contents    previous    next


(820) 半日 STOP    2005/09/14

それを頭が良いと呼ぶか、進化の末と考えるかは別として、いつしか人間はコンピューターという ”恐ろしく処理能力の高い機械” を造り上げた。

表計算ソフトを使えば入力欄に数値を入れるだけで必要とする結果は自動的に導かれるし、ワープロソフトを使用すれば文章の不一致やへんてこな文法に警告すら表示される時代。写真を取り込んで一括管理されるファイルをスライド表示させてみたり、音楽を取り込めばジュークボックスの出来上がり。もはや常時接続が当たり前のインターネットを駆使すれば無限といえる情報の宝庫。

ただ、そんな便利なものがある日突然トラブルでも起こしたら、人間は植物状態に近い段階にまで行動が麻痺する。やれ、ソフトがおかしいとか、ドライバーがどうだとか、ボードの抜き差しで解決?なんて ”犬がお星様” でも眺めるような状態で、仮にそれが仕事なら結局最後は ”ごめんなさい” と超アナログな対処法しかない...。


(819) 市販化はどうなる?    2005/09/13

DIARY837.JPG - 18,962BYTES DIARY838.JPG - 21,659BYTES DIARY839.JPG - 20,614BYTES

海外はどうか知らないが、日本市場ではすっかり人気低迷ぎみの SMART。この先どうなるのか?との疑問が浮かぶ今日この頃。

ところがどっこい、フランクフルトで始まったモーターショーには次なる ”SMART のカタチ ” が展示されているらしい。SMART ブランドも 元祖 FOR TWO に始まり、ROADSTER、そして FOR FOUR へとバリエーションを増やすと共に、言ってみれば ”普通の車” に近づく方向へ進化を続けてきた。

今回発表されたのは SMART ブランド初となる SUV タイプ。FOR TWO 進化版との事だが、こうして見ると真横のシルエットなど確かにその面影が感じられる。本来 SUV といえば第一に走破能力などが語られたりするものだが、こと SMART に限って言えば ”例のミッション” からして駆動系に飛躍的進化など望む事自体ナンセンス。形良ければ全て良し!。その割り切りで良い。

フロントマスクをもう少し整えれば、シャレの効いたカワイイ車だね。


(818) だから色は無いほうがいい    2005/09/12

DIARY836.JPG - 26,207BYTES

 

 

綺麗な写真だね。と、言われるより、
ただ少しの時間その画を眺めてもらえる事のほうがうれしかったりする。

表現とはそういうものだ。


(817) 噂を聞いて行ってみた    2005/09/11

DIARY833.JPG - 89,526BYTES

以前、知人に教えてもらった群馬県の観光名所、”吹割の滝”。日光へはよく足を運んでいたのだが、それが決まって夜だったから通り道にこんな名所があるなんてぜ〜んぜん知りませんでした。

今日の群馬の山沿いは午後から雨との予報だったから午前中になんとかたどり着けるよう朝も頑張って起床。高速を飛ばす事数時間、友人の車の特権としてピンポイントなるナビの指示によりロスタイムの無い到着。お土産屋さんの手招きにより誘導された駐車場でその地を踏みしめるなり同時に激しく降り始めた土砂降りの雨。滝を目の前に上からも下からもマイナスイオンの安らぎとなったね。

幅30メートル、高さ7メートルと言われる滝の規模からすれば日本にも他に名の知れた見所はあるけれど、東洋のナイアガラと呼ばれるその名の由来は、やはり、吸い込まれるように流れ落ちるそのユニークな形状にあるのだろう。確かに他で見たことない。

今日は生憎の雨のためか ”メガホンを持った係りのおじさん” がこれ以上近づくことを禁じ、滝つぼの中が写真に収められず...。

DIARY834.JPG - 26,654BYTES DIARY835.JPG - 40,221BYTES


(816) それは ”便利” の一言で    2005/09/10

私が生まれ育った長野 (長野市ではなく、とある村) は、21:00を過ぎれば当然商店街の明かりは消え、人気の少ない落ち着いた場所。それでもいつの頃からかコンビニの存在は次第に増加し、セブンイレブン(7時〜23時)から24時間営業の店舗が当たり前になった。

東京には既に10年以上住んでいるから深夜3時の渋滞にもすっかり驚かなくなったものの、朝のラッシュ時に立ち寄るコンビでは田舎育ちの私には信じられない規模となる5台ものレジがフルに稼動し、常に各レジ3〜4名は順番を待っている状況。レジの台数だけ考えればちょっとしたスーパーマーケット並となる。

考えてみれば子供の頃に缶ジュースを買ってもらえるのは数週間に1度程度。勿論高校生にもなれば週に何度かは飲む機会もあったが、それとて頻繁ではなかったから ”その1本” がじつに美味しく頂けた。

”手に入れる事で失った物” の大切さを逆に気付かされたのは今日も連なるレジの最後尾に並んでのことだった。


(815) 新型は携帯用、旧型はドライブのお供    2005/09/09

DIARY832.JPG - 9,107BYTES


前のタイプを持っていなかったっけ?と言われれば確かにそうである。だが、こういう物は後から発売されたほうが多くの面でクオリティが上がっているのである。

ええ、結果から言えば買ってしまいました...。

私が持つ旧型タイプはパソコンのUSB端子で直接充電が出来なかったり、それでいてバッテリーの持ちが悪かったりで、全国各地に持ち歩くには充電器とのセットがわずらわしかったのが正直なところ。

量販店の展示コーナーには予想を上回る黒山の人だかり。昨日の発売とは言え既に何処の販売店も4GBタイプは品切れ状態...。確認したところ2GBなら少々在庫有り。私の性格からしてこんな場合はまず目の前の物に手を伸ばす。

ろくすっぽ展示品も見ずに購入に至ったのは半年程前からこの存在を心待ちにしての結果。通常の iPod が ”大きく重い” とすら感じてしまう今回の新型。背面パネルのピカピカ金属仕様はそのままだけど、これまた日本は新潟が誇る金属加工技術なのだろうな。


(814) 自動で送るなら自動でポイ!    2005/09/08

帰宅してコンパクトなPCを ポチッ と起動して まずはメールチェック。

きちんと数えた事など無いが、1日に届くメールの数はいつしか数十件を超えるようになった。2日分なら間違いなく100件オーバーとなる。当WEBにメールアドレスを公開しているせいもあるだろうが、そのほとんどは俗に言う ”迷惑メール” というやつだ。

まず、海外からはるばるやってきた英文のみで綴られた文面に関してはサーバーに届いた途端、専用ソフトにて一発抹消。面倒なのは国内からの手の込んだそれとない文面。近頃では ”応募された懸賞、見事5等に当選されました”  という、思わず指定登録サイトにアクセスしてしまいそうな内容も多い。どこの暇人がこういった内容を考えるか知らないが、私のPC上では振るいに掛けられた最後の一握りだけが届くようになっているもんね〜。


(813) 組み合わせる    2005/09/07

DIARY829.JPG - 18,709BYTES DIARY830.JPG - 22,597BYTES DIARY831.JPG - 21,004BYTES

日の暮れた湿度の高い Tokyo の街を歩いていると、数年前までカメラ片手に毎日眺めた新宿の景色を思い出す...。なんて言ってみても今でも毎日新宿は通過しているのだけれど。

写真というのはその見せ方次第でいろいろな印象を相手に残す。見た人がそこで感じる気持ちに正解も不正解も無いからこそ ”表現” の世界は面白い。
私は、複数枚の写真で一つの意味を持たせる ”組み写真” という表現法が好きで、その一枚一枚では特別意味を持たない画でも、グルーピングされる事で全く別の表情を覗かせる。

山ほどあるプリントをかき集めて一つにするも良し、撮り溜めたコマの仕上がりを想像しつつそれらとの組み合わせを考えながら次のコマを撮るも良し。

今回は前者から、”新宿の閉店” がテーマ。


(812) ちょっと割高だけれど    2005/09/06

DIARY828.JPG - 34,053BYTES

同じ時間の刻み方でも、わずかにその進みが速く感じる ”年の後半”。2005年も既にその時期を迎えたね。

昨年まで続いた ”全日本GT選手権” という国内最高峰の ”ハコ車” レースのくくり、この2005からはご存知の通り ”スーパーGT” と名前が変わり、その人気はますます上乗せされているわけだが、直接現地に行って見られなかった人や、テレビ東京が放送する専門番組では少々不完全燃焼!という人のために、毎年この時期になると シリーズ全戦を収めたDVDが数枚構成で発売され、今年も例外なくその第一弾が我が家にやってきた。

モータースポーツと言えば =F1 というイメージが一般的であるが、実は自らステアリングを操りそのコントロールを楽しむタイプの人にはこの スーパーGT が非常に面白く感じると思う。

市販車両の究極の成りの果てがGTの世界である事は誰もが承知であるし、そのノウハウがそのまま市販車にフィードバックされてくるところが何より現実的で説得力がある。ドライバーの解説音声や、インカービデオ、マシンメイキングまでもがこと細かく収録されたこの一枚、それだけで1ヶ月は楽しめるね。


(811) 嵐はこれからだけど    2005/09/05

ギラギラの太陽が降り注ぐ短い夏を惜しむ間もなくやってくるのは日本列島を北上する ”大型渦巻き ”。

実家からの突然の電話は 「そっちは大丈夫だったの?」 との ”とんちんかん” な会話...。大丈夫も何も台風はこれからやってくるというのに随分慌てた心配と受話器を置いた。昨日の夕方から本格的となった雨は今朝も変わらず降り続いていたが、何かを心配するほど大粒なわけではなかったから1日はいつも通り過ぎていた。

夜のテレビニュースで昨夜の大雨の事実を初めて知る...。都内各所で床上浸水や腰ほどにまで水かさを増した道路があったらしい...。そうか、夕べは確かに雷を伴う激しい雨が感じられたが、寝不足からなる急速な熟睡工程の最中にカーテンの向こうでは想像を絶する土砂降りが続いてたのね。丸一日が経過したテレビの画面でそれを知るとは私こそ ”とんちんかん” だったね。

それはそうと、伊豆から帰宅した SMART の窓は閉めたっけか??


Diary