Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

時間が無いなりに全力で

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All Photo by inos

年賀状はクリスマスまでに出しましょう...とTV-CMでは諄いくらい流れているというのに、今年は未だに1枚も完成しておりませんでした。仮に1日くらい遅くなったとしても26日中に投函すればまだ元旦に間に合うだろうと、夜になってから慌ててその準備に取りかかりました。

毎年の事ですが、葉書裏面のデザインは12月上旬には大体完成しているのですが、そこからテスト印刷を行って微調整に随分時間がかかります。Photoshopで作成した画像データをプリントする場合、ものによってはRGBからCMYKへの変換が関係してきますし、モニターの色温度と部屋の環境光との兼ね合いも考慮しなければ印刷時に想像以上の差が出るというものです。私も印刷は専門ではありませんからこの辺りのノウハウは持ち合わせておらず、今でもトライアンドエラーの繰り返しで追い込んで行くという原始的方法をとっています。

我が家では設置環境の関係でプリンターにはモバイルタイプを使用していますが、数年前に比べれば大分高性能になったものの据置型程の解像度も色再現性もありません。一番苦労するのは黒の再現ですが、通常 ”黒” を印刷する場合にはブラックインクが使用されるところプリンターの種類によってはCMYによって黒が作られる事もあり、その場合には黒が浮きます(グレーっぽくなります)。昨年まではPhotoshopでカラーのレイヤーとモノクロのレイヤーをレイヤーグループで分けておき、プリント時はカラーレイヤーだけを先に印刷し、プリントプロパティを白黒印刷設定してからモノクロレイヤーを印刷するという2度刷りを行っていました。こうする事でモノクロ印刷時はブラックインクが使われる為、黒浮きする事が無いのです。勿論、2度刷りを行うと多少の位置ズレが出ますから、カラーレイヤーよりもモノクロレイヤーの各オブジェクトを若干大きく作っておく必要があり、これらの繰り返しに尋常ではない時間がかかりました。

で、今年はもう時間がありませんし、カラー印刷のみの一回刷り。カラー印刷でもギリギリまで黒が絞まるようにカラープロファイルの設定をテストしましたが、やはり2回刷り程奇麗にはいきませんね。それでも時間がないとは言え、1枚1枚コメントをデータ入力(字が下手なのでPhotohsop内でテキスト入力します)しましたから、気がついたら明け方になっておりました。これで何とか明日中に投函出来れば元旦に間に合うでしょう。

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