(1250) 昔は四角かった 2006/11/18
スズキからニューセルボが発表になった。 見れば何処と無くスバルR2にも似たシルエットだが、今時のカタチということでまとめるなら、スバルR2も三菱 i も、スズキ セルボも、数年前のモーターショーに登場していておかしくない ”コンセプトモデル” の系統だ。しかし、軽自動車に限ったことではないのだが、モデルチェンジを繰り返すたび、すべてが流線型になっていくのはなぜなのか? 空気抵抗を減らし走行性能と燃費向上!を狙うと言うのなら、モデルチェンジで少しずつ形を変えなくても、初めから魚のような流れるデザインからスタートすればよいのに...。多くの場合、世に登場した時は四角かったのに、数回のモデルチェンジを繰り返すといつの間にか丸い車になっている。 四角い車として登場して丸く進化した車、初めから丸く登場した車、結果として全てが丸にたどり着くとしたら、初めの四角にこだわったデザインコンセプトは何だったのか?と思ってしまう。 個人的には丸く小さな車が好きだから文句は無いが、個性のあるデザインも たまにはあって良い気がする。 |
(1249) 大人びて見えるのはなぜ 2006/11/17
千葉県の幕張メッセに1週間滞在したわけだが、昔の仕事仲間や最近知り合った人、いろいろな人に逢えてちょっとした同窓会状態。中には私が今週そこに居ることを知っていてわざわざお土産を持参してくれる人までいて有難い限りです。 小学6年生と高校生では大人と子供程の違いがあるが、社会人になって5歳くらいの年齢差はさほど気にならないし、例え10歳程の年齢差があったとしても、思い出話を語るほかは自然な会話が出来るから面白い。 私が社会人に成りたての頃、大人びて見えた人達の年齢にいよいよ私も近づいたわけだが、いざその年齢を噛み締めてみれば当時の自分と大差ない気がしてきて、あの頃見ていた背中はずいぶん大きかったのだなぁとつくづく感じる。 もし私が歳相応の知識や考えを身に付けているとしたなら、あの時大人びて見えた人達との再会に、今日交わした会話はそれだけ成長したものだっただろうか? |
(1248) 人ごみに見つけたデジタルカメラ 2006/11/16
最近は RICOH GR-DIGITAL を首からぶら下げている人を良く見るようになった。 コンパクトデジカメという括りで考えると非常に高級な部類のモデルだが、あの名機GRシリーズのデジタル版と考えれば当然の価格設定。だが、私も現在所有しているデジカメが壊れたら、 ほぼ間違いなく手を伸ばすと思う。それ程に魅力的なカメラであることに間違いは無い。 しかし時代の進歩は消費者が考える以上に早く、1年ちょっと前に発売されたこの GR-DIGITAL でも、最新のコンパクトデジカメに劣る機能がある。今では当たり前となった手ぶれ補正。私が最近のデジカメに注目するポイントの一つ。 手ぶれ補正と一口に言ってしまえば簡単な機能に思えるが、これはマニュアルカメラ全盛期にオートフォーカスカメラが登場したのに匹敵する技術だと思う。なにせシャッター速度やら絞り値やらという概念に乗数が掛けられるようなものだから、それまでの露出の考え方に縛られない自由な撮影が可能になる。 GR-DIGITAL に手ぶれ補正及び APS-C サイズのCCDが搭載されれば明日にでも買いたいのだけれど、こういう名機のモデルチェンジは ”忘れた頃” なんだなぁ。 |
(1247) 電池切れ、そんな事なら簡単だが 2006/11/15
近頃また不調を訴えるVDOのスピードメーター(サイクルコンピューター)。購入当初、同様の現象にて日本輸入代理店にクレームを入れたところ、最上位グレードモデルの代替品と無条件交換になったわけだが、それから半年後の現在、またも異常速度表示にていまいち信頼性に欠ける製品。 タイヤに装着した小さな磁石の回転をセンサーがキャッチしてデジタル信号に符号化、電波に乗せてメーター本体へと送る仕組みなのだが、おそらくセンサー自体は磁石の回転を認識しているものの、符号化及び電波での送受信、更には符号化された信号をスピード表示に変換する本体の一部に不具合がある様子。 自転車で走行を始めてもスピード表示は0km/hという事が多く、正しく動作すれば極めて正確なODOメーターも、実走行の1/4程は計測出来ていないような状況だから、ODOメーターの値が勲章とされる自転車好きから言わせれば、非常にストレスを感じる状況。 ベンツやポルシェにも採用されるVDOのWEBを確認すると、サイクルコンピューターメーカー唯一 ”信頼のデジタルワイヤレス方式” とある。そのわりにはこれで通算2つのメーターに不具合が出ているのだが、いったいどうしたものか。一応、5年間の保障は付いているけれど。 ワイヤレスでは無く、センサーとメーターを有線で繋ぐタイプなら確実な動作をすることは分かっている。でも線で繋がっていないメーターがどうしても良いのよねぇ。 |
(1246) 物の価値は使う人が決める 2006/11/14
ホテルに泊まっていて、テレビのリモコンを触ってみて気付いたこと。電源ボタンが右下にある。私に言わせればテレビを見るのに毎回押す必要のある電源ボタンが片手で操作出来ない右下にレイアウトされている時点で、そのデザインセンスを疑う。多くのリモコンで電源ボタンが右上に位置するのには使い勝手から導かれた答えが隠されているのだ。 そういう意味では、Windows PC を使用していて、最近流行のUSBメモリーなどを抜き取る時、「ハードウェアの安全な取り外し」でデバイスを停止させてから外してください!というのも、せっかくのお気軽感が半減してしまっているようで、私は納得がいかない。 道具というのはその道に詳しくない人が触っても簡単に使用出来、尚且つ壊れないものが理想だと思う。見た目や使い心地の面で考えるデザインはそれら前提条件をクリアーして初めて生きてくると思うし、もしかすると相乗効果で自然とカタチに現れるのかもしれない。 見た目は良いが道具としての性能が伴わなかったり、性能は良いが見た目が冴えない道具など、どちらにしても世の中には受け入れられないと思う。 フェラーリという車は個人的にはあまり好きではないのだが確かにかっこいいと思う。もうすぐプレイステーション3で楽しめるらしい。 |
(1245) あの光の射すほうへ 2006/11/13
チェックインが夜だったので目の前に広がるはずの海は真っ暗だったが、考えてみればじっくり見たことなど無かった東京の夜景が、それでも私の第二の故郷として輝いている。こんな夜は部屋の灯りを消してじっくり外を眺めるのが良い。BGMにはTHE ROSE だろうか。いったいこの曲のオリジナルは誰が歌っているのだろう?いろんな人がカバーしているから本物がどれか分からない。 千葉県は幕張メッセ。今日から1週間、私はこの場所でどれだけの人と出会うだろう。 |
(1244) 勉強の仕方を学ぶのが学校 2006/11/12
TVニュースを見ていると、意識せずとも小中学生の犯罪や事件が目に付く。いじめとか、各地での放火事件、今日に至っては学校の校長までもが自殺をしたという。でもそれって子供にも問題があるかもしれないが、半分は大人に原因があるのではないかと思う。 授業中トイレに行きたがる子供を止めたり、食事の時間が過ぎても給食を食べさせることは ”体罰” として受け止められるらしいし、そんなことをしたら教育委員会で問題にされたり、生徒の両親が黙っていないからと、担任教師は毎日脅えながら滞りなく卒業へのカウントダウンを望み、その分、子供たちは自由気ままにやりたい放題というわけだ。 昔なら先生の言う事に逆らうことなど出来なかったし、怒られれば自分が悪いことに気づいたが、今は、先生自身がいじめられないようにする時代らしい。それでは少年犯罪が減るはずも無く..。 学校方針に基づいて勉強するのがいやなら学校になど行かなければ良いのに。と思ってしまうが、意味の無い学歴社会に生き残るためには卒業証書が必要ということか。 だとすればそんな学校を卒業すること自体、意味が無いことに大人社会が気づかなければいけないよね。 |
(1243) 新しさから学ぶ 2006/11/11
新しいモデルが気にならないと言えば、それは確かに嘘になる。当面は写真とにらめっこの日々が続きそうだ。 一見して気づいたワイパーの改良は、拡大写真で確認するとどうやらエアロワイパーのようだ。 さて、そうと知ってしまうと私の SMART にも...と考えてしまう。いろいろ調べてみたら海外なら現行 SMART 用があるようだけど。 それよりも気になるのは、新型はフロントガラスとボディとの間に水受け用の段差が付いている。 |
(1242) 海の見える窓際で今何を思う 2006/11/10
春と秋では少し空気は違うけど、どちらも晴天の昼下がりには Carole King のBGMが良く似合うと思う。のんびり穏やかな毎日はこのご時世なかなか手に入れるのは難しいのかもしれないけれど、そういうものって見つけるのではなく、感じるものだと誰かが言っていた気がする。 |
(1241) モデルチェンジの理由 2006/11/09
今日が本国公式発表。新しい SMART For two のカタチ。 各部のデザインは個人の好みだから良いも悪いも一概には言い切れないが、性能や機能性という意味では、モデルチェンジを繰り返すたび向上するのが一般的。あのギクシャクミッションも、リクライニングのしないシートも、効きの悪いブレーキも、おそらく ”少しだけ” 改善されているのではないかと思う。 ワイパーアームや室内のエアコン吹き出し口など、あらゆる面で良くも悪くも一般車に近づいたように見える。おそらく実用性を追求していくとボディサイズ20cm拡大も避けて通れなかったのだろう。 これに乗り換え?という選択は今のところ無いが、とにかく実物を見てみたい。 |