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(770) 無くして分かる心地良さ    2005/07/26

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友人のNA型ロードスターを拝借し、久々のスポーツカーを楽しんでみる。SMART の ”超アンダ−ステア” に身体が慣れてしまっていると、スポーツサスにノーマルスタビ仕様&お疲れモードのボディでさえ、非常にクイックな反応とシャープなターンインが実感できる。

1800ccの排気量では全然パワー不足と感じていた ”あの頃” の私を疑うほどに低回転からぐんぐんプッシュする感覚を新鮮と感じるのは、やはり700ccという絶対的トルクに欠けるターボエンジンを基準と考えてしまうからだろう。何より ”しゃっくり” 無しの前後加重移動はさすがに造りの違いを見せ付ける。

出来の良い車は思いのままに操れるから最高に楽しい。しかし、以前所有したじゃじゃ馬ロードスター、身体が鈍ってしまった今となってはとても操れないだろうな。


(769) うわ〜きもちわる    2005/07/25

ぷぃ〜んっと微妙な音と共に近寄るのは私の大嫌いな ”蚊” の存在。

仕事に夢中!?になっている隙に、数箇所のかゆみを訴えれば時既に遅し!の痕跡。とにかくアレが飛んでいる様を目撃するだけで鳥肌が立ち、真剣に息の根を止めてやる!とパチンパチン。

ゴキブリやピョンピョン虫(通称カマドウマ)が可愛く見えてしまうね。電気仕掛けのブタちゃん!今年もよろしく頼むよ。


(768) 私の好きな時間    2005/07/24

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晴天続きの夏空は、確かに ”はしゃぐ季節” に相応しい。
ただ、そこに感じるものが皆一緒なら当然の事渋滞の列は伸びる。

ならば、明るすぎる東京の夜に時間を間違えたセミ達の声を聞きながら、
落ち着いた気温を肌で感じつつハンドルを握るのもいい。

窓からは夏の香りがほのかに漂い、
明るめのBGMに絶妙なるバランスでエグゾーストノートが響く。

短い夏の、短い夜。

HID光に照らされたその闇の向こうには、まぶしい太陽がすぐそこで順番を待っている。


(767) 長い信号待ち    2005/07/23

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都会の幹線道路は立体交差の連続で、運悪く橋の途中で渋滞の列に飲まれれば横を通り過ぎる重量級トラックの影響で橋全体が ゆさゆさ と揺れ動く。

右折レーンでの信号待ちで、交差する歩行者用信号とにらめっこ。その間、またも重量級トラックの通過を思わせる激しい揺れ。しかし今回は立体交差でも橋でもない、”じめん” そのものが揺れているではないか!震度5強。

車は走っていないとその時間が非常に長く感じるもの。取り囲まれたビルや住宅に見えるTVアンテナがぐらぐらと動いているのがわかる。

こんな時一人でいるのは非常に不安になったりする。あっけに取られた私は青信号になってもまだ、交差する歩行者用信号を眺めていたよ。


(766) 皆がハッピーになるには    2005/07/22

自宅に帰る。郵便ポストにはぎっしりといろんな通知が詰まっている。

私は週に1度、長い時は2週に1度程度しかポストを覗かないから、詰め込まれた郵便物も下のほうは雨に濡れてしっとりしている事もしばしば。その大半はピザ屋のチラシだったりマンションの広告だったりして必要な書物をピックアップするのも結構大変。

ポスティングチラシ以外に自分宛に届いた封書などをまとめても、まだまだ沢山ある ”未知なる通知”。重要な明細などには一応目を通すとして、それ以外の○○会員のお知らせとか、各種カード入会案内など、手元に残る郵便物にも正直要らない物!のほうが多い。

資源を大切にするような運動を試みるなら、まずはポスティングからリミットすべし。


(765) 時間など気にせず    2005/07/21

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明るくなったら目を覚まし暗くなったら眠りに付く行動は人間なら当然のサイクルとは言え、仕事などのスケジュールから解放されれば不思議と夜更かしの方向へシフトが続くのは、これまた当然人間だけの ”だらしなさ” なのだろうな。

どちらかと言うと私は時間に捕らわれて行動することが苦手であり、何をするにも最高のパフォーマンスが発揮できる時間を一生懸命暮らす性格。

曲がりなりにも社会人として生きて行くならば、せめて腕時計くらい持つのがじょーしきと知りながら、つい数年前まではそれさえも持たない気ままな生活。不正確な腹時計頼りでは仕事に遅れるのも当然。それでも誰にも文句を言われないのが不思議なくらいだった。

しかし近年ではどういうわけか電車1本乗り遅れる事のない正確な軌道。早起きは多少の気力を要求するが、それでいてすがすがしい朝を感じられるのは今の時期だからこそ。


(764) 今、再び    2005/07/20

十年一昔と言うが、私が学生時代に ”バカ話” をよくした友人との再会はもう12年近くのブランクだった。

色褪せるには鮮明すぎるお互いの記憶は、再開という現実から過ぎた時間を感じずにはいられなかったが、ぎこちなく交わされる会話が例え仕事上のきっかけだったとしても、その偶然には素直に感謝の気持ちが湧いた。

募る話は多分お互い様。限られた時間内に出来た事と言えば個人名刺をそっと手渡す事くらい...。そこに記された私の個人アドレスに彼は何を思うだろう。


(763) はしゃぐ季節    2005/07/19

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ギンギンギラギラの太陽が燦々と降り注ぐ要因は、
関東地方にも梅雨明けからなる真夏の到来。

初夏の暑さというのは、
本格的な夏へ向けてのパワーを持っているから最高に暑い。

めいいっぱい汗をかき、めいいっぱい遊ぶ。
行き先は海以外に考えられないような、そんな季節。

今日から1週間が始まったというのに、気持ちは次の日曜日。

 


(762) 守りようの無い被害    2005/07/18

”車のタイヤに穴を開けた男、逮捕!” とは夕方のニュースからの情報。

私が初めて購入した車、 MINIクーパーは、新車納車後10日目にして助手席からリアにかけて傷だらけ...通称10円パンチ!の被害。犯人など分からないまま、車両保険というやつを掛けない私はいきなり20万円前後の修復代を払う破目となった。

勿論、事件直後に警察に連絡をしたのだが、「人通りが激しいんでわからないですねぇ〜。これからは注意して見回りますよ」 なんてとぼけた反応しか得られず。この時以来私は警察を宛てにはしない。

そんなトラウマな感情を私は持っているから今回のようなニュースを聞けば被害者の心境は痛いほど分かる。そして、駐車場で度々誤動作を見る ”セキュリティグッズ” の必要性もおのずと感じるというものだ。なぜなら車へのイタズラは、それが魅力的な車種ほど可能性を増すものだから...。


(761) コントロールの支配下に    2005/07/17

一昔前まで、モータースポーツに見る車のブレーキング制御はドライバーの技量に全てがかかっていた。右足だけでスロットルとブレーキングを同時にこなすヒールアンドトゥは当然として、スロットルを戻さずにブレーキングを併用する左足ブレーキも良く見る光景。

ところでブレーキと言えば難しい技術以前に、ABSという基本的制御装置が今では当たり前に使われる。制動中にタイヤがロックしてしまうような場面で自動的にその効き具合を制御し、タイヤのグリップを限界付近まで使えるようコントロールするもので、プロドライバーでもない限りどんなABSでもほぼ確実に人間がコントロールするよりも短い距離で減速を行える。但し、根っから ”ノンABS” に慣れてしまっているドライバーには少々不安が付き物の装置でもある。

と言うのも、”ノンABS” に慣れているスポーツドライバーは自らの感覚一つでタイヤのロックとアンロックを感じ取り、その間となるギリギリの踏力でコントロールを行うから、それが癖として身についてしまった人がABS車両を扱うと、ABSが効き始める直前で無意識に踏力を弱めてしまい、結果としてABSの性能は発揮されず制動距離だけが伸びてしまう傾向にある。

それは他でもない私自身に当てはまるお話。正直未だにABSを使い倒すに至らない。


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