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(590) 美味しければ良し    2005/01/27

”ずいぶん遠くへきたもんだ” そんな実感さえ薄れる忙しい毎日。こんな時、不安定な気持ちを落ち着かせるには満腹感に限る。”腹ペコに味は問わない”のは一般じょーしきとしても、そこに美味が伴えばきっと満足度は想像以上となろう。

名古屋と言えば、「ひつまぶし」、「味噌カツ」、「味噌煮込みうどん」、「名古屋こうちん」、いろいろおいしい食べ物があるようだが、本日は 「手羽先」をゲット。ふむふむ有名なお店とあって確かに美味しい。しかしもともとがあまり味にこだわりを持たない私のこと。ホテルで深夜に食べるカップラーメンがなお美味しく感じたのは果たして幸せなのか?


(589) SMART 恋    2005/01/26

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夜になり、またも新幹線で移動。今日から名古屋での生活が始まるのだ。

私がイメージする新幹線とは、丸い鼻の白い列車に青いラインが一本!。しかし最近のはスリッパのような形をしていたり、巨大ミミズのような色だったりして、なんとも未来の乗り物に近い印象。人からはスピード狂と言われる私でも、やっぱり ”新幹線は速い” と素直に思えるのは、あまりの短時間で日本地図が必要な距離を移動できてしまうところ...。普段いかなる条件下においても車で行動する時間的概念に、移動距離との関係がうまく合致しないのだ。

道に迷わないために持参したハンディGPS ”ポケナビ” を窓際に置いてみれば、時速270km/hを記録。なるほどこれなら月までもそう遠くないかもしれん?

しかしそんな中ただ思うのは、そろそろ愛車 SMART に乗りたい。未来の乗り物とイメージする外観は現代の新幹線にだって負けないもんね。


(588) 枕が違えば...    2005/01/25

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仕事から帰ればいつもの落ち着く部屋...そんな生活に多少の刺激を求めるなら、こうしたホテル暮らしもなかなか乙なもんだ。

大阪の街は初めてではないものの、駅の人ごみをさまよえば改めて感じる関東との習慣の違い。エスカレーターに乗り込む人々は自然と進行方向右側に寄り、左スペースを追い越し路線?として確保する。日常、右側を空ける関東に慣れた私には行動に出るまでに多少の ”考える時間” が必要とされる。

関西弁で交わされる多くの会話はいずれも親近感の湧く ”あたたかさ” に満ち、違う場所で生きてきた人々との接点としては非常にお気楽なコミュニケーション。日本という国を私はまだまだ知らないようである。


(587) 一人ぶらり旅    2005/01/24

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大阪へ向かう新幹線の窓から見る景色。

私の人生で3度目となる新幹線の旅は、悲しいかな ”仕事目的” という条件付きの一人旅。普段から車であちこち遊び歩くことが大好きな私だが、案外電車に揺られる長距離旅行の経験は浅く、新幹線の自動改札で幾度と無くピンポーンと立ち往生してしまったくらいだからその素人っぷりは相当なものか?

東京から2時間半もの移動時間は、一般的に退屈で暇なひとときと感じられるのかもしれない。しかし何もかもが新鮮で、いつも見ている景色さえ違って映る私には ”初めてのお使い” にも似たドキドキ感がたまらなく刺激となる。

流れる景色は一人で何かを感じ取るにふさわしい、そんなゆっくりとした時間を与えてくれる。このドキドキはいつまでも忘れずにいたい。

 


(586) 少ないから価値がある?    2005/01/23

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今年の東京オートサロンで見かけた SMART シリーズは、ブリジストンブースでの Roadster 1台のみ。

オートサロンに限らず車イベントと言えば ”注目を集める事” がある種のステイタスとなるわけだが、そういった意味で SMARTという ”形優先車” は、もってこいの素材のはず...。しかしなぜに今年はほとんど見かけなかったのか?

答えは実に簡単。それ以上に目立つ車が目白押しなのだ。むしろ普段あまり派手さを見せない車両ほどこういったイベントでは想像を超える仕上がりとなって姿を現す。チューナー側から聞こえる ”売れていない車より、売れている車” に手を入れたほうが後々採算が取れるというのはもっともな意見。

ダイムラーが発表した 小型車事業見直し、SMART 開発凍結。とのニュースがその全てを物語るってか。


(585) 転ばぬ先の杖    2005/01/22

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朝起きると、なんとなく鼻にツーンとした感覚。もしやこれは?

花粉症歴としては10年選手というベテランの域に達する私だから、2月から5月まではどうにも憂鬱な時期。鼻水鼻づまりで呼吸困難に陥るほどの重症だからして日々の生活も楽ではない。

ところが昨年に限っては近年稀に見る落ち着いた症状、鼻炎のクスリさえ必要とされなかった。さて、それまでの数年と何が違ったのか?思い起こせば一昨年のシーズン中、飲み続けた ”シジュウム茶”。その年には大した効果は得られなかったのだが、飲み続けた翌年にあたる昨年はそんなわけで絶好調!果たしてその ”お茶” が功を奏したのかは不明ですが...

今年の花粉は昨年の30倍以上が予想され...ってな噂もあることだから、念のため今年も飲んでみようと薬局を訪ねれば、ありましたありました。が、店員さんが持ってきたのは一昨年見た物とは少々デザインの異なるパッケージ。でも、必死に探して持ってきてくれたのだから買わないわけにもいかず...。記憶していた価格の1/3程度で手に入ったのは良いが、果たして効果の程は?


(584) 夢は何ですか    2005/01/21

”夢” と呼ばれる言葉には、漠然とした将来に対する希望的願望である事の他に、目覚め前の浅い眠りの中で見るイメージの世界がある。

小さな子供の頃を思い出すとどちらの夢もユーモアに富みそして頻繁に見たことを覚えているが、大人になってからというものはより現実的で、希望と言うよりむしろ心配や不安が形となるケースが多かったりする。小学生や中学時代に感じる最大のプレッシャーと言えば期末テストが近いとか、嫌いな陸上競技が始まるとか、たかがその程度の悩みを季節が巡るたび感じたりしてなんとか逃れる術はないものかと考えたものだが、今振り返れば所詮たいしたことの無いその場限りの通過点。

「そろそろ花粉が飛ぶ季節」 なんてニュースを耳にして窓の外を眺めれば気のせいでは無い柔らかな日差し。目の前に迫る春の訪れを感じながらそんな風に昔の自分を振り返れば、あの頃と同じようでわずかに違う季節の変わり目に、さすがに私も歳を重ねた事を実感する。


(583) 悩みの種    2005/01/20

コンビニのお弁当は ”色々なクスリ” が入っているから身体に良くない!との噂が嘘か本当かは知らないが、一昔前なら夜の9時を過ぎた頃、お弁当が並ぶ陳列棚はカラッポ状態だったのに対し、近頃ではなぜか在庫が豊富に感じる。

普段から大して栄養バランスなんぞ考えない私でもそれなりに健康状態を気にかけるとするならば、やはりコンビニよりお弁当屋さんへ直行する。しかし、そこは逆転の発想!、食べ飽きたお弁当屋さんより物珍しいコンビニ!美味しく食べられる事が一番の健康。ということで、最新シリーズとなる色とりどりのパッケージを眺めれば、う〜む、これが目移りというものか!と我ながら優柔不断な一面を再認識させられる。
そこへ私と同時に入店した女の子。同じように迷い、同じような感覚に襲われているのかな?そんなふうに見えた。私が店を後にする頃、その子はまだ同じ場所に立ち尽くしている。お弁当一つで、私以上に幸せを感じたに違いない。


(582) 実走行はいかに?    2005/01/19

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さて、今日は ”なが〜い車” のネタ。

MAZDA RX8 がベースとなっているドラッグマシン、私の目が霞んだりしていなければこのチューニングロータリーエンジンは ”1,500ps” と表記してあった。これだけの数値になってくると ”お馬さん” の数ではピンと来ない次元に突入する。

ドラッグレースは基本的に0-400m勝負だったりするわけだから、真っ直ぐを誰よりも早く!というところに執念を燃やすわけで、多くのコーナーで構成されるサーキットを周回するようなレース車両とはまるっきり造りが違う。直進安定性を高めるためのロングホイールベースにリアのトラクションを稼ぐための ”臓器” レイアウト、ドラッグが少なく高速域で車両が浮き上がらないための空力設計。

どこを見ても、その造りは一般車両に流用できそうな技術ではないものの、きっとこのドライバーズシートでは ”車が車で無いような” 体験が出来るのだろう。


(581) そろそろ一般車にも    2005/01/18

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モーターショーではなく、オートサロンだからお目見えするこういったブラック格子模様の車...。いわゆる ”ふるかーぼん仕様車!”なわけだ。

フルカーボンと言えばお金に糸目をつけないレース車両で1グラムでも軽量化を図ろうと使用される高級素材。キャビアやフォアグラなんて目じゃないね。何と言ってもこちらは大量の材料と手間隙がかかるから、驚くほどの金額になるのだ。それでいてテニスのラケットに代表される強度と軽さの両立が保たれるのだから、慣性モーメントの大きくなるモータースポーツ界では当たり前の存在なんですな。

さぁ〜、これらの車はおいくらになるのでしょう?


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