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(650) 移動多し    2005/03/28

新幹線同士がすれ違う瞬間の車両の横揺れ。かなりの重量物であるはずの列車が衝撃波でも受けたかの如く押され一瞬にして対向車両が行きすぎれば逆に吸い込まれるように押し戻される。空気の力というものは目に見えずとも相当なパワーを持っているのだと改めて認識。京都から東京へ向かう2時間強の間にはそんな事を考える ”時間的余裕” が必然的に生まれる。

ところで車内で飲み物などを販売するお姉ちゃん達。いつもながら一声掛けるにはなぜかそれなりの勇気を必要とするが、ふと考えればあの娘達は毎日が旅行気分?例えば東京在住だった場合、ひと仕事するたびに大阪や京都まで行って来る計算になる。行きで売って、帰りで売る。いったい一日何往復する勤務形態なのだろう。近頃の私もそうなのだが、毎日のように各地を点々と移動していると、遊びたいはずの休みには家でのんびりしたくなる。


(649) まっすぐならそれなりに    2005/03/27

信号待ちで隣に並んだ SUZUKI Kei Works 。都心の渋滞を抜ける青信号となればグイッとアクセルを踏んでしまうのは私の癖。その行動に ”闘争心” が湧いたのだろうか?バックミラー越しに猛烈加速にて追いかけてくる先程のシルエット。さすがにあのアルトワークスやカプチーノに搭載されていたK6Aエンジンのパワーはあなどれない!

しかしだね、私の SMART君 は他とは少々違うのだよ。と言わんばかりにパドルにて1段のシフトダウン、パワーバンドに載せ一気に全開加速!今年一番を思わせるポカポカ陽気が真冬のようなドッカンパワーを搾り出せずにいたが、それでも徐々に小さくなる kei 。軽自動車と同じ車重に与えられた75psは やはりそれなりに速かった。だが、こんなシチュエーションに遭遇するたび更なる加速が欲しくなるのはすでに病的発作。あと一さじのパワー、欲しくなるなぁ。


(648) さりげない主張    2005/03/26

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”Engineered by Mercedes-Benz”。 エンジンルームを開けなければ見えてこないその文字、我が愛車の場合、代わりに BRABUSロゴ が入る。うれしいような、悲しいような?

SMART というブランドはメルセデスベンツラインで製造されているわけではないからして、勿論の事スリーポイントエンブレムなど備わってはいない。だからそこにメルセデスの技術が注ぎ込まれている事実など所有している者のステイタスにすぎなかったりする。しかし、趣味なんてものは所詮自己満足の塊だったりするわけで、見て良し!触って良し!というのが大前提と考えれば、やはりどこかに ”さりげないアピール” が必要となる。

やっと見つけた そのステッカー。車内から貼るタイプだから仕上がりもきれいで結果おーらいなのだ。


(647) 現代人    2005/03/25

渋谷に原宿、新宿に池袋、といった人ごみ溢れる賑やかなところが苦手な私。ゲームセンターにカラオケボックスのような ”やかましい所” は勘弁して欲しい!と思ってしまうのは静かな田舎育ちの性?

近年ではそんな街中に、若い女の子が母親と仲良く歩いている姿を目にする。娘のほうはニューファッションに身を固め時代と母親をリードするがの如く胸を張って歩き、母親のほうは娘につられ実年齢の8掛けといった若作りで少しだけ現代に溶け込む。それがここ数年の ”ナウイ” お買い物スタイル?

何はともあれ親子で仲が良いのは微笑ましい事なのだ。履き違えた薄っぺらな友情よりずっとよろしい。


(646) 卒業シーズン    2005/03/24

3月も後半に入れば、次々最終回を迎えるTVドラマ。

世間的に趣味は何ですか?との問いに、映画鑑賞との声は聞こえても、ドラマ鑑賞なんてのは聞いた事が無い。ドラマ好きの人ならば ”ドラマ干渉” なら有り得るか?しかし、映画には映画のTVドラマにはTVドラマの良い点というのは確かにあって、病気により力衰えていく様を3時間ぽっちの映画で表現していくのは難しい事だし、逆にパノラマ望む山々のスケールを小さなテレビ画面で圧倒させるのは難しい。

どちらにしてもそれぞれの長所を生かした演出と見せ方、そしてストーリーが合致すれば、見る側は大満足の結果となる。ストーリーにのめり込み、見慣れた3ヵ月が終了するたびいつもながら少しの寂しさだけが残りますな。


(645) 売りたくて作ったわけではない    2005/03/23

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今週末から始まる ”スーパーGT” シリーズ。

聞き慣れないその言葉は、昨年までJGTCと呼ばれた全日本GT選手権が、マレーシアや北京といった国際的なレースへと展開したことによる新たなカテゴリーの総称。
GTと呼ばれる由来として参加できるベース車両は、自動車メーカーが5台以上市販向けに生産した車(だったかな?)に限られる。これまでの歴史を辿れば市販車を改造してレース車両を作るという流れ。しかしレギュレーションの厳しくなった近年では、市販車をベースにしていては ”勝てる” 車は作れない!ということで本末転倒した生産の工程。つまり、理想的なレース車両を象り、レギュレーションをクリアするために限定生産される市販車。そう、このNSXは今年のGTを勝ち抜くために5台のみ限定生産されるホモロゲーションモデル。

走りの性能面では標準モデルと大差無い車両に、5,000万円という金額設定が高いかどうかは、買う人の価値観次第ってか?


(644) この時代を生きること    2005/03/22

福岡地方で地震とのニュースから数日が経過。今日は同じ九州地方でも熊本に着陸。こんなタイミングでデカイ揺れなど来ないでね!と願いつつ、以前、北海道で乗ったタクシードライバーがこんな話をしていたことを思い出す。

「近頃の事件事故には世の末を感じるねぇ。巨大地震が来たり、巨大台風が来たり、ニュースのトップネタと言えば少年犯罪でしょ。小学生が殺人とか、日本人が拉致されたとか」

そんな会話を交わすうち、私の記憶に思い当たる”世紀末”なる響き。 数年前によく使われたその言葉に感じた ”絶望的な時代の結末” を連想させる暗いイメージ。時は過ぎたが今頃になってソレを思い出すということは、確かにこの時代がおかしな方向へ動き始めているのかもしれないと真剣に考える。

恵まれた時代などろくな世界ではないと誰かが言っていた気がする。


(643) 春が来た    2005/03/21

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久々の快晴と心地よいポカポカ陽気の代償は、どこへ行っても逃れられない大量花粉の襲撃。

しばらく衰えていると思われた、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの3連症状もポケットティッシュでは間に合わず、ボックスティッシュを必要とするほど。あまりの使用頻度に鼻の穴が荒れてしまう事を考えれば、1箱単位で購入する ”カシミヤ” タイプが望ましい!

そうは言っても、近所に買い物に行く時さえボックス片手というわけにはいかない。おのずと鼻炎薬に頼る破目になるのだが、こいつか凄まじい程の眠気を誘う。下手をすると頭痛を訴えるほど...。

買い物から帰ってきた駐車場。気が付けばリクライニングのしないシートで1時間も眠っていたよ。


(642) いつもお世話様です    2005/03/20

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3連休ってな響きには、どうしても家でじっとしていられなくなるような、ある種の ”お出かけ命令” が含まれているように私は感じる。

休みの理由が ”春分の日” である事など頭の片隅にも無かったが、柔らかな日差しと、稀に見る青梅街道の大渋滞を体感すれば、それが ”御彼岸” である事の証だと気付く。無駄な抵抗とは知りながら花粉から逃れるわずかなオアシスを求め、窓を閉め切った車内でエアコンを入れる...。例によってなまぬる〜い風しか出てこない。半年程前から続く不調とくれば 「またか!」 とため息をこぼしたくなるところだが、私以上にウンザリなのはディーラーメカ担当の方だろうと連鎖的にその顔が浮かぶ。

裏道を駆使してたどり着いた行き付けのディーラー。行き付けと言っても購入したのは SMART 1台で、あとはトラブルや点検などが主なる目的だから申し訳ない気もする。週末だから込んでいるかと思いきや、意外なまでに静かなショールーム。愛車はすぐさまピットイン。点検開始と相成った。

フロントに搭載するエアコンコンデンサーから床下の配管、エンジンルームに至るまであらゆる箇所を専用センサーにてチェック。最終的に反応が出たのはコンデンサー部分らしい。部品の調達が出来次第対策を施す事となるが、今回はガスを補充して簡易処置。次回こそしっかり直って欲しいと願う。


(641) ざっと洗い流す    2005/03/19

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この前洗車したから車はピッカピカ!のハズと駐車場に足を運べば、見えてきたのは ”泥だらけ” のSMART。
なんじゃこりゃ〜。どしてこんなに汚いの?
春といえば花粉の季節。ただでさえ埃っぽいシーズンなうえ、最近は ”黄砂” とやらがどこぞから飛んできているらしい...。更に気まぐれな雨がパラパラと通り過ぎればご覧のありさま。

砂や埃がたっぷり付着した場合の洗車は非常に気を使う。新車以上にキレイになれ!なんて欲張り根性でゴシゴシ磨きようものなら全ては擦り傷として消えない跡を残す。行き付けの洗車場でも水圧の一番高いレーンを選び、十分な ”すすぎ” を行った後、通常洗車の作業を行う。ワックス掛けはお勧めしない。

作業にはマスクとポケットティッシュを持参し、仕上がりはなるべく遠くから眺めるよう心がける!


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