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(810) 泥んこのままひと回り    2005/09/04

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出発は昨夜日付の変わる頃。伊豆半島を一周して今日の昼過ぎには帰宅の予定だったが気が付けば日が暮れていました。はい。

目的地は何処でもよかったのだが、久しぶりに長距離運転がしたかったのと、深夜に出発するという ”遊び” 特有のドキドキ感が随分ご無沙汰でしたのでね。いろいろ計算すると丸一日で帰ってこれるお手軽コースがこれだったんです。

出発前はインターネットを駆使して天気予報を幾度と無く確認。伊豆地方も夕方までならギリギリ曇りが続くらしい。雨になる前に早いとこ行ってこよう!そのほうが道だって空いているはずだ...。
ってな具合に出かけたまでは良かったが、伊豆と言っても範囲は広い。結局場所によっては早朝から雨でした。濡れた路面は牛歩作戦で車を汚さない気配り...なんて無駄な抵抗は始めの5分だけだったね。その後は海辺特有の砂交じりの水溜りを通過して泥んこ SMART の完成。シルバーボディは汚れが目立たないとかいうレベルじゃなかったね。

帰宅の予定時刻になっても予想外の渋滞に行く末阻まれ空腹抱えた車内。咄嗟に浮かんだ伊豆スカイラインと箱根ターンパイクのバイパス路を ”高い通行料金” 支払い、快適に飛ばす。偶然覗かせた青空を見るなり、そのままの姿を写真に収めた。


(809) 振り出しに戻る?    2005/09/03

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近頃の私の行動からすれば、どう考えても発売直後の MAZDA NEW ロードスター に心惹かれているように思われるかもしれないが、実は一週間ほど前にクラッシックミニ専門店の店頭で目に入った 当時の限定車 ”スポーツパックリミテッド”。これがどうも頭から離れない...。

ボルケイノオレンジなるボディーカラーとワイルドなオーバーフェンダーがとても印象深いこの車はなかなか中古市場にも姿を現さないシロモノ。年式を考えれば8年程前の車ということになるから国産車なら破格のお値段となりそうなところ、表示価格は130万円弱。MINI好きにとっては決して高い数字ではないんだよね。

久しぶりの我が家では当時のカタログを引っ張り出してはとくと鑑賞。実車を良く吟味したわけではないものの、今誰かに背中を押されればうっかり手を伸ばしてしまいそうな物欲。”名車” は時代を超えてもなお ”名車” なんですね。


(808) 眠れる車に憧れ    2005/09/02

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一週間 東京から離れている間、ずっとお留守番だった SMART。

せめて週末くらいはどこかへ連れ出してあげたい(もらいたい)気分だけれど、さすがの私も睡眠は生きるための最重要項目でして...。

この車、運転席か助手席、どちらか一方でも満足にリクライニングしてくれればお気に入りのドライブ先で一眠り出来るのに。何をするでもなく外へ出かけ、車の中で居眠り...。

車好きなんてそれだけでも十分楽しめるのにね。


(807) ただ静かな夜に何を思う    2005/09/01

これだけ時代は進んでいるというのに、いまだにラジオという放送媒体は縮小する事無く全国に電波を届けている。

ホテルのベッドの枕元には大抵いくつかのつまみが付いていて、そこにAM/FMラジオの選択が存在し、小型でチープなモノラルスピーカーから素敵な音を発する。それがCDやMDだとしたら当然高音質へのこだわりが付随し低音に迫力が無いだの臨場感が足りないだのと能書きを並べたくなるところだが、どこにスピーカーがあるとも知れないような ”ただ聞こえてくるだけの” 必要最低限という割りきりが実によろしい。

車に乗っているときのBGMとしてラジオのチョイスは私にとって欠かせないものであり、逆に iPOD を準備しての長距離ドライブでさえいつの間にかFMラジオがメインとなるのは不思議な行為。しかしもっと不思議と思えるのはそれだけ自然なBGMも自宅に戻ればテレビが占有。ラジオには目もくれなくなってしまう。

マンションなどによっては有線放送というのが引かれている家庭もあるようだが、もしそんなものが我が家に存在したら私の暮らしはどう変わるだろうか。


(806) 夕食の時    2005/08/31

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私は日本人だからなのか和食がとても好きである。

中でも ”天ぷら” は、見た目も味も非常に品があり素晴らしいと思う。”天婦羅” と漢字で表現すれば、油の前のカウンターで携帯電話をパチパチなど出来ない雰囲気さえあわせ持つ。

藺草の香りがほのかに漂う畳に座布団。庭園からの小川のせせらぎに耳を傾け、過ぎ行く時間に1日を振り返れば、週末に東京に帰るなんて多少の抵抗すら覚えるね。

錦鯉が泳ぐ池など久しぶりに見たな。泥臭い神田川の鯉なら良く見かけるけれど...。

その景色に目も慣れた頃、控えめに運ばれてくる料理の数々。ああ、日本っていいところだな。


(805) 映画にでも出てきそうな    2005/08/30

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え?オートバイに青いタイヤ?それだけでも十分に目を引くカスタムバイク。

ボディ全体がキラキラのメッキパーツと綺麗なブルーで固められているから街行く人の注目が集中するのは当然として、SMART の助手席側を一瞬にして追い抜いていくそのド派手なバイクの後部座席に、カメレオンのように同化した青色の小型タンクを私は見逃しませんでしたよ。

信号待ちにてやっとこさ追いついては、その圧力ゲージの指針を確認。0barを指しているから中身は空っぽということになるが、燃料ラインとガスチューブの引き回しをよくよく見ればおそらく本気仕様の NOS チューン。

バイクに関しては殆どペーパードライバーの私からすれば、なんとまあ恐ろしき試み...。しかし水筒のような NOS 小型タンクがじつに可愛らしい。


(804) 街を歩いて何を思う    2005/08/29

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全国各地を歩いてみると、その土地の歴史を思わせるような、それでいてどこか日本に不釣合いにも見える特徴的な建造物を目にする。東京にだって名前は知らずとも十分雰囲気のある建物は存在するし、私が生まれ育った長野にも和を象徴するような建物がある。

英ルネッサンス風、洋式の建築物は旧山形県庁舎だという。その土地土地の ”味” というのは都市化された市街地よりむしろ一歩踏み入れた裏路地に見え隠れするものだが、こういった古き良き建造物は一昔前にその地が発達する痕跡だったりするから、現代都市の真ん中にぽつんと姿を現したりして面白い。

さて今はこの建物何に使っていると言ったかな?


(803) やがて空は秋色に染まる    2005/08/28

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8月最後の日曜日。という事は学生諸君は宿題やらレポートやらを大急ぎでこなしている頃なのだろうね。

先日訪れた北海道で感じた秋の気配。それが徐々に東京にも進んできていることは、ここ数日の夕方を吹き抜ける落ち着いた風からも伺える。

考えてみれば夏らしい事も夏らしい場所へも行く事の無かった 2005年 Summer。自分で言うのも変だが、この私が今年ほど遊ばなかった年も珍しい。

落ち着く気温と乾いた空気、澄み渡る空。過しやすくなるこれからの季節が私の一番好きなシーズンだとしても、やはり夏の終わりは何処か寂しさを覚えるものですね。


(802) 新型モデル発進    2005/08/27

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ええ、そうですとも、乗りましたとも。だって一昨日の国技館での発表から二晩、待ちに待ったのですから...。

近所のマツダディーラーへ SMART にて乗り入れれば、既に常連客扱いのおもてなし。実はここ数ヶ月前からロードスターに関する情報収集の目的で何度か訪れていたのだった。店頭にはカタログや雑誌の写真そのままの姿が、より立体的な造形として印象的に輝いていた。だが、思いのほかそれを取り囲む人々の姿は疎ら。汗だくになって洗ったピカピカの SMART から降りるなり早々に営業マンに向け試乗の依頼。先着者1人を見送ってからの間の抜けた短い時間がやけに待ち遠しい。


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これが実質3世代目となるロードスターだが、初代NA、2代目NB までは、形は違えど基本的にエンジンやプラットフォームは共通だったからして、マイナーチェンジに近い内容だったのに対し、今回はその全てが一新された、正に ”フルモデルチェンジ” なのだ。

全体的なまとまりは少し大人びたロードスターという感じ、高級なスポーツカーになりました。ヘッドライトの造りなどよくよく見れば実に立体的で未来型。テールのコンビランプは初代NAの面影を残しつつ最近流行りのユーロタイプ。私が一番気に入ったのはZ型に収納されるソフトトップ。ソフトトップカバーを付けずにこのスマートな収納っぷりは拍手物だし、走行中にもカタカタと振動しないようロック機能さえ装備される。実に良く考えられた構造と思えた。

さて、手渡されたカタログや価格表は帰宅してからのお楽しみとして、何はともあれ走ってみる。


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エンジンをかけようとイグニッションキーに手を伸ばせば、随分高級なキーレスエントリー。リトラクタブルタイプキーと呼ぶらしいが、よくあるベンツのキーと同じく、折りたたんで収納できるタイプ。アイデアと実用性は良いがスポーツカーに似合うかは疑問。

エンジン音はB6やBPより低音に偏り、ガサツな感じはしないが軽快感は物足りない感じ。どちらかといえばB6エンジンのほうがスポーツ感が味わえるのでは?でも、さすがに2リットルに拡大された排気量により低速トルクは十分に感じられる。以前私が所有した2代目ロードスターはスーパーチャージャーチューンが施されていたから、それと比べてしまうと確かにパンチには欠けるものの、大人しく優雅にゆったりオープンライフを楽しむには最適な仕様なのではないかな。

買う買わないは別として、これまでのロードスターのチューンが流用できない新型モデル。勿論新型にも4時間耐久用レース車両は登場するからして、これからのモータスポーツ界での活躍がますます楽しみである。


(801) 簡単に手に入れる    2005/08/26

インターネットチャットを核とした恋愛TVドラマが近頃では話題を呼んでいるが、一昔前までのアナログモデム + ピィーヒョロロロロ〜〜ってな音を懐かしく思えば、確かにここ数年でインターネットの環境も人間がストレスを感じない実用レベルにまで成長した。

もう生活環境に当たり前のインターネットと言えどその活用法は日々進化しているようで、レコードに比べれば革命的と言われた音楽CDに代わる音楽配信。近頃ではAppleの日本向けコンテンツの登場で急速に浸透が予測される。

そして私のような有線放送BGMのような使い方を望む人のために、YAHOOなどでは24時間フルコーラス無料音楽配信サービスもあるのね。いよいよラジオやテレビはコンピューター1台の時代だね。


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