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(300) いくつになっても    2004/04/12

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窮屈そうに都市の真ん中に存在する後楽園遊園地。

その昔、小学校の修学旅行にて訪れた事を思い出した。今とは随分乗り物も違っており東京ドームなど無かった頃の記憶である。子供ながらに ”立地条件からして近い将来なくなる運命” と決め付けていた少し小ぶりなテーマパークは、今でもこうして健在なんだと、改めて眺めてみた。勿論眺めるだけで入る予定が無いのは少し寂しい。

ジェットコースターやらバイキングやら、過激な乗り物への恐怖は大して感じない私にも、意外な苦手アトラクションはどこの遊園地にも存在する。”お化け屋敷” 。これはどうにもこうにも怖いのだ。扉をくぐれば人工的な嚇しが待っていると知りながら、必要以上にリアルなハリボテとそれらしい音響効果で入ったことを後悔しない時は無い。深夜の墓地の方が何ぼかマシである。

ジェットコースターの入り口付近には替えのパンツやオムツなどが販売されているらしいが、お化け屋敷の前にはさすがにないよなぁ。


(299) 結局は安価には敵いません    2004/04/11

レンタルにてCDを借りる。最近では当たり前の光景であるが、その影響でレコード会社の売上は年々下降気味だとか。昔は自ら購入し、ジャケットを手にする事がお気に入りの音楽を聴くことと同じように楽しみだったのだが、近頃ではコストパフォーマンス優先でレンタルばかりの現状は私とて例外ではない。

ビデオなどではパッケージの裏にハッキリと ”レンタル禁止” と記されているにも関わらず堂々とレンタル店に並んでいるところを見ると、いったい何処までが合法なのか分からなくなる。その点CDに関しては同様の表記を見かけない気がする。コンテンツ制作にお金が懸かるのはビデオのそれと大差ないと思うのだが相互の違いはいったい何処にあるのだろう?ジャケットの写真やデザインにお金を掛けるならば ”レンタル禁止” との文字要素を追加し、その行為への罰則を強化する方がよほど売れ行きに繋がりそうな気がするのは所詮素人考えだろうか。

セールスの1/10もの金額で大量にレンタルされるのでは、寝ずに曲を作っているミュージシャンは報われませんな。新種のコピーガードも意味を持たない時代には抜本的対策が必要では?



(298) それでも十分日光浴    2004/04/10

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本栖湖周辺で日光浴がてら昼寝。本日最大の目標は八王子を過ぎた辺りで断念する事となった。

我が家から八王子まではおよそ30Km、早朝洗車の後、8時に出発したはずがこの時点で既に11時をまわっている。単純計算で平均時速10Kmとの答えを導き出すのには有り余る渋滞の列。めいいっぱいの早起き!?正確には何時も通りの徹夜にて行動に出たつもりだったが、行楽日和を絵に書いたような眩しい日差しが、灰色の空に慣れた東京人には刺激となったのだろう。

急遽変更された行き先は、そこからでも迂回ルートにてたどり着ける奥多摩湖。私のホームコース?でもある周遊道路はここ半年ほど土砂災害のため通行止めとなっていたのだが、4月より片側通行区間を設ける事で何とか開通に至っていた。決して快適とは言えないスローリーな車の流れに、やっとの想いでパーキングにたどり着けば駐車順番待ちの状態!いったい今日は何の日だ?と思わず自分の世間知らずを認識させられる状況で、思いつくは、おそらく私しか知らない?奥多摩の隠れ観光スポット!透き通る水が自然に作り上げた見事な滝があったハズ。そこなら間違いなく人っ子一人いない、私だけの昼寝ができる!とばかりに細道を急ぐ。普通車のすれ違いすら困難な一本道で目の前に現れた大型ダンプ。ぎょえぇぇぇぇぇー。SMART VS ダンプ。そんな状況でおいそれとダンプがバックするはずもなく、申し訳なさそうにこちらが引き下がるのだった。

なんとか交わしたドッキリの後、間もなく現れた滝への入り口。ついでに目に飛び込んできたのは大型バックフォー!。えっ?ガーン!!
その先にすばらしいロケーションが広がる事は工事のおじさんには教えなかった。



(297) ダントツNo.1です     2004/04/09

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Sony より一通のメールが届いた。

ポータブルナビに私を満足させる機種が見つからなかったのはもう過去の話のようだ。
AVナビシステム“XYZ(ジィーゼット)シリーズ” というらしいが、30GBHDD搭載で、実写さながらのリアル3D地図、液晶は高解像度、タッチパネル&リモコンのどちらでも全ての機能を操作可能、パソコンによる地図の更新、ビデオや音楽の記録再生、FMトランスミッターによるカーオーディオとの併用、載せ替え時のケーブル着脱からの開放とくれば、文句のつけようが無い。しかも非常にスタイリッシュ。モニターと本体が別々で助手席の下に設置するなどという発想はこれからのナビには通用しない気さえする。色は黒とシルバーで、一部グレードのみホワイトが用意される。ナビに頼りすぎる事がキライな私を唸らせる1品!。発売は6月10日という。

さあ始めてのナビ購入に気持ちは準備できた。揃わないのはお金だけ。


(296) 黒い理由    2004/04/08

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少し走ると真っ黒になってしまうマフラー。
近年では環境問題とエコの両立が重要視されるようになり、メーカーサイドでもかなりきっちりとした燃調を取っているせいかマフラーがピカピカの車が多い。つまりは完全燃焼に近い状態が保たれ未燃焼ガスの排出が少ないことを意味するのだが、私のSMARTは.....

ターボ車などでは、避けて通れない燃焼室の温度上昇を、一般的には燃やすものとして認知されている ”ガソリン” を必要以上に供給する事で冷却に使用している。勿論、吸い込んだ空気量に対し燃やせるガソリンの量は決まっており、燃え残った分はガスとして排出される。その結果、マフラー真っ黒!。これは同じターボでもブースト圧を高めたりして高出力を稼ごうとするエンジン程より多くの冷却用ガソリンを必要とするため顕著に現れ燃費も悪化する。時には黒鉛を噴いているチューニングカーも。

GT-R、シルビア、スープラ、RX-7。日本を代表する有名スポーツカーが次々姿を消す事となった背景にはそういう事情があったのだ。


(295) おまわりさんも大変です    2004/04/07

なにやら2、3日前から ”春の交通安全運動” が始まったらしい。

交差点の度、おまわりさんが数人立ち尽くしているのを見かけるが、あれはいったいどういう意味があるのかいつも疑問に思う。通勤ラッシュの時間帯にはそれが原因で普段以上の渋滞になっており、そういう意味では確かに安全は確保されるのかもしれないが思うように走れないでは意味が無い。教習所や警察の規則最優先の考え方も教える立場、取り締まる立場とすれば十分頷けるものだが、日常生活というものはそれだけでは上手く回っていかないのも確かである。

都会の交通戦争から起こる事故は勿論の事、北海道のような快適な道路事情でも死亡事故が多発する事を考えれば、取り締まるべき対象は自身による心の乱れということになりそうだ。



(294) それは贅沢というものか?    2004/04/06

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3年ほど前にSMARTの購入を考えていた頃、試乗した車のブレーキは随分とスポンジーな感触だった記憶があり、スポーツテイストを好む私としては今の愛車購入にもそれなりの覚悟はしていたのだが、納車された時点でのペダルタッチは記憶のソレとはかなり違った味付けへと変わっていた。

実は普通車のブレーキコントロールには2種類の方式があるのだ。

ストローク式 : 踏み込みストロークに制動力が比例する方式
   踏力式 : 踏み込みの強さに制動力が比例する方式

一般的に、ファミリーカータイプの車には僅かな踏力で確実な静動力を得られるストローク式、スポーツカータイプにはコントロール性重視の踏力式が用いられる事が多い。そして SMART に関しては年式の違いから、この方式が前者から後者へと変更されたものと思われ、現行モデル(BRABUSだけかは不明)では明らかにコントローラブルになっているのだ。

しかし相変わらずリアのドラムブレーキは頂けない。少し本気で走りこめば発熱によるブレーキシュー硬化のためか、俗に言う「鳴き」を伴い煙が立ち昇る事もしばしば。それでもフェードに至らないのは不思議なくらいである。考えてみればBRABUSというブランドに随分と金額が上乗せされているのだから、前後大径ディスクブレーキを搭載してもらいたいものだと少しばかり欲が出てくる。そもそも一般に言うホイールのインチアップとは、大径ブレーキを搭載する事が第一の目的でもあり、形だけのインチアップは見た目にはカッコイイものの性能面からすればマイナス要素の方が多い。205/45/16などという明らかにオーバースペックなタイヤサイズを1度15インチにダウンして存分に走ってみたいと、無いもの強請りばかりの私なのだ。


(293) 運動不足が原因?    2004/04/05

近年、”癒し効果” といった、半ば流行とも言える ”くつろぎの一時” のため、家電メーカーはマッサージチェアーに総力を注いでいるようだ。最新モデルの中にはお気に入りの音楽CDをセットする事で、そのリズムに合わせ動作する機種もあるとか...

まだまだ若いつもりの現実は30を目前に控えた私でさえ、時折肩や背中にコリもある。本来そんな時こそ活躍するのがマッサージチェアーなのだろうが、数十万円からの大金をそれだけのためにおいそれと出せるはずもなく、第一置き場所さえ確保できない私の生活からは、どう考えても老後の必需品として変わる時までの儚い夢。

その昔話題になった低周波治療器を遅ればせながら2年程前に購入した私は、テレビを見ながら一定のリズムで体を ピクッピクッ っと動かしているのだが、効果の程は値段相応といった感じで、コリがほぐれると言うよりただしびれているだけ?というのが正直な感想。それよりも使用頻度によっては返って体に悪そうなイメージさえ浮かぶ。

着実に更新される年齢も、嬉しくない歳になってきましたな。



(292) 夜を楽しむ    2004/04/04

部屋の明かりに白熱電球を使用するのが私は好きである。

いくつかの電球を壁や天井に反射させ間接照明とすることでなんとも暖かみのある雰囲気が味わえる。もちろん明るさや色温度等の実用性を考えれば蛍光灯に軍配が上がるのは当然だが、それは最低限必要な時だけのアイテムとして準備しておき、普段はやはり電球色。
近頃では女性に人気の ”ロウソク”。その響きが怪しげな印象と仏を意識させるためか、おしゃれに ”キャンドル” と呼ぶのが一般的らしい。おそらく白熱電球以上の落ち着いた雰囲気が味わえるのだろう?との予想は出来るのだが、辺りを照らし出す程度となると数本は準備が必要だろうし、知らぬ間に出るはずの煙がもたらす人体への影響、そして部屋を汚してしまうのでは?との先入観が実行に移せない理由なのだ。第一、ケチな私には消耗品であることが勿体無い。

仮に実行に移すとしても、いい歳の男が ”ロウソク” を買いに行くのはかなり勇気がいるのだ。



(291) どんな風に写ったのか?    2004/04/03

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最近の私の旬は ”日光温泉”。先週行ったばかりじゃないの?との声が聞こえてきそうであるが、時間が許すならば何度行っても良いではないか!

お決まりのデジカメに今日はフィルムカメラも忍ばせて、例によっての下道大作戦。つまりは高速道路は眼中に無いということ。せっかくドライブを楽しむのに、高速道路でシューっとひとっ走りではあまりに勿体無いではないか。乗っている時間が短くなっちゃうから...
深夜に出発して現地に到着したのはちょうど日が昇る頃。普段なら夕日がバックのSMARTも、今回ばかりは朝日をごちそうしてあげた。その後 ”いろは坂” を幾度となく往復し、いつになくスローなペースで時間を調整しながら同じポイントを偵察。自分で決めたテーマに則り、効果的な写真が取れるよう太陽の角度を計ったのだった。夢中になるうち、長く伸びた影も次第に見慣れた自然体へと変わり、辺りが暖かくなればサルも日向ぼっこにやってくる。じっと見ていると妙な親近感を覚えてしまうのは不思議?!

途中 雪による冬季通行禁止区域の影響で100km程延びた走行距離はトータル530kmだそうな。一般的な車より燃費がいいのは嬉しいね。いつもの事ながらここではデジカメでのお気楽写真を!真剣に撮ったフィルム写真を何処で公開するかはナイショ。


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