北海道の真ん中のほうへ

Posted on 2017/06/24

本日より北海道は富良野に来ています。北海道と言えばこれまで札幌、小樽、函館しか行ったことが無く、時間に余裕が出来たら必ず富良野へ...と考えていましたが今回はようやく念願が叶いました。

午前のAIRで羽田から移動し、新千歳空港でレンタカーを借り2時間ちょっと走ればここ富良野に到着します。今回借りたのはホンダフィット。ハイブリッドではありませんが降ろしたての新車を貸してくれたので私が走り始めた時のODOメーターはまだたったの5km。車内は新車の匂いが強く空腹時にはちょっと気持ち悪くなるくらい。それなのに今日の天候ときたら富良野へ向かう道中で本降りの雨。あっという間に泥だらけ! レンタカー屋さんごめんなさい。

15時くらいには富良野に到着しておりいくつかの観光スポットを巡り写真も撮りましたが、宿にチェックインしてからそれらの現像作業を開始したもののα7RIIの高解像度RAWデータはかなり重く1日400枚(15GB)にもなり、明日の事も考えると寝不足覚悟でその作業を続けるのは厳しく、今日のところは到着報告までで詳細は追ってご報告という形にしようかと。

ちなみに今回は初めてホテルではなくペンションを予約してみました。「いつか富良野へ」という名前は私にぴったりな。ホテルとは違うペンションのしきたりみたいなものが全く分かっておりませんが、穏やかな会話が印象的な優しいオーナーご夫婦が対応してくれるのでこういう和気藹々としたひと時もなかなか良いものです。私以外にも二家族くらいが同時に宿泊しているので、お風呂が鉢合わせにならないように...みたいな気配りは必要ですかね。明朝の朝食は皆で一緒に食べるのか?とか。

旅には初めての事が多いほうが強く記憶に刻まれるような気がしています。

たった1枚の最初の記憶

Posted on 2017/06/23

電照菊の光よ 夜の帳を照らしてくれないか・・・

そんな歌い出しは「かりゆし58」の電照菊という楽曲。調べてみると沖縄と愛知では同じ電照菊でもビニールハウスの有無で随分見栄えは違うようです。今日はそんなビニールハウスの光を遠くに眺めつつ名古屋から東京へ移動。久しぶりの自宅へは深夜日付が変わる頃の到着。

今日も仕事が続き名古屋での写真が無いので帰宅した自宅のフォトスタンドの画。以前欲しい欲しいと言っていたBEDFORDのフォトフレームを購入したので中にいれる写真を選んでみました。

無理に最近の写真を入れるのではなくずっと飾っておきたいものは何だろうと考え、悩んだ末に出した答えがこのハトポッポ。私が小学2年生くらいの時に生まれて初めて撮った写真です。今でもこの1枚は大切に保管してありました。写真としては全然面白くないものですが110フィルムを入れたポケットカメラでシャッターボタンを押す瞬間のワクワクを今でも覚えています。場所は上高地の河童橋付近ですね。もうネガはありませんから残されたのはこのオリジナルプリント1枚のみ。

自分が生まれて初めてシャッターを切った写真を覚えている人ってどれくらいいるでしょうか。そしてそれがプリントで手元に残っている人って...。

調べてみたところハトの寿命は約10年らしいので、ここに写っているハトはもうこの世にいるはずもないですし、その砂利だってもしかしたら今は舗装されてしまっているかもしれない。私の頭の中の記憶だってこの先徐々に薄らいでいく可能性は高く、だとしたら写真は ”その時確かにそこに実在した” という ”真実” である事に大きな価値があると、ストレートフォトを考え直すよいきっかけにもなりました。

名古屋で感じた香り

Posted on 2017/06/22

本日より名古屋に来ています。今朝の便で大阪から移動しましたがそれが夕べだったら新幹線が停まっていたらしいので苦労していたかもしれません。勿論遊びではなくお仕事ですから自由の身ではありませんが、移動時間も好きな私としてはそれも旅気分で悪い気はしませんね。

名古屋と言ったら味噌煮込みうどん。行きつけの...と言ったらちょっと大げさですが山本屋本店で人生5回目くらいの味噌煮込みうどんを食べました。生憎食べ物を写真に撮る事は殆どなく今日は写真無しです。名古屋の食文化は好みが分かれるらしいですが長野(南部)育ちの私は比較的距離が近いせいか結構好きですね。

そんな味噌煮込みうどんの香りがたまらない!と言いたいところ、良い香りと感じたのはそこまでの道中に咲いていた白い花。アロマをそのまま自然に解放したらこうなった!というくらい甘くて心地良い香り。ホテルに帰って調べてみるとどうやらそれは「クチナシの花」。キンモクセイも良いですがこちらはそれほどくどくなくとても良い感じ。また一つ好きな花が増えました。

その花の名前は

Posted on 2017/06/21

若い頃、少なくとも学生時代や社会人に成りたての頃は紫陽花という花に興味など無かったですし、実家の長野(南部)にいた頃は家の庭に植わっていたそれが年々成長し野暮ったくなり、どうするんだこれ? くらいに思っていました。

しかし大人になるにつれて徐々にこの花の存在感は大きくなってきたような気がして、近年ではこの花が咲くと「ああ梅雨だなぁ」なんてことを考えるようになりましたし、最近は白い紫陽花を多く見るようになったとか、「アジサイ」と書くより「紫陽花」と書いたほうが日本らしさが出るなぁとか、どうでも良いことに敏感になりました。

上の赤い花が紫陽花かどうかはちょっと微妙ですが、明らかに紫陽花と分かる他の品種と一緒に植えられていたので恐らくこれもその一種なんだろうなぁと勝手に解釈。昔どこかで酸性の土壌では青い花になる!なんて噂を聞いたことがありましたが、最近では実にバリエーション豊かで一概にどうのこうの言える感じがしませんね。

念願が叶ったといえばそうですが...

Posted on 2017/06/20

全国に点在する蔦屋書店のうち私が行ってみたい店舗については以前書いた通りですが、今日はそのうちの一つ、大阪は枚方(ひらかた)店に行くことが出来ました。昨日に引き続き仕事が終わってからの行動でしたからちょっといろいろありましたけど。

大阪にある蔦屋書店と言えばアクセスの良さから梅田店が頭に浮かびますし、私自身何度も利用している店舗ではあるのですが、ここ枚方にはどうしても見ておきたい景色があり、梅田から電車を乗り継ぐ事30分程の移動にも価値を感じていました。しかし今日は行動を開始するのが少々遅かった...。梅田を出発したのが19時15分を過ぎており、更に徒歩も含めた移動時間は40分程でしたので到着は20時ちょい前。

更に、移動中の電車内では私のうっかりミスが発覚。カメラを持ってきたのにSDカードがホテルにあるパソコンに差し込んだまま...。いったい何のためにカメラを持ち歩いているのやら。というわけで蔦屋書店には予定時刻に到着したもののまずは店内にて一番安い2GBのSDメモリーカードを購入。店内スペースをお借りして装填作業を済ませ 「よし!」 とばかりに行動を始めたところで異変に気付く。

枚方店の中でも注目すべき4F、5Fのシャッターがキーキー音を立てながら閉まっていくではありませんか!。まさかと思い3Fのスタッフに声を掛け「有名な本棚の壁はどこですか?」と尋ねるとやはり4Fから5Fに続く吹き抜けとの返答。

つまりこういう事です。私が見たかった ”2フロアーにも及ぶ吹き抜けの壁の全面を覆う巨大な本棚” は4F~5Fに存在し、目の前まではたどり着いたが、運悪くそのフロアーは20時閉店だったと。こんな事もあろうかと事前にWEBサイトにて23時閉店との確認はしていたはずが、確かに 「店舗により閉店時間が異なる」 とは書かれておりました。それがよりによって目的とするフロアーの事だったとは思いもせず...。

急きょ購入したSDカードもそれを撮るのが目的でしたからその時の脱力感ときたら...。でも冷静になって確認すると蔦屋書店の店内は基本的に撮影禁止なんですよね。だから仮に時間に間に合ったとしても写真に撮ることは出来なかったのです。でもせめて肉眼では見たかったというのが本音。そりゃそうですそれが見たくて行ったのですから。

それでも最後の悪足掻きとして外観全体と、外からでもわずかに確認できた巨大な本棚は写真に収めました。

なんだかショックを隠し切れず、書店に行ったのに一冊の本も手に取ることなくとんぼ返りと相成りましたが、店内をちょろちょろと歩いた感じでは書籍の品揃えは勿論、雑貨の類だったり、フロアのデザインだったり、これまで行ったことのある蔦屋書店の中ではトップクラスのワクワク感がありました。

次こそは時間に余裕をもって訪れたいものです。

せっかく大阪まで来たのだから

Posted on 2017/06/19

この時期の大阪出張は毎年恒例の事。そう、恒例ともなればただ ”行って帰ってくる” だけでは面白くなく、仕事の合間に自分なりの時間の使い方を研究したくなるというものです。

今年は運が良い事に、大阪駅から地下鉄で10分ほどの距離にある ”ギャラリーそら” で今週いっぱい私の好きな画家さんの個展が開かれるとの情報を入手していましたので本日の仕事終わりで足を運んでみました。大阪の地下はとても複雑で昔から苦手なのですが人ごみをすり抜けるようにして何とか現地到着。ギャラリー周辺は雑踏からはかけ離れた静かな住宅街。なんとも言えない ”和” な感じのギャラリーがとても落ち着きます。

楽しみにしていた個展は以前デザインフェスタで何度か見たことのある針金鳥さん。モノクロとカラーのコンビネーションが絶妙で、水彩画の優しい感じとシャープなペン使いが融合してグラフィカルな水彩画といった感じ。今回のテーマは ”ten-tai” だそうな。

ギャラリーの方に声を掛け写真撮影を承諾していただきましたので遠慮なくパチパチと。写真と言ったら今時はスマホでパシャ!ってなのを想像したでしょうが、いきなり肩から提げているα7RIIで撮り始めたので「随分ちゃんと撮るんですね」なんて逆に声を掛けられたり。そこからは私もこの謎の談義の輪に入れてもらい、作品の話から仕事の話までいろいろお話させてもらいました。針金鳥さんが過去に作ったとされる針金オブジェなども奥から出してきてくれて、そこで初めて絵を描くだけでなく立体の創作も行うことを知りました。やはりアーティストの方というのはいろいろなものに興味をお持ちなようで、何か一つを極めるのではなくあらゆる知識や情報や観点が融合して自分なりの表現に繋げていく...。勉強になりますね。今日はご本人がいらっしゃらなかったのが残念ですが作品からはいろいろ感じるものがありました。

閉店間近だったこともありこの時のお客さんは私だけでしたが、今後のイベントの打ち合わせを行っている関係でギャラリー内は終始会話で盛り上がり、私的にはそんな暖かいひと時の思い出もきちんと残しておきたくて結構無茶なアングルでも写真撮影。今日のギャラリー内はこの1枚が全てを物語っていると思います。

更に今回の展示は、針金鳥さんだけでなく奥のスペースで素麺さんが同じテーマで個展を開催中でした。同じスペースで同じテーマで開催という事はグループ展みたいな感じでしょうかね。しかも素麺さんはご本人がそこにいらっしゃり気さくに色々な話をしてくれました。驚いてしまったのは私の事をご存じだったようで「以前デザインフェスタに来てましたよね?」と。1日に何万人も来場するイベントでお客さんの顔を覚えているというのは凄いですね。よほど私の顔が変だったのでしょうか...。

閉店までの限られた時間だったわりにはじっくり見る事が出来ました。何より私がちょうど大阪を訪れたこのタイミングで個展に足を運べたのは運が良かったとしか言いようがありません。明日からまた頑張れそうです。

和風モダンなギャラリーには蚊取りせんこうの香りがとてもマッチしていました。

今年は梅たっぷり

Posted on 2017/06/18

昨年に続き今年も梅酒作りに挑戦しました。とはいえ昨年のものを飲みきったわけではありませんから、飲兵衛の知人にお裾分けしたり別容器に移したりして、メインの瓶を空けました。

この時期になるとスーパーの店頭には青梅が山積みされていて、いかにも「梅酒用」と言わんばかりにホワイトリカーや氷砂糖が隣に並んでいますね。2週間くらい前からそんな光景を目にしていたのですが、私の勝手な先入観で「よく熟した梅の方がエキスが出る」と思い込んでいて購入を先延ばしにしておりました。しかしネットで調べてみたところ熟す前の若い梅の方が酸味が出て美味しいのだとか。完全に予想が外れておりました。

慌てて売れ残りの南高梅を2kg買い込んでその日のうちに漬けることに。昨年の記憶を元に今年はちょっとアレンジしてホワイトリカーを使わずリキュール用ブランデーをチョイス。一般的には梅1kgに氷砂糖500〜800g、ホワイトリカー1.8リットルというのが定番のようですが、今年の私は、梅1.45kg、氷砂糖500g、ブランデー2.1リットルという配分。梅たっぷり甘さ控えめタイプに仕上げるつもり。甘めのリキュールを使う場合は氷砂糖は少なめで良いらしいですが、少なすぎると梅に十分な浸透圧がかからず梅エキスが出ないらしいのでホワイトリカーを使わずブランデーを選んだ今年はさじ加減が難しいですね。

それに無色透明のホワイトリカーと違ってブランデーは初めから茶色いですから徐々に染まっていく様子が見られないのは残念なところ。

これとは別に余った材料で、梅0.28kg、氷砂糖140g、ブランデー0.5リットルのミニバージョンも作りました。昨年はそのサイズでアメリカンチェリー酒にしましたが期待したほどの仕上りにならなかったので今年は本命とほぼ同配分の梅酒にしました。

漬け込んで1日〜2日は底に沈んだ氷砂糖が綺麗ですね。

フランス語の夢を見た

Posted on 2017/06/17

IMAからのDMで、ユジク阿佐ケ谷で写真家ドキュメンタリー映画3作品が上映される事を知り、上映初日となる今日早速足を運んでみました。

ユジク阿佐ケ谷は阿佐ケ谷駅から歩いて数分の距離にある極々小さな映画館。その存在を知らなければ目の前を歩いていても気付かず通り過ぎてしまうような目立たない存在。だからこそ他では上映しないようなマイナーな映画が見られるというわけ。

3作品のうち私が注目したのは「パリが愛した写真家/ロベール・ドアノー<永遠の3秒>」なるタイトル。ロベール・ドアノーの作品で有名なのは「パリ市庁舎前のキス」ですね。国内でその作品が積極的に取り入れられているのが恵比寿にある東京都写真美術館。以前自分でもそれをバックに写真を撮っていたのを思い出しました。

50席に満たない座席も全ては埋まらないまま上映スタート。ストーリーについてはネタバレになりますのでここでは触れません。いえ、それについて語るほど私も記憶にないと言いますか、お恥ずかしい限りですが途中ウトウトしてしまいまして。ご飯を食べた直後だった上に、適度に涼しい館内の空調と永遠と続くフランス語の響きが良い睡眠薬となりまして...。1日1回しか上映されない映画なのになんと勿体無い事をしてしまったのだと深く反省。

その代わりと言っては何ですが、この映画館ならではの特徴である黒板アートはしっかり見てきました。チケット売り場の壁面が黒板になっており、黒板作家の方が現在上映中の映画タイトルにちなんだアートを描いていくというもの。上映初日だからなのか丁度作家さんが目の前で描いているところ。声を掛けて写真を撮らせてもらいました。ロベール・ドアノーのあのシーンもコミカルに描かれていて親近感を感じます。

しかしチョーク1本でこれを描いていくってかなり大変ですよね。テクニックもさる事ながら脚立に乗って手を上げっぱなしですから肩凝りとか大変なんじゃないかと。良いものを見られました。

どんぐりキャップのガスボンベ

Posted on 2017/06/16

仙台の裏路地を歩いていたらプロパンガス御一行様と遭遇。東京は都市ガスなので地面の下をガスパイプが引かれておりこういったボンベを目にすることはないのですが、実家の長野(南部)ではこのボンベを使っていたことを思い出しました。お正月に実家に帰省した時もこれのお世話になっているわけですが、家の裏側まで回り込む事はほぼないのでその存在を忘れておりました。

子供の頃は自宅の周りを走り回ったりして遊んだのでこのボンベの前を通るたび、「今爆発したら死んじゃうよな」ってな事を考えたりしたものです。実際これが爆発したら目の前どころか家の中にいても死んじゃうと思いますけどね。

ところで昔から疑問なのですが、ボンベの上のどんぐりみたいなキャップは何でしょう? あの中にはホースとのジョイント部とコックが付いていることは知っているのですが、しっかりガードしているにしては被せてあるだけなので金属の鋳物で作るほどの強度が必要な理由がよくわかりません。

まだまだ知らない街

Posted on 2017/06/15

仙台のイメージカラーは黄色と昔から勝手に決めている私。たぶん仙台駅西口のLoftの黄色に影響されての事。だからそれ以外で黄色い仙台を写真で切り取ろうと思うとなかなか形に出来ません。自分の頭の中のイメージを写真にして伝えようと思っても難しいものです。

KOBEYA KITCHENなら東京にだってあるわけですが仙台で見ると少しお洒落に感じるのは不思議です。上手く言えませんがどことなくクリーンな感じがして透明感があるんですよね。

かと思えば壱弐参(いろは)横丁辺りを歩くと渋めの居酒屋に埋もれるようにして革製品専門店があったり、通り沿いに進めばブランドショップが立ち並ぶ...ちょっと独特な進化を遂げている街な気がします。今日はそんな中に紫の特徴的なのれんを見つけました。