(280) こんなにいらないでしょ 2004/03/23
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時代としてはもう十分昔の部類に入る私が子供の頃、家には家具を思わせる木目調のテレビがあった。話のネタに使われるようなチャンネル合わせにダイヤルをガチャガチャと回すタイプではなかったが、プッシュボタン式とは言え当然リモコンなど付属しない、今思えば随分湾曲したブラウン管の重たい箱といった記憶がある。 現代ではテレビに限らない多くの電化製品に付属するリモコンであるが、テレビにはコレ、ビデオはコレ、CDはコレ、といった具合にその数が増えれば状況に応じた機種を探すのも一苦労である。しかもメーカーにより、ボタンの並び方もまちまちで、パソコンキーボードのブラインドタッチのような使い方は到底無理なのだ。更に、最近は本体側では操作の出来ない機能までもがリモコン側に設けられており、運悪くそのリモコンが故障とくれば途端に不自由な製品へと化けてしまう。 近頃では複数の電化製品を1つで操作できる ”学習リモコン” なるものが売れ行きを伸ばしているようで、私の現状を見るだけでも十分頷ける製品だという事はわかる。しかしそんな製品が作れるならば、なぜメーカーは初めからそうしない?全てが同一の規格に則って動作すれば、各家庭にリモコンなど1つでいいのに。 |
(279) デリケートな季節 2004/03/22
いつでも季節の変わり目というのは人の気持ちを不安定にさせる。とかく秋から冬にかけての寂しげなシーズンは内気な自分に気付くきっかけとなる事も多いのだが、春にかけての今の季節は前向きでオープンな気持ちばかりが空回り気味で先行し、東京でも電車の窓から街に見る桜の開花が絶妙にシンクロするものだ。 桃源の春の訪れを感じながらも、今日のような異例の天気はどこか出足をくじかれた様で、前進するにはあまりに風が冷たすぎる。

暖かさはこのまま順調にお花見へと進行するに思えた。しかし
なかなか思うように行かないのは人生とも似ている。突如としてやってきた真冬のような寒さは東京にも冷たい雨を降らせ、山沿いでは雪の知らせもあるという。厚手の冬物はすっかり奥のほうへと姿を隠しつつあったが、この調子ではまたも主役の座を受け渡さずを得ない。
(278) これでどうだ! 2004/03/21
メールソフトを開くたび必要なメールとそうで無いメールの仕分け作業が当たり前になったのもおかしな話で、各種セキュリティーソフトで
ある程度の対策は出来るものの、1年や2年でしつこく表示される”有効期限切れ”のメッセージも何となく目障りだからして、ケチな私はお手軽無期限無償便利ツールの検索と相成ったわけである。探せばいろいろなフリーソフトが出回っており、そのどれもが似たような機能は持っているのだが
人間が意識して各種設定をせず確実に快適環境を手に入れるにはコレしかない!とインストールしたのはシングルバイトメール削除ソフト。つまりは日本語メール以外はサーバーから随時削除してくれる代物で、これによりいたって簡単に常識的なメール環境が実現した。外人さんからの必要メールがある人には向かないということだが... 放っておいてもピコピコという音と共にバックグラウンドで削除が実行されているのは気持ちいいね。
こんな時代だから電話やポスティングよりも遥かに簡単且つ大量にそして経済的な広告媒体としてメールが使われるのだろう。私の元へ届く横文字を連ねた
ど派手なメール達は1日に10〜20通。初めのうちはご丁寧に ”Remove me”
なんて所をクリックしてメーリングリストから排除!の手続きを踏んでいたのだが、今思えばそれも彼らの戦略と思われ、ランダムに送りつけられたメールに対し、受信できました!との返信をしたのも同然。その後、徐々にそれらのメールが増え続けたのは気のせいでは無い。
(277) 気持ちは分からんでもない 2004/03/20
深夜皆が寝静まった頃、単気筒特有のダイレクトなエンジン音は想像以上に辺りに反響し耳障りなものである。考えてみればバイクというのはパワーウエイトレシオならぬ、騒音ウエイトレシオが極めて低い乗り物だといえる。人間1人、最大で2人を運ぶために発する騒音レベルは、4〜5人を運べる乗用車よりも遥かに大きく、それでいてマフラーなどをモディファイしていたら、その比較対象にはもはや農耕車や工作機械の方が適しているかもしれない。 乗用車開発に見る騒音対策は年々進化を遂げ、近年では車内にてエンジン音が聞き取れない車すら存在する中、バイクに関しては目立ってそういった進化は感じられないように思う。そこには
”音も楽しむのが2輪車”
というモットーがメーカーサイドにもオーナーサイドにもあるのだろうし、シートに跨る本人にはエグゾーストノートと共に伝わる振動がたまらなく心地よいのだろう。
今年になって近所に出来た賃貸アパートの前に数台のバイクが止まっているのをよく見かける。
昨年、念願の自動2輪免許を取ったまでで、未だ肝心のバイクが持てない私にはしばらくただの騒音にしか聞こえないだろうな。
(276) メカニカルハッピー 2004/03/19
近頃目にする広告の中に ”水冷式PC”
なるものを発見した。発熱量の多いCPUの冷却用として専用に搭載されたラジエターへとクーラントを循環させ静音を図ろうという構造なのだが、日常生活での使用上見た目には全く気づかないだろうし、それが画期的性能アップに繋がるとも思い難いのだが、家庭内のコンピューターにラジエターや水冷ポンプ、それにリザーバータンクという響きがたまらなくアンバランスでそそられるのだ。正直そそられるだけで購入に踏み込めないのはいつもの事。 コンピューターに限らずこういった静音を謳い文句にした製品が稀に商品化されるものの、私のような物好きは別として、一般のお客さんに対し店頭での商品アピールというのはなかなか難しいのだろうな。爆音設計なら別だけど。
機械好きの私は、何に付けても構造的あるいは材質に対するキャッチーな響きに弱い。”ダイキャスト”、”アルマイト加工”、”超音波モーター”、99.99%”、”モノコック”、”着脱式”、などなど...きっとその意味が何であるかはさほど重要ではなく、ステイタスとしての楽しみ方は多くの場合大金を叩く結果となる。
(275) 落ち着きの無い奴 2004/03/18
「留守セッテイシマス。」
マイクロカセットがキュルキュルと頭まで巻き戻る。ピタッと止まるのを待つようにして、「留守カイジョシマス。」
再び先程の位置までテープが送られる。 こんな状態が3回も続けば大抵の人はイライラする。どう考えても故障としか思えないこの症状が我が家では時折顔を出す。数年前から承知はしていたものの今日のはいつに無く激しい発作だ。もしかして電話機も花粉症?それにしては外は雨。こんな天気なら花粉症も緩和されるものだけれど。 7,8年前に購入したこの可愛い電話は今でもとてもお気に入りだし、携帯電話が普及した現代に今更家庭用電話機を買い換えるのも癪だと、いつも通り背面のリセットボタンを強く押してみた。 症状は多少緩和されたようだ。

暴走し始めた電話は手に負えない。
(274) 考えているうちが花 2004/03/17
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| スマートがターボ車ということを考えれば、エアインテークを通過する空気の流速はかなりのものだと思われ、その吸気効率を上げる事で簡単なパワーアップに繋がる事は明らかなのだが、ノーマルの吸気口を見る限り、車速が上がるにつれインテーク内の空気はエンジンに吸い込まれるどころか外に吸い出されるような構造であり、ベルヌーイの定理がピタリ当てはまってしまう作りである。塗装などに使うエアブラシの原理と同じだね。 そこでスマート乗りの間では色々な工夫が見られるわけで、近頃ではラム圧を積極的に利用したアイテムを取り付けている人も珍しく無い。ラム圧とは走行時の風圧によって得られる空気の圧縮効果によってエンジンに空気を押し込む力なのだが、市販車での効果はせいぜい2%程度と言われる中、もし私の推測が正しくノーマル形状がマイナスに作用しているとするならば、スマートに限ってはそれにより常識以上の効果が期待できそうである。 さ〜ていつ実現する? |
(273) こんなもんです 2004/03/16
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友人宅を訪れ耳にした ピーピーピー という電子音。ご飯炊き上がりの合図と同時にスタートした ”はじめてのすき焼き”。 確かに前日、「すき焼きが食べたいね」
みたいな話をしていたのは事実だが、どうせ近所に食べに出るのだろう?と軽く考えていた私の想像とは裏腹に、男の手料理にて実現する事となった半創作料理?は思いのほか楽しいものとなった。 何はともあれ 肉に、焼き豆腐、シラタキが大鍋に顔をそろえれば、大抵 ”すき焼き” に見えてしまうものである。春菊が無かったり、ネギが小さかったりするのはご愛嬌。ん?えのきも無い?しかしこんな企画をしてくれた友人の気持ちがうれしいね。 |
(272) ぜったいなどない 2004/03/15
ただ一つ言えるのは、選ばれた選手以上に、補欠にすら選ばれなかった高橋選手を日本中が注目している事実は、それが十分ヒーローだという証ではないですか?
ニュースを見ればアテネ五輪マラソン出場選手の話題が取り上げられている。世間では高橋尚子選手が選ばれなかった事が随分と話題になっており、私も唯一名前を知っている選手だけに同情はあるものの、その道で出番を待つ選手が山程いる中で日本の代表として日の丸を背負う以上、やはり現時点の運も含めた実力こそが結果として現れるのは致し方の無い事である。現実を受け止めきれない国民が、選ばれた選手に対しヤジを飛ばす事件も発生する中で、一頻り冷静に応じていた本人の会見姿が妙に印象的であった。
(271) 来年のために 2004/03/14
昔から春は眠いとよく言うが、1日10時間の睡眠でさえ寝足りない気がするのはきっと花粉症も影響しての事だろう。いったい国民の何パーセントの人が花粉症と闘っているのかすら想像が付かないが、携帯電話の普及に負けない勢いで年々その人口が増えている事だけは確かなようだ。 根っからの花粉症という意味では10年選手で既にベテランの域に達している私であるが、昨年までのその症状は鼻で息をする事が困難な状況にまで追い詰められ、市販の鼻炎薬に頼る毎日を送っていた。ところが今年は症状はあっても多少のくしゃみと鼻水程度。鼻が詰まって薬が手放せない日々は今のところ訪れていない。3月中旬でこれ程楽な年は過去に経験が無いだけに、意識して心掛けた花粉症対策を振り返ってみると、昨シーズンに話題となり飲み続けた ”シジュウム茶”
のおかげだろうか?その時の即効性としては大した効果は得られなかったが、せっかく高いお金を払って買ったお茶だからと
シーズン後も手持在庫がなくなるまで飲み続けた事が功を奏したのか。(1箱で100杯分ありました) 今年が楽だからといって来年の事は分からない。予防策として今年も買って来ようかな。ひょっとしたら今シーズンはこれからなのかもしれないが。
気候のせいかよく眠れる日が続く。