(170) それなくして 2003/12/04
たまに立ち寄る近所の公園のブランコや滑り台で楽しそうに遊ぶ子供達を見ると、とてもホッとする反面少しだけ切ない気持ちになる。あの子達に伝え残してあげられるのは小難しいプログラム言語以外何があるだろう。日本に生まれ日本に育ったはずなのに日本の文化について外人よりも理解が薄い。恥かしい自分にせめてもと思い立った年賀状の準備も数日前から滞ったままだった。 プリンターに吸い込まれる年賀はがきの束にただ見とれるだけの私は、結局コンピューター無くして生きられないという事か。
帰宅すれば真っ先にコンピューターを立ち上げメールチェック。当たり前のように行われる暮らしの中で雨ざらしの郵便受けを覗き込めば届いているのは光熱費の領収通知とピザ屋のチラシくらい。豊かであり寂しい時代である。それでもインターネットの普及は一個人にとって情報収集の手段として飛躍的な成果を生み、それ無しには生活に支障を来たす恐れさえあるのも事実...
(169) 宇宙にでも行くのかい? 2003/12/03
しかし山梨の実験コースでさえ建設費用の問題から予定していた半分のコース距離で行き来しているというのであるから、今後の実用はいつの事やら...というのが正直な感想である。予定ルートに含まれる地域の方にしてみれば、新幹線でいいから早く開通して欲しいというのが本音ではないだろうか。 きっとあるのだろうな?NASAには音もなく高速で宇宙まで飛んでいける乗り物が...
山梨で行われているリニアモーターカー実験で過去最速の
581km/h をマークしたと言う。それを聞けば "500系 のぞみ"
の2倍も出るの?と驚いてしまう。
電車に代表される、新幹線やリニアモーターカーは、スピードを出す上で実は物凄く効率が良い乗り物である。1両分の空気抵抗で十数両の車両が移動できるわけだから車やバイクの比ではない。まあ現実は理想通りには行かないのだろうし、各車両の転がり抵抗やら摩擦やらでかなりのロスもあるのだろう。
そういった意味ではリニアモーターカーは物理接触ロスは皆無(に近い)だろうから理想の乗り物という事になる。
(168) 一人だけの中禅寺湖 2003/12/02
気の向くままに走り始めた今日のドライブに行き先など決まってはいない。そんな感情的行動が私は好きなのだ。 窓の外に目を向けた。月が震えていた... MISIAのBGMが静かな夜にはよくマッチした。
2時間半の渋滞は国道4号線に流れるトラックのテールランプをいっそう鮮やかなものへと変えていた。
気温-3℃、小雪が舞う いろは坂
には台風の影響か、木の葉や小枝が無数に落ちている。都会との差別化を図るかのように夜の日光には人影が無い。冷えた空気は酸素濃度が高まり想像以上にパワーがノル。何かを吹っ切るかのような無謀とも思える熱い走りはもはやトランス状態へと私を追いやっていた.....やがてブレーキの鳴きを伴う煙の存在に冷静さを取り戻す。
(167) ROUTE 2 2003/12/01
突然出来た休みの日に目的も無く裏街道を走り抜ければ、過去に自分が所有した懐かしい車と遭遇する事も珍しくない。そんな時、不思議と当時の思い出が走馬灯のように駆け巡る感覚は、青春を飾った懐かしのヒット曲を耳にした時の感情によく似ている。 私は現在所有するSMARTが実質3台目の車となる。今年半ばまでマツダロードスター、そのおよそ3年前までがミニクーパーであった。しかしそのどれも街でバッタリと出くわす度、もう一度所有したいと感じる車達である。趣味性の強い車種とあってか、それを通じて出会った人達も多かった。 そんな思い出の車がふと脇道から顔を出せば、思わずそっと道を譲ってあげたくなってしまうのだ。
人には皆こう言われる。「進んでるって知ってたら同じじゃん」 アナログ時計というのはよく出来ている。知っていても尚、焦りを感じるものなのだ。
我が家(と言っても一人暮らし)はビデオデッキを除く全ての時計が標準時刻よりも30分進んでいる。
もともとはNHKの時報にぴったりとあわせてあったのだが、どれも放っておくと徐々に進み始め数年後には今のありさまというわけである。それが全ての時計に言える事から察するに日本標準時、いや世界標準時というのは街で売られている一般的な時計よりも僅かに進行が遅いようだ。
しかし実はこれが私には幸いしている。あえてその都度アジャストせずに放っておく事で時間にルーズな私の生活は上手くつじつまが合うようになり、遅刻の回数も減ると言うものだ。
(165) ネギがいい 2003/11/29
自宅で料理など殆どしない私であるが、ここ1ヶ月程ネギという素材にどっぷりはまっている。 インスタントラーメンでさえ刻んだネギを加えるだけでかなり本格的?な味に化けるし、味噌汁や、納豆も同様に美味しく頂ける。未熟ながら私の料理経験上あまり太くて大きいものよりも、ちょっと細め位の方が刻みネギとして使うには適しているようだ。ネギ自体の味がよく出ているように感じられ、納豆とは抜群の相性である。 今夜、友人との鍋の席でふと思ったエピソードである。 |
夕暮れ迫る都会の片隅に欧風モダンな建物を発見すれば、自然と大胆な駐車スタイルで自己満足の時を送る。 オプションカラーとして3万円高となるリバーシルバーのボディー色は、暗くなり始めた辺りの景色にいっそうのメリハリを利かせ、自らの存在を主張しているかのようにアイドリングの音だけが響く... めっきり冷え込んできた冷たい風に今日本来の目的である買い物を思い出しその場をゆっくりと後にする。
長距離ドライブやツーリングでSMARTに乗り込むのは当然の事で、日常の買い物やちょっとしたお出かけにも重宝するお気楽感は見た目からも分かる取り回しの良さが大きい。もともとSWATCHがデザインしたとあって都会の街中から田舎道までさまざまなシチュエーションにしっくりと馴染むスタイリッシュなボディラインは、駐車場から離れようとする持ち主の私を幾度と無く振り返らせる。
フロントガラスに落ちる小さな雨粒を見ればどうやら明日の天気は望めそうに無い。
バックフォグという響きは日本車にはあまり浸透していない。最近でこそ標準装備の車種も増えてきたが一昔前は欧州車特有の存在に思えた。ベンツやBMWのリアに輝く眩いばかりのアイテムは実用性はさておいて、ちょっぴり一流を感じ憧れたものだ。 さてSMARTはというと、ベンツの子供とあって勿論標準装備されている。納車1ヶ月が経過し走行距離3000kmオーバーの現在でも殆ど使用したことが無いのは事実だが、こんな小さな車にもいっちょ前にバックフォグ!というスタンスが輸入車バンザイなのである。日本の軽自動車にバックフォグが標準装備されるとは到底思えないのは私だけではないだろう。 ところがこのバックフォグ、イタズラに多用するのは後続ドライバーへの迷惑極まりないのである。セダンタイプの普通乗用車であれば目線の高さで発光する赤光をまともに食らう事となり、対向車のHID光以上の苦痛を覚える。ではどんな時使うのか?フォグと言うくらいだから霧の中で後続車への自車アピールという事になるのだが、そんな機会は一年に何度あることか...それならばバックフォグの代わりに右側にもバックランプを付けてくれればかなりバックがし易いはず。 う〜む、日本車はよく出来ていると言う事か。 |
無くした信用はまた少しずつ取り戻せばよい。
契約しているサーバーが復活したとのメールが来た。およそ1週間に渡るアクセス障害はこのサイトを訪れて下さった多くの方の信用を無くしたに違いない。新たにアカウントの再発行がなされた事から察するに、つまりはこれまでサーバーに置いてあったデータが全滅しちゃったのですな。一応私なりにWEBに関する全てのデータバックアップが取ってあったから良かったようなものの、それが無ければ私のホームページは跡形も無く消えていたところだ。だからと言ってサーバー管理者を責めたてるつもりは無い。むしろタダでお借りしながらトラブルシューティングまでして頂いているのだから感謝すべき行為とも思える。
(161) パン食は続く 2003/11/25
欲しいのだ。 ヤマザキパン秋のわくわくプレゼントで当たるらしい。シャレの効いた特大中華まん型クッションとはなかなか考えたものだ。白だから汚れるとかデカ過ぎて邪魔になるとかいうことはこの際置いておいて、どうしても実物が見てみたいという願望から毎朝の朝食は決まって食パンになっている。 昔、インスタントラーメン ”チャルメラ” のパッケージ袋を集め応募する事で
「チャルメラおじさん」 や 「スケボーニャンコ」
などのオモチャが当たったものだが、その経験から点数を集め応募するタイプの懸賞は当たる!という先入観があり今回の応募でもなんとなく当たる予感?がしているのだ。 既に3,4口の応募は済ませたものの、締め切りが近づいてきたとあって朝食以外に食パンが登場する事もしばしば。 こんなものがいくつも当たってしまったら狭い部屋はどうなる?取らぬタヌキの...なんとやら。
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