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(30) 心のリフレッシュ    2003/07/17

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雲の隙間から時折晴れ間が覗くあまり良い天気!とは言えない1日であったが梅雨空続く近頃では十分良い天気の部類に入る。
ここぞとばかりに洗車場へ直行したが8レーン程ある洗い場の7番はいつも通りふさがっている。そこは私の指定席?と解釈しているのだが、洗車機の水圧と洗車時間が他のレーンに比べ圧倒的に上回っているのだ。他のレーンはガラガラであったがあえてその7番レーンが空くのを待ち自分の順番が来る。
ふき取りを済ませた愛車はドアやトランクが開け放し状態。こうしてみるといつもとは違った魅力を醸し出すなかなか良い車と自覚。

洗車に来たのは車を綺麗に洗い流すためではなく、自分の気持ちをリフレッシュするきっかけ作りなのだ。


(29) 今年も熱い    2003/07/16

今年もすでに第4戦を終了した全日本GT選手権であるが、今シーズンの戦いは各社かなり偏ったものになっている気がする。昨年まで安定した強さを見せ付けたHONDA NSX が今年はトップ争いに食い込んで来ない。その大きな理由として2003年のレギュレーション変更によるフラットボトム規制があると言う。フラットボトムとはいわゆる車体の底面を完全にフラットに形成することで、2002モデルまでは各社ともこの床下でのダウンフォースを積極的に使うことでコーナーリングスピードを稼いでいた。しかし年々更新されるタイムからくる安全面への対策として今シーズンよりフルフラットボトムの規制が用いられたというわけだ。おまけにリアウイングの高さ規制も追加されたことからTOYOTAチームでは空力に関して2000年モデルと同等まで低下したと言われている。
普段の生活とは縁のない空力などと言う言葉を我々一般庶民に事細かく説明されてもその重要性はピンと来ないのであるが、いつもお世話になっているショップの方の話によると、その効果は車重と同等、又はそれ以上の値となり、簡単に考えれば1トンの車が2トンになるということらしい。それも実際にGTドライバーとして活躍していた人の話だから説得力がある。

私はそれを聞いた時思わず頭に浮かんだ。もしそのダウンフォースを維持したまま車が天地逆転して走れたならば、空力性能だけで車は空中を裏返しで走ることが出来るのだ。


(28) 元祖ロードスター    2003/07/15

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あるショップのデモカーをまじまじと見る機会があったので思わずパチリ。
ロードスターと聞いて思い出すのはやはりNA型(モデルチェンジ前)である。それは世に登場した時点でそのスタイリングがいかに完成されていたかを物語る。当時高校生だった私が目にした隣町のメインストリートを走り抜けるハードトップ付の真っ赤なロードスターは未だに私の記憶の中で色あせていない。その後時を待たずしてEUNOSディーラーにカタログを貰いに行った事を覚えている。

NAロードスターの一番の主張はなんと言ってもリトラクタブルヘッドライトだ。閉じている時もかわいらしいキュートな姿ではあるが、夕暮れ迫りひとたびライトONすればその丸みを帯びたボディラインはカエルのそれとしか思えない姿へと変身する。これがNAロードスターの最高の醍醐味かもしれない。
しかしそのライトの影響もありエンジンルームの温度上昇は他車に比べ多いことは否めず、走り好きのオーナーは昼間でも開けたまま走行したり、冷却ダクト付リトラカバーに変更することで対策している。だがそれも考え方一つで良いドレスアップ効果を得る。こればっかりは進化型NBとはいえ真似することが出来ない独自のチューニングだ。

同色のNA S-SPECIALに乗っている友人を少し羨ましく思った


(27) 懐かしい日    2003/07/14

私のPC環境にもADSL回線が導入され早3ヶ月が経った。世間の方はどうかわからないが私は普段PCを立ち上げっぱなしにしている。つまりインターネットへも接続されっぱなしなわけで Windows Messenger 等を使用したリアルタイムコミュニケーションにも便利である。
実は今日思わぬ知人からメッセージが届いた。過去に同じ職場で働いていた良い口喧嘩相手であったが、今では毎日を好き勝手にその日暮らしで生きている私など比較にならない程、しっかりと自分の意見を持って生き生きと暮らしている。一つ年下のその彼女とは以前から時たまメールでのやり取りをしているが、やはり違う環境で生活しているとその言葉の一つ一つにいろいろな変化があり面白い。普段は仲良く話していた同僚も違う道を歩み出した時から急に他人のごとく連絡も取らなくなることが多かったりする中で、会わずしてもう4年以上が経過した今でも世間話が出来るのはとても有難いことだ。このHPの事を伝えれば間もなくBBSにコメントを残してもらえた。それを見て前の会社の同僚がまたコミュニケーションのきっかけとしてここを覗いてくれる。そんな風に利用してもらえれば幸せなのだ。


(26) コレクション    2003/07/13

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車好きというもの自分の愛車が一番可愛いのは皆一緒だと思うが、街ですれ違う車や雑誌、インターネット等々情報源はさまざまにあって、どれも目移りしてしまうのは私だけではないと思う。しかし実際問題数台の車を所有するほど経済的余裕はないからして自然と身近にその分身を置いておきたくなるのだ。まあ、単なる気休めとも言えるのだが。

部屋のテーブルの上にはミニチュアショールーム?が置いてある。お気に入りの車をずらりと並べクリップライトでライティングすれば思わずニンマリ顔になる。チョロQ自体は私が子供の頃から存在したからもう15年以上も昔からあったことになる。今ではチョロQサイズで赤外線コントロールによるラジコン、その名もデジQなるものが存在し時代の進化を再認識させられる。実は私も2つ程持っているのだが送信機側は通常のラジコンサイズだから使わない時の収納に少々かさばる。

先日雑誌で目にした記事に、近々この送信機がなくなるというものがあった。なんと携帯電話からデジQが制御できるようになるという。その仕組みは詳しくわからないが、昔の黒くてデカイ携帯電話を思い起こせば今の携帯はまさに携帯通信端末そのものであることに気づく。電話、カメラ、インターネット、テレビのリモコン、おもちゃの制御、これだけ出来て街ではほとんどタダ同然で売られているのだから情報化社会であると共に不況とは言え恵まれた国である事も確かだろう。

このペースで技術が進歩すれば本物の車が携帯から制御できる日も近いのかもしれない。


(25) そろそろシーズン    2003/07/12

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今年の梅雨はいつになくそれらしい梅雨ではあるが、気象庁の予報ではこのままだと水不足になる可能性があるという。これだけ天気の悪い日が続いているのになんで?と思ってしまうのだがどうやら降水量自体はそれほど多くないらしい。言われてみれば降ったりやんだりの天気ばかりで霧雨のような雨が多かった。

それはそうと、つかの間の天気の今日、生活用品やら食料品やらの買出しに出かけた。そこで目に付いたカキ氷機。毎年この時期になると買おうかどうか非常に迷うのだが、夏以外のシーズンでは邪魔以外の何者でもない事を理由に今日に至っている。しかし今回のものはちと違う。他の物より一回り程小さいのに家庭の製氷機で作った氷が使える。専用の製氷機は冷凍庫で結構かさばるからこれはありがたい。それでいて何と780円。即決でカゴの中に。

カキ氷なら今時スーパーやコンビニのアイスクリームコーナーで売っている。しかし違うのだ。あのたっぷりシロップと柔らか氷のシャキシャキ感はアイスクリームコーナーから取り出した雪の塊のような氷とは似ても似つかない。風呂上りに食べる山盛り氷のキーンと頭が痛くなる感じは何とも言えない至福の一時だ。

炎天下のオープン走行で汗だくになって家へ戻り早速作ろうと冷蔵庫を開ける。氷がない。そうなのだ。私は普段氷をあまり使用しないため常時作っていないのだ。それから急いで氷を作る。たびたび気になってドアを開けるためかいっこうに固まらない。こんな時ほどじれったい時間もない。しばし冷蔵庫とにらめっこ。


(24) アクシデント    2003/07/11

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目覚めればもう11時。しまった今日も半日しかない。と思いつつも「笑っていいとも」を一通り見てから行動に移る。近所のスーパーオートバックスへと足を運び目的もなく商品を物色してみる。実際に手にとって見ると欲しくなるのは人間の性。いやいやいけない、ここで買っていたらお金はいくらあっても足りない。何年か前から私も成長しお金の使い方を考えるようになった。以前は欲しい物があると何としても手に入れたものだが、最近は一度欲しいと思ってもその時は我慢して、次来た時にもう一度欲しかったら買うのだ。

ざっと店内を見回してひやかし客のまま帰ろうとした時いつもは気にしないナビゲーションコーナー。そういえば最近ALPINEからHDDのポータブルタイプが発売されたらしい。どれどれ?おっこれか、他のポータブルタイプより一回り大きく感じるな。えタッチパネル?リモコンじゃないのか、ふむふむ。結構使いやすそうじゃん。やっぱりHDDだから読み取り速度が速いのか。
「お客様ナビゲーションをご検討中ですか?」
しまったちょっとじっくり見すぎたか。店員に声をかけられた。「いえちょっと寄っただけです。はい」 実は話してみるとすごく良心的?な店員さんで「ここだけの話買うんだったらうちよりもドンキホーテの方が安いですよ」
そんな事教えちゃっていいのか?と思いつつも今のところ購入の予定もないしとその場を後にする。

店から出てビックリ、雨。!?もしや...
私はロードスターに乗る時は8割方オープンにしている。それは買い物や食事の時も閉めはしない。ガーン!!!急いで駐車場まで走る。雷を伴うこの時期の夕立は激しく、車内はムラなく?びっしょり。あわてて幌を閉めるも、そこで1、2分閉める時間が早いからといって状況は変わらない。偶然載せてあったタオルで拭き取りはしたが走り出すシートの下からジワジワと冷たさが伝わり家に着く頃にはパンツまでがしっとり。車内もみょーな匂いが。天気のいい日にフルオープンで陰干ししよう。



(23) 一日    2003/07/10

昨日までわりと忙しく数日が過ぎたが今日からはしばらくのんびり生活。簡単に考えると一日24時間は毎日同じように時を刻んでいるはずだが、その日の生活の充実度によって流れる時間は随分と違うように感じる。何らかの束縛から解放された瞬間から時間は急速に進み、それと引き換えに生活への充実感はより薄いものになる。誰にも左右されない自由奔放な生活は気楽な反面朝起きる時間は遅くなり実質1日は半日となってしまう。
小学校の夏休みは毎朝決まってラジオ体操をやらされたものだ。小学生でも朝起きるのが辛いのは同じであるが今思えばそのおかげで1ヶ月の夏休みが半月にならずに済んだのだ。
こんなふうにあっけなく終わる1日を大切に生きなければと思いつつ毎日の雨でついつい動くことがおっくうになってしまう。


(22) テレビの影響    2003/07/09

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とあるテレビ番組を見ていたらお好み焼きが映っていた。これは食べたいと即私をその気にさせた。一人暮らしにも慣れてはいるがさすがに焼肉とお好み焼きを一人で食べに行く勇気はない。夜も12時をまわっていれば友達を誘おうにも時間が時間だ。ちょいとインターネットで「お好み焼き」を検索すればあるわあるわ200000件近いヒット。これにはさすがに驚いた。気になったページを覗いてみればいきなり飛び込んでくるたこ焼きの写真!う〜ん。これはこれで捨てがたい。昔家でも作ったことあったなぁ。そしてお好み焼きはと言えば、なかなか美味しそうな写真が出てこない。そう、お好み焼きの写真というのはいまいちぱっとしないのだ。一言で言えばゴミっぽく見える。私ならこっちからライトをあててこう撮るな〜、でも鰹節の踊っている感じはどうやったら出せるだろうか?などと勝手な想像をしながらあたかも目の前に現物があると錯覚し、時計を見れば不意に現実に戻される。

今月中にでも食べに行きたいものだ。


(21) 本質とは    2003/07/08

昨日から三日間、あるコンピューター関係のデモンストレーターをしている。機械自体の操作面においてはそれなりに慣れてはいたものの、見に聞きに来た人に対しての説明担当者としてはまったくの素人ということになる。会場を訪れる人の多くは同業者であったりそういった仕事を目指す学生さんであったりで入場料を払ってまで足を運ぶからにはそれなりに気合を入れた質問で攻めてくる方もいる。

こちらからの説明やデモンストレーションの内容は見に来た方の知識、使用目的に応じて臨機応変に対処する。その見定めを間違えると簡単すぎる説明に腹を立てる場合や、専門的な説明すぎてわかってもらえない場合など見学者の方に満足してもらえないこともあるから一番気を使う部分だ。

二日間を終えてみると会場に来ている学生さんの多さに気づく。中でも女の子の方が真剣に話しを聞き遠慮なく疑問点をぶつけてくる。私としては新機種の優れた機能や他にはない特徴を強くアピールしたいところではあるが、まずはその機械が何をするものなのかを理解してもらう事から始めればやや本末転倒のデモになってしまうのは否めない。しかし帰り際の学生の「今日一番まともな話が聞けたよ」という一言が明日の私の活性力となった。



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