Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

水源について学ぶ場所だった

By
All Photo by inos

知人より教えていただいた山梨見北杜市にある三分一湧水。そこで美味しい蕎麦も食べられるというので週末のランチにドライブがてら行ってみました。我が家のある標高600メートルよりぐっと高い1,000メートル付近ですから少々寒かったですが。

三分一湧水はちょっとした有名スポットらしくそれなりに大きな駐車場が完備され展望台やちょっとしたお土産コーナーも併設。展望台からは雄大な景色が満喫できこの時期は空気も澄んでいますから富士山をはじめ南アルプスそして八ヶ岳までパノラマビューを楽しめます。

ランチの蕎麦は人気店とあって少々待ち時間はあったものの特に冷たい蕎麦は歯応えも良く大変美味しくいただけました。これは寒い地方特有のアイデアかもしれませんが、こうした飲食店などではその日の気温に合わせて割引率が変動する仕組みが導入されている店舗があって、この日の気温は−3.2℃(おそらく開店時)ですから全品20%割引で食べることが出来ました。

お店側も寒い日には集客が減るとあってこうした仕組みが導入されているのだと思いますが、寒さをものともしない我が家にとっては大変嬉しいサービス。

さて、三分一湧水とは一体何か? その謎を確認すべく、蕎麦を食べて腹ごしらえをした後は少し歩くことにしました。と言ってもその距離はせいぜい数百メートル。

三分一湧水の入り口にはしっかりした案内図が建っており、我々のように予備知識のない人にも理解できるよう分かりやすい説明がされていました。まあ説明を読むより実際に自分の目で見てみたい気持ちが優先して先を急ぎました!

この周辺はまるで公園のように綺麗に整備されていて、遊歩道が歩きやすいだけでなく林の中を見ても大変清潔感があって気持ちが良いです。ただし気温は低いので普段より1枚多く着込んでいくのが吉。

少し歩けばこちらの水源に辿り着きます。湧水と呼ばれるくらいですからここから新鮮な水がじゃんじゃん湧き出していてそれがこの林を抜け村々に行き渡るということのようです。ここは八ヶ岳の麓ですから湧き出す水の水源は八ヶ岳の雪解け水である事は間違いありません。水に手を入れる事はしませんでしたがおそらくこの時期であれば気温より水温の方が高いのでしょう。

冬でも水が湧き出しているという事は少なくとも今年の雪が溶けているわけではなく、何年もかけて地中に浸透した水が自然の力によって浄化され今ここから湧き出しているという証明。

こちらが有名な三分一。先ほどの湧水が下の村々に平等に分配されるようこうしたマスが作られたそうです。確かにこれであれば同じ川幅ですし水圧もほぼ同じように掛かりそうですから平等に分けられそうですね。

しかしそもそもこうした仕組みを作らなければならなくなった根本的な原因は下流にある村々による湧水利用の水争いにあるとされていて、農業で生計を立てていたエリアにとって水が無いというのは死活問題ですから、水源利用の権利争いというのは我々が想像するよりずっと大きな問題だったのでしょう。

蕎麦ランチがてら大変良い社会勉強になりました。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)