(1170) スタート時刻は大切と考え 2006/08/30
電波時計なら目覚ましとして非常に信頼が置ける...と思い購入して半年ほど。 鉄筋コンクリートのマンションは鉄骨により電波が遮断され、正確な時刻など受信できない。正しく言えば電波が遮断されるわけではなく、電磁波(電気と磁気の波)が金属(今回はマンションの鉄骨)を伝ってアーシングされることで、電界がアースに逃げてしまうことからおのずと直交するベクトルで磁界が作れなくなり、結果として ”電波” としては急激に弱まってしまうことになる。 その昔、電磁波を使った兵器を戦闘で使った時にも、牢屋の中にいた囚人達は生き残ったのだとか...。 ところで、その電波時計目覚まし、受信できないのが当たり前としてこれまで使用してきたが、毎日数秒ずつ標準時より先行することから数ヶ月も放っておくと数分単位で進んでしまう。逆にそれを利用して毎朝通勤には自然と余裕が出来るわけだが、時にこの時計がたまたま何かの電波を受信するのか、数分の遅れを伴うことがあり、最近それが多発。知らずにいつもどおり目覚めの時刻をセットしておくと翌日は大慌てというありさま。 目覚ましは重要なアイテムと考え、新機種購入に踏み切った。時計と言うより小物入れのようなカタチ。 |
(1169) 日本人に出来ること 2006/08/29
数日前に電車に乗った時のこと。車内 入り口付近に立っていた私の前にはアジア系のかなり ”いかつい” おじさんとそのガールフレンド?が乗ってきて、その2人の後ろからは映画にでも出てきそうな、金髪で美しい女性(母親)とその子供達が乗ってきた。 そのうち1人の子供は何か欲しいものでもあったのか、乗り込む前からお母さんに甘えるように ワーワー 泣いていて、あまりのうるささに、先に乗り込んだアジア系のおじさんの前を通るのを緊張して見てしまった。 一つだけ空いた優先席に座ったのは子供ではなくお母さんで、その膝の上に子供達2人が重なるように座り、相変わらず泣きじゃくる状況を除けば、それが海外の母子の姿なのだと、わずかな文化の違いを感じていた。 そんな状況にぼんやりしていると、私の視界にフレームインしてきたのは先ほどのアジア系カップルの女性。指先で小さなキャンディをつまみ、泣きじゃくる子供の口へ差し出した。騒々しかったそれまでの状況は嘘のように静かになり、何事も無かったかのように母親の膝の上でその子供はこちらを見ていた。 文化の違う外国人同士が、キャンディー一つで分かち合った時間。それがいつもと変わらぬ東京の山手線での出来事で、何も出来ず眺めていただけの私は紛れも無い日本人だった。 |
(1168) もうすぐ車検もあるし... 2006/08/28
ここ数日、”借り物の”
ベンツに乗っていてピッチングの少なさが気持ち良い。 それでも少ないと錯覚するのは アクセルを踏んで上を向き、ブレーキを踏んでつんのめる SMART の ”あの感じ”
が普通の車には無い悩みだから。 いくつかのメーカーから
SMART用サスペンションキットが発売されているがそれを使ってみるのも一つの手。 だが、フロントよりリアが下がり気味のセッティングとなるそれらのサスは、重量配分がノーマルより更にリアに寄るからそれがねぇ...。 |
(1167) 遊べる車とは 2006/08/27
発表当初は多少の違和感を感じた MAZDA Roadster NC。でも最近はなんだかかっこよく見えて仕方が無い。展示車両が何処のディーラーでも見られるのはMAZDAの力の入れようも分かるというものだ。 しかし、NAが発売され、スポーツカーの歴史を塗り替えるかのごとく街を埋め尽くしていったあの頃と比べると、NCの売れ行きというのは少々物足りない気がする。 そろそろと噂される電動ハードトップモデルの登場が今後の Roadster をどう刺激するかは未知数だが、次々とリリースが続くNC用カスタムパーツが、徐々にオーナー数を増やすことに間違いないと思う。 全てのパーツやメカの造りが大人びて見えるNCだから、これまで以上にオーナーの年齢層は広がりそうである。 ただ私が欲を言うなら、1,600ccクラスの軽量経済的モデルを作って欲しい。 |
(1166) 借りるならいつもとは違う車 2006/08/26
SMARTのエアコン不調が、こうしてベンツのCクラスに乗れるきっかけに繋がったのならそれも我慢できる話だ。 一般的にカーディーラーで代車として用意される車というのは大抵ぶつけても支障が無さそうな汚い中古車が多い中、さすがは YANASE
と思わせるのは SMART
の代車として準備されたのがこのベンツCクラスだと言うこと。C200だからベンツの中でも小型の部類だが私にとってはデカイデカイ。
シートに座るなりキーを差し込めばハンドルが ”にゅい〜ん” と動いて思わず ”おぅ〜” と声を出してしまう。しかし少し慣れればシートから何から全部電動だということに気付き、それが普通の感覚になってしまうのが怖い。 リアに輝くKOMPRESSORの文字からしてこの車は私の好きなスーパーチャージャーを搭載しているようじゃ。アクセルをグイっと踏み込めば重量のわりになかなかの加速。最近のセダンはスポーツカー並みの動力性能が当たり前のようだ。 試運転がてら長野までの中央道を流してみる。クルーズドコントロールによる定速走行はびっくりするほどの精度で制御され、デジタルメーターによる速度の触れ幅はプラマイ1km/h位。機械というのは実に正確に仕事をこなすものです。100km/hで流すより○50km/h位で走るほうが気持ちがいい。 走りながらステアリングやインパネ周りにある ”すいっち” を端から押してみる。スピードメーターのディスプレイに表示された燃費値を見てその後の走行が大人しくなった。 |
(1165) 遠い星のお話 2006/08/25
枕が変わると寝付けない私の事だから、ホテルのベッドで熟睡など出来るはずも無い。深夜に点けたテレビのニュースでは、あの 「冥王星」 が太陽系内の惑星から除外されたと訴えていた。惑星の条件として ”軌道周辺で圧倒的に支配的な天体” では無いとの理由から、数百人の科学者の投票で可決されたらしい。投票と大げさに言っても、ブラウン管越しに見る限り、「これで良いと思う人〜?、は〜い!」 みたいなノリに感じたが。 で、肝心の冥王星は ”矮惑星” という扱いになるらしい。”水金地火木土天海冥” とリズミカルに覚えていた太陽系の並びは、これから ”水金地火木土天海” と少々歯切れが悪くなる。 しかし私はそんな遠い話より、明日の天気のほうが気がかりだ。 |
(1164) 今日より明日は明るい 2006/08/24
もう3年以上も前に所属していた会社だ、私の事などとっくに忘れているだろう。との想像に反し、その会社の後輩が退職するとの知らせがあった。 その女の子が入社して初対面の日、私は 「はじめまして・・・」 というおかしな挨拶を交わしたのを今でも覚えている。 私もいよいよ三十路...と感じてからもう1年と半分程が過ぎ、最近になって思うのは、人との出会いや仲間と過ごした時間というのはすごく貴重であり、いずれ必ず尊い記憶へ変わるということ。 今思い出す輝いた高校時代や、勉強などしなかった中学時代、勿論社会人になってからの苦労や悔しさも、今となってはその形は変えようが無い。どうせ思い出にするなら ”楽しかった日” として残したい。彼女が退職すると聞いて私はそんなことを考えた。 明日はその子の送別会があると言う。親切にこんな私を招待してくれたが残念なことに今日も明日も私は盛岡にいる。 |
(1163) コンビニの近くのお弁当屋は儲かるらしい 2006/08/23
家の近所にはチェーン店のお弁当屋がある。深夜遅くでも営業していることを良いことに、帰宅が遅くなるような日には良くここを利用させてもらう。 レジを打つのはいつも決まって新入りのバイト君。食べ物を扱うからなのか新入りがいきなり調理をしている姿は見たことが無い。でもベテランが作ったとされる味は同じメニューでも日によって微妙に違ったりする。 さて、今日のレジのバイト君は酷かった。私がお惣菜片手に既に注文済みだったお弁当を指差し、「あれもお会計まだですからまとめてください」 と言えば、バイト君は何を思ったのか奥で働くベテラン勢に、「あのお弁当お会計はまだですか?他に注文ないですか?」 との確認。次に順番を待っている人がいたので、オーダー順を間違わないように不安になったのかもしれないが、誰が何を注文してあって、そのオーダー順位は覚えておいて欲しいものだ。 しかしそうは言っても、新入りのバイト君ならそれくらいの事は大目に見てあげないと...と思い、お金を支払いついでに 「領収書おねがいします」 と付け加えれば、またも奥のベテラン勢を呼び出し、領収書の発行にてんてこまえ。おまけにベテラン勢でさえレジの扱いには慣れておらず発行までに何分待たせるのか...。 いつものことだけに、ボタン一つでレシートと対になり出力されることを私は知っているから、思わず 「その辺のボタンを押せば出ますよ」 と教えたくなる。更には印鑑も押さずに手渡す始末。「ハンコはそこの引き出しの中に入ってるよん..!」 ベテラン勢&新入りバイト君、揃いも揃ってあまりに待たせすぎたと感じたのか、慌てた表情で 「お待たせしました。ありがとうございました」 ときたもんだ。「あの〜ところでお釣りはもらえないでしょうか?」 とつい言葉に出してしまった。 実はこんな状況も今回で2回目。前回はそのお釣りの金額すら間違っていて、手渡された時点でその事実には気付いたが、もう面倒なので 「お釣り少ないんですけど」 とは言わずさっさと帰ってきた。 商売ってそんな甘いものではないと思います。 |
(1162) SMART じゃ似合わないかな? 2006/08/22
カー用品店やカーディーラーで見かけるこんな光景。 ガソリンスタンドで見かけるのは珍しいのかもしれないけれど、車がリフトアップされている姿は実に魅力的。 私のように車載ジャッキで片輪だけ持ち上げ、タイヤ交換なんぞしている姿は雄犬がオシッコでもしているようにしか見えないけど、こうして人の背丈以上にリフトされていると、なんだか専門的なメンテナンスをしているように見えて実によろしい。 本当はただのオイル交換作業だったりすることが多いけど、仮にそうだとしてもお金を払って作業をお願いする人からすれば納得のいく作業として見て取れる。 ただその光景を見ただけで、自転車を降り写真を撮った。
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(1161) 明日も明後日も同じ事を思うかな? 2006/08/21
東京、と言っても外れに位置する我が家から厚木までは約2時間。今週は毎日そのルートを往復しなければならない。 電車の路線及び乗り継ぎを考えると何となく車で行ったほうが早そうだが、ただでさえ時間が読めない車移動にプラスして、私独自の遊びたいモードと、早朝移動に伴う居眠りも心配だから、単調に電車に揺られることにしている。 夏だから19時位までは外は明るいが、気付けばとっくに日も暮れていて夕食のタイミングすら逃した21時過ぎ。少しの追加料金で特急ロマンスカーの ”旅気分” を味わいつつ、iPodのヘッドホンからは 独自アレンジの楽曲がエンドレスで流れていた。不思議と ”良い” と思って聞く曲はリピート再生でも2時間飽きなかった。 スピードの安定しない列車の窓の向こうに新宿の高層ビル群が見えてくると、ようやく帰ってこれた.....そんなことを思い何だかほっとした。都会の景色を見てほっとするという表現が適切かどうかにしばらく違和感があったが、自宅近所までたどり着き、コンビニのレジで会計を済ませるためヘッドホンを外した時、外からは街頭の光を昼間と勘違いしたセミの声が聞こえた。 「ツクツクボ〜シ、ツクツクボ〜シ」、やっぱりほっとするような場所ではないと思った。 |