(130) お待ちかね 2003/10/25
興奮して眠れなかった昨夜のツケが約束の時間を大幅に遅らせてディーラへ連絡。間もなくベンツが迎えに来た。どこぞの社長にでもなった気分で今日からの我が愛車を迎えに行く。 一昨日見た後姿は予想通り私宛てのSMARTだったようだ。話によればこのディーラーで今年受けた注文にBRABUSモデルは私の1台だけらしい。確かにMAZDA RX-8とほぼ同等の金額ともなれば一切の実用性を犠牲にしたSMARTを選ぶ人は少ないかもしれない。しかし私のような実物大おもちゃ!を求めている者にとっては他には変えられない魅力があるのだ。 納車直後にもかかわらず、せっせとワックスがけをしたマメだらけの手で、早速これからお出かけなのだ。若い時の苦労は買ってでもしろ!って言うし・・・??? 詳しいインプレッション等は、いずれオープンするスマートページで報告しよう。 |
(129) 演出 2003/10/24
近所の公園をいつものように自転車散歩。折りたたみ自転車でマウンテンバイクの如く悪路を突進、そんな乗り方が子供の頃からの楽しみ。 隣に捨てられた自転車のタイヤやゴミの塊が見事なまでに切り取られ、野鳥を大切に!のキャッチフレーズに則り、デフォルメされ美しさだけを残したそれらの作品にどれほどの価値があるのだろうか。 |
(128) その影はおそらく 2003/10/23
入り口には鎖が見える。店内も幾分暗め。まさか、、、「本日定休日」 |
ディーラーに着く頃、雷を伴う局地的な大雨は激しさを増しワイパーなどほとんど役に立たない。滝のように流れる雨水で霞んだガラス越しに一瞬だけ見えたBRABUSホイールとその後姿は、まさしく3ヶ月前に注文した私のSMARTだと確信した。 一気に幸せな気分へと移り変わった私は、そのままディーラーを通過した。 |
(127) 導かれるままに 2003/10/22
気楽なドライブでカーナビをピコピコといじくり回すのは昔から好きではない。自分が車を運転しているのか、車に運転させられているのか分からなくなる事さえあるからだ。しかし、通った事のない始めての場所ではその威力を存分に発揮する事は知っている... そんなカタブツな私の勝手な解釈は、今尚カーナビという便利グッズをモノに出来ずにいるのだが、その代わりと言っては何だが、普段はポケナビなる物をカーナビの代わりとして使用している。早い話がハンディーGPSで、緯度経度を入力する事でその方向を随時矢印で示し、これがなかなか馬鹿にしたものでもなく、空が見える場所であればまず間違いなく目的地までたどり着ける。とは言うもののカーナビのように地図は出ない。(最近は1/25000スケールで表示できるものもあるが...) |
緯度経度でポイントを入力というのには少し抵抗があったが、パソコンの地図ソフトでは座標を表示するのが当たり前になっているからこの時代であればさし当たって不都合はない。乾電池駆動だから歩いていても自転車でも使用できる。山登りには最適?
本当の所、カーナビ購入に踏み出せない私の精一杯の強がりなのだが。 |
(126) うれしい知らせ 2003/10/21
「お車の納車日が決まりました。10/23にこちらに届きますので、10/25にはお渡しできるかと...」 こういう場合、点検やらオプション品装着やら、急がせるとろくな事はない。安い買い物ではないのだからじっくりやってもらおう。とっさにそう判断した。
何もしないまま迎えた午後、自宅の電話のベルが鳴る。人には確かに第6感というものがあるようだ。受話器を取る前に カーディーラー
からと察知した。
「10/23に届くのなら、10/24に渡してよ〜」
「いやーそう言われましても...」
「あ、やっぱり10/25でいいです。」
8月頭に契約してほぼ3ヶ月、本当に長い期間だった。下手に色々と考える時間が与えられた分、納車前からすでにシフトの制御方法に手を加えようなどと計画ばかりが進行していく。そろそろこのホームページのスマートコーナーもオープンしなければ皆様に怒られてしまいそうだ。困った事にそちらの計画はいまだに目途がたたない...
(125) 可愛さ十分 2003/10/20
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(124) MAZDA が注いだ情熱 2003/10/19
ベストハンドリングカー世界No.1 を獲得。某雑誌のレポート記事を目にした。 現代のスポーツカーの中では決して早いとは言えないマツダロードスターだが、操る者の意図通りに素直に反応し、その性能を引き出す事の楽しさを味わえる数少ない車。BMW Z4や、ロータスエリーゼを差し置いて、堂々の No.1 は、改めて世界に通用する、そして日本を代表するスポーツのための車である事を実感した。それは何も有名ジャーナリストのうんちくを読んだからでも、雑誌の記事に影響されたからでもなく、なにより所有者であった私自身が、あのステアリングフィールに勝る車に未だお目にかかったことが無いのである。 原産国である日本では取り立ててピックアップされる機会も少なく、むしろ今話題の新型車ばかりに注目が集まりがちであるが、海外のスポーツカー雑誌では新型車が発売されるたび、このマツダロードスターが比較対照としてテストに掛けられ、いわばスポーツカーの代表格として注目されているのである。すでに世界一の販売台数を誇るオープン2シーターとして名を残しているのは有名な話だが、世界の自動車メーカーが注目しているのは販売台数ではなく、その完成度の高さであることは所有者には頷ける疑いの無い事実であろう。 |
1989年の時点でこれだけの完成度の車を世に送り出した MAZDA というメーカーが、ルマンで優勝した事以上に誇りとすべき成果をこんなにも我々の身近で成し得た事に感謝し、そして現在もなおそれを追いかける他メーカーがあることに MAZDA の情熱を感じずにはいられない。 |
(123) ゴミ収集 2003/10/18
社会人として当たり前のゴミ分別であるが、実は東京よりも地方の方が厳しかったりする。実家に帰ると各種専用の色分けされたゴミ袋が用意されていたり、ビンなどのガラス製品も色別に分けたり、ゴミ袋には名前を記入したりと、ちょっとばかり度が過ぎやしないかと感じることもしばしば。確かにそれらを処分又は再利用する側の立場になれば当然の策である事は確かだが、なかなか100%とはいかないのが現実である。 近い将来、空港のX線荷物検査同様、ブザーが鳴ったら収集してもらえないという時代が来るのだろうか?おそらくこれから更に大きくなるこの問題に何らかの終止符は打てないものか。
ここ最近我が家の玄関付近は人間よりゴミが幅を利かせている。なぜなら地域指定のゴミ収集規定のもと、私も人並みに分別を試みているからである。逆の言い方をすれば今までは決して人に話せるような状態ではなかったと言う事だが...
(122) 耐久ドライブ 2003/10/17
特に何を撮るでもなく始まったドライブがてらの撮影は、今を逃すと今後何も待っていないかもしれないし、逆にその後素晴らしい被写体が現れるかもしれない。持っているフィルムには限りがある..気持ちの上での駆け引きに整理をつけるべく必要な時間は、直射日光が出てくるまでじっとその場で立ち尽くすのにちょうど良い退屈しのぎになる。 |
途中、松原海岸公園という所で懐かしいものを目にした。最近ではあまり見かけなくなった花時計である。説明を読むとどうやら世界一の大きさを誇るらしい。直径が30メートル以上あるというから驚くが、デカ過ぎるせいで、はっきり言って時間は分かり辛い...まあ実用性を求めるものではないのだが。 今日はこんな予想もしないモノが見れただけでも収穫としよう。心のフィルムは天候に左右されない最高の性能だ。結局20時間に及ぶ耐久ドライブとなってしまった。 |
朝日を見る回数が人より少ない私だからこそ夕日の色には非常に敏感に反応してしまう。どこかの国では朝日そして夕日に向かい祈りを捧げ、感謝の心を忘れない。 何気なく終わってゆく毎日で必ず訪れる夕暮れに意識を奪われるのはほんの数分で、瞬く間に夜空へと表情を変えてしまうのは、何の保証も無い明日と言う瞬間に向けて我々に希望を持たせるための自然の計らいに違いない。 写真やデジタル技術の前に、自然が齎す最高の芸術が毎日の暮らしの中にはたくさんあるのだ。 |