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(830) 最新カメラなんぞ吟味する前に   2005/09/24

レタスの食べすぎで ”胃もたれ” とはいかないまでも、ドレッシングの酸味が全身に浸透した昨夜、予約録画済みのビデオを巻き戻して再生。3倍モードでの記録とはいえ、6時間を撮り終えたその先でテープが終わってた!なんてアクシデントは非常に悲しい思いをするからして、気が付いた時こうして消化していくのが消灯前の日課。少しばかりの夜更かしは明日の休日を考えれば影響は少なかろう。

ところがどっこい!見終わったテープを EJECT しようにも出てこないではないか!。むむっ、もしやこれは?と電源を入れ直してみても症状変わらず...。なにやらビデオデッキ内部でキューキューと苦しそうな音。複雑な結線がなされている重たいビデオデッキ本体をオーディオラックから取り出したのは深夜も2時を過ぎた頃。数ヶ月にわたる埃の蓄積を確認してからの分解作業は想像以上の時間を要し、挙句の果てに詰まったテープは取り出せたもののデッキの修復には至らず。もう、10年以上も酷使してきただけにいろいろな箇所にガタがきているようだ。

当時20万円近い価格で購入した記憶は思いのほか新しいが、深夜3時をまわる頃、気持ちは ”最新DVD一体型HDDビデオ” のホームページへ。今のビデオが壊れたらHDDタイプに買い換えようと考えていただけに、明日の休日のスケジューリングまでを意識。

しかし、いろいろな情報から先を考えれば、もうすぐ地上波デジタルHD記録に対応するブルーレイディスクの登場や、DVD-HDによるハイビジョン録画の噂。DVDのDLってのは現行でも対応している機種があるらしい。もう3年もすれば世間は一気にハイビジョンに変わる事間違いなし。

ここは、もう一台所有している超安価ビデオに頑張ってもらってしばらくは様子を見るとするか?それよりも肝心のテレビが時折パチパチと音を立てて画面が乱れるけど、こちらもそろそろ寿命でしょうか?


(829) 金曜日限定、産地直送    2005/09/23

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コンビニの商品陳列には専門家が考える ”よく売れるための法則” が凝縮されているのだという。

入り口を入ればシャンプーや石鹸、ティッシュなどといった生活用品が目につき、そこを抜けるようにして奥に進まなければ飲み物コーナーにたどり着けない。おまけにレジにて会計を済ませようと列に並べば、”忘れ物は無いですか?” と言わんばかりにガムや乾電池が並んでいて、会計中の追加にも間に合うように大福やみたらし団子がすぐ脇に置いてある。

自宅から少し離れたところに位置する電気店に足を伸ばし ”何かいいものは無いか?” と物色してみる。取り立ててコレ!というものにめぐり合わなかった事は幸いとして、その建物の1階には別会社のスーパーが存在し、気まぐれとも思える行動はそのままカゴを持ち宛も無く店内をひと回り。

レジにて気が付いた想像以上の買い物の中に ”八ヶ岳高原 朝 レタス” なんてものが丸ごと入っていたけれど、今日明日しか東京にいない一人暮らしでどう消費するべきか...。


(828) デジタルにもアナログの楽しみ方    2005/09/22

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知り合いのカメラマン宅には、仕事と趣味を兼ねる意味で ”博物館” を思わせる ”数百台” にも及ぶカメラが並んでいる。その人にだって好きな機材と嫌いな機材があるのは当然としても、まずはどんな物か一旦手にとって使ってみる、それがプロの判断基準である。

私も写真を撮るのは勿論好きだし、その道具となるカメラにも同じように興味があった。しかしさすがに ”博物館” を連想させる程にいろんなカメラを次々買い揃えようという ”ノリ” はこれまで無かった。

しかしどうだい、迫る10月21日には RICOH からとても魅力的なデジカメが発売される。GR DIGITAL という名の通り、あの銀塩コンパクトの名機GRシリーズのデジタル版にあたるモデルの登場である。超コンパクト機でさえ光学3倍ズームが当たり前のこの時代に、35mmフィルム換算で28mm相当にあたる単焦点レンズでの勝負!コンピューターのCPU同様に日進月歩と思えるCCDの高画素化は1/1.8型でついに813万に達したという。マニュアル露出モードに対応した180秒もの長時間露光、近接1cmのマクロ撮影、専用ワイコン装着により35mm換算で21mmレンズに化けるとも言われている。

そして私が何より注目するのはJPEG以外にRAWモードでの記録。つまりは画像としてではなく光に反応したCCDのデータをそのまま情報として記録してしまうから、撮影後にパソコン上で現像処理が行える。これは画質面でも、そのプロセスを楽しむ意味でも大いに結構なのだ。ただ、1枚辺り十数メガとなるデータ容量はどうしたものか...。大容量高速SDメモリーカードの金額もバカにならんぞ。

しかしこの先予想されるデジタル世代の子供達。「現像って、昔、フィルムっていう物で使った言葉らしいよ」 なんて言われる時がくるのかなぁ。


(827) 見かけないからこそ存在感あり    2005/09/21

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SMARTの都道府県別リストによれば、日本一登録台数の多い順に、神奈川県、東京都、愛知県と並ぶ。こういった趣味性の高い車の場合、欲しい人は例え何処に住んでいようとも何としても手に入れようと考えるのが物好きの定理。正規輸入が開始される以前の希少価値高き並行輸入車に、莫大な金額を叩いてでも手に入れようと考えた人は少なくないのだから。

単純に都道府県単位で背比べをしてみても人口密度や土地面積の関係でその結果が何の役に立つわけではないけれど、ただ一つ最近になって思うのは、各地方を転々と歩いてみてその存在をほとんど意識しない、そんな場所に幻のように現れる ”小さな車” それがすばらしく存在感があってかっこよく見えるということ。

愛媛の日中、 ”私レベル” には十分夏を感じられる残暑。

2日目の今日も街に見かけることはなかった。今私の目の前に現れる SMART、間違いなくかっこよいはずである。


(826) いつも調べるのは行ってから    2005/09/20

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もちろん仕事ですとも。でも、疲れた時は温泉に入る。これが一番。

愛媛は松山市 ”道後温泉”。
何が有名なのか知らないが、泊まったホテルの近所にあると言うので少しだけ足を伸ばしてみた。随分古めかしい石で出来た浴室には、”ぼっちゃん泳ぐべからず” の木札。

ホテルに帰ってインターネットで検索。どうやら日本最古の温泉で、あの夏目漱石の坊ちゃんで有名なんだとか...。ほおぅ〜。


(825) 息を切らしながら    2005/09/19

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昨日今日と、都内各地では御神輿が出たりハッピ姿の勇ましき男達の姿が見受けられた。敬老の日にお祭り騒ぎ?との疑問も湧いたが、それよりも差し当たって私自身に影響があるとすれば、歩行者天国からなる進入禁止の車両規制のほうである...。

休日と言えば必ずもって愛車 SMART での移動。しかし今日は先の理由あって電車にて新宿まで足を運んだ。メインストリートは既に交通規制が掛かり、車ならイライラの原因も、歩行者には正に ”天国” の見所いっぱいとなる催し物が並んだ。

火の点いたタイマツをお手玉のように投げる人がいたり、高さ数メートルはあろうかと思われる一輪車に乗る人がいたり...。そして、大きな歌声と心地よいリズムで街行く人々を穏やかな気持ちにさせたのは写真の彼だった。背中に太鼓とシンバルを背負い、ギターを弾きながらハープを吹く。勿論歌がメインとなる。

こうした ”大道芸人” と呼ばれる人々の ”神業” のような技術の数々は、近頃テレビに映るつまらないお笑い芸人よりよほど尊敬に値する。彼はしばらくの間、私に向かい、写真を意識したパフォーマンスを続けてくれた。


(824) 20年前をたどる    2005/09/18

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知人との会話は、近頃のテレビドラマとその主題歌についてだった。

ここ数年はめっきりCDが売れない時代へと変わってきているものの、テレビドラマや映画の主題歌というのはストーリーとのマッチングからなる相乗効果により、印象深さはひとさじ上乗せされる。

話は盛り上がる一方で私が過去に見てきたテレビドラマを振り返った時、記憶に残る最も古いドラマと言えば小学校の5年生くらいだろうか?学校から帰るなり夕方の再放送を楽しみにしていた。今思えばそれがどんなストーリーで誰が主題歌を歌っていたかなど知る良しも無いが、断片化された主題歌の歌詞と、おぼろげながら記憶しているメロディーとを上手く組み合わせれば、浮かぶのはその曲を当時のクラスメイトと共に休み時間 オルガンで弾いた思い出...。

出来る限り搾り出した確かなる曲のフレーズをインターネットにてキーワード検索。多分こんな探し物はインターネット以外出来ないのではないかな? そこに現れたのは懐かしきタイトルと始めて知る思いがけない歌手とのめぐり合わせ。

中古CDで何とか手に入れた当時の楽曲。時を遡るのに満月の夜とはなんともロマンチックだね。


(823) It's communications.    2005/09/17

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週末の買い物目的で出かけた昼過ぎの東京。

天気の良い休日とくれば皆考える事は同じようで、普段は渋滞など有り得ない道までもが長い車の列。炎天下とは言え、すっかり秋の空気を感じる窓からの風。

「その車、安定感ある?120km/hくらいで走っても大丈夫?」

同じく対向車線に続く渋滞から、隣に並んだ軽自動車の気さくなおじさんが話しかけてきた。

「ぜんぜん大丈夫ですよ。もっと飛ばしてもね。」

退屈しのぎのつもりは無いが、私は一言そう返してみた。この車に乗っているとこういった質問は常に付き物だね。その後夕方の涼しい時間帯を見計らっての洗車でも、管理者のおじさんとしばらくの立ち話が続いた。


(822) 朝はゆっくりと    2005/09/16

長年愛用してきた目覚まし時計がついに壊れてしまったようだ。

時計自体はいつもと変わらぬ1秒を刻んでいるが、セットした時間になっても目覚ましの音が出ない。例え目覚ましが鳴ったとしてもなかなか目を覚まさない私と組み合わされば、その正確に刻まれる1秒はあまり意味の無いカウントとなる。

人も機械も、電池を入れ替えたくらいでは直らないことあり。

いずれにせよ ”お目覚めの時刻” を気にせずに過す明日からの3連休、十分な睡眠とともにとっておきの目覚ましでも探しに行こうと思う。


(821) 先手を打つ    2005/09/15

今の SMART に選んだ色がシルバーである理由は他でもなく ”汚れが目立たない” だけのこと。BRABUS仕様はブラックとシルバーからの二者択一だからしておのずとそのような結果となる。

”夏は暑いから” との単純なる言い訳から、つい先日までの2ヶ月ほどワックス掛けをサボっていた。すると...、よくよく見ればシルバーボディ表面がうっすら白っぽくムラになっている。青空駐車の雨ざらしによるワックス落ちと願いつつ、気温の落ち着く夕方を見計らって慌ててワックスを上乗せした。

車の塗装をじっくり観察してみると、昔の塗料に比べ近頃の物は経年変化による色褪せなどは大分改善されてきたように思う。見るも無残に朱色と化しているのは決まって昔の赤い車だったりするもんね。

新車で車を買う場合、そのお値段はピンきりとなるのは何も贅沢装備ばかりではなく、高い車は入念なる重ね塗りが施されているとのこと。一般の車が3回塗りなら高級車は4回とか、クリアー塗装が2回行われるとか...。では SMART は?と言えば、全体がプラスチックで出来ているオモチャのような造り。そんな手の込んだプロセスなど踏んでいるはずも無く...。だからこそオーナーがマメにワックスをかけるのさ。


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