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(1110) コントロールしきれない生活    2006/07/01

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晴れるでもなく雨が降るでもない、その中間を曇りという呼び方をするならば、夏と冬の間の春や秋に相当するその天気はもう少し過ごしやすくても良いのではないか?

写真を撮るにあたり一番重要視せねばならない光を考えると、私にとって天気というのは ”降らないまでも曇り空” ではなく、しっかり晴れてくれることがポイントになるのだが、残念なことに今週末も蒸し暑く分厚い雲は切れ間無く続いた。

曇り空だから撮れる写真とか、雨の日に撮る写真、日常を切り抜く事が私の写真スタイルだから天候に左右されること無くその時々で現実を写し撮ればよいのだが、圧倒的に晴れの写真が少ない今年の事、今後は仕事が忙しくなることが目に見えているからして気持ちばかりが焦るのである。

また、たまに晴れた休日があれば、それはそれで忙しい。
車の洗車から始まり、せっかく綺麗になればどこかへ乗っていきたくもなるし、自転車だって大汗をかかない程度に乗りたいし、写真を撮るならいつもは歩かない街を見てみたい気もする。

多趣味なのはお金も掛かるが、時間づくりのペースも考えなければならないのですね。


(1109) 週の終わり、6月の終わり    2006/06/30

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明日が休みだと言う開放感は、夜更かししてでも何かをしないと勿体無い気さえする。
金曜の夜の街に人が溢れるのもきっとそんな理由からなのだろう。

私も久しぶりに夜の街をゆっくり自転車で走ってみた。
夏の初めとあって昼間の気温は随分高くなってきたから、日没後のポタリングは気持ちがいい。

わざと裏街道を選んだのは車や電車の騒音から逃れるため。
聞こえてくるのはタイヤが発するわずかなロードノイズと風を切る音のみ。

駅の近くや公園付近などには、隠れるようにして犯罪を見張る ”おまわりさん” の姿。
黒い服を着てママチャリ無灯火で走っていれば間違いなくSTOPが掛かる状況にも、
ピカピカのトレンクルに眩いばかりのライトを点けて走っていれば全て無縁の世界。

目的など持たずに家を出たはずなのに、帰りにはしっかり寄り道をしてレンタルショップにCDを借りに行く。
商店街を抜ける少し温かい風はいつもより魚屋の存在が強調され、いよいよ6月の終わりを感じさせた。


(1108) 安全に越したことは無いが    2006/06/29

さあ今日はどんな一日だったかなぁ・・・と考える時間は、大事にしたいと思いつつ現実のところ日付の変わる頃に急いで振り返る毎日。

今日も例外なくそんな時間を過ごしていたら窓の外から何やら大きな警告サイレンが聞こえてきた。「ピコピコピコ、ウゥ〜、ウゥ〜、」 誰が聞いても明らかなカーセキュリティーの爆音。30秒程で鳴り止んだ様子からしておそらく今回は誤動作だったのだろう。

ここ数年でカーセキュリティグッズは一気に売れ行きを伸ばしているようだ。今や600万円の車など珍しくない時代、300万円でクラウンの最高級グレードが買えた頃から考えれば、今は街を走る多くの車が最高級扱いになるわけだから、セキュリティーに力を入れるのは当然の流れかもしれない。

セキュリティと一口に言っても、盗難に対する予防策と考えれば爆音サイレンは有効だろう。しかし、それはリスクを背負ってでも盗む価値のある車の話。仮に SMART をドキドキもんで盗み出したとしても、売ったところでリスクに見合うだけの収入にありつけないだろうから、簡単な話 ”割に合わない仕事” のようなもの。だから私はハンドルロックもつけなければブザーやサイレンも付けてはいない。せめてホイールを盗まれないようにとオプション装着していたロックナットさえ ”さびない普通のボルト” に交換済み...。

私が心配するのは盗難よりイタズラのほう。こればっかりは仮に高性能セキュリティをつけていて犯人が捕まったとしても、キズついた車は元に戻らないから一番厄介。


(1107) 美しさそのまま    2006/06/28

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日頃コンピューターは良く使うほうだと思うのだが、取り立ててカスタマイズを施した ”自分仕様” にはなっておらず、手を加えたとしてもデスクトップの壁紙くらいで、アイコンの色や大きさだとか、ブラウザソフトに人と違うものを使用するなど縁の無い話だった。

もう3年以上も前の SONY製 VAIO だが、今になっても驚くほど快適に働いてくれるので ”次を欲しくならない” のは幸いだが、唯一最近のVAIOと比較して見劣りすると言えば VAIOランチャー なる快適起動ツールが入っていない事。デスクトップの一辺にランチャーが常駐していて、アプリやファイルのオープンなどが快速に行えると言うシロモノ。欲しい欲しいと思いつつVAIOのWEBを確認しても、バージョンアップダウンロードコーナーは存在しても、新規フリーダウンロードなどあるはずも無いから諦めていた。

久しぶりにMACに触れる機会があり、そこで改めて気付いた MAC OS 標準のランチャー Dock。Windows派の私も認めるデザインのすばらしさは今更言うまでも無いが、その使い勝手さえも VAIOランチャー より一枚上手。なんとかそれが自宅の VAIO にも入らんものかとWEB上を探してみたら、やはり世界にはあるものです。しかもフリーダウンロードで MAC そっくりに機能します。使用するアイコンなど探しきれないほど沢山存在して、自分なりのカスタマイズに夢中になるあまり気付けばインストールから2時間が経過。

数年ぶりに見た目にわかるカスタマイズが施された私のPC。気分転換には良いかもしれません。


(1106) 湿度管理を考える    2006/06/27

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先日湿度計を新調した。人一倍 湿気を嫌う私のことだからこれまでも簡単お気楽に使える程度のものは持っていたが、いささかその精度が悪すぎて平気で10%以上もズレた値を示していたから、今回は家庭用として十分な性能 ±2% モデルをチョイス。

湿度を嫌うのは何も人間だけではなく、カメラやレンズは元より、オーディオやギターだって ”適当” な湿度が望まれる。

カメラについてはいつか防湿庫を購入しようと考えているものの、形がコテコテの ”ガラス冷蔵庫” みたいなのは私の部屋にアンマッチなので、結局二の足を踏み、それなら部屋ごと防湿にしてしまえ!との発想から常に除湿機はかけっぱなし。それでおよそ50%が常時保たれる計算。

除湿機任せの湿度管理は簡単に一定値をキープできるので有難いが、その原理上部屋の温度は数度上昇する結果につながり、人が暮らすにはエアコンによるちょっとした冷房と併用すると快適になる。

しかし、エアコンをオート運転させ、冷房として機能している時は良いが、部屋の温度が下がりすぎて送風運転に切り替わると、除湿機の目盛りをぐんぐん上昇する針の動きが気になる。たった5分足らずで20%程も変動すると体感的にも空気中の湿度が確認できる。

なんだかこれでは返ってカメラにはよろしくない環境な気もするが、安定した温度と湿度の両立はなかなかむずかしいものです。


(1105) 毎日のニュースに何を思う    2006/06/26

気に入らないことがあると人が生きたまま埋められてしまう...それが ”現代社会” のようです。本当は悪い事ばかりではないのでしょうが、あまりにもエスカレートした犯罪がニュースで取り立てて繰り返し流されるので、印象として暗い社会へのイメージが強調されてしまうのは寂しいことです。

それに比べて私個人のニュースと言えば、もろもろの事情で必要とされる想定外の出費に驚いている事と、次のフィルムはどのカメラに装填しようかという微々たる悩み。平和な毎日が送れている事実をもっと実感し、感謝せねばなりません。

○○公園では菖蒲の花が満開の時期を迎えています...とか、多摩川に玉ちゃん出現...なんてニュースは刺激こそ少ないものの、それがテレビで話題になること自体、その日が平和だったと言うことですね。


(1104) 残念なこともある    2006/06/25

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何とか持ちこたえそうな天気が2日続きの週末と聞いていたので、今日はカメラ片手に銀座でも歩こうかと考えていたのだが、結局自宅のちょっとした電気工事に手間取り日が暮れてしまった。


先日 現像から上がってきたLOMOのポジを見ていたとき、いくつかのコマに気になる光が写りこんでいることに気づいた。ここでは心霊写真とかそういった類の話ではないのでご安心を!

写真上部、中間域の緑に幾分ぼんやり白っぽく帯状に光かぶりが確認できる。これは他のコマでも似たような位置に同様の結果が見られることから、カメラ内部に若干の光漏れがあるのかもしれない。

ただ、それであれば写真内の明るい(白い)部分はともかく、暗い(黒い)部分にも影響が出てしかりだが、不思議なことに中間域だけに見られる。今回使用したフィルム ”プロビア” は ISO100 だったが、もし次回 ISO400 を使用して本当に光が漏れているのであれば結果は4倍になって現れるはずだ。

と考えつつも、やはりせっかく撮影した写真に予期せぬアクシデントは悲しすぎるので、逆にカメラの裏蓋などの隙間を出来るだけパーマセル(撮影で使用される紙テープ)で塞いでみて様子をみようと思う。


(1103) ホルダーなど二の次    2006/06/24

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昨日の日記では、「これからのカーナビは地上デジタル放送受信でますます快適に・・・」 みたいな内容を書いたにもかかわらず、私の現状を見直せば、駐車場に止めてある SMART の足元に、おそらく熱で外れ転がり落ちたポケナビの姿。少し寂しげだった。

ポケナビをマウントしているのは携帯電話などを挟み込んでホールドする、海外製の吸盤式ホルダー。フレキシブルアームの採用で自由なアングルが作り出せるのとデザインが好きで使ってきたが、そろそろ吸盤がへたってきたのか、炎天下に放置され高温になった車内では外れ落ちる事がしばしばある。近々専用強力吸盤タイプのホルダーを購入しようかとWEB上を物色していると、それより先に興味深い製品を発見!(写真)

GARMINといえばポケナビに類似したハンディGPSの大手メーカーだが、そちらからこの夏に新しいタイプのGPSが発売されるらしい。機能云々はさておきデザインが SMART にぴったりではないか!私好みのストライクゾーンに真っ直ぐ入ってきたこの製品は今のところヨーロッパでのリリースのみ決定されている様子。地図情報入力済みのナビだから、無理して日本に個人輸入したところで日本地図が入っていないからそのままでは使えない。日本仕様のリリースを願うばかり。

これであれば地上波デジタルなど入らなくても、ナビとしての本来の機能が一般の製品より劣っていても、形だけで即買いです!

海外のWEBをよーく読んでみると、ヨーロッパでは Daimlerchrysler SMART ブランドから発売されるとか...?やはり SMART と関係あり?私の翻訳が間違っていなければの話ですけど。


(1102) そこまでして見る番組とは?    2006/06/23

街の電気店を物色していたら、最近話題である ”ワンセグケータイ” が並んでいた。地上波デジタル放送を受信したテレビ画面が映っていたが、さすがにハイビジョンといえど携帯の液晶画面サイズではこれまでのSD映像と比較してもびっくりするほどのクオリティは確認できない。

クオリティという面で語るなら、ワンセグという時点で通常の地上波デジタルの12分の1のセグメントしか使っていないわけだから、逆に小さい画面ゆえの ”我慢できる映像” なのかもしれない。しかし、ワンセグの良さは画質よりもむしろ移動中の画像乱れの少なさが注目すべきポイント。アナログ放送を携帯端末で受信しようとしても、風が強くて近くの木々が揺れ動いただけでもその画像はかなり影響を受けたし、仮に綺麗に移っている状態でも良く見れば ”砂嵐の子供” が確認でき、S/Nの悪さは顕著に現れた。

ワンセグにより一番メリットが感じられるのは携帯電話よりも、断然カーナビのほうだと思う。これまではカーナビでテレビを見るには車両の屋根に2本のヒゲ(ダイバーシティアンテナ)を立ててなんとか受信...だったが、それも車が移動を始めればナビの性能に関わらずまともに映るものは無かった。しかし近頃続々と登場しているワンセグ対応ナビであれば、移動中にもある程度安定した映像が望める。ただ、デジタルでおなじみのスレッショルド以下の電界強度になったときはとたんに映らなくなるという欠点はあるが。

ダイバーシティアンテナはアナログだから必要!と決まったものではなく、受信する電波の全(半)波長以上離れた2点間に設置された受信素子で、電界強度の強いほうを自動的に切り替えて使用する仕組みだから、デジタルになっても通用する方式のはず。今後、デジタルチューナーは電界強度の弱い場所でいかに正確に受信できるかが課題になりそうだから各メーカーそのあたりに工夫を凝らしてくるのではないかと思う。

え、「ところでお前、ナビとか否定派じゃなかったか?」って?ええ、確かにそうですけど、こういう時代ですから教養として仕組みくらい学んでおこうかと...。


(1101) お手入れは簡単に    2006/06/22

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スナップ写真を好んで撮るには、常日頃からカメラを持ち歩く必要がある。それに伴い知らないうちにチリやホコリで汚れたレンズを外出先でケアするのは結構気を使う。

最近入手したレンズクリーニングペンは使ってみると想像以上に簡単にお手入れが出来る。ペンの片側はやわらかブラシ、片側はセーム皮チップになっていて用途に応じて使い分けられるし、何より携帯に便利。数種類のサイズがリリースされているようだが私が購入したのはおそらく一番小型のタイプ。大口径レンズ向きでは無いにしても、普通、レンズが汚れるのはべっとりと何かがこびりつく事は無く、小さなホコリや指紋などだから結構これひとつで重宝する。

スナップ用小型カメラバッグにはクリーニングペーパーと共にいつもこいつが入っている。


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