいからでした。極軸を出したりカメラの設定をしているうちに天の川も丁度良い位置まで上がってきていざ本番という感じ。組み合わせたレンズはNikon Ai20mm F2.8S。天の川を撮るなら14mmくらいが妥当でしょうが、手持ちの広角レンズはこれ一本しかないので選択の余地なし。

上の写真はそんな本番撮影をしている図。セルフタイマーで30秒露光でもこれくらいには写ります。なんだかカメラと三脚のセットが合成写真みたいに見えますね。

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