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(700) 近頃感じる違和感    2005/05/17

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BRABUS 仕様のサイドブレーキ。メーカーの刻印と皮製のブーツがセットで2万円オーバーとなるシロモノらしい。慣れてしまえばただのノブだが、確かに標準のそれと比べると多少の高級感は伺える。

ところで最近、このノブがエンジンの振動で共鳴するようになってきた。握りの部分をよーく観察すれば、以前は気にならなかったガタツキも確認できる。

症状から察するに、皮のブーツに隠れているであろう握り部分の固定ネジが、走行による振動で徐々に緩んできたと想像する。こういった症状は1度の走行で一気に現れる事は少なく、日を追うごとに穏やかに変化していくものだからなかなかその悪化に気付かなかったりする。

でも明らかに感じる剛性の不足したブレーキレバーの引き。次にディーラーに行ったら見てもらうとする。え?自分でやらないのかって?ええ、たかがサイドブレーキとは言え、シートの取り外しとカーペーット剥ぎがあるので大変なんです。


(699) 必要にして十分    2005/05/16

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街のショーウィンドウで見かけたカメラバッグ。この数日間、私の頭の中は終始その存在だけに支配された。

もう写真は随分長くやっているから、それ用のバッグなどいくつも手にしてきた。若い頃?には高級カメラボディ 2機を忍ばせ、”本格武装” にてあちこちを歩いた事もあった。持っている事に喜びを感じる ありがちな ”駆け出しの本格気取り” の自分。おのずと重装備仕様となる巨大バッグなど持ち歩く回数は減り、自宅用カメラ貯蔵庫と化すのである。

それでもカメラボディだけは裸のままいつでも肩から提げて持ち歩いた。おかげでボディ裏蓋からは模様が無くなりツルツル状態、ファインダーのゴムなど擦り切れて無くなってしまった。即写性には最高の携帯方法であったが、街を歩くにはさすがに美的センスに欠けた。

長年愛用してきたカメラにレンズが1本、数本のフィルムを入れればちょうど良きサイズ。散歩に行くならいつでも持ち歩きたくなるような、そんなバッグに私はようやく出会えた気がする。


(698) 自らのサイクルで    2005/05/15

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納車1年半位にして ODOメーター読み20,000kmちょいだから一般より多少車で出歩く頻度が多いほうだろうか。

過去に私が所有した車を振り返ってみれば、この距離に至るまで大きなカスタマイズもせず、ほぼノーマル状態として維持されたのは奇跡に近い。大抵の場合、足回りから手が入り駆動系へと進化は進むのだが、SMART に限っては初めからBRABUSブランドを選択したのがモディファイへの道を穏やかに変えているのかな。

さて、いくらノーマル状態とはいえ発熱量多きターボエンジン。オイル類の交換は頻繁に行うのが吉。エンジンオイルは最低でも3,000kmを心がけ、ミッションオイルは5,000km毎のサイクルをキープ。ただそれらは目に見える効果として現れにくいから、いつでも作業工賃との天秤が頭の中で揺れ動く。機械式LSDでも装着されていれば効果はてきめんなんだけれどね。

小さな車であってもメンテナンスの重要性は他車と何らかわりません。


(697) everything's ok!    2005/05/14

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マンションは外壁工事のため朝から ビービ−ガーガー ”本格的な目覚まし時計” となっているから自動的に足が向いたディーラー。エアバッグ警告灯誤動作の原因はケーブルジョイントのカプラー部分では?との回答に、なるほどそうだろう!と およそ想像していた結果として納得。しかし取り寄せとなった専用カプラーの到着まで今日のところはケーブル直結という手段で凌ぐ。もしかしてまたも海の向こうから ドンブラコ!とやってくるのだろうか?考え方によれば、直結となる現状が一番安心できるわけだから気長に待ちましょう。

ところで、昨夜、宅急便のおっちゃんに無理を言って何とか配達してもらえたHIDのバラスト部分。そう、水没にてオシャカになったパーツが手元に届いたのだからこの休みを有効活用しない手は無い。帰宅後早速着手した取り付け作業、以前と同じ事をしていては進歩が無いからして、今回はバラスト部分の隙間という隙間はシリコン系コーキング剤で念入りに密閉。更に装着位置に関してはこれまでと同じとしたが、水の浸入が予想される本体下位置を直接車体フレームに当たらないようボルトとナットで空中に持ち上げた形で固定した。これぞ ”高床式マウント”。念には念を入れ、大量の水が掛かった場合を想定し、車体フレームにはいくつかの ”水抜き穴” の加工も施した。

ここまですれば仮に高圧洗車機で水を掛けてもバラスト内には入らないですぞ!


(696) 週末予報    2005/05/13

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毎週金曜日の午後ともなると、週末へ向け落ち着きを失う私の行動。しかし、いざ土日の朝を迎えればゆっくり寝坊を満喫したいのが私の有意義な休日の過し方。

前日の天気予報を確認する。晴天が望めるなら明日こそは!と意気込んでみる。ところが今週に限ってはエアバッグ警告灯の誤動作により車はディーラーへお預けとなっており、朝からの行動はどう考えても無理となる。ならばHIDの修理も含め明日は1日DIY作業か。


(695) ワイングラスに水    2005/05/12

メインストリートから少し外れた落ち着きを見せる通りに面したステーキハウス。その場所もその店の名前さえも私の記憶には薄い。しかし強く印象に残ったと言えば、昼時なのに人気の無い店内と、呼びかけても応答の無い店員の存在。正直、店じまいした ”さえない喫茶店” かと思った。

入店してから5分程してようやく現れたマスター。”あ、いらっしゃいませ〜” 吉野家の牛丼ならこの時点で半分は食べ終わってるね。

普段のせっかちな私なら ”即、次なる店” を探すわけだが今回はじっくり時間をつぶしてみる。なぜなら前沢牛のおいしいお店として巷では有名らしいのだ。確かに店内を見渡せばこれ見よがしに有名芸能人の写真が並んでいる。入店して反応の無かった5分間はそれらの観覧タイムとしてあっという間に過ぎたね。

順番で目の前に現れたのは野菜たっぷりスープとサラダ、そしてどう見ても値段と不釣合いな一口サイズの肉。え、味はどうかって?そりゃぁ一口サイズに凝縮されている分多少は良くないとねぇ。


(694) 花より団子のシーズン    2005/05/11

ようやくシーズンオフを迎えた花粉症。だが、それは東京での話。先日までの長野への帰郷では ”花粉シャワー” の中でくしゃみ鼻水の連発であったし、今日たどり着いた岩手県でも全く予想通りの展開。タクシーの運ちゃんと話してみると、東京に比べ約1ヶ月遅れの季節だというから、ズバリそれはシーズン真っ只中という結果となる。

鼻炎の薬に頼りつつ盛岡の街を注意深く観察。正直、岩手の地に何の予備知識も無いまま訪れてしまったため実に直感的な感想しか浮かばないのだが、所々で見かける歴史を感じさせる建物や、空き缶一つ落ちていない手の行き届いた歓楽街。街の真ん中を流れる母川には鮭が遡上にやってくるのだという。

ただそんな話を見たり聞いたりするだけで実に落ち着いた場所であることは理解できるのだが、私としてはなんとしても名物 ”わんこそば” に挑戦してみたいのだけれど。


(693) 魅力とは    2005/05/10

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SMART が輸入車だからお金が掛かるわけではない。

軽自動車の規格より、ほんの数センチ幅広な車格と、

軽自動車の規格より、ほんの数十cc大きなエンジンだから、

立派な小型乗用車として、

時にはスタンドの兄ちゃんに 「2,000cc位?」と間違われる。


(692) 水没注意    2005/05/09

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HIDメーカーから一本の電話。

確実に壊れたと判断されたバラスト部分をメーカーへ直送したのは昨日の事。さすが宅急便、翌日午前中に到着したという事だ。それで ”診断” の結果はと言うと...。

「装着は水の掛かる場所ですか?」
「え?ええ、多少は掛かるかもしれませんけど、大した量では無いはずです」
「いえね、蓋を開けたら中が水没しているんですけど...。修理は不可能ですね」
「が〜ん...

有無を言わさずバラスト部分だけ別途購入の段取りと相成ったわけだが、また同じ位置への装着では同様の結果が予想されるのは当然。何か上手い方法を考えないとなぁ。


(691) 我が記憶その地に戻る    2005/05/08

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最後に行ったのは私が東京に出てくる以前だからもう10年以上も前の事、幼い記憶から辿る事のほうが鮮明に思い出される珍しいブランコのかたち。公園と呼ぶにはあまりに殺風景な広場の片隅に今尚変わらない姿のままそれはある。

父親は ”いい歳をして” ラジコンヘリコプターを飛ばすのが趣味だったからよくその広場を訪れ、どこへ行くにもひょこひょこ着いて行くのが ”私の趣味” だったからそのブランコは大活躍だったわけである。

記憶より遥かに速いスピードで変化していく生活環境の中に、記憶よりわずかに鮮明な景色との思いがけない対面は、その間に流れた随分長い時間を一瞬にして取り戻せたような不思議な感覚に陥る。

この連休中に偶然訪れた何気ない公園での再会。

長いと言われた今年のゴールデンウィーク。ボーっと過せばつかの間の休息時間。ましてその最終日となれば日暮さえいつもより早く感じるものだ。


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