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(60) YAHOO    2003/08/16

このホームページを開設してからほぼ2ヶ月が経過した。それはこの日記コーナーのカウントが60に達した事からもわかる。
昨日までのアクセス総数が320件程度。このようなお粗末な内容に皆さんよく関心を示してくれたものだと大変感謝している。ところが驚いたことに本日1日のアクセス数が軒並み100件を越えた。昨日までの1日平均5件という数値からすると想像もつかないこのアクセス数はいったい何なのだろう?と考えてみれば、一昨日の晩YAHOO JAPANよりホームページ掲載のメールが届いたのを思い出す。他の検索エンジンには以前より登録されていたわけであるがこれ程までのアクセス増加には至らなかった。しかしYAHOOに登録された途端のこの結果にはいささか驚かされた。数ある検索エンジンの中でも掲載してもらうのが一番大変だと言われるYAHOOであるが、他の検索エンジン全ての利用数を合算した数字をも上回るアクセス数というのはどうやら本当のようだ。もちろん自分でもYAHOOにて ” ロードスター スーパーチャージャー ” と検索してみたのは言うまでも無い。ロードスターの後ろにスペースを開ける!これポイント。
いずれにせよそれほど多くの方々が覗いて下さるからにはこれからも手抜き無く?内容の充実を図らねばなるまい。これからもよろしくどうぞお付き合い下さい。


(59) ご卒業    2003/08/15

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長らく通い続けた教習所とも今日でお別れ!と絶対の決心を胸に卒業検定に挑んだ。
実質10日程度の実技教習を踏み1度としてダブルことなく最短授業日数でここまでたどり着いたわけだが、教習所、私、共にお盆休みを挟んだ10日ぶりのぶっつけ本番検定は相当緊張するものであった。検定用バイクに慣れるウォーミングアップすら許されない「初めから最後までその全てが試験」というプレッシャーは普段出来ている判断や操作までも鈍らせる。更に昨日から降り続く大雨の影響でコース上は深さ3cm程の水溜りがあちこちに出来、キープレフトの言葉の通り左側通行の更に左寄り走行を義務付けられる教習所内では否応無くその川にも似た水溜りの中を走行せねばならない。決まりはどうか知らないが実際は右側を走った方が安全なこともあるんだよーと思いつつも船のごとく水しぶきを上げながら突進する。40km以上で走ることが前提だからだ。想像するまでも無く下半身はビショビショになった。

 

急制動の停止距離が晴天時は11m以内。雨天時は14m以内。普段、車で限界ギリギリのブレーキングが当たり前の私にとって、2輪車とはいえ40Kmの速度から急制動なんて屁でもない。雨天時でも11mもあれば止まれるだろう。
などと考えながら走り続ければ普段より短縮された検定専用コースは直ぐに終わってしまった。今日はまずまずの出来だろう。と確信しながら結果を待つと、100点満点中、75点。で、合格ラインは...70点。あぶね〜〜〜。どこが悪かったの?と尋ねてみれば、坂道を下る時クラッチを握りっぱなしだったとか、車線変更の合図が遅かった等。そして急制動が危なかったよ。とのお墨付き。後輪がロックしかけたらしい。それ位が一番効くんじゃん!とも言い返せず、ケチョンケチョンに言われてしまった。もちろん自覚していた踏切横断の確認忘れなどこちらから申告するはずも無く。でも合格は合格。これで念願の普通自動二輪免許を取得できたのだ。

実際はこの長い休みの生きた証がほしかっただけなのかもしれないが。


(58) 想像の中で    2003/08/14

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先日注文したSMART BRABUSであるが納車は11月と言われても気持ちだけはどうしても歯止めがかからない。出来ることと言えば関連HPの観覧やお気に入りの写真を眺めることくらいで、カタログさえ手に入らない今では他になすすべは無い。限定63台の車ともなると関連記事も数少なく、おのずと同じ写真を眺める機会も多くなる。外観、外観、外観、内装、外観といった具合に順番を考えながら頭の中で飽きがこない程度に想像を膨らます。しかし手元には本国仕様の左ハンドルの資料しかなく時には画像を左右反転しながら右ハンドルをイメージする。う〜んそうするとアクセルとブレーキが左足の位置に来てしまう。じゃあそれを右に移動して...などと試行錯誤するうちに夏の短い夜は更けていく。今が一番楽しい時なのだ。


(57) ログハウス    2003/08/13

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数ヶ月前から実家の庭に面白半分で建て始めたログハウスであったがこの夏にようやく完成へとこぎつけた。昔から何でも自分たちで作るのが当たり前だっただけに今回もキット販売とは言え全て自らの手で製作することに何の抵抗も感じなかった。とは言え私が手伝ったのは屋根だけなのだが...製作過程において5mを超える屋根張りは相当怖い思いをした。

6畳程度の1階に3畳のロフトが付いており入り口と側面に一つずつ窓がある。その1階に並べられたラジコン飛行機の数々を見れば後にここが趣味の部屋へと化す事は容易に想像が付く。長野県という土地柄、夏でもそれなりに涼しいのは確かだが昼間のロフトでの生活はどうも気が進まない。
箱が完成した今、残された課題は母屋からの電気供給でありいつまでもその作業だけが滞っていることを考えればどうやら私に与えられた最後の試練のようだ。この休み中に出来ればと考えてはいるのだが何しろ明日から天気が悪いらしい。また半年先まで電池式ランプの生活も雰囲気があっていいものだと思うが。


(56) コントロールタワー    2003/08/12

管制塔からの誘導により離着陸を繰り返し目まぐるしく状況変化する国際空港の一日では、各航空会社、各機体、各パイロット等、それぞれがすれ違いのスケジュールで運行され、偶然再びどこかの空港でめぐり合う可能性は極めて稀な事である。しかし同一会社の機体同士や同一会社のパイロット同士ではどこか仲間意識のような絆が生まれお互いにお互いを意識したりもする。

長く会わずして久しぶりに再会した親戚同士の会話の中には共通した懐かしく思い出せる会話が溢れ、幼かった頃の写真を囲めば尚話は弾む。そしてお互いの価値観で自分なりの生活レベルに基づき微妙に変化する毎日の積み重ねが時というキャパシティに充填され当時の記憶と今の現実との間に大きなギャップを感じる瞬間でもある。そんなふうに自分を振り返るきっかけとなった親戚のおじさんのお新盆に対し供養の気持ちを添えると共に感謝の気持ちを忘れてはならない。毎日を蔑ろにしがちな私のような子孫を天高くから見守り、数年に一度顔を会わせるきっかけを与えてくれる先祖の方々は常に我々のコントロールタワーとしてぎこちない毎日のフライトを見送ってくれているに違いない。
なんだか少しだけ昔の自分に帰れた気がした。


(55) 大工    2003/08/11

3年程前まで乗っていたMINIクーパーも当時の事故で全損となったわけであるが、実家にいた兄に渡ってから大々的な修復により今では走行上問題ないまでに直っている。後は車検を取り直せば晴れて足へと変身するようであるが???その前に一つ大きな問題がある。ほぼ完璧に修復された車両は物置小屋を片付けて作った簡易車庫に入っており、テスト走行をするにもまずそこから出さなければならない。しかし車庫と地面間には20cm程の段差がありそのまま出動すれば腹を擦ったカメとなるのは目に見える。そこで夏場の炎天下での日曜大工となったわけだ。丸ノコやジグソーなどのちょっとした小道具を駆使して車が下りられるだけの台を作る。それも有り合わせの材料から製作するため一つ一つのサイズ合わせも大変だ。
汗をかきながらも高校時代に自作スピーカーBOXを作ったことを思い出した。


(54) ホワイトアウト    2003/08/10

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その映画を知っているだろうか?織田裕二主演の巨大ダムを巡る真冬のアクション映画?であるが、今日はそのロケ地となった黒部ダムへと行ってきた。日本最大と言われ目測による距離感さえ麻痺するほどの巨大な堰堤と、東京タワーの第一展望台をも上回る180m以上の高さは我々見る者に恐怖感以外与えようとしない。そのほぼ中間から放出される毎分10トンを越す大量の水は台風の過ぎ去った澄んだ空気を通り抜ける強い日差しと相まって、そのあちこちに美しい虹を作り上げていた。

ホワイトアウトという映画で主演の織田裕二はダムの壁面に作られた点検用の歩行路を何度も走りぬけ時には派手なアクションを交えながら視聴者に感動を与えたが、実際に堰堤から体をのり出し写真やビデオを撮ろうとするだけでどこか不自然に力が入る自分を感じ、改めて役者という職種のプロ意識からくるプライドを理解した。

一観光客として見た黒部ダムはその迫力ある放水とスケールの大きさがイメージ通りであったが、山奥ということと、マイカー規制などの理由から澄んだ空気はピカイチで、長野で生まれ育った私が見ても純粋に青い空は綺麗だった。


(53) 回避    2003/08/09

お盆も近づき実家へと帰宅することとなった。東京から長野へは決まって甲州街道を利用する。スーパーチャージャーの本領を発揮させ中央道を飛ばせば200Kmの道のりはあっという間なのは承知の上で、あえて STOP&GO を繰り返しながら曲がりくねった下道を直走る。勿論走行の時間は出来るだけ夜を選び渋滞緩和と信号の夜間切り替えを考慮した上で遅くても快適な帰省を心掛ける。
何かと世間を騒がせた台風10号の通過間もない17時の東京出発であったが八王子を過ぎ高尾山麓でちょっとしたハプニングに遭遇した。大雨により全面通行止。整備員に話を聞くと開通の目途は立っていないらしく否応無く迂回を余儀なくされた。日頃奥多摩周辺へのドライブが多かった私はとっさに抜け道が頭に浮かび常識では考えられないルートで上野原近辺へとショートカットならぬロングカット?することに成功した。そこから先は大したアクシデントも無く順調であったが、あちこちで氾濫する水路の水が道一面に広がり通行の妨げになったのは言うまでも無く、荒れた路面からしても台風という自然の力の偉大さに驚かされるロングドライブとなった。


(52) 捺印    2003/08/08

昨日の電話から一晩真剣に考えてみた。考えに考え抜いた末に出した結論。

前の会社にいた頃知人のカメラマンが残した言葉を思い出した。「200万、300万の買い物でためらっていてどうする?」確かにその人は1000万もするような高級車を持ちながら他に数台の車を所有するようなリッチな生活をしていた。側から見れば金持ちの道楽者だからそんな事が言えるのだ!などと思ってしまう。しかし私にはその人の言葉には十分な重みが感じられ単なる数字的な問題ではないと自分なりに解釈していた。出発点はその人も私も同じ。一回り以上年上の成功を収めた彼の言い分は足元しか見えていない未熟な私への分かり難くて分かりやすい唯一の助言だったのだろう。

何かしらの理由を探し単なる物欲からくる大きな買い物となった。


(51) 待てば待つほど    2003/08/07

先日近所のYANASEに行ってきた。SMARTの見積もり依頼と納車に関しての下調べだ。スペックやらパッケージングについてはとうの昔から知っていた。なんといっても今年の5月より2003モデルの発売を心待ちにしていたのだから。
しかし本日の留守電のメッセージには衝撃的なコメントが残されていた。「今からですと最速で11月納車です」...空いた口がふさがらない。8月1日から予約受付開始となった2003モデルであるが、インターネットやディーラーでも8/25発表発売と世間的にはまだ出回っていないはずの情報が、11月納車とは一体どういう事なのか?暇に任せてディーラーに通い、インターネットで情報を集め、本国のホームページを翻訳ソフトで無理やり読み取りながら待ち望んでいた私以上の人がそれほど多く存在したのだろうか?言ってみれば5月から予約を入れていたようなもの...どうにも理解できない。

確かにまだ契約はしていないのだが...


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