engine <コンデンサーチューン>

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電子デバイス多き SMART は当然のことながらバッテリーへの負担は大きい。特にエアコン電源投入時や夜間走行などでの不意な電圧降下は、燃調や点火タイミングを司るコンピューターの安定動作と、確実なる点火スパークの妨げとなる事が考えられる。

大量の電力を蓄え長時間に渡り放電する性能はバッテリー特性上設計通りの信頼を約束するものだが、ある一瞬の高負荷に対する出力特性はコンデンサーに勝る物ではない。ここではバッテリーにいくつか容量の異なる電解コンデンサーをパラレル接続する事でバッテリーが持つ出力特性を少しでも補い、また、バッテリー自身の長寿命化を狙おうという考えである。

回路構成はいたって簡単であり、入力には安全のため15Aのヒューズを装着。カーアクセサリー電源に無関係でバッテリーには常時接続となるため動作確認用LEDには極めて小電流で動作する物を使用。

巷で販売されている ”バッテリー安定化装置” と原理はほぼ同じである。

実装時バッテリー端子を外す関係上、学習機能を持つ電子デバイスにはリセットが掛かるため、装着直後にその効果を判断する事は難しく、今後、気温、コンピューターの再学習を含めたあらゆる条件が安定した段階でテストを行う予定。

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