先日長野の実家から山梨の家へと帰る途中、諏訪にあるリビルディングセンターに立ち寄りました。以前よりここの存在は認識していましたがなかなか足を運ぶ機会がなく一度行ってみたいと思っていたところ。
ここは古材と古道具を販売する建築建材のリサイクル専門販売店。東京に住んでいる私でもその存在を知っているくらいですから結構有名なんじゃないかと。リビルディングセンターは通称リビセンの名で呼ばれる事が多いように思います。
もともと何に使われていた建物か知りませんが、店舗の規模も大きく3階までがショップエリア。
入口からしてアンティークな雰囲気が漂っています。リビルディングセンターという名の通り、解体される古い建物から使えるものを引き取り販売しているので全てはリユースを目的としたもの。新品のおしゃれな家具みたいなものを想像して訪れる人は少ないと思いますが、中古品と一口に言ってもセカンドストリートみたいなノリとも違うのでそこは心して訪れるべし。
古い家具などを販売するショップだけかと思いきや、驚くことに店内には清潔感のあるカフェがありました。おそらく調理場を除く客席の多くはリユース品で構成されているのだと思います。最近は東京でもこうした古材を活かしたアンティークな雰囲気のカフェって流行っていますね。
さて、こちらが店内の様子。もちろん撮影の許可はいただいておりますが、正直、取り扱い商品の数が多すぎていったいどこをどう撮ればイメージが伝わるか迷ってしまうくらい。一般的なリサイクルショップは古着などが多くを占めていたりする印象ですが、ここはあくまでも家具や家財道具がメイン。
かなりごちゃごちゃしていますが宝探しをしているようでみているだけでも楽しい。
木材やガラスといった素材の一つ一つもバラ売りされています。ガラスなんて普通にガラス屋さんで手に入るじゃないか!とも思いますが、そこはやはり古いガラスの味を求めてここに来るわけですから、板ガラス一つにしても現代のガラスのように真っ平ではなく製造上少し波打った不均一な仕上がりを楽しみたいとか、昭和を思わせる模様の入ったガラスも入手可能。
最近のカフェで見ることの多いペンダント式ライトは全て1点ものでシェード形状はオリジナル。あえて照明のデザインを1つ1つ異なるものにしたい!というような場合にはこうしたものが役立つというわけです。
ラジカセというだけで昭和から平成前期を連想するというのに、ここに並べられているものの中には私が子供の頃でさえ見た事がないような古いものまで取り揃えられています。
こうしたアイテムはテレビのドラマ撮影の小道具や、古民家を改装したレストランなどのインテリアとして重宝されそうで、一般的なご家庭でこれを使って音楽を楽しむ!という目的とはちょっと違うかもしれません。
ここまで古いものの取り扱いがあるならテレビもあるのか?と思いましたが、店内に古いブラウン管テレビは見かけませんでした。
ヤカンや鍋だって様々な形状とサイズの取り扱いがありました。家電製品と違ってこちらは現役で使えそうですね。古いダルマストーブとの組み合わせで昭和の雰囲気を味わうには手っ取り早いアイテムかも。
3階には比較的大きな道具や家具が並んでいました。古材で作られた写真立てや小物ケースは誰でも手を伸ばしやすいアイテムと思いきや、販売価格は驚くほど高くてむしろ現代の汎用品の方がよっぽど安いです。ここは中古品だから安い!というお店ではなく、アンティークだから逆に高い!そう思って入店すると幸せかもしれません。
価値を見出せる人に買ってもらえれば良い、全ての商品はそんなスタンスで並べられています。使えるか使えないかとか、見た目の良し悪しというのは、商品のままの状態で価値をつけるものではなく、あくまでリビルドの素材として活用する、壊れていたら治すとか、傷があればそれを味として活かすとか、数が揃わなければ他と組み合わせて演出するとか、そういう事を楽しめる人には大変ワクワクするお店。
アンティークな雰囲気を活かしたカフェでも開こうとしている人にはうってつけですね。










