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(760) 日本最大の休息時間    2005/07/16

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 温泉が持つ効能など詳しい話はよく知らない...。そこに行く行為こそが肩の力を抜くに最高の意味を持つ。

小川のせせらぎに耳を傾けながらの入浴は ”日本一の大露天風呂” というキャッチコピーからの先入観が伴い非常に落ち着く時間。山間の秘境にある本格和風旅館では季節の会席料理がオンパレード。高台に立つ最高のロケーションは、インターネット予約で ”満室” とあった状況に電話にて無理矢理入れてもらってのもの。何事もやる気次第で何とかなるものである。

昼と夜では雰囲気もガラッと変わって印象深さは倍増だが、季節の移ろいを感じながら雪景色を眺めるのも情緒あふれる日本らしさを感じれるのではないかな。


(759) 品川駅を降りる    2005/07/15

朝の通勤ラッシュに見る駅改札口での人々の渋滞。各々が不規則に並び順番を待つ様は高速道路のインターチェンジにそっくりである。Suica を持つ人はピッ!という音と共にタッチアンドゴーによる通過で、これまた高速道路のETCを思い出す。

運良くその滞りを抜けたとして、次に合流するのは一方向に流れる人々の群衆。どこか目的地を目指し黙々と歩き続ける流れに沿って等速にて移動を続ければ、急な車線変更はままならず、あらかじめ進路を意識した走行車線の選択が重要である事も車の運転と共通。無理して流れを乱す縦横無尽な行動人を見れば、それはクラクションの嵐となるのだろうな。

日々の生活の中には、何かしらをスケールダウンしたような場面は多い。


(758) 満足感!購入    2005/07/14

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宅急便を受け取るため、配達指定時間帯の19時目指し慌てて帰宅したのは昨日の事。

街角で衝動買い!という買い物スタイルがほとんど無い私だから、購入を決意させるに至った商品となれば手元に届くまでが待ち遠しくてたまらないのだ。

遠くから見てもひと目で分かる温度計が欲しいと考えたあげく、行き着いたのはガリレオガリレイ温度計!なる商品。実用性よりもインテリア感を重視してみた。 水(厳密にはアルコール)の入ったガラスの筒にカラフルなガラスのボールがいくつも入っていて、それらが上下に浮き沈みする事で現在の温度を示すというもの。

実は先週末から都内インテリアショップや東急ハンズを探し回ったのだが、類似品は見かけるものの探し求めていた商品は取扱店無し。よってネットショッピングとなったというわけ。

間接照明に照らされたこれらの光。実に綺麗で落ち着くのだ。


(757) チラリズムに学ぶ    2005/07/13

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”横断歩道の向かいで信号を待つ女の子は、小柄な身体に真っ赤な傘が良く似合っていた。”

この文章を読めばおのずとその日の天気が雨だった事を多くの人はイメージすると思う。

昨日の日記にも書いた綺麗な夕日。それを1枚の写真として形にする場合、見たままの沈み行く太陽をファインダーに収めるのもいいのだが、それで表現できる夕日は現実を超えることは無い。勿論発色の良いリバーサルフィルムなどを使用すれば現実以上の色味を表現する事も可能だが、それとて限界はある。

私ならその全てを見せない画作りを考える。歩道に伸びる木々の陰がアンバーに照らされれば誰もが夕日を想像するし、幼い子供の足元などが運良くフレームインしていれば公園などを思い描いてもらえるかもしれない。

形があるものより、形の無い物をさも形があるように想像してもらう事のほうが遥かに力強く印象深い。実はこれら、写真に限らない ”物事を表現する” 分野では共通するテクニックだと私は思う。


(756) まずは相手の気持ちを考える    2005/07/12

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例えば綺麗な夕日を見る。そこには自分一人しかいなかったとして、その夕日を大切な人にも見せてあげようとシャッターを切る。フィルムには現実に見た真っ赤な夕日と、そこに感じた素の感動をプラスして焼き付ける。

昨日見た真っ赤な夕日が今日は生憎の曇り空。その事実を大切な人に教えてあげようとシャッターを切る。灰色の空と海とのコントラストは薄く水平線がはっきりしない。昨日とはアングルを変えて波打ち際のボートのシルエットをフレームに入れてみる。

写真撮影というのは特別難しいものではなく、最近では携帯電話にだって当たり前のように付いている機能。自由気ままに被写体に向けシャッターを押せばその瞬間が何かしらの画像として記録される。

そのプロセスの中に私がただ一つ心掛ける事。それは ”見る人の気持ちで被写体を捕らえる事”。つまりはプリントを手にとってくれた人がそれを見て何を思うか?を考えながら画を作る。

遠い昔に有名プロカメラマンと語り合った記憶。


(755) もう少し今のまま    2005/07/11

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実は先日、欲しかったカメラをYAHOOオークションにて発見。

20年前に販売完了しているモデルなのに新品同様という好条件で付属品も全て揃っている。これは絶対落札!と清水の舞台から...の心意気で参加してみたが、私の設定上限金額20万円を軽くオーバーして夢に消えた。

コンパクトレンジファインダーカメラで中古20万円の設定なら、王道 ”ライカのM6” だって視野に入ってくると言うのに、たかがミノルタの ”ぷらすちっき〜” なボディとレンズでなぜ?と思ってしまうね。

カメラや時計というものは、実用的な道具であると同時にコレクションにもってこいのアイテムだから、手に入れて満足してしまう要素が大きいのだが、やはり使ってこそ何ぼ。もう少し使い慣れた機種を大事にしようと思う。

何を見て何を焼きこむか。ただそれだけのプロセスにどんな気持ちを込めるか。明日はそんな事を考えてみたい。


(754) ナンバー555    2005/07/10

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MITSUBISHI や SUBARU のイベントに参加すれば何も珍しい光景ではないのだが、街中をこんな車が走っていたらやっぱり誰もが振り返ってしまうだろうね。

一般市販車をWRカーそっくりに作り上げたこれらの車はレプリカなんて呼ばれ方をしているが、イベント会場ではレプリカコンテストまでもが存在し、だだっ広い駐車場がこの手の車で埋め尽くされる。

しかし知る人ぞ知るこれらのレプリカには見た目以上にお金が掛かっているのだ。ボディ全体を彩るカラフルな模様は塗装ではなくステッカーによるもの。その代金およそ60万円!近頃ではバイナルグラフィックと呼ぶこともある。更にはフェンダーだのグリルだのバンパーだのとお金を掛ければ切りが無い。おまけにそこまでやれば必然的にエンジンにも手を加えたくなってきて...車好きなら予想通りの展開に。車とはいろいろな楽しみ方があるのは確かだが、比例してお金が掛かる事もまた確か。

こうしてリフトアップされた姿を眺めているだけで、ただのカー用品店がWRCのドッグにすら見えてくるね。


(753) 曇りのち雨    2005/07/09

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私の SMART は BRABUS だからリアハッチにこじんまりとそのエンブレムが付く。しかし海外製品の ”ぷらすちっく” は材質が悪く、紫外線や温度の影響なのか、ツヤ消しベトベト状態となっている。

そこでこの状況はいささか我慢ならんということで、もう少し ”マシ” なエンブレムに張替えようと新品を買いに行く。

在庫はあったが標準タイプより一回り大きく立派な物。と、大げさに言っても所詮はただの立体シール。ガラス越しに他のステッカーなどが重なり値段の札は見えないが、まずは店員に出してもらうと...

\10,500円なり...。「アホか〜」 とも言えずそっとショーウィンドウの中に戻してもらった。たかが5cm程のシールでしょ?なんでそんな金額になるのよ!

全てはネームバリューってか?ブランド物が大嫌いな私はおそらく現状のままずっと乗るんだろうな。

一回の洗車代はおよそ700円。大抵の場合小銭が無くて缶ジュースを買う羽目となりプラス120円。

その日の午後にはポツポツと雨が降り始める...これよくある話。それでも梅雨時にしては涼しい1日だったから落ち着いてワックスが掛けられただけでも良しとするか。


(752) その日感じたこと    2005/07/08

 トイレで個室に入る時、今時はウォッシュレットじゃないといやだ!という人も最近は多いようです。

私の家はマンションとはいえ、もう築10年以上が経過しているせいか当然の事そんな快適装備は無くただ普通の洋式水洗トイレなわけであり、ホテルや仕事場でウォッシュレットと知りながら用を済ませば、自然とお尻をフキフキした後に、あ、ウォッシュレットだった!と、もう一度座り直して シュワ〜っという調子。しかしあれ、非常に清潔感がありきもちいい。

逆にそれに慣れてしまうと、その装置の付いていないトイレでは ”本当にキレイになったのか” 不安になるものです。


(751) パワー VS フィーリング    2005/07/07

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私はこれまで所有した車で既に、NA、ターボ、スーパーチャージャーと一通りのエンジンフィーリングを体感してきた。
どれも一長一短は当然あるわけだが、中でもスーパーチャージャーに下流式と呼ばれる特殊なセットを組む事で、その異次元の出足は感動ものだった。

実は現在所有する SMART にも多少のエンジンチューンを施そうかと半年ほど前からいろいろ考えていたのだが、今までと同じ事を試しても面白くないという考えから、いっちょ ”NOS” でも積もうかと本気で考えていた。映画 ”ワイルドスピード” で有名なあのボンベ...。

物理的に搭載する事は可能。あとはガス噴射の制御をどうするかなどの細かな課題はあるけれど、” ネタ ” としては十分面白い。ただその都度必要なガスの充填を考えるとコストパフォーマンスがねぇ。ガソリン代がリッター数円値上げ!とは比にならない数万円単位での充填作業。

いろいろ考えると出来の良いNAエンジンが一番気持ちいい事がわかってくる。え?8月にマツダからいい車が発売になるって?


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