(1150) モデルチェンジなんて大分先? 2006/08/10
新しく車を購入しようと考える時、時代を考えればインターネットで一発検索が妥当だし本音情報も豊富だが、私はもっぱらカーディーラーへカタログを貰いに行き、またそういう行為が好きだから本当は買う気も無い車種のカタログまでもが手元に沢山あったりする。 3年前に限定発売の噂を聞き、10月のデリバリーに向けて5月には発注を掛けていたあの頃の思い出も、確かに自宅の雑誌達に挟まれるようにして年式別にストックされた SMART のカタログ。久しぶりに目を通すと今尚新鮮に見れるのは不思議である。 振り返れば SMART の購入を考えたのは、以前所有した MAZDA Roadster を手にするタイミング。わずかにスポーツの方向へ意識が向いていたのと、友人の Roadster を運転してすっかり虜になっていた事実。その後、急速にモータースポーツに目覚めたが、その数年間も毎年更新される SMART のカタログは抜け目なくゲット。 今思えばどうしても欲しかった2台だったということになる。どうせなら2台所有が望ましいが、私の個人的経済力とのバランスを考えればなるようにしてなった結果である。 ところで、SMART が For Two などと呼ばれる前の、ウルトラマン顔だった頃のカタログを見ると、ボディカラー及び内装のカラーリングはすばらしくキュートでポップ。原色に近いような赤や黄色が確かに SWATCH の存在を感じさせ、設計に関係したデザイナーさえも楽しんで作ったのだろうと想像される出来栄えは、SMART という車を世に知らしめた存在。 今でこそ、やや普通の車に近づいた落ち着いた感のある色使いだが、私の乗る BRABUS はそういう意味で、基本的に黒しか使われていないのだから一番地味な存在。 ゴージャスに見えるレザーシートは、レザー用のワックスなど1度も塗っていないけど、そろそろ考えたほうがよいか? |
(1149) 携帯にカメラなどいらないが 2006/08/09
最近の携帯電話はパソコンのように Windows がインストールされているらしい...。 私は携帯電話自体あまり興味が無く、電車内で人がパチパチメールを打つ姿を見るとその手さばきに関心するし、ゲームに夢中になっている人を見ると、本来コミュニケーションをするツールなのにコミュニケーションを取らずしてゲームとは少し寂しい...なんて事を感じている。 そんな私はと言えば、確かに携帯電話は持っているが、もっぱら受信専用、それも大抵はバッグに入りっぱなしで着信に気付かず、後ほどこちらから折り返す、言わば ”ポケベル” 機能として重宝している。そういえばポケベルってもう世の中には無いのかな? そんな私にもこだわりがあり、人と一緒にいる時には携帯を気にしない...。例えば二人で会話をしている時に、相手が携帯電話を気にしたりメールを打ったりしていたら、自分はあまり良い気はしない。しかしそれをこの時代に世間に主張したところで単なるエゴにしか見えないだろうから、せめて自分は他人にしないようにと心がけている。 しかし Windows 搭載携帯となれば、話は変わってくるのかもしれない。ソレで表計算やワープロを打とうとは思わないが、何かと機材の取扱説明書を読むことの多い私のこと、1000ページを超えるような取説を何冊も持ち歩くわけにはいかないし、電車の中でパソコンを開く気は無い。でも携帯の画面で調べ事が出来るなら確かに便利かも...と。 ただ、私なりのモラル、それだけは大事にしようと思う。 |
(1148) パンク修理も普通にはいかない? 2006/08/08
ハムチーズカツに中濃ソース。当然のように冷蔵庫を開けたが、肝心なソースが無い。 実家の母親がいつもソースを冷蔵庫に仕舞い込んでいたためか、私もそれに習い、いつでも常温を避け冷蔵庫にて保管している。しかし今日はそれが裏目に出て、ソースを切らしていたことに気づかなかった。 慌てて夕暮れ後のスーパーへ自転車に跨り突っ走る。 人一倍明るいLEDライトは暗い夜道に一躍買うが、とは言えいつもと違うハンドリングの手ごたえ...。むむ、走れはするがいまいちダイレクト感に欠けるのはなぜ?走り慣れた踏切を渡り終えてすぐに気付いた空気圧の違い。 ポリウレタンチューブだから1〜2週間もすると空気が抜けてしまう特性には慣れていたが、今日ばかりは前後圧の違いからして、どうやらフロントタイヤのパンクが疑わしい。 新品でも 500km しか持たないと言われるトレンクルのタイヤ。ODOメーター読みで 525km の今がもしやそのタイミング? |
(1147) 思いついたなら走り出せ 2006/08/07
よく晴れた月曜の午後...。たまには働かずして遊びに行っても良いではないか。 なぜなら暦の上では明日が立秋。「暑中見舞い」が「残暑見舞い」に切り替わるタイミング。 天気予報では既に3つの台風接近の噂も聞こえてくる。嵐の過ぎ去った後の空は空気が澄んでとても綺麗だが、 数年前に訪れた横須賀方面で、満足いく写真が撮れなかった事を思い出し、そのリベンジへと向かった。 今日の主役はフィルムカメラ。さあどんな仕上がりになるだろう。 |
(1146) 霧のようなものじゃないの? 2006/08/06
光化学スモッグ注意報が連日発令されているというのに、私は暢気に自転車に乗っていた。 生まれ育った長野では ”光化学スモッグ” など聞いたことも無かったし、東京にいるからといってそれがどんなものか良く知らないのは私だけではないだろう。 光化学スモッグが発令されました!と警告が出た時は、無理に炎天下に出るようなことを避ける!程度に考えていたが、よくよく調べれば紫外線により大気中の物質が化学反応を起こし汚染物質が発生、目や喉に影響を及ぼすという事だから、酷い時は家の中にいても窓などを開け放っていては意味が無いようだ。 なるほど〜、とは言え、天気の良い休日にはどうしても外に出たくなるのだよねぇ。 そんな時は、自転車を小さく折りたたんで光化学スモッグなど関係ない場所へ。 |
(1145) 車止まる、エアコンも止まる 2006/08/05
暑くなるとは聞いていたが、東京は今年一番の暑さになったのかな? ただでさえエアコンの効きが悪い SMART なのに、信号待ちにて STOP
するとコンデンサー発熱に伴い安全装置が働くのか、コンプレッサーはパチンッと止まり、車内は外気より暑くなる。ん〜毎年の事ながら何とかならんもんかのぅ〜。 SMART
は一般車同様に、ラジエターの前にエアコンコンデンサーが配置されている。ラジエターのファンがあるということは、ファンリレーをバイパスする形でマニュアル作動スイッチを設ければ、おそらくコンプレッサーが止まることはなくなると思われる。 でもこういう対策って、暑くなる前にやるべきだったか。
(1144) 美ヶ原高原 2006/08/04
私は昔から ”モ〜モ〜ちゃん” と呼んでいる。鼻輪がされていない牛、ということはその開放感溢れる牧草地は彼らにとってとても恵まれた環境。 いえいえ、彼らにとってだけではありません。我々だって暑い夏にはそんなところへ行ってみたい...。さて、しばらく天気が良いようだけど。 |
(1143) 努力の結果は本人のもの 2006/08/03
世間では何かとボクシングの話で盛り上がっているようです。 あれだけの暴言を吐きながら ”判定での勝利” とはどういうことだ!というブーイングや、仮に判定だとしても圧勝とは言えない微妙な勝ちに満足いかない人も多いようです。スポーツの世界は勝って何ぼ・・・であることは確かだし、こと、ボクシングとなればその勝敗と戦い様が素人の私にも分かりやすい競技だから、世間で話題になるのも当然かもしれません。 本音を言えば、ゴング前1時間もの長い前置きを席も外さず見ていた私だって、気持ちのよいダウンを奪い K.O.勝利を見たかった。でも、子供の頃の夢をそのまま現実にするというのはなかなか出来ることではないし、子供の頃見た夢に向かって休まず努力してきたことは大したものだと思う。テレビを消した後、今自分が日々努力して涙を流すくらい何かに突き進んでいるかと問われれば、ただの一つも出てこないのだから、勝ち負け以前に見習うべきことがあったと思う。 |
(1142) 高級車、まだそんなことを? 2006/08/02
またまた ”ガソリン値上げ” という嬉しくない現実。車人口は増える一方で、資源のほうは限りがあるわけだから、残り少なくなれば値段が上がるのは自然と言えばそれまで。 車好きなら、食費を削ってでもガソリンを買う人だっていると思うのだが、それがほんの2年程前までハイオクでもリッター100円そこそこだった東京でも今や140円オーバーだから、趣味や遊びで車に乗らないまでも、普段の生活に影響が出るレベルにまで達していると言える。 数年前に、排ガスが環境に悪いから...という理由で各社のハイパフォーマンススポーツカーは姿を消していったが、もしその問題をクリアーして今に生き残っていたとしても、この分では燃費の悪い車として需要が減るのは当然だから、結局姿を消していく運命に変わりは無かったかもしれない。その点、順調に売り上げを伸ばしているのは TOYOTA プリウスに代表されるハイブリッドカー。軽自動車以上の燃費の良さで走れると聞けば注目されない理由は無い。ただ、そこで皆、軽自動車を買わないのはやっぱり日本人は見栄っ張りなのかな。 車のルーツをさかのぼると、これまでは少しでも高性能に!を目指して急速に進化の道を辿ってきた。でも本音を言えば、この時代に動力性能が悪く坂道を登れない車など売ってないし、アクセルを踏んでいなくても一定速度で走ってくれる便利機能も必要ない。 今出来る最高の贅沢は、見栄を張って無いものを目指すのではなく、あるものをいかに大事に使えるか...。そういう時が来たのかなと少し思うようになった。 |
(1141) 目を閉じて感じるもの 2006/08/01
エアロバティックな演技を主とする曲技飛行のパイロットや、自衛隊などのジェット戦闘機パイロットは、コクピット内で稀に天地の方向感覚を失う ”空間識失調” に陥ることがあるという。具体的には、厚い雲などが原因による視界ゼロの状況において、上下左右、それにロールが加わると、自分の体が地面に対しどういう方向へ向いているのか分からなくなるというものだ。 一般的に我々凡人が考えれば、地球には重力があるのだから体感的に上や下は分かりそうなものだと思ってしまうが、実際に重力の2倍や3倍といったGがあらゆる方向から加われば、人の感覚として目に見える目標物がない限り案外簡単に方向性を錯覚するらしい。パイロットの中にはそういった状況で各種計器類を無視し、自分の感覚に身を任せ、命を失う人が多いのだという。 一般庶民の私が普段足として利用するジャンボジェット機でも、それに近い体験はできる。外はすっかり暗くなった広島から羽田への ANA 688便。飛び立って直ぐに眠りについたのは昼間の疲れが原因だろうが、目覚めて間もなくの着陸に向けたアプローチでは何度かの旋回を繰り返しているのが分かる。しかしそれは、今、右に傾いた。あ、今度は左だ。くらいのことで、右に20度、左に25度、また右に10度、最終的に今は右に5度。というような相対的な差し引きは体感上不可能だ。それも夜の景色に目標物が無いことが原因の一つではある。 |
日頃、体感という言葉を使う例としては、”体感スピード○○キロ” というのもある。これまた実際の速度に比べて目で見て体で感じる ”感覚的な速度” が速かったり遅かったりするからそういった表現を使うのだろうが、いずれにせよ人の感覚など状況に大きく左右されるという事だ。 だとすれば、よく車雑誌などで読む、”Gを体で感じながら” とか、”腰でリアの流れを感じて” みたいな表現はいったい...。でも確かに経験すればその表現に間違いは無いが。 |