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(270) たまらない刺激    2004/03/13

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大人になると体に悪い事を理由にして、ちょっぴり子供染みて見える ”炭酸飲料” には手を付けなくなるものだが、時折どうしても飲みたくなるコーラ。独特の甘味と酸味に強烈な炭酸が上手くマッチして、他には変え難い後味を残す。おそらくこの先もずっと、そして歴史上にも名を残す飲み物に違いない。

私が小学生の頃は炭酸飲料の大流行時代で、ファンタシリーズだけでも5,6種類は存在し、ちょうど250ml缶が350ml缶へと移行する頃でもあり、自動販売機も実用本位の箱からピカピカと光物を備えた未来的ボディまで各社ともバラエティーに富んでいた。近頃では自動販売機自体がかなり減少しているように思え、飲み物を買う場合はまず コンビニ! といった流れが当たりくじ付き販売機の前でドキドキする機会を減らしてしまっているようで少々残念に思う。

ここ数年はお茶がブームということでコンビニの陳列に炭酸飲料が少ない中、私の大好きなジンジャーエールに新商品を発見。キレ味が謳い文句のCLASSICだそうな。口にしてみればコイツはちょっと辛口すぎる印象。オリジナルの方は現存する炭酸飲料の王者だと確信しており、ジンジャーエールを飲み続けると、たまに飲むコーラがそれ程美味しく感じなくなるのは不思議。

時代は缶からペットボトルへと変わり、持ち歩きや飲み残しにも便利になった。しかし見方を変えればこれは昔で言う ”水筒” ではないか?ただ大きく違うのは使い捨てということ...


(269) α波?1/f ゆらぎ? 2004/03/12

夕方になると聞こえてくる 「た〜けや〜〜♪さおだけ〜〜〜♪♪」 というおなじみの響き。田舎の良き風物詩という印象が強かったのだが、ここ東京でも稀に耳にする事がある。同じ類の 「石焼イモ〜〜♪」 などは地域によって半ばメロディーとも取れるそれらイントネーションに独自性が現れるものだが、「さおだけ〜♪」 に関しては今のところ全国共通に思える。

「1本で○○円、2本で○○円...」 物干し竿というものは1度購入すれば少なくとも数年は使用できると思うのだが、いったいどれ程の売上があるものかと心配してしまうのは子供の頃から変わらない。しかも乾燥機使用の多い都会では尚の事。そして何より、実際に買っている人を見たことが無い...

それでも何故か、さおだけに、石焼イモに、チャルメラ、どれも無くならないで欲しいと願うのである。



(268) 気持ちは高ぶるのだが    2004/03/11

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高性能スポーツカーで耳にするクロスミッション。実はスマートも BRABUSモデル にはこのクロスミッションが採用されている。クロスミッションとは簡単に言えば各段のギヤ比がかなり近い値で構成される変速機ということになるだろうか?
そのメリットは、あらゆるスピードでエンジンのオイシイ回転域を巧みに使いこなせる点に尽きる。例えば
BRABUS の場合、各ギヤ比が近年稀に見るクロスっぷりで、時速50kmであれば、1速から5速のどのギヤでも走れてしまう。山坂道ならターボが効率よく働く高回転を維持したまま次々シフトを繰り返すのは勿論の事、前方を中途半端な速度で走る車に やむを得ず合わせて走る場合など、4速では苦しいが、3速では回転が高すぎるといったジレンマも皆無なのだ。

ところが、逆の言い方をすれば静止状態から50km/hまで加速する間に最多4回のシフトアップをする事もあるということで、スムーズに流れていても尚ストレスを覚える都会の道路事情では、専用のパドルシフトを酷使しても忙しなさを感じてしまうのは確か。慣れてはいてもスマート特有のシフトタイムラグが気になる状況となる。そういった場面では迷わずATモードをセレクト。ぎこちないオートシフトチェンジもそんな状況ならば思いのほかガマンできてしまうものである。

そしてついつい誇らしげに自慢してしまう6速ギヤ。日本の軽自動車より小さな車体に6速クロスミッションと話せば大抵の人はビックリする。そしてまた、運転して分かる癖のあるシフトチェンジに決まって皆がビックリする。


(267) やるべきこと    2004/03/10

常日頃から頭の中は車ネタでパンパン。はっきり言って車の事を考えない日は無い。しかし不思議と疲れないのは ”好きこそ物の上手なれ” ということか。

もともと頭が良い方ではない私が、仕事に関する企画を12時間も連続で考え続ければ、冬場であっても脳内はオーバーヒート状態。それでもじっとしているよりは不安も解消されるだろうと集中すれば、2時間前に入れたコーヒーは手付かずのまま...気づけば24時をまわっているというのに夕食も食べていない。前の会社にいた頃、後輩に投げかけた 「体より大切なものは無い」 という言葉を思い出した。

またひとつ歳を重ねた今日の日に、どうせなら恋にでも落ちて眠れぬのならいいのになぁ。



 (266) Made in Japan    2004/03/09

未だに日本という国から一歩も外へ出たことの無い私だからか、一人暮らしを始めようとした頃はどうしてもベッド生活に憧れた。長野の田舎育ちで当然のように毎日布団をたたんでから始まる生活からはベッドで眠る事自体が十分に都会暮らし≒海外の生活習慣というイメージが強かった。とは言うものの現実は生活スペースの関係からロフトベッド(2段ベッドの上だけみたいなもの)で暮らす日々であり、とても想像していたような 華やかで今風な そして人に見せられるような状況ではなく、お世辞にも快適とは言い難い。これもまた確かに都会生活なのかもしれないが...

そんな窮屈な生活も既に10年になろうとしているが、今更ながら畳、そして布団で眠る生活がちょっぴり恋しくもある。寝付きの悪い深夜にコーヒーではなくお茶が飲みたくなったりすれば、やはり私は紛れも無い日本人なんだなぁと感じたりする。

ギリギリ30前の男の人生は結構年寄り臭いものだ。



(265) スマートからの贈り物    2004/03/08

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風は冷たいながらも確実に春を感じ取れる霞んだ空。

思いつきでカー用品店を訪れればさすがに週初めの平日とあって暇つぶしの客など私位。いつものように買い物のあてなど無いままスマートモディファイのヒント収拾。変わり映えのしない陳列棚からは大した収穫もなかったが、空車の目立つ駐車場に戻れば頭上高くより程好く濃い目の日差しが降り注いでいる。少し埃で汚れてはいたが、大人しく日向ぼっこをしていたスマートだから、ご褒美がてら写真に収めてあげた。

近くから遠くから結果として最大の自己満足は時間を忘れ、冷え切った体で再び車内に乗り込めば、まさしくそこには春があった。


(264) 開幕ですね    2004/03/07

いろいろな世界的ニュースで耳にする、”日本人の被害者はいませんでした” という言葉に疑問を感じながらも、開幕したばかりのF1グランプリを見ながら佐藤琢磨選手を応援している自分に、どこか共通する感情があった事は確かなようだ。

スポーツ観戦自体にはあまり縁の無い私だが、例外とも言えるモータースポーツに関して言えば、誰が1番だとか、勝った負けたという結果論には大して興味が無い。それよりもそのプロセスがたまらなく面白いのだ。タイムを出すためにどんな工夫をし、どんな技術を使い、どんな努力をしているのか?そして生まれた結果はいかに?

放送の中でも言われていたが、今回のオーストラリアグランプリコースでのファーステストラップは昨年のそれを約3秒も更新しているという。各マシンとも激的なパワーを得たわけでもなくその結果が生まれるということは、いかにコーナーリングスピードが上がったかということに尽きる。必然的にドライバーに対する横Gの負担は上昇しているわけだ。

F1に限らず、安全を見越したレースレギュレーションが年々厳しくなる一方、それでもコースレコードが塗り替えられる背景には、もはや車を速く走らせる技術はある程度確立しているのかもしれない。それを考えれば上限を持たないストリートチューンではもっと多くの結果が生まれてよいはずなのだが。



(263) 私好み    2004/03/06

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手にした携帯電話もすでに6機種目。毎年のように機種変更を繰り返し、時代についていこうと頑張るのにも疲れ、現在使用しているモデルは電話とメールだけのシンプルなもの。これぞ大人のスタイル!とばかりに思い切った2年契約。が、またもそそられる機種を発見。

こんな時代だから性能面でみれば電話会社や製造メーカーにそれ程の違いは無い。新しい機能で勝負!という事にも何ら興味は無いのだが、私好みのデザインという所は譲れない。今まで多種多様なモデルが世に登場した中でデザイン的に欲しいと思ったのはたったの1機種だけで、一昨年まで長らく愛用していたのだが、今回目をつけたモデルはそれに次ぐ魅力で満ち溢れている。

こだわってみても所詮は電話。本末転倒となる商品開発に私もまんまと乗せられているのか?残された半年余りの契約が私の衝動を今は何とか抑えている。


(262) ランプ消えました    2004/03/05

埃っぽい春の空気に雨がプラスされ、残った跡は洗車3日後にして泥だらけのスマート。そのままの形でディーラーへと急いだ。

昨日から点灯したままの警告ランプに変化は無く、診断用コンピューターを接続し分かった結果は運転席側サイドエアバッグの一時的な不調との事。完全なる故障といったエラーログが残っていない事から、シートに繋がる幾本ものケーブルのコネクションに接触不良の疑いが大きいという。それら原因により一瞬でも通電の切れた回路は安全のため警告ランプが点灯したままになるらしい。まあ頷ける内容ではあるが...

足を運んだついでにエンジンオイルの交換も行った。ODOメーター読みで 1000km、4000km時に交換したオイルだったが、そろそろ 7000km を間近に控えての判断で、これまでは同時交換を心掛けていたミッションオイルも例外無く交換といきたい所だったが、お財布と相談した結果、頑張ってもエンジンオイルフィルター止まりとなった。特別なエンジンチューンを施しているわけでもないためエンジンオイル交換2回に対しミッションオイル1回交換というサイクルをこれからは心掛けよう。

警告ランプが消える事を確認した後、アイドリングが多少静かになった?という実感が沸くまでも無い短い距離を帰宅すれば、無情にもご来場者トートバッグプレゼントの葉書が届いていた。



(261) ランプ消えません   2004/03/04

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レンタルCD片手に駐車場へ向う。隣接する車にドアを当てられていないかがいつもながら気掛かり。それでも一般車と違いスマートのボディーパネルはその殆どがプラスチックで出来ているとあって、仮にドアを当てられたとしても塗装にキズは付くもののエクボ状にへこむ事は無いと思われ、その分他車よりは気が楽である。

さてエンジン始動後早々にメーター内 点灯したままのインジケーターを確認。むむむ!ん?はて...さっき駐車するまでは点いていなかったハズ。インジケーターの示すマークからしてエアバッグに異常発生!と思われる。その足でディーラーへ向おうかと考えたが他の用事もあり、一旦家へ帰ることに。

徐に取り出したスマートのマニュアルを隅々まで慎重に読んでみても、「ランプが点灯した際は直ちに最寄のサービス工場で点検を受けてください」 と記されているのみ。いろいろと故障がある車とは聞いていたが、最初に起こるトラブルが安全装備に関してのブロックとは、これからのカーライフに少しばかり不安も残る。

明日には点検を受けるつもりだが、エアバッグ回路のヒューズが飛んでいた!程度の報告を望みたいものだ。


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