月別アーカイブ: 2013年9月

本当の色は私の記憶の中に

Posted on 2013/09/30

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この週末は長崎を満喫するつもりでしたから、海からも地上からも見える ”あの山のてっぺん” だって当然予定に入れておりました。稲佐山から見る夜景は世界新三大夜景の一つとされているようですし、1,000万ドルと聞けばいったいそれがどれほどのものかこの目で確かめたくなるというものです。

軍艦島から帰ってきて、日焼けで鼻の頭を真っ赤にしたまま江山楼のちゃんぽんを食べに徒歩で移動。その距離電車で一駅分くらいありますから40分くらいはかかったでしょうか。知らない街をカメラ片手に歩ける幸せ...。見るものも出会う人もすべてが新鮮。

川沿いを歩いてふと立ち止まり通り過ぎる船を写真に収めたりするうち、日の光の変化に気づきました。高かった日差しは徐々にあの山の向こうにまわりこもうとしている...。ということは山の向こうには素晴らしい夕日が待っているはず。日没は18時14分、特上ちゃんぽんを味わうのもほどほどに急いでロープウェイ乗り場を目指しました。次の便は18時ジャストとの事、片道5分の運行で頂上到着後も展望台までは数分の歩行距離、到着と同時に日没と相成りました。

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海の向こうに沈んだばかりの太陽はその後この世のものとは思えないような美しいグラデーションを作ってくれました。夜景の前のイントロダクションには勿体ないような視界いっぱいの夕暮れ。メインイベントを待つ誰もが移り変わるその色を何をするでもなく眺めていました。

夕暮れに感動するなんて最近は少なくなりましたが、長崎という地形にはそんな忘れていた気持ちを思い出させてくれる妙な力があるようです。たぶんここにいた誰もが同じような感情を抱いたことでしょう。

ケミストリーみたいですね。 なんて声をかけたら喜んでもらえたかもしれません。

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山の向こうは夕暮れ、山のこっちは1,000万ドルの夜景。こんな贅沢な場所が他にあるでしょうか? 函館山からの夜景も素晴らしいですが、こちらも決して負けてはいませんね。光の数でいえば東京の夜景だって綺麗なのですが、海に反射する光とか山の斜面に均一に広がる住宅の光の美しさとか、明るいところと暗いところのメリハリとか、何よりここが西洋文化の入り口という歴史そのものが、見るものの感情をさらに高ぶらせるのです。

技術的なことは二の次にして、旅の一部としてカメラと歩いた2日間、こんな充実した時間を過ごせたのは本当に久しぶりの事。観光地も美味しい食べ物もほとんど制覇してしまいましたが、また来たいと思う場所。仕事だった今日ですが長崎を離れるのが名残惜しかったです。

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西洋文化について無知な私が

Posted on 2013/09/29

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グラバー園に来たのは初めての事。さすがに長崎は西洋文化の入り口みたいな場所ですから、150年も昔に建てられた日本最古の木造西洋風建築物があったりします。教会もあちこちに見かけますし東京のものとはスケールも違います。子供の頃思い描いた教会ってこんな感じでしたね。

今日は昨日と打って変わって生憎の空模様。ホテルから頑張れば歩いて行ける距離と分かっていても、ポツポツと降り始めた雨が豪雨にでも変わってしまったら観光どころではなくなってしまうかと、路面電車を利用して一気に目的地へ直行。そういった乗り物に慣れていない私の心境を一瞬で見抜いての事か、フォーマルハットをおしゃれにかぶった気の良いおじいさんが、親切に乗り方やら降りる場所やら教えてくれました。「法事のついでだから」と同じ電車で途中まで来てくれたり...。ありがとうございました。

結局路面電車を降りたところで傘が無いと我慢できないくらいの降りになってしまい、しぶしぶお土産屋さんで折り畳み傘を購入。その後も降ったり止んだり。

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正直私はこうした歴史的なものに対する知識に乏しく、実物を見てもそれがどれだけ貴重なものだとか、価値があるとか、文化的なものだとかはよくわからないのですが、ここグラバー園にある建造物や当時の家具などを見ると、確かに普段あまり見ないような模様とか色合いとか、ガラス製品に目を奪われます。ステンドグラスって普段の生活にあまり馴染みがありませんがこうしてみるとひときわ綺麗に見えるんですよね。写真には撮りませんでしたがトイレの中までステンドグラスで仕切られているところがありました。

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石畳って西洋から来たものでしたっけ? と今更ながら素朴な疑問が湧いたりするわけですが、そういうところも今一度感じ取ってほしい...そんな気持ちが込められての事でしょうか? 園内の2か所にハート型の石が埋められています。これを見つけられると幸せになれるんだとか。一つは間違いなく写真に収めたこの位置なのですが、もう一つも見つけられたもののちょっぴり自信が無いので掲載は控えました。園内と言っても歩いてまわれば2時間はかかるくらいの広さですから見つけるのも容易ではありませんね。

幸せになれるとよいのだけれど...。

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軍艦は今も沈まずに

Posted on 2013/09/28

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軍艦島を知ったのは雜賀雄二さんという写真家さんの作品を見てから。もうかれこれ十年以上も前の話です。それ以来私の中ではいつか行きたい場所の一つになったわけですが、今は無人島になっているだけでなく当時の建物が廃墟となり崩れ落ちてしまっていることから、危険区域につき立ち入り禁止とされていました。どうしても興味のある人は地元の漁師さんにチップをはずんで連れて行ってもらったのだとか。それでも規則には反していますけれど...。

それが2009年から限定的なエリアのみ立ち入りが許され今では観光気分で一般上陸ができます。私も昨日の今日で早速申し込んで行ってみました。上陸には細々とした規則があるため誓約書を提出する必要があります。

長崎県の長崎港から沖に20km弱の位置にぽつんと浮かぶこの「端島」という島は、周囲を岸壁で覆われ高層アパートが立ち並ぶことで、その外観がまるで軍艦のように見えることから通称「軍艦島」と呼ばれています。むしろこの島を知る人の中には「軍艦島」が正式名称と思っている方もいるくらい。

1810年から1974年まで炭鉱の島として周囲約1.2kmの小さな敷地に5,300人もの人が暮らしたそうで、人口密度は今の東京の9倍にもなったそうです。そしてその時代にこの小さな島で9階建てのアパートがあったり、学校や病院もあり、エレベーターさえもあったらしいです。驚くことに鉄筋コンクリートの建物はこの軍艦島に作られたのが日本で最初なのだそうです。それくらい当時の石炭には価値があったということですね。ドバイみたいなものでしょうか。それがエネルギー革命により石炭から石油へと需要が移ったことで出炭量も人口も減少し、1974年に無人島になったというわけです。

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廃墟の写真というのは以前にも撮ったことがあるのですが、ここ軍艦島は島全体がこんな具合ですから、なんと言うか ”人が住まなくなった家”  というよりは ”爆撃で誰も居なくなった” という恐怖を連想させます。ちょっと怖いんですよね。鉄筋コンクリートの建物がここまで無残に崩れ落ちるのか! というくらいボロボロになっています。これでも説明によれば人が何一つ手を加えることなくただ風化しただけだというのですから驚きます。

実は今回撮った写真は正直どれもありきたりな感じに仕上がってしまったのですが、本当はこの島にはもっと衝撃的な現場が沢山あるはずです。たとえば学校の教室には当時の机や椅子が散乱しているとか、子供が遊んでいたおもちゃがそのまま転がっているとか、病院や高層マンションが倒れかけているとか...。でもそういった危険な場所には一切近づくことが許されません。数年前まで立ち入る事すら許されなかったのですから上陸できただけで良しとしましょう。

写真を撮るうえで残念と感じたのは、撮影する時間や場所やアングルがかなり限定されている事。この島を撮るなら太陽の角度が非常に重要になると思うのですが、いかんせん島へ向かう船は午前午後で1便ずつしか出ていないため「夕日をバックに!」なんてわがままは一切言えません。島に滞在できる時間も1時間弱と決められています。帰りの船に乗り遅れればそれこそ一人無人島生活ですからね。

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島に着く船は案外大きく200人くらいは乗れると思います。3社ほどがツアーを組んでいてそれぞれ似たようなプランで似たような価格設定です。こうしてみると完全に ”観光地” ですね。船着き場の辺りは近代的に作り直されていてあまり無人島に上陸したという実感は湧きません。更に言ってしまうと、歩くルートもすべて鉄柵でガードされていて完全なる見学コースが出来上がっています。そして週末のように観光客が多い場合は船を降りた時点で3班くらいに分けられ、いくつかある見学ポイントを順繰りに見れるようローテーションされます。

どうしても一般の人を迎え入れるとなるとこれくらいしないと安全面が確保できないのでしょうね。何しろ ”風化” で鉄筋コンクリートが崩れているくらいですから。でも今回一番驚いたのは、我々が見たり写真を撮ったりしている間は1グループに係りの人が数名付いて、おかしな行動をしないよう監視されている感じでした。私などは納得のいく写真が撮れるまで同じところで何度でも撮り直すためとかく列の最後尾になったりするわけですが、そうすると私が歩き始めるまで係りの人は目をそらさず待ち続けています(もちろん私以外の人でも同様です)。勢いで柵を乗り越えたり、禁止されている行動をしないよう厳しく警備されているということなのでしょう。それもそのはず、今この島は世界遺産登録の申請中なんだとか。仮にそうなったらこの状態をキープすることが大変そうですね。

最後は船で島の周りをほぼ一周。念願叶って見ることができた軍艦島非常に満足度は高いです。やっぱりこの島は上陸よりも遠くから眺めるほうが価値がありそうな。

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夏を取り戻しに行くプラン

Posted on 2013/09/27

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夏もそろそろ終わりかな? なんて事をつい先日まで感じていたというのに、もう9月が終わってしまいますね。昨日までは頑張って半袖を着ていましたけれど今日から長袖に切り替えました。

とはいえちょっぴり名残惜しい感じのする季節、歳を重ねるにつれ時の流れは早くなると言うし、だとしたら少しでも季節を前後させるような行動に出ればいい...。明日から少し南に移動しようかと。

「有る」ことが「難い」、そんなふうに世の中を見れたら

Posted on 2013/09/26

人身事故の影響で40分間ホームで待つ事になった揚げ句、動き始めた電車内はなかなかの圧迫感。誰もが同じ状況下におかれれば小さな事をきっかけにそりゃ始まります ”半ば喧嘩腰のおしくらまんじゅう”。私の少し後方ではサラリーマンらしき男性が酔っ払いのような男性に絡まれちょっと迷惑そうでした。走り始める事で皆の体が揺られ周囲には少しのゆとりが出来てきたというのに必要以上にサラリーマン男性めがけて肘でアタックしていましたからね、どうして人はあんなふうになってしまうのでしょうか。

車内に貼られた窓上のポスターになかなか良い事が書かれていました。それは「ありがとう」という言葉について。実は私も前々からこのblogで「ありがとう」とか「ありがたい」という言葉を使う時に気になっていた事がありました。それは文字にして始めて気付くのですが「ありがとう」を「有り難う」と漢字で綴るとちょっと意味合いが変わってきそうだという事。それについて車内のポスターにはこんな事が書かれていました。

何気無く使っているお礼の言葉 ありがとう。
たった一人の人として生まれてきた尊さ、
無数の縁の中でたった一つだけの出会い、
この驚きを表現する言葉が「有り難し」
驚きが感動に変わり感動が感謝に変わり使われるようになった言葉。

こういう事なのだそうです。「有る」ことが「難い」、つまり「めったに無い」という感謝の気持ちを込めた仏教語なのですね。なんだかとても奥深い言葉だという事を知りました。これまでわざわざひらがなで「ありがとう」と書いてきましたが、今後は十分意味を考えた上で「有り難う」と書いてみようと思います。

そのポスターの存在にあの二人も気付けていたら、何か変わっていたかもしれませんね。

子供の頃夢見た未来は既に現実のもの

Posted on 2013/09/25

仕事場で、先日発表されたSAMSUNGのスマートウォッチについての話になりました。

正直私はこのてのウェアラブルデバイスに関し現時点ではそれほど関心は無いのですが、IT社会の現状を見渡せば今後注目されるガジェットであることに間違いはないと思います。

私がそれほど興味を持っていない理由としては、既にリリースされている数社のデバイスを見る限りそのどれもがスマートフォンの一部機能を遠隔的に監視するような機能ばかりであり、腕時計である必然性は無い点が挙げられます。腕時計でメールが見られますとか、Facebookが出来ます!と言われても、常にスマートフォンを一緒に持ち歩かなければいけないわけですし、持ち歩くならスマートフォンで見たり操作したりしたほうが快適なわけでして...。

ただ、Androidに代表される汎用OSを載せているところにはすごく未来を感じますね。載せるアプリ次第ではいろいろな方向性に発展させる可能性を持っているという事ですから。そうなると重要なのはいかに沢山のセンサーを積んでいるかという事になります。たとえばGPSだったりGセンサーだったり加速度センサーだったり電子コンパスだったり...各アプリケーションはそれらのセンサーが拾った信号を使うわけですからね。

でもそういったセンサーを充実させれば、サイズは大きくなりますし、バッテリーの消費も早くなります。つまるところウェアラブルデバイスに求められるのは通信機能。各種センサーはサードパーティがリリースしているものを使用して、例えばそれがGPSならGARMIN GLOのようなデバイスとBluetoothで接続する、例えばそれがランニングやウォーキングの運動量を計測するならNIKE+のようなセンサーと接続する。そうすることで時計本体は最小サイズでバッテリーのロングライフが実現でき、ユーザーが用途に応じたセンサーを好きな組み合わせで準備すれば良いことになります。

最近NFCやANT+といった近距離通信規格が注目される理由はこのあたりにありそうですね。

私的には、こうしたデバイスを企画開発製造するメーカーだけでなく、携帯電話のキャリア会社もこれらのデバイスを活かすような歩み寄りが必要な気がします。今、こうしたデバイスがスマートフォンと連携を取る方向に偏っているのは、時計そのものが通信回線を持っていないためで、本来であれば時計一つ持っていればスマートフォンを持っていかなくてもメールが受信できますとか、スケジュールのお知らせ通知が来ますとかいうほうが便利なわけですから、どう考えても時計本体に通信装置を実装したほうが自由度は高いです。しかし今現在そういったデバイスを作ったところで、ユーザーとしてはもう一台携帯電話を持つようなものですから月々の基本料やらパケット通信代金が発生することになります。

どうでしょう、そろそろ携帯キャリア会社もデバイスごとの契約ではなく、ユーザーID管理の契約というのを考えてみては。キャリア会社にはIDで契約し、そのIDを持っていればあらゆる通信デバイスにおいて通信が出来る、ただし複数台同時使用は出来ずアクティブにできるデバイスは1台のみ。Apple IDを持って入れば複数のデバイス間で同じアプリをダウンロード可能!それに近い考え方ですね。そうなればスマートフォンの代わりに今日は身軽に腕時計だけで出かけよう...なんて夢も実現しますね。今やデジタルガジェットなど一人で複数所有する時代なのですから、端末ごとに契約するなんてナンセンスです。iPadのWiFiモデルなんてものは要らなくなりそうです。すべてのデバイスがLTE対応モデルで良いわけですから。

携帯キャリア会社さんも価格競争やら2年縛りやら、販売戦略ばかり考えるのも良いですが、こういった新しいサービスを始めてくれると一目置かれると思うのですけどね。

街を眺める手段

Posted on 2013/09/24

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東京は自家用車を持つより公共の乗り物を利用したりタクシーや自転車を活用するほうがよほど快適です。最近では休日の高速道路や観光地に比べればむしろ都心の方が幾分快適な気もしますけれど、結局のところ車を停めたいところで停められない、つまり駐車スペースの確保を考えれば、やはり車での乗り入れは停車や駐車ではなく通過がせいぜいといったところでしょうか。

その点自転車は自由度が高く、一方通行もほぼ無関係ですしUターンも思いのまま、一部商店街のアーケードなどを除けばたいていの場所は走破できますから便利です。ただ私のトレンクルのように規格外の自転車については自転車専用駐輪場が利用できない場合もあって必ずしも都会=自転車とは言いにくくなっている部分もあります。自転車にも立体駐輪場や地下駐輪場がありますからね、一般サイズのタイヤでないと無人エレベーターに乗らない場合も多いのです。

経済性を考えればタクシーばかり乗るわけにもいきませんし、電車の場合は駅から歩いていける距離が行動半径として自動的に決まってしまいます。そう考えるとバスという乗り物は意外と便利なのかもしれません。いかんせん私はあのバスという乗り物を利用するのが苦手でして、土地によって乗り方が違ったりしますからね、前から乗車、後ろから下車とか、整理券を取ってから乗るとか、そもそも整理券など無く一定区間内同一料金だとか、慣れていないのでちょっと乗るのに緊張するのです。

少しだけ勇気を出してカメラ片手にバス散歩、楽しそうな気がしますね。

私が写真を撮る理由

Posted on 2013/09/23

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私の事をよく知る友人に「ネパールにでも行ってきたら?」と薦められたのはもう10年ほど前の事。「でも」と言うからにはその彼も実際に行った事は無く、あくまで私とネパールとを想像の中で結びつけたに過ぎず大きな根拠は無かったのだと思います。20日間も同じ映像を見続けて、その間に何日睡眠が取れただろう...仕事とは言えそんな生活をしていた頃ですから、お疲れ顔の私に掛ける言葉といったらそれくらい現実離れしていて丁度良いと思ったのかもしれません。

未だにネパールに行った事はありませんが、昨日上野公園で開催されたネパールフェスティバルに参加してきました。参加と言ってもたまたま通りかかったらそこで大変なお祭り騒ぎが繰り広げられていて、視界に入りきらないくらいのネパールの人々に驚き、せっかくなので私もその群衆の中にお邪魔させていただいたという感じ。集まった人のほとんどがネパールの方のようで、日本人を探すほうが大変なくらい。勿論日本語などありませんし...。

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ネパールの人達は感情が豊かと言いますか気持ちがそのまま表情として表れるようなところがあって、楽しい時は体全体で喜びを表現し、真剣な時はキリリと引き締まった顔。毎日が競争のような日本に暮らしているといつのまにかそういう事に鈍感になりますが、多分感情がそのまま表現できるのは人として当たり前の事。あれ、僕らの過ごしている毎日って少し変かな? そんなふうに感じられたこの日は多分私も少しだけ自然体になれたのだと思います。

不思議な事にこの場にいるだけでカメラのシャッターが次々押せて、気持ちだけはブレッソンさながら。私が本当に撮りたいと思っているものってこういう風景なんですよね。友人に勧められた理由はそんな気持ちも知っての事でしょうか...。

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スマートフォンとコンパクトデジカメの両方で動画撮影をしている人がいました。ネパールの人達にとって写真とかムービーというのはどんな位置づけのメディアなのでしょうね。日本なら、今でこそ写真は日常的なもので学生や若者は文章より写真に残す事の方が多いくらい、機器が進化しすぎて撮るものを探し回るような事もしばしば、それでも出産とか入学式とか運動会とか、特別な日の思い出を残す文化は昔から変わりありません。ネパールの人にとっても写真は同じような位置づけなのでしょうか? そしてそれをどんなふうに鑑賞するのでしょう。今になって思えばその場で聞いてみるべきでしたね。

ステージの上ではさまざまな民族舞踊や伝統楽器の演奏が行われ何だか皆楽しそう。小さな子供達はどこからともなくステージ前に現れリズムに合わせて踊り始めました。とりわけ元気に踊る女の子、よく見れば一人だけ裸足でした。冬物のブーツを履く子もいたり。私にとってこの日この瞬間が一番記憶に残った光景。そしてそれをもっと上手く残す事は出来なかったのかとも。

まるで日本ではないような空間。心から笑っている人を久しぶりに見たような気がしました。いつかは私の方から本国を訪れてみたい、そんな気にもなった1日。

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写真というものの本質は、そこに居ない誰かに自分が見たものを伝えたい...そんなところにあると思います。もし私がミュージシャンならそれを心揺さぶるメロディに載せて、もし私が絵書きさんならそれを芸術的な絵画として、もし小説家なら気の利いた表現を巧みに使いストーリーに綴る事も出来るでしょうが、生憎そのどれも持ち合わせてはおりませんで、だとすれば写真ならかろうじて形に出来そうな...。

今日に限らず、日々の写真をそんなふうに考えて撮ってみると、そこに意味を見出せそうな気がします。

芸術の秋に本物のアーティストと本物のコラボ

Posted on 2013/09/22

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渋谷109の前が何やら賑やか...。近寄ってみるとどこかで見かけたような車と、どこかで見かけたような人。

ALEXA MEADEさん(写真右)は以前「世界の果てまでイッテQ」というテレビ番組にも出ていましたからご存知の方も多いと思います。生身の人間にペイントをする事であたかも絵画のように見せるアーティスト。今回はそこへ本物のMINIもプラスしてMINIと人とのコラボレーション。上の写真のように正面から見ると本当に油絵のよう。

斜めから撮ったり、両サイドに回り込むと確かにMINIもモデルさんも本物である事が分かります。夏日を思わせる天気だったうえ、長時間に及ぶペイントでしたから塗るほうも塗られるほうもさぞ暑かったでしょうね。

毎年11月に開催されるJAPAN MINI DAY in 浜名湖でもペイントMINIという企画がありますが、こうしてみるとやはりプロのアーティストによるペイントは意図がはっきりしていて仕上がりが全く違いますね。あちらはどちらかと言うと子供の落書きコーナーになっちゃっていますからね。

そんなことより、ALEXA MEADEさんの履いているジーンズ、ペイントで激しく汚れていますけれど凄くカッコイイですね。なんだかこれこそがジーンズの本物!というか、なるべくして出来上がった感じ。ジーンズ好きの人はよくこうしたペイント汚れをわざと作ったりするそうですから参考にしてみてはどうでしょう。電車の中で履くには勇気がいりますけどね。

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やっぱり4Sは最高のiPhoneだった

Posted on 2013/09/21

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思いの外早く新型iPhoneが手に入りました。購入したのは上の写真のようなホワイトではなくブラックです。そう、今回からはホワイトとブラックではなく、グレイ、シルバー、ゴールドの3色展開ですね。5cの5色も入れたら7色展開。

正直今回ばかりは実物を手に取ってみないことには色の善し悪しが決められず、昨日今日といくつかの店舗をハシゴして7色全てを見てみました。そして直感的にこれだ!と思えたのは意外にも廉価版とされる5cのイエローモデル。5sのような金属を使わずポリカーボネートで仕上げられたラウンドフォルムが手にしっくりと馴染み、ポップなカラーも安っぽく見えない。ただ残念な事に容量が32GBまでしかありません。音楽データだけでも40GBを超える私にはその点だけがクリアー出来ず...。中身の処理速度やカメラの性能の点で5sが勝ると言われても、ゲームも写真もしない(別途カメラを持ち歩いているという意味)私にとってはどうでも良い事でした。

容量の点で私にマッチするのは5sしかない...でも以前にも書いた通りアルミのエッジをダイヤカットしたあのキラキラがどうにも受け入れられず...。そこで考え方を変えました。iPhone本体の色を選ぶのではなく、キラキラが隠せるようなケースを先に選び、それから本体を選べば良いのではないかと! 完全なる逆転の発想! というか本末転倒。

そんなわけで実は昨日から私が目を皿のようにして探していたのはiPhone用アクセサリーコーナーに並ぶ各種ケース。今やiPhone用アクセサリーは掃いて捨てる程売っていますから私好みのものもきっと見つかるはず...。見つかりませんでした! 惜しいものはいくつかあるのですが、塗装が剥がれそうだな?とか、値段が高すぎる(1万円を超えるようなものまである)とか、見た目は良いが装着すると受信感度に影響が出るとか...。

残るはAppleさんが本体と同時に発売した純正レザーケース。しかしこのケースはまだ量販店には入荷が無くアップルストアのみでの取り扱い。現物を見ない事には先に進まない私の事、本体購入を予定している新宿ヨドバシカメラから渋谷アップルストアに移動しケースのみ確認したところこれがなかなか良さそうな出来栄えでした。灯台下暗しとはこの事ですね。

黄色い5cの印象が強く残っていた私は迷わず黄色いケースを購入し、再び新宿ヨドバシカメラへ...。せっかくアップルストアに行ったのならその場で本体も購入すれば良いのですが、金額が金額だけにヨドバシポイント還元が大きいのですよね。そして購入したのはスペースグレイと呼ばれるブラックモデル。ボディ全体の色はホワイトが良かったのですが、5sは指紋認証センサーの関係でホームボタンの周囲にまであのキラキラがあるのため、シルバーやゴールドはそれが目立つのです。ブラックアルマイト加工がされているスペースグレイモデルならその存在も最小限というわけ...。つまり今回のカラーチョイスの決め手はホームボタンの周りのキラキラ要素のみ!

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いつもお世話になっているヨドバシカメラ。iPhone購入者は手続きまで順番待ちとなるわけですがこれが実に分かりやすい光景でした。今回は例年になくキャリアメーカー3社の順番待ちを同じ場所で行っていたため、各社の人気ぶりが一目で分かりました。上の写真の右の列がau、真ん中の誰も並んでいない列がdocomo、左に数人並んでいるのがSoftbank。勿論この列がそのまま契約数では無く、手際よく手続きが進められれば列は伸びないわけですからね。ちなみに私は引き続きSoftbankの機種変更としましたが、この日14時くらいの時点で390番目くらいでした。Softbankがほぼ半日、それも1店舗で390人って世の中にiPhoneってどれだけ売れているのだろう?と色々考えてしまいました。docomoの結果にもびっくりですね。私は一番長い列になるだろうと予想していたのですが...。

ともあれAppleさんもここが正念場ですね。巷ではiPhone対Androidなんて話しをよく耳にしますけれど、正確に言うと、iPhone対その他大勢ですからね。今回のような微妙な進化ではファンはいつまでも付いてきてくれないでしょう。

私が思うに、今回のiPhoneは5cのみで良かったのではないかと考えます。これまでの5をそのまま継続販売して、5cが新型として登場。そこには5色のカラーバリエーションがあり、本体はポリカーボネート製、指紋認証も最先端チップも5cに搭載。これからのiPhoneは最高の性能をより安価に、そして沢山の人に! それくらいの潔さをユーザーは望んでいる気がします。

じゃあなぜお前はお気に入りの4Sから買い替えたのか!なんて突っ込みが飛んできそうですね。答えは簡単でして、4Sではパケット通信の上限が1.2GBのプランしかないのです。LTEに対応した5以降であれば上限7GBまで。私の場合はMacを無理やり4Sでテザリングさせたりしますから簡単に上限に達してしまい、下手をすると数ヶ月間転送速度が128kbpsなんて制限を掛けられてしまう事もしばしばありました。今回の機種変更は私にとっては契約プラン変更を優先した決断なのです。

そうは言っても、やっぱり新型の快適動作には感動しておりますけれどね。