月別アーカイブ: 2017年6月

北海道の真ん中のほうへ (7)

Posted on 2017/06/30

ここ数日、北海道富良野の日記が続いているために、当ブログを訪れてくれている人達から「いつまで北海道にいるの?」みたいな事を聞かれるのですが、今週火曜日には東京に戻って仕事しております。

さてそんな北海道の話題はもう少し続きます。私がイメージしていた富良野って今日の写真のようなところ。ただこれらは富良野というよりは美瑛ですね。マイルドセブンの丘という名前で有名な場所です。観光客用の駐車場が準備されていてお土産屋さんがあって...という場所ではなく、立て看板一つだけの控え目な主張ではありましたが、どちらかというと賑やかな観光地ではなくこういう場所こそ北海道な感じがするじゃないですか。個人的には今回の旅で一番北海道らしさを感じ取れた瞬間。くどいようですが雨は降り続いておりました。

北海道を車で走ったことのある人から話だけ聞いていたのは「走っても走っても同じ景色」とか「ずっとまっすぐな道」とか「バス停は個人宅の名前」とか、まるで砂漠の真ん中を連想するようなエピソードが多いのですが、実際に行ってみるとそこまで極端な所ではなく、こんなふうに視界いっぱいに大自然が広がる場所というのはそう多くないように思いました。勿論あちこちに巨大な畑や牧草地は広がっているのですが隣接する民家が多かったり幹線道路が通っていたりして、見渡す限りの草原よりは大自然と人工物が共存した景色のほうが多いです。丘の向こうまで果てしなく続く一本道に人っ子一人いない大草原みたいなイメージは、これまで訪れたことのなかった私の先入観が強すぎたのかもしれません。

まあただ北海道はスケール感が違うので同じような景色でも他の土地で見るよりずっと広いですけどね。

今回の旅の中で唯一まっすぐな感じの道があったので慌てて車を停めて写真を撮ってみました。たぶんこういう景色なら有名な場所とかあるんでしょうけれど、道一本まで細かく下調べする余裕もなく今回は行き当たりばったりの偶然ばかりの旅。東京と違ってこちらは急に車を停めたところで前にも後ろにもあまり車は走っていませんでしたし、信号機も無いのですごく快適なドライブが楽しめます。オープンカーでドライブってやっぱりこういう場所だよな...とか。カーナビの到着予告時間がそのまま信用できてしまう事に驚いたりとか。

羊やロバもおりました。車から降りると遥か遠くにいる羊が「何かくれる」と思って全力で走って近寄ってきました。私の顔を見るなり「こいつは何もくれないな」と判断したのか急にそれまでのゆっくりペースに戻りましたけど。こういう場所でのびのび育つ動物は人の目で見ても幸せそうな感じがしますね。少なくとも建物の中で窮屈に育てられる動物が見たら羨ましがるに違いありません。よく魚などでは「荒波にもまれているから身が引き締まっておいしい」なんて事を聞きますが、この景色を見た時になるほどなぁと感じました。確かに同じ動物でもこれだけ環境が違えば育ち方も変わってくるだろうなと。決して肉にして食べたら美味しそう!という目で見ていたわけではありませんが。

最後はケンとメリーの木。車好きの人にとってはスカイラインの聖地みたいな場所ですかね。大きな大きなポプラの木が一本だけ道路脇に生えていました。これも実際に見るまではよほど特徴的な存在なんだろうと想像していたのですが、ここを訪れる道中にも似たような木があちこちに生えていたのですでに感覚が麻痺しており、ここならではの!というほどの感動はありませんでしたが、CMで使われた有名な場所に行けたという満足感が何ものにも代え難いですね。

北海道の真ん中のほうへ (6)

Posted on 2017/06/29

天候に左右されずそこそこ奇麗に見えるんじゃないかと期待していた ”青い池”。東京にいる時から観光候補の一つとして考えていた場所です。

日本にはこのように特殊な色に見える池というのがいくつかあるようですが、こちらの青い池はアルミか何かが溶け出してこのような奇麗な色に染まるのだそうです。空の青が反射しているわけではないので悪天候でも青いというわけ。でもたぶん空が青ければもっと青いんでしょうけど。いや、やはり雪景色の中での青が一番綺麗に見えそうですね。

 

池の畔をぐるっと半周するくらい遊歩道とも呼べないような細道を歩くことができますが、この日は雨でびしゃびしゃで深い水たまりの連続となっており、そこに足がはまらないよう歩くのが精いっぱい。時には木の枝や手すりに掴まりながら進まないともろにドボンな感じ。だからその様子を写真に撮っている余裕もなく。水たまりといってもだいぶ深くスニーカーの靴底くらいでは浸水してくる感じでした。そんな悪路を観光客が列になって進むのですからもはや何かの訓練のよう。

後から分かった事ですが実はそんな遊歩道を進まなくてもその外周には車が通れるくらいの広い道があり、歩きやすいそちらの道を進んでも同じ絶景スポットまでたどり着ける事を後で知りました。始めて行く私はそんな事とは知らず他の観光客に紛れて右に倣えとばかりに後に続いたので...。

 

訪れる観光客のうち半分とまでは言わないまでも1/3くらいは中国人の姿。勿論中国以外にも他国から訪れている人もいたりして、近ごろの日本はいったいどこの国?と疑問に思うほど。まあハワイに行けば日本人ばっかり...ってのと同じでしょうかね。

運良く途中で雨が一時的に止んで傘はただのお荷物に。そんな中何名かの写真ファンと思わしき方が大きな三脚を肩に担いでわっせわっせと移動していき撮影のセッティングを始めていました。天候はいまいちですが光はそれなりに回り込んでいますし最近のカメラには結構優秀な手ブレ補正も付いていますから手持ち撮影で十分いけると思いますがネイチャーフォトグラファーのこだわりでしょうかね。私にはその気力はありません...。

10分もしないうちに再び大粒の雨。さっきの三脚のお兄さん今ごろどうしているだろう? そんな事を考えながら次の目的地へ向かいました。

北海道の真ん中のほうへ (5)

Posted on 2017/06/28

東京では考えられないような静かな朝。新しいペンションとは言え人の行動からなる物音を除けば無音のような部屋。それ故ロールカーテンを開けるまでは天気予報士もびっくりの晴天が広がっているかと期待したもののこんな時ばかりは予報通りの安定した雨...。

オーナーさんには「花畑を見るなら眩しすぎる晴天よりも曇天のほうが良いらしいですよ」なんて慰めの言葉を掛けてもらったもののやはり傘を片手に写真を撮る姿はちょっと悲しい...。それでも観光はこの1日しか出来ないスケジュールでしたから構わず行動。こんな時は愛車MINIじゃないのを良い事に強めの雨の中を突進! 車ってなんて便利なんでしょう。

WEBにて観光案内を調べると富良野から美瑛辺りで有名な花畑としては 「四季彩の丘」が紹介されており、まずはそこへ真っ先に行こうと考えていたのですが、「ファーム富田」 も有名だと教えてもらったので結局両方足を運んでみる事に。

持参した折り畳み傘では小さすぎ、コンビニで大きめのビニール傘を購入しました。

花畑の規模が大きく写真に撮った時の見栄えが良いので本日掲載したのは四季彩の丘のほう。ただ、予想はしていましたがまだまだ花の存在感が薄く、はっきり言って ”植えたばかり” という感じ。これは天候と同じくらい残念でしたね。6月の北海道は想像よりもずっと涼しく花が勢いをつけるのは気温が上がるこれからなんでしょうね。事実この翌日は札幌でも長袖1枚では寒いくらいでしたから。

園内はなだらかに見えて実際に歩いてみると結構急斜面だったりするので、トラクターバスと呼ばれる北海道らしい可愛い乗り物が巡回しています。全部で3車両くらいが15分間隔で走っているのですが、都会のように歩行者と車両が区分けされる事もなく同じ道を共有していて邪魔にならないのも土地が豊富な証ですかね。

 

さてそんなトラクター、大自然の中ではフェラーリよりカッコイイ!のは以前野辺山で見たのと同様。ここでも実用的に走っている車両以外に展示されている可愛いのがありました。なんなんでしょうこの完全なる ”イナゴフェイス” は。デザイナーさんは絶対に昆虫を意識していますよね。しかも色使いがまた優しい感じで良いじゃありませんか。

更に園内入り口付近には沢山の4輪バギーが並んでいました。専用コースが作られていて一人500円で乗れるそうです。いやぁこれは完全にツボじゃないですか! 晴れていれば2,3回乗ってしまいそうなところ、流石に普段着のまま泥だらけになるわけにもいかないのでここでは断念。私以外にも誰も乗っていませんでした。雨ですからね...。

そういう意味では今回の富良野旅行ではグライダーにも乗りたかったんですけどね。ペンションのオーナーさんが趣味でグライダーをやっているらしく、日曜日限定で時々飛んでいるとの話を聞いていたので絶好のチャンスだったんですが...。空を飛ぶのは飛行機も同じ、でもエンジンが搭載されていないので着陸は一発勝負。失敗が許されず相当緊張するそうです...。

 

富良野名物ラベンダーはこの時期だとまだちょっと早いですね。蕾が膨らんで花開く直前が一番色濃く美しいと聞きますが、現時点ではまだその準備段階といったところでしょうか。

北海道の真ん中のほうへ (4)

Posted on 2017/06/27

富良野と言ったら大自然な印象が強いですが、初日は五郎さん宅を転々としている間に夕暮れ時となり、景色を眺めるようなレジャーは無理と判断。一旦ペンションにチェックインした後、夜になっても楽しめる場として「ニングルテラス」を目指しました。

ニングルテラスは作家・倉本聰氏がプロデュースした森のショッピングロード。「北の国から」の雪子おばさんが働いていたお店でもあるようですが、今もおしゃれなログハウス式のこじんまりとしたショップが15棟も集まっていてアドベンチャー感覚満点です。

 

ジャンルを超えた作家さんの作品がショップごとに店を構えており、皮専門やキャンドル専門、普段専門ショップなど見たことのない万華鏡ショップなんてものもあります。

何か目的があって訪れた訳ではありませんし、帰りの荷物を考えると大きな買い物は出来ませんが、面白い小物があったら買ってみようと物色。見ているだけでも十分楽しめますけどね。

   

15店舗もあると見るもの端から欲しくなってしまいますが、中でも目に留まったのがこの飛行機。確かに何処かのWEBサイトで写真だけ見たことがありました。

ぱっと見はデフォルメされた複葉機。でもよく見ると非常に精巧に作られている事が分かります。穴があくくらいじっくり見ていたら、気の良いおじさん(設計・制作者)が話しかけてきて「これ飛ぶんですよ!」なんて得意げな表情。実際に目の前で飛ばしてくれましたが、確かによく飛ぶ!

でも一歩間違えばバラバラじゃ...そんな心配はご無用!とばかりに続けて構造に関する説明あり。機体が軽い上に、使用している木は間に紙が挟んであり非常に丈夫らしい。そう、この木は見ての通り非常に薄いのにハイブリッド構造。聞けば0.25mmの板を同じ形に2枚切り貼り合わせているという。凄い精度ですね。全てはレーザーカッターのなせる技です。機種によっては手のひらに乗るサイズなのに操縦桿やメーター類まで忠実に再現されていてスケール感もなかなかのもの。くどいようですが見た目だけでなくこれが飛ぶのですから驚きますね。

 

話が盛り上がりすぎてこのショップだけで30分ほど居ましたがおじさんも楽しげに対応してくれて本来は撮影禁止の店内も自由に撮らせてくれました。その後カメラの話で盛り上がったりお弟子さんの話になったり。ただ購入にはなかなか踏み切れず...。お値段がちょっとお高めなのでポンっと買える感じでもなく。1日に2機しか作れないらしいので無理はありませんね。相当悩みましたけど。

夜は20:45までとされる各ショップの営業時間ですが、まだ4軒目のこの時点で残すところ30分ほど。急いで他のショップにも目を通しました。中にはちょっとしたカフェのようなものもある感じでしたから時間に余裕のある時にはゆっくりショッピングが楽しめそうです。

これにて富良野1日目のスケジュール終了。この後再びペンションに戻って写真の現像作業を始めました。

北海道の真ん中のほうへ (3)

Posted on 2017/06/26

 

ドラマ北の国からのロケ地のうち麓郷(ろくごう)には黒板五郎さんが建てた家が 「麓郷の森」、「五郎の石の家」、「拾って来た家」 の3か所に点在しています。昨日掲載した石の家が一番最後の代表的な存在ですが、その前に住んでいた3番目の家や丸太小屋は石の家から車で5分程離れた位置に「麓郷の森」という名前でひっそりと残されていました。

ドラマの中では純君がストーブの上に濡れた衣服を吊るしたのが原因で火事になり全焼した設定になっていましたが、実はこの丸太小屋は同じものが2つ作られたそうで、一つは撮影時に燃やされこちらは今も残っているというわけです。そう聞くと確かに火事で家を失うという衝撃的なシーンがあったなぁ...なんてことを思い出しました。せっかくここを訪れるなら事前にもう一度ドラマに目を通して復習しておけばよかったかもしれません。

 

「麓郷の森」 から更に車で数分離れたところに 「拾って来た家」 が建てられています。ここも名前だけ聞いたときはピンと来なかったのですが、実際の建物を見てすぐに思い出しました。五郎さんが廃物利用で建てた家々。スキーのゴンドラ部分で造られた出窓とか卵のパックを利用した内装とか、それも一軒だけではなく四軒がこのエリアに集中して建てられています。

テレビのセットという事を加味しても相当な手間暇と工夫が見て取れて、アイデアひとつでこれだけのものを四軒も建てたとなるとドラマの主人公としてはテレビで見ていた以上に大きな存在であることがわかります。そしてそれが制作費数十億円のハリウッド映画の撮影セットにも負けないと感じる大きな理由は、そんな主人公が本当に実在してもおかしくないと感じさせるストーリー設定と、これらの撮影セットを見るだけで現代社会で失いつつある人間的な感覚を思い出させてくれる...そんなところにあるような気がします。

 

バスを丸ごと飲み込んだような家。現代人にも分かり易い廃物利用の形だけあって、訪れる観光客の中でも若い人達の心に刺さるようで、「これ東京に持っていったらすごく注目されるだろうな」 なんて声も聞こえてきたり。確かに私もこればっかりは実物を見て驚きましたね。外見からは想像もつかないような内装の造りこみ。現代であれば逆にこういうアンティークデザインとして受け入れられそうなくらいよく出来ていました。

そしてここでも我に返って感じるのです。毎日仕事に追われる身で都会の雑踏の中に窮屈な家を持ち人と競い合うように暮らすことが人間らしい暮らし方なのかと。今回の宿泊でお世話になったペンションのオーナーさんとも似たような話をしたのでした。

「あのドラマに続きはないんですかね~?」 という私からの軽い質問に 「仮に作るとしても現代には響かないでしょう」 といった趣旨の答え。黒電話を知らない今の時代にあのドラマが訴えたいものは伝わらないでしょうと言うのです。ストーリーの中にスマートフォンのLINEで連絡を取り合うシーンを入れたところで...。

それでも私はあのドラマに続編を見てみたい気がしますけどね。

北海道の真ん中のほうへ (2)

Posted on 2017/06/25

富良野と聞いて連想するものは何かと尋ねたら、たぶん一番多くの回答がこのドラマのタイトルじゃないかと思います。 「北の国から」 は1981年から放送されたTVドラマ。これだけの名作が映画ではなくTVドラマという点は意外といえば意外ですが、そこがまた良い気もします。

私も随分昔に過去放送分をすべてビデオで見ました。結果的に最終作となった 「2002 遺言」 の放送にあわせて過去分を全て振り返ったので、それでももう15年も前の事になります。時代を超えて日本を代表すると言って過言ではないとても良いドラマですね。

そんな 「北の国から」 を象徴する建物がこの五郎さんの石の家。私にとっては富良野に行く目的はここにアリ!というくらい象徴的存在です。

TVドラマのセットとはいえ、これを造るのに相当手間暇掛かっているのはパッと見で分かります。普通TV用のセットなら見えない裏に回り込めば無骨なベニヤ板や空洞だったりするわけですが、この家は全部が本気で造られていますからね。

「89年 帰郷」 のストーリー内で建てるシーンが出てくるという事は実際に造られたのはその1~2年前と考えて、丁度今から30年前という事になります。それ以降雨風に耐えながら今に形を残しているわけですから耐久性からしても本物の家と同等ですよね。1メートル以上降ると言われる雪対策はどうしているのでしょうね?

   

「冷蔵庫はものを凍らせないためにある...」 と名言が残されているように、確かにこの建物を見る限り北海道の寒さを凌げるような造りにはなっていません。窓は少なめとはいえ薄いガラス1枚ですから石の壁の事も考えると冬はしんしんと冷えそうです。薪ストーブがあれば暖かくなるもんなんでしょうかね。隙間風だけでも寒くて夜はぐっすり眠れそうにありません。

室内は靴を脱げばロフト部分以外には上がることができます。丸いちゃぶ台の前に座ってみるもよし! ただ中に入ってみると外観から想像する以上に老朽化が進んでいる印象で、テレビのストーリー上そういう古さを演出しているという点を差し引いてもさすがにもうセットとして使うにはいろいろ無理があるのかなぁそんな印象を受けました。同時にもうあのドラマに続編が無い事が悟れてしまうのが悲しい...。

今回私は初めてこの石の家を見たわけですが、想像していた富良野の草原の丘イメージとはだいぶ違っていて、かなり山奥に建てられていたという事実にも驚きました。穏やかな丘の奥のほうに建っているわけではなかったのですね...。

この後次の目的地へ移動。

北海道の真ん中のほうへ (1)

Posted on 2017/06/24

本日より北海道は富良野に来ています。北海道と言えばこれまで札幌、小樽、函館しか行ったことが無く、時間に余裕が出来たら必ず富良野へ...と考えていましたが今回はようやく念願が叶いました。

午前のAIRで羽田から移動し、新千歳空港でレンタカーを借り2時間ちょっと走ればここ富良野に到着します。今回借りたのはホンダフィット。ハイブリッドではありませんが降ろしたての新車を貸してくれたので私が走り始めた時のODOメーターはまだたったの5km。車内は新車の匂いが強く空腹時にはちょっと気持ち悪くなるくらい。それなのに今日の天候ときたら富良野へ向かう道中で本降りの雨。あっという間に泥だらけ! レンタカー屋さんごめんなさい。

15時くらいには富良野に到着しておりいくつかの観光スポットを巡り写真も撮りましたが、宿にチェックインしてからそれらの現像作業を開始したもののα7RIIの高解像度RAWデータはかなり重く1日400枚で約15GBにもなり、明日の事も考えると寝不足覚悟でその作業を続けるのは厳しく、今日のところは到着報告までで詳細は追ってご報告という形にしようかと。

ちなみに今回は初めてホテルではなくペンションを予約してみました。「いつか富良野へ」という名前は私にぴったりな。ホテルとは違うペンションのしきたりみたいなものが全く分かっておりませんが、穏やかな会話が印象的な優しいオーナーご夫婦が対応してくれるのでこういう和気藹々としたひと時もなかなか良いものです。私以外にも二家族くらいが同時に宿泊しているので、お風呂が鉢合わせにならないように...みたいな気配りは必要ですかね。明朝の朝食は皆で一緒に食べるのか?とか。

旅には初めての事が多いほうが強く記憶に刻まれるような気がしています。

たった1枚の最初の記憶

Posted on 2017/06/23

電照菊の光よ 夜の帳を照らしてくれないか・・・

そんな歌い出しは「かりゆし58」の電照菊という楽曲。調べてみると沖縄と愛知では同じ電照菊でもビニールハウスの有無で随分見栄えは違うようです。今日はそんなビニールハウスの光を遠くに眺めつつ名古屋から東京へ移動。久しぶりの自宅へは深夜日付が変わる頃の到着。

今日も仕事が続き名古屋での写真が無いので帰宅した自宅のフォトスタンドの画。以前欲しい欲しいと言っていたBEDFORDのフォトフレームを購入したので中にいれる写真を選んでみました。

無理に最近の写真を入れるのではなくずっと飾っておきたいものは何だろうと考え、悩んだ末に出した答えがこのハトポッポ。私が小学2年生くらいの時に生まれて初めて撮った写真です。今でもこの1枚は大切に保管してありました。写真としては全然面白くないものですが110フィルムを入れたポケットカメラでシャッターボタンを押す瞬間のワクワクを今でも覚えています。場所は上高地の河童橋付近ですね。もうネガはありませんから残されたのはこのオリジナルプリント1枚のみ。

自分が生まれて初めてシャッターを切った写真を覚えている人ってどれくらいいるでしょうか。そしてそれがプリントで手元に残っている人って...。

調べてみたところハトの寿命は約10年らしいので、ここに写っているハトはもうこの世にいるはずもないですし、その砂利だってもしかしたら今は舗装されてしまっているかもしれない。私の頭の中の記憶だってこの先徐々に薄らいでいく可能性は高く、だとしたら写真は ”その時確かにそこに実在した” という ”真実” である事に大きな価値があると、ストレートフォトを考え直すよいきっかけにもなりました。

名古屋で感じた香り

Posted on 2017/06/22

本日より名古屋に来ています。今朝の便で大阪から移動しましたがそれが夕べだったら新幹線が停まっていたらしいので苦労していたかもしれません。勿論遊びではなくお仕事ですから自由の身ではありませんが、移動時間も好きな私としてはそれも旅気分で悪い気はしませんね。

名古屋と言ったら味噌煮込みうどん。行きつけの...と言ったらちょっと大げさですが山本屋本店で人生5回目くらいの味噌煮込みうどんを食べました。生憎食べ物を写真に撮る事は殆どなく今日は写真無しです。名古屋の食文化は好みが分かれるらしいですが長野(南部)育ちの私は比較的距離が近いせいか結構好きですね。

そんな味噌煮込みうどんの香りがたまらない!と言いたいところ、良い香りと感じたのはそこまでの道中に咲いていた白い花。アロマをそのまま自然に解放したらこうなった!というくらい甘くて心地良い香り。ホテルに帰って調べてみるとどうやらそれは「クチナシの花」。キンモクセイも良いですがこちらはそれほどくどくなくとても良い感じ。また一つ好きな花が増えました。

その花の名前は

Posted on 2017/06/21

若い頃、少なくとも学生時代や社会人に成りたての頃は紫陽花という花に興味など無かったですし、実家の長野(南部)にいた頃は家の庭に植わっていたそれが年々成長し野暮ったくなり、どうするんだこれ? くらいに思っていました。

しかし大人になるにつれて徐々にこの花の存在感は大きくなってきたような気がして、近年ではこの花が咲くと「ああ梅雨だなぁ」なんてことを考えるようになりましたし、最近は白い紫陽花を多く見るようになったとか、「アジサイ」と書くより「紫陽花」と書いたほうが日本らしさが出るなぁとか、どうでも良いことに敏感になりました。

上の赤い花が紫陽花かどうかはちょっと微妙ですが、明らかに紫陽花と分かる他の品種と一緒に植えられていたので恐らくこれもその一種なんだろうなぁと勝手に解釈。昔どこかで酸性の土壌では青い花になる!なんて噂を聞いたことがありましたが、最近では実にバリエーション豊かで一概にどうのこうの言える感じがしませんね。