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(1240) 常識とは時に非常識なもの    2006/11/08

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仕事をしていると、気にしなくて良いはずの晴れすぎた天気が、どうしても気になる。

早起きしたからその天気にめぐり合えた事が、本当は仕事のおかげであることを忘れて、週間天気予報の土日ばかり注目してしまうのは人間の悪い癖だ。

天気というのは日々の生活の中で分かりやすい変化であるが、表現するには ”晴れ、曇り、雨、雪” と、大きく分けて4つの括りしかない。だとすれば ”晴れ” 以外にがっかりしていては毎日を実に勿体無く過ごしている事になる。雨には雨なりの喜びがきっとあるはず。ただ、こんな私でも長野育ちのせいか、雪というのはなんだかわくわくする。

いずれにせよ、毎日が同じではないから明日に希望を覚えるし、その変化が楽しくもある。いつもはズボンしか穿かない女性が珍しくスカートで現れた...それもまた女性だけが持てる変化に対する特権である。

Yin&Yang、光と影、影と思われた光の裏側から見たほうが美しい場合もある。


(1239) 今は安い電池をまとめ買い    2006/11/07

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先日のサイクルショーで展示されていた各メーカーのLEDライト。走行時の照明として使うならやはり3W以上のタイプが必要となるが、LEDとは言えそのクラスになると電池の消耗が非常に早い。私が使用しているペンタイプの3WLEDはリチウム電池専用だが、会場で見かけた同クラスのライトはほとんどが外付けバッテリー式。充電出来ないリチウム電池に比べて、数万円するバッテリーライトも高くないという結論。そしてバッテリー式のもうひとつの特徴はその3WLEDの2連、3連モデル。ここまでくると素手では触れないくらいの熱が伴うが明るさはピカイチ。トレンクルに似合うかどうかは別として、1アイテムとしてほしくなる。


(1238) 一人きりの喫茶店    2006/11/06

何だか知らないが、今日は家に帰れなくなった。仕事が忙しいのは有難いとは言え、何事も程々が肝心だ。

偶然、仕事用PCを持ち歩いていたから今日の日記が更新できるわけだけど、23時過ぎに飛び込みで手配したホテルの部屋には生憎ネット環境無し。電話で確認しなかったのはこちらの責任だし、部屋に入ってすぐならともかく、しばらく寛いでから事が発覚したのだから、徐にネット環境のある部屋へと移動するわけにもいかずフロントにて相談。

ホテルのフロントというのは大抵どこも良心的に対応してくれる。今日に限って言えば、別の部屋に移る代わりに、1Fの喫茶店を貸しきって環境を提供してくれた。「あ、ACのコンセントはそちらにありますし、LANケーブルはこちらの奥から引っぱりますから...」 という感じ。海外のホテルではこうはいかないかもしれない。

そんなことを考えながらガラス張りの静かな喫茶店の外を眺めると、パラパラと雨が降り始めた。


(1237) 季節の変わり目はいつも私を刺激する    2006/11/05

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昨日あれだけ多くの刺激を受ければ、今日の晴天に自転車で出かけないはずもなく。

車での移動と違い、駐車場の心配などしなくても気軽に好きな場所を散歩できるのが自転車の良いところ。移り変わる景色を眺めつつ、頭の中からは昨日の3輪自転車が離れなかったのも事実だけれど。

都内の公園に立ち寄れば アスファルトを覆いつくす木々の葉っぱが印象的で、一面緑で眩しく輝いていた夏の記憶と対照的に、いよいよ秋の深まりが東京にも訪れたのだと実感する。

日向ならともかく、日が陰れば肌寒さを感じる近頃は、着る物のチョイスに一番手こずるのも事実だし、それが原因して体調を崩しやすい季節でもある。

そしてどこか寂しさも覚える、状況の変化に敏感な時間...。

今夜は満月になるらしい。一月前(ひとつきまえ)の満月の晩は自宅の鍵を無くして大騒ぎだったが、それに続いて今月は SMART の鍵が見当たらない。

近頃の私はどうかしている。


(1236) スポーツの秋に相応しく    2006/11/04 

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”CYCLE MODE international 2006”。早い話が自転車版 東京モーターショーのようなものだ。当然国内最大規模の自転車イベント。
幕張メッセまでは電車での移動。せっかくの自転車イベントだからトレンクルで行きたかったが、さすがに千葉までを往復はきつい。

会場には世界各国からあらゆるモデルが勢揃い。400ブランド計1,500台の自転車が所狭しと並んでいて、まずどこから見ればよいのか、そしてどこを見たのかが分からなくなる。

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フェラーリというブランドになると、軽自動車が買える金額を叩かないと自転車すら買えないらしい。1台、約100万円。この会場にいるとカーボン素材なんてのは当たり前で、逆に普通の鉄製自転車を見つけるほうが難しいかもしれない。勿論、金銭感覚も麻痺だからドキドキしながら実車に触れるなんて事はない。中には展示車両のサドルを勝手に外している人も見かけた。

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Panasonicサイクルも駒数多く展示していたから勿論そこにはトレンクルの姿有り。他にもこの会場で注目なのは街の自転車屋には並んでいない個性派車両。

このイベントの最大の特徴は、場内に特設試乗コースが設置されている事。それも申し訳程度の規模ではなく、むしろ試乗コースの中に展示スペースがある感じ。普段はとても買えない様な超高級自転車から、雑誌の記事で話題の車種、ありとあらゆるモデルの最新版にその場で乗れるのだから実に良心的なのである。ただ、人気の車種になると15分位は列に並んで待つことになるが、それでも希望のモデルに乗れるのならと、今日の私は計5台を試乗した。

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最新の電動アシスト自転車は充電しなくても下り坂やブレーキングで勝手に充電してくれて、1速での発進は前輪が浮き上がるほどのパワーがある事に驚いたが、直径10cm位のミニミニタイヤ自転車においては案外普通に走れる事にびっくり。そして一番のお気に入りとなったのは、3輪自転車(KMX)の地を這うような走行。 ”人力 レーシングカート” のようで非常に面白い。これでお値段もトレンクルより安いのだから本気で欲しくなった。ただ、街で乗っていたら危ないのと、目立ち過ぎるのでちょっと恥ずかしいかも。

以上、物欲のみが擽られた1日。不思議な体制での試乗車が多かったためか、帰宅してから足が痛い。


(1235) 微熱に悩まされたけれど     2006/11/03

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若干色落ちしたドライバーズネームプレートを昨晩製作したステッカーと貼りかえるべく、
1週間乗っていなかった SMART を眺めればそれ以前に水垢で汚れたシルバーボディ。その足で洗車場へ直行だ。

ワックスを掛けたばかりだから水洗いのみで簡単に綺麗になって、ステッカーも新しくなればますます色艶に磨きがかかる。

買い物帰りの駐車場、蛍光灯に照らされれば それだけで存在感が増すね。

必ず晴れると言われる今日の日だから少しくらい体調が優れなくても車は綺麗に保ちたい。


(1234) 真似ではなく自分で考える    2006/11/02

新聞やコンビニ、街のカメラ屋などでは、早くも来年の年賀状印刷の広告を見るようになった。本屋に行けば印刷用のDATA CD-ROMが付いたデザイン本が山ほど並んでいる。

ずいぶん気の早い話...などと人事のように思っていてはいけない。気が付けばもう11月に突入している。

私は毎年年賀状のデザインはゼロから自分で考える。メール全盛期で葉書や手紙など日常的では無くなってしまった現代だからこそ、年に一度くらい真剣に一枚の葉書を仕上げる努力をしても良いと思う。受け取った人がそれをどう見るかは分からないけど、まず自分が納得できるものである事が私には大事なことだ。

さて、今日は大型パソコンショップに立ち寄りインクジェットプリンター用の特殊紙を購入した。年賀状よりも先に SMART 用のステッカー印刷と、時々行うCDジャケット作りのための ”気の利いた” 紙をチョイス。枚数は少ないが特殊な素材ばかりを集めてレジにて会計を済ませれば5,000円オーバー。

いろいろな紙でいろいろな印刷法を試してみる。デザインなんて Cut & Try の繰り返しです。


(1233) 眩しいくらいに明るい日    2006/11/01

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一眠りするには時間にして短すぎる栃木への移動は、盛岡に行くにも山形に行くにも仙台に行くにも通過する宇都宮駅までの1時間。

東京駅を出て上野、大宮と、都心から離れて行くことが目に見えて分かるのは、新幹線の速度がそれなりに速いからなのだと思う。よく晴れた秋の景色を大きなガラス越しに眺めていたら、その昔、何とかいう歌手がこんなことを言っていたのを思い出した。

人生というのは、超高速で移動する列車に後ろ向きで乗っているようなものだ。今という時間は来た瞬間に過去になってしまって、本当は ”今” という時間は存在しないのかもしれない。
ただ、景色というのは唐突に新しいものが現れるわけではない。流れの中の繋がりとして徐々に姿を変えていくものだ。

通り過ぎていった景色から次にどんな景色が現れるのか想像することは出来る。それを僕らは ”大人” なんていうのかもしれません。


(1232) 上出来な日    2006/10/31

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そんな情報いらない!と、物事を自分の好みで選べたら、
毎日を過ごすのは案外容易いかもしれない。

 

まさか私が2日も徹夜しているとは知らずに、
知人からは残酷な通達。

でも本当はその事実を知った上での思いやりだったのか。

 

人一倍神経質で、変に人よりも繊細な分、
自然と手先は器用になり、生き方は不器用になった。

 

アンテナの数はこれでも足りませんか?

そんな訴えにフレーミングを考えた日、
自分に出来ることの少なさを知った。


(1231) 贅沢言うわけではありませんが    2006/10/30

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車社会というのは、都会よりむしろ田舎にこそ当てはまる言葉。私の実家の長野では一家に一台ではなく一人一台が当たり前。だから軽自動車が多いのだけれど。

都会というのは交通の便から考えると車よりよほど公共交通機関のほうがスムーズで定刻を約束してくれる。天気のよい週末にはついつい車でどこか遠くへ出かけたくなるが、都会から抜け出すまでの渋滞は何事にも変えがたい苦痛であり、時間の無駄と感じてしまう。

昔私の父親がよく言っていた言葉に、「いくらいい車買って乗っていたって渋滞にはまればみな同じよ」 という名言があり、例えフェラーリであってもその数百馬力もの動力は何の役にも立たない。

北海道とまでは言わないが、都会からそう遠くない ”快適な道” ないものでしょうか。


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