月別アーカイブ: 2014年2月

50mm生活目前に35mmの感覚を再認識しておく

Posted on 2014/02/28

diary5134

これまで数々のプロフォトグラファー向けスマートフォンアプリを試してきましたが、そのどれもが実用になりそうでならなかったり、めったに使わないために肝心な時使い方を忘れていたりして、結局 ”入れているだけで安心” というのが関の山でした。でも今回はそこそこ実用になりそうなアプリMark II Artist’s Viewfinderを購入してみました。

その名の通りビューファインダーですから、スマートフォンの画面を通してフレーミングを確認するというシロモノ。登録されている各メーカーのカメラボディとレンズから好みのモデルをチョイスするだけで画面内にブライトフレームが現れます。上の写真はFujifilmのX-T1に24mm、35mm、50mm、56mmを組み合わせた場合のフレームサイズを同時に表示させた例です。実際のところ私はRX1にしろX100Sにしろ35mm(35mm換算)単焦点ですのでフレーム枠は1つだけで事足りるのですけれどね。X100Sに関してはまもなく50mmに化ける予定ですので今後は35mmと50mmという使い分けになるかと。

どちらかというとこのアプリは撮影に行く前段階のロケハン向けツールですね。「え〜と、この位置からこの焦点距離だと大体この辺りまで写るのか」みたいな確認です。私の場合日頃からカメラを持ち歩いているので必要ないかもしれませんが、天気と相談の撮影などでは、今日撮らないまでも明日の撮影のために場所だけ確認しておきたい...みたいな時便利です。

この手のアプリはこれまでもいくつかありましたが、改めてこれを選んだ理由は対応カメラの充実ぶり。コンシューマー向けデジカメは勿論、プロ向けシネカメラのPMW-F55、RED、ALEXAまで一通り入っていて多分全部で300種類以上のモデルに対応していると思います。しかも全ての操作が直感的で好感が持てます。ちょっとお高いですがあると面白いツール。

X100Sへの思い入れが更に高まるか

Posted on 2014/02/27

diary5133

Adobe Camera RAW 8.4 RC版が公開されてようやく5日程が経過するところ。公開されたと言ってもRC版ですから正式リリース版ではなく ”お試し段階” ということになりますが、Fujifilm XシリーズユーザーにとってはいよいよFuji純正のカラープロファイル対応とあって意味のあるバージョンアップとなるわけです。

Camera RAWが対応するということはすなわちLightroomの同時バージョンアップも目に見えているわけでして、恐らくLightroomでもPROVIA/Velvia/ASTIA/MONOCHROMEのフィルムシミュレーションが使えるようになるはずですね。それらのフィルムを使っていた者からすると懐かしき青春時代を取り戻せたようで少し嬉しいです。

結局、現像パラメーターをグイグイ動かしてしまう私からするとこれらのプリセットをそのまま使う事は少ないとは思いますが、調整前の指標としては十分良い仕事をしてくれそうです。いつもならRC版公開と同時にお試しに入る私ですが、現時点ではCamera RAWのみダウンロード可能であり、Lightroomは恐らく正式版リリースの頃かと思われますのでしばらく我慢ですね。

出来る事ならAdobeさん、再びSIGMA Foveon対応なんぞ宣言してくれると俄然盛り上がってくると思うのですけれどね。恐らくこれからまた数年は新型dpシリーズが追い風でしょうから...。

スナップに応用したい

Posted on 2014/02/26

diary5132

グラフィカルな写真の見せ方に興味を持ったのはそんなに昔の事ではなくて、つい数年前に銀座ライカ2Fのギャラリーで見たある写真家さんの作品に影響を受けてから。そのわりには写真家さんの名前さえ覚えておらず、今となってはあれが誰の作品だったのか分からずじまいです。どこかでもう一度見る機会でもあればすぐにピンと来るでしょうけれど。

私は基本的に人を交えた街角スナップ写真を撮るのが好き、いえ、撮れたら良いと思っているのですが、出来ればこういったグラフィカルな見せ方との融合が狙えれば面白そうだとも考えています。どちらかと言うとグラフィカルな見せ方なら大自然の真ん中よりは東京のような都会はチャンスが多いはずですけれど、言うのとやるのでは大違いでして、なかなか傑作は撮れませんね。

それでも昨日と全く同じ場所にも関わらずフレーミングと測光の仕方で随分違った印象に仕上がりました。

カメラは一瞬を一生に変える魔法の箱なのだから、出来ればそこに ”その時” を感じさせる何かを入れたかったですね。ビルの向こうから誰かがこちらを見ているとか、下を歩いている人がどこかに反射しているとか...。偶然UFOでも飛んでこないか!なんて無茶は言いませんので...。

人は冬、光は春、気持ちは...

Posted on 2014/02/25

diary5131

交差点に緊急車両が突入してくるみたいにここ最近は急な寒波が押し寄せて、人間が感じる季節感などぐちゃぐちゃにかき乱されてしまった気がしていましたが、いざそれが通り過ぎれば、何事も無かったかのように穏やかな日差しが降りそそいでいます。今日から気温もぐんぐん上がり始めましたからもうすぐ春ですね。小学校や中学校ではそろそろ卒業式の合唱の練習が始まる頃でしょうか。

日本人はとかく衣服に黒や茶色を選ぶ傾向が強いのだそうです。確かに現代アーティストのようにピンクや黄色でキラキラさせながら歩いている...とまではいかなくても、もう少し個性があっても良いような気はしますが、逆に言えば色によって季節感が感じられるわけでもありまして、黒だから冬だろう...が、モノクロ写真でも成立する便利な国であります。

ほとんど見えない

Posted on 2014/02/24

diary5130

いよいよオリンピックも幕を閉じました。この2週間ほどは仕事もかなり忙しかったですが、夜な夜なオリンピック中継を見ていた事で寝不足もピークに達していたところでした。

私は昔からスポーツにはそれほど思い入れがないと言うか、もともと運動オンチでして ”自分でやらないから身近な感じがしない” という理由で野球やサッカーのような試合を食い入るように見る事は少ないのですが、オリンピックだけはエンターテイメント性が全面に出ていてお祭り事のような盛り上がりが大好きです。特に ”魅せる演技” の多い冬のオリンピックが好きです。

今回も色々なドラマがありましたね。感動と涙の一部始終はもはや言葉にするよりテレビでも点ければ毎日流れていますから今更説明の余地も無いですが、全体を見ていて感じたのは、「美しさは端からは見えない努力から生まれている」という事。結果が良くても悪くてもそこに感動が生まれるのはきっとその努力のかけらを少しだけ見れた気がするから。

多分それってスポーツだとかオリンピックに関係なく、私達の身の周りにだって見つけられるもの。「メダルをあげたくなるくらい一生懸命掃除をするおばちゃん」とか「魅せる調理で臨場感たっぷりの中華屋さん」とか「誰よりも早く目的地に運んでくれるタクシーの運ちゃん」とか。

「人が奇麗に見える時、それは高級な化粧品を使った時じゃないんですよ、輝いている時、人は輝いている時が一番奇麗なんですよ」と二十数年前お坊さんに教わったのを思い出しました。

今じゃなくてもと思ったのは、簡単に見つけられたから

Posted on 2014/02/23

diary5128

お茶の水の楽器店街を抜け神保町のBook Townへ。秋葉原から水道橋までの歩き方は高校時代に担任の先生から教わったルート。

”世界一の本の街” と言われるくらいですから新刊書店から古書店まで相当数の店舗があるはずですが、私が知るのはせいぜい靖国通り沿いの目立った店舗のみ。多分この街はブラブラ歩いて掘り出し物を見つけると言うよりは、探している本を取り扱っていそうな店舗に目星を付けピンポイントで訪れてみる...そんな買い方なのでしょうね。ジャンルによって得意なお店というのがあるでしょうから。

私が入店したのは写真家さんの作品を多く取り扱う店舗。以前より探していたElliott Erwittさんの写真集 ”1/125”、やはりこの街にはあるのですね。訪れた1件目で直ぐに見つかりました。古本だから大分安く入手できるんじゃないかと期待したところ7,000円もの値がついていて驚きました。店内で相当悩んだ挙げ句、きっと早々売り切れるものでもなかろうと、今日のところはぐっと気持ちを抑えて棚に戻しました。それにしてもこの棚を見る限り1列ごっそりお買い上げしたくなるような名作揃いです。

下の写真はお目当ての写真集を見つけたお店ではありませんが、こんなふうに道路脇に本棚が並んでいるのもここ神保町ならではですね。雨が降ってきたら慌ててカーテンを閉めるのでしょうけれど、梅雨のシーズンなどは湿気を吸って本がブヨブヨになってしまわないのでしょうか。この他段ボールにぎっしり詰め込まれて足下に並んでいたり、ジャンルを問わず平積みされて「どうやって下の方の本を取るのだろう?」と疑問に思うような売り方をしている雑多な感じ、こういう古き良き街の景観をこれからも残していってほしいですね。

diary5129

私たちが望むもの

Posted on 2014/02/22

diary5127

秋葉原のヨドバシカメラでFujifilm X-T1イベントがあると聞き足を運んできました。X-T1には勿論興味がありますが、私の目的はカメラよりもそれが内田ユキオさんのトークショーだったという事。例年ですとCP+の会場が唯一内田さんにお会い出来る場所だったのですが、今年は私も出展者の立場でしたからトークを聞いている余裕はありませんでしたからね。ここでFujifilmさんが新しいカメラを発売してくれたおかげで上手い具合に週末のイベントが開催されたわけです。

X-T1、良いカメラですね。デザインは好みの分かれるところでしょうけれど、2画面表示を実現したEVFはマニュアルレンズを使う上で最高に実用的な新機能だと思います。一眼レフやコンパクトカメラでは実現出来ない痒いところをFujifilmさんはいつも上手く突いてきますね。私も手元のレンズを直ぐに活かそうと考えたら購入候補ベスト3に入ります。でも今は近々発売されると言われるX100S用のテレコンバーターに期待をしていて、私の写真ライフはそれだけで殆どカバー出来てしまうと思いますから、レンズ交換式カメラはまだ先の話ですね。

今日の写真、新型カメラではなく、逆に懐かしさを感じるもの...。秋葉原ですからそこいらの量販店では見られないもののほうが面白いかと。SONYウォークマンの1号機って私も始めて実物を目にしました。お猿さんがCMに出ていた事でも有名ですね。誰もがSONYブランドに憧れた時代、日本の底力はオリンピックだけではないはずですよ。

お馴染の画を現実の世界から

Posted on 2014/02/21

diary5126

映像関係の仕事をしている人にとっては、この画は凄く馴染み深いというかあまりに見慣れた柄のように感じるのではないでしょうか。機器の動作検証や画質評価を行うような場合はとかく実写映像にこのような ”test” の文字を載せてレンダリングする方が多いと思います。オリジナル素材ではなく加工済みという事を一目で分かるようにするためですね。ファイル名等にこの文字を使う人も多数いるでしょう。しかも小文字ってところが ”手間をかけずに最低限の入力” のように見えて尚説得力があります。

そんなイメージを思い浮かべて街角で切り取った1枚。

春になる前に

Posted on 2014/02/20

diary5125

もうすぐ自転車に最適の季節がやってきます。今年のゴールデンウィークはどこへ行こうかと計画を立てるにも決して早すぎないタイミングですね。トレンクルか、MINIか、それとも...。

ただ、ゴールデンウィークに突入してしまえば良いのですが、それまでのスギ花粉の季節を考えると、多少寒くても今の方がまだマシな気もしてきますね。カラスマスクのような花粉対策をして自転車に乗る様はあまりカッコいいものではありませんし、乗っている本人も解放感に欠けるところがあります。日本は四季がはっきりしていますから丁度良い時期をどう活用するか、今年は早めに準備したいと思っています。

今日の写真はSONY RX1素材をポジフィルムのトーンで仕上げてみました。

寒かった2日間

Posted on 2014/02/19

diary5124

「泣く子はいねぇがぁぁ~」って、こんなのが入ってきたら大抵泣くと思います...。秋田と言えばやっぱり ”なまはげ” でしょうかね。空港ロビーやお土産屋さんには実物が展示されています。というか、このお面、その場で売っている事を知り7万円オーバーという価格にも驚きました。お値段云々以前にこれが家にあったらそれだけで怖いですね。

昨夜、夕食を目指してホテルから1km程外を歩いただけで顔が霜焼けになりました。シャワーを浴びると頬がヒリヒリします。長野育ちで寒さにはめっぽう強いはずだったんですけどね。お恥ずかしい限りです。本日天候に左右される事なく無事東京に戻ってきました。