SMARTの床下はエンジン及びトランスミッション手前までフラットボトム化されており、ラジエターグリルから吸い込んだ大量の空気はフロントホイールハウス後方へ抜けていくものと思われる。 |
小型エンジンとはいえ非常に狭いスペースに上手く配置がなされている。3気筒インタークーラーターボエンジンは横置きでやや右寄りにレイアウトされ、左寄りのスペースにはトランスミッションが収まる。右側のドライブシャフトが長いのはそのためである。トランスミッション上部にはインタークーラーがマウントされている。 |
インタークーラーはレース車両のVマウントを思わせる前傾スタイルで、専用のクーリングファンが装着されている。走行風は車両床下に設置されたエアーインテークからエンジンルーム内に引き込む仕組みである。エアクリーナー及びインタークーラーコアをフロントに配置しないのは吸気側パイピング延長によるアクセルレスポンス悪化を避けたものと考えられる。 |
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