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(750) やはり住むなら北海道?    2005/07/06

ここ数日は雨空という天気が大いに影響して平年並みと呼べる落ち着いた気温。

しかし先週既に経験した大阪での灼熱の影響で身体はすっかりまいってしまっており、食べ物はさっぱりした物しか喉を通らないありさま。もともとご飯を食べるペースは人より遅いほうであるが、これではいつも以上に人を待たせてしまうね。
7月の初旬にして夏バテとはなんとも情けない結果であるが...。


(749) だから私は会話する    2005/07/05

深夜のベル、久しぶりに聞く声。

懐かしさすら感じる友人からの電話には緊張感の無いありふれた会話がとめどなく続く。学生時代を長く一緒に過した彼とは社会人になりたての頃にも3時間を越えるような長電話が毎日のように交わされたが、ここ数年は電話でもメールにしてもほとんど音沙汰が無い状態だった。

ごく久しぶりの会話となれば 「どうしたの?」 なんて問いかけが第一声としての表現に相応しいが、聞き慣れたトーンと子供のような幼い話が繰り返されれば気分はそのまま学生時代へと引き戻される。

どうでもいいような話は今日も2時間以上続いた。どうでもいいような会話だから2時間以上も続いた。社会人になれば地位や名誉や立場を第一に考え、そういう会話が出来る人は少ない。


(748) 体力低下、休息時間増加    2005/07/04

若い頃、とは言ってもたかだか数年前の話、20代の私は朝も夜も無く働き ”今日で何日寝てないの?”ってな生活がごくごく普通と感じていた。一睡もせず3日も過ぎれば逆に眠さも麻痺してきて、1日徹夜よりも遥かに楽に感じてしまうのはどう考えても行き過ぎた過労。勿論、仕事だけでなく遊びにしたって寝ずに過した。

こ半年ほどの私の消灯時間は日付が変わる前!というのが前提。それを過ぎるとどうにも眠くて頭の回転が鈍る。コレを決まり良い生活と呼ぶのか、積み重ねた年齢が齎す自然現象と呼ぶのかは定かではないが、明らかにここ一番の行動力!に欠ける気がする。

う〜む身体がだるい。居眠りが気持ちいい。これもまた年齢を重ねる事で手に入れた安らぎ?


(747) ホタル色    2005/07/03

私の遠い昔の記憶からは大分誤差が生じている可能性はあるのだが、おそらく今の時期、綺麗な水のある静かな田舎にはホタルが幻想的な光を放つ頃。

都市の夜景を遠くから眺めるのも確かに綺麗なのだが、カエルの声が響く田んぼの土手に何とも言えない蛍光イエローの光が音も無く舞う様は、日本の夏の訪れを感じると共に、穴の開いたジーンズよりも団扇をさした浴衣姿が想像されて、わずかに心が落ち着く時間。

思い起こせばこの私も既に10年以上見ていない光。そろそろそんなスポットを探す時期かな。


(746) 現代社会を快適に暮らす    2005/07/02

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アスファルトに反射する照り返しの蒸し暑さと、けたたましいまでの騒音に悩まされる都市生活を今一度振り返れば、駅前広場に集まるハトに限らないスズメまでもが、人間が近づく程度のちょっとやそっとの脅しでは逃げていかなくなるのも頷ける。

そこで人間には週末という気晴らしタイムが設けられているわけで、2日間の休みは有効利用しましょう!という考えを随分昔に誰かが考えたのだ。

運良く車を持っている私は気ままな進路をひたすら進み、大自然を満喫できる高原へ。自然の景色に自然の空気、自然の音を身体で感じればストレスなんかはどこかへ飛んでいってしまうね。

新調され快適さを取り戻したエアコンの効いた部屋ならば、そんなイメージもおのずと湧いてくるものだ...。


(745) 東京までの間    2005/07/01

週前半、灼熱の大阪とエアコン故障中のマイルームが齎した人的被害...。どうやら気温差に身体が適応できず風邪をひいたもよう。

しかしその大阪を上回る暑さが予想された福岡の2日間は意外にも曇り空の影響で、Tシャツ1枚では多少の肌寒さを覚えるシーンもあった。体調の悪さは快適なる一晩のホテル暮らしですっかり元に戻り、この日最終便となる飛行機では東京までの1時間半 ”浜田省吾特集” にじっくり耳を傾ける。

乗り物と音楽、やはり最高のマッチングと感じた。


(744) 涼しげな夜    2005/06/30

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先日ドライブの途中で偶然見かけた西武ドーム。東京には東京ドームしか無いと思っていたのだが私の知らないうちにこっそり作ったらしい...。

ところで今日は九州福岡に着地。飛行機の小窓からでも十分に確認できる近代的建造物が福岡ドームだって事くらいは私にも分かりましたよん。しかし近くでまじまじと眺めてみれば随分とお金のかかった建物ですな。隣にそびえ立つ立派なホテル35Fからの夜景はとっても綺麗。展望ラウンジから苦肉の策で撮った写真ではその感動の全てを伝えられないけれど。肩を寄せ合いあま〜い雰囲気のカップルには変な目で見られてしまったよ。

野球に限ったことではないが、私はスポーツがぜーんぜん得意ではないし正直それほど興味もないのだが、こういった建物を見ればやっぱりなんだかウキウキします。


(743) ありがたや雨     2005/06/29

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今日の東京は涼しい!
その温度を下げたのは他でもない自然の力 ”雨” の存在。

未だに部屋のエアコンは ”故障中” であるから、
近頃暑くて眠れなかった私にはお待ちかねの下り坂天気。

午後には霧雨となり夕方にはすっかり路面も乾いたが、
気温はキープの過しやすい1日。いいねぇ〜。

今週末にはようやく新品エアコンの取り付け。
学生以来のノーエアコン状態は2週間が限度だったね。
特に今週のような蒸し暑さでは...

次のエアコンはよく効くのかなぁ。電気代はどうだ?
何より、カビ臭くないという保障がうれしいね。


(742) 蒼の時間    2005/06/28

あと15分もすれば最高の夕日が望めそうな期待で出発した新大阪。

田植え後というにはあまりに立派で、稲穂が出るにはいささか早すぎる今時期の田んぼを突っ切る形で一本伸びた細い畦道を、中学生くらいの女の子がピンク色の傘を片手に自転車をこぐ。それを追いかける形で傘もささずにどこかのおじさんが自転車をこぐ。

強すぎる夕日のアンバーが天気雨を装った夕立雲に拡散され、それらがうっすらと反射する元気な稲のグリーンに絶妙なる光のバランス。日本という国が最高に美しく見える季節と時間に女学生のシルエット。ピンク色の傘を追いかける夢中なおじさんとくれば、それは正に ”シャッターチャンス” と呼ぶに相応しきシチュエーション。

並走するローカル線の窓からは皆がこちらを眺めている。270km/hからの景色。

その時私は...駅弁を食べるのに夢中だった。


(741) お通しと外人と大阪弁    2005/06/27

大阪まで来たのは良いが、あまりの暑さに10分もすれば滝のような汗。今週後半は九州福岡に行く予定なのだが いったいどんな灼熱が待っているの?

ホテルのカウンターでチェックインの手続きを行えば、隣から聞こえる 「Excuse me !」 との可愛らしい声。ああ海外からのお客さんね。と直感的に判断できたが、そのやり取りを聞いていればどうやら日本語は全く話せないらしい。いや、私も英語を聞き取っての判断ではなく、単純に日本語の単語が1つも出てこなかったというだけのことですがね。

その後訪れた高級感あふれるお蕎麦屋さん。げぇーなんで ”だし巻き卵” が1,200円もするの?と思いつつ注文。きっと ”ビックリするようなネタ” が出てくるに違いないと待つ時間は長い。遠目に先程の外人さんと目が合う。晩御飯のお店までもが同じという偶然の再会だったがそこに見る表情は少し苦笑い。大阪弁マシンガントークとなる一方的なおばちゃんに捕まった彼女は分からないはずの日本語に相槌だけを返す。笑っちゃうのは彼女だけでなく私もだった。

しばらくして ”だし巻き卵” が目の前に現れる。安い 1,200円となった。


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