(720) 不便、それが良し 2005/06/06
私はもともと神経質だから、真夜中の静かな部屋の中でコンピューターのハードディスクがブンブン回る音は許せないし、冷蔵庫がうなっているのも頂けない。ましてやエアコンが回ったり止まったりを繰り返す反復動作など我慢ならんのである。 ホテルなどについている静か〜なエアコン。とてもうらやましいのである。病院などに採用されるサイレント冷蔵庫、とても魅力的。水を流すのがとても静かな水洗トイレ、お金持ちの家だけの快適装備かな?こうして人間が考えた便利道具を一つ一つ考えてみると、大発明と呼ばれるようなアイテムは大抵大きな音がすることに気付く。 洗濯機もそうでしょ、電子レンジだって。勿論車もね。だから草原の真ん中で大の字になって自然の音に耳を傾ければ、何も無くて不便かもしれないけどそれだけで心が落ち着くのだね。 |
(719) 今の私の心境 2005/06/05
あまりに集中した数週間だっただけに、台風の過ぎ去った夜明けの如く荒れ果てた部屋と、溜まった洗濯物、そして気が抜けてボーっとした
”おつむ”。 そんな時、スポンジ状の ”脳みそ” を活性化させたのは、待ちに待った DEPAPEPE のCDレンタル。アコースティックギターの音色を好む私にはうってつけのメロディ。とっても爽やかで朝からでも聞けちゃうね。ドライブのお供よりお家でじっくり聞きたい感じ。 そこまで絶賛するならレンタルじゃなくて買いなさい!と言われそうですが...。 |
(718) 根気よく作る 2005/06/04
ドライバーズネームプレートの張替え、以前は2ヶ月に1度ペースで行っていたものの、近頃は記憶も定かではない程にサボっていた。改めてこの日記を読み返してみれば実に去年の9月からほったらかし状態!直射日光の降り注ぐ青空駐車ではパソコンプリンターで出力したカラーバランスなど保たれているはずも無く...。 オリジナルデータより超耐水光沢シートにインクジェットプリンターで印刷。紙質が特殊であるがゆえにそれぞれの色毎にプリンター設定を変更しての多重処理。幾度ものプリント作業でようやく1枚の画が仕上がるわけだが、その際に完全なる ”同ポジ” を狙うのが非常に難しい。各色毎プリントされる位置にズレが生じれば仕上がりには隙間が発生してしまい美しくない。そのあたりのノウハウは失敗を重ね養うしかない。 さて、プリント作業が完了したら、紫外線と雨風から表面を保護する意味で無色透明のラミネートフィルムを貼り付ける。これまた気泡が挿入しないよう密着させるのに相当の気配りと作業に対する根気が必要。あ、そうそうプリントアウトから数時間の完全乾燥は大前提。乾いていない状態だと直射日光で即気泡が発生するよん。 あとは天気の良い日に好きなレイアウトで貼り付けるだけ。 |
(717) 気まぐれシーズン 2005/06/03
外を歩けば今日も雨。小雨だとか霧雨だとか細かい事は抜きとして、高い青空でない事は確か。 考えてみれば私は、これまで雨の写真というものを撮ってきていない気がする。もちろん雨の中での撮影というのは何度か経験があるのだが、あえて雨を見せるような積極的な技術を私はまだ身につけていないのかもしれない。恐ろしく大雨で無い限りフィルムに写すのはなかなか難しいはず。 6月の気まぐれな天候であることをひと目で分かってもらえるような嫌味でないそんな写真に、今度は挑戦してみたいと思う。 |
(716) イメージトレーニング 2005/06/02
小さなボディから強烈な ”HIDびーむ” を放射して夜の海岸線を走る。すれ違う対向車から聞こえる爆音カーステレオノイズも不思議と波の音とのマッチング。 窓越しの景色には遠くに漁船の明かりのみ。今日も彼らは我々の知らない場所で働いているようだ。追われる後続車に左ウインカーにて道を譲る。今はそこでやり合う気分ではない。 開けた空き地に車を止め、終わりかけの夜の背景にファインダーを向けてみる。音も無く明るさの増す うす曇りの空の色が我々人間に何処か希望を与えてくれる。 今年の夏は何かが始まりそうな気がする。毎年そんな事を考える。 |
(715) 笑顔をかたちにする日 2005/06/01
近頃はなんだか文字ばかりの日記。正直、感情のままを表現できるような ”マシ” な写真が撮れていないのです。 忙しいとか時間が無いとかいう事も確かにあるのだけれど、忙しいなりにも仕事帰りに見る夜の自動販売機の明かりが妙に眩しかったりとか、ちょっとした人とのふれ合いの間にも何かしら感じるものはあるだろうし、第一、毎日同じ太陽は上っていないはずなのです。 仕事なら言い訳が利く状況も、自らの趣味にはどうにも言い逃れの出来ない現実。だからこそ好きな時に好きを形にする。多分趣味というのはそれでいいのです。 |
(714) どれだけ努力しても 2005/05/31
22時を過ぎた電車の中はどことなく勢いに欠ける人々の集団。 勿論私とて三十路を迎えたオッサンなのだから、その画面に溶け込むとしても違和感は無いのだろう。東京とは言っても私の住む街の最寄り駅付近ともなれば車内は随分と落ち着いてきて、運がよければ座席もゲットできる。 急行から各駅停車への乗り継ぎとなる扉の開閉で目を覚ました向かいの女の子。真っ赤な目で辺りの様子を伺う間もなく再び深い眠りの世界へ...。しばらく揺られ、精神力だけで再度見開いた小さな目。徐にバッグから取り出したノートPC。きっと会社でやり残した仕事の続きでもこなそうと考えたのだろう。パワーランプが点き、Windowsが起動するには十分な時間が過ぎた頃だったが、そのままPCが活用される事は無かった。 疲れたならよーく休む。人は誰の為でもない自分が生きるために働いているのだ。 |
(713) 来年は行ってみるのも良い 2005/05/30
埃っぽい東京の春の空気を念入りに洗い流すが如く終始降り続いた今日の雨。考えてみれば本格的などしゃぶりの雨は久しぶりなのかもしれない。昨日洗車したばかりの SMART を思えばこの雨を恨まずにはいられないが、既に蒸し暑さを感じる今年の夏を考えれば、水不足しのぎにうってつけの自然の蓄えとなるのだろう。 さて、各ロードスターWEBサイトで交わされる軽井沢ミーティングの結果報告。昨日一昨日と晴天に恵まれた大自然の真ん中には700台オーバーのロードスターと1200人を超える参加者で日本最大となるイベントが行われていた。毎年恒例のイベントであり、その規模も年々上乗せされているのは言うまでも無いが、今年は何と言っても新型モデルNC型?が日本初披露となったのだから、私も近所のオートバックスで暇を持て遊んでいないでちょっと足を延ばせばよかった...。 まだまだ写真による情報少なきNCの評判。ロードスターファンによる真の感想が楽しみである。 |
(712) あなたは何を考えますか 2005/05/29
聞き上手がモテるコツ!とは誰の言葉だろうか? 人は不満があれば誰かに愚痴をこぼしたくもなるし、喜びがあればこれまた誰かに聞いてほしかったりする。どういうわけか俗に言う ”人生相談” 的な話を私はよく持ちかけられる。あーでもないこーでもないと相手が話す内容を一通り聞いてあげるだけで随分落ち着きを取り戻す様子を見ると、人間という生き物はなまじっか半端に賢いものだから ”悩み” という考えなくて良い考え事を後生大事に抱え込んでしまうのだろうと感じる。 ○○が辛いとか、○○が気に入らないとか、そんな安い感情を剥き出しに物事を捉える余力があるのなら、どうやったら○○を苦痛と感じずに乗り切れるかを考えればよい。10ある中で9を辛いと感じても、残る1つがその9をも上回る価値を持つのなら大いに9つ分の苦労をする価値もあると私は考える。 世の中というのは大抵の場合、”相手の気持ちで物事を考える” ただそれだけで多くのケースは上手く乗り切れたりするものだ。 |
(711) 何事も浮気はねぇ 2005/05/28
贅沢と言えば確かにその通りかもしれないが、近頃私の物欲を俄かに刺激し始めているのがカメラの存在。 ”MINOLTA CLE” といって、もうかれこれ20年も前に製造されていたレンジファインダーカメラである。ライカ M6,M7 などに比べ一回り小さなボディは私好み。勿論ライカ Mマウント がベースとなる。 ただ、新品で手に入れる事など事実上不可能である現在、そのようなモデルが近所のカメラ屋さんに並んでいるはずも無く、残る手段は中古カメラ店か、ネットオークションという ”いまふうな” 答え。自宅PCからオークションを覗いてみれば確かに数件のヒットは確実だが、未だ実物を手に取って見たことの無いモデルだけに、海の物とも山の物ともつかぬまま、デフォルメされた写真だけで落札を決定するのはチャレンジングな試み。まずは実体を良く調査するべく久しぶりに足を運んだ中古カメラ店。 銀座の街にはかなりの数のカメラ店があるはず...だったが、かれこれ10年近く訪れなければ記憶もしくは実際のお店がなくなっており、予定していたルートに数件しか発見できず。しかもそのうちのどの店舗にもお目当てのボディは1台たりとも並んではいない。 その後半日を費やしたが骨折り損の結果。今日はあきらめ そろそろ帰宅を考えた頃、目の前に並ぶカラフルなスニーカー。靴というのは実にバラエティーに富んでおり、季節が変わるたび次々欲しくなってしまうもの。ただね、靴を沢山持っている人は浮気しやすい!ってどこかで聞いた事あるんですよ。 さて、今日の目的は何だったかな。 |
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