昨年秋に庭に植えたモミジ。今年もそろそろ色づく頃かと眺めながらたまには水でもあげようと株元を見ると何やら見覚えのないおがくずが。
この瞬間に全てを察しました。これは間違いなくテッポウムシの仕業。
一般的にモミジはテッポウムシの被害に遭いやすいことで知られており、株元におがくずが落ちていたら入られたと思え!と言われています。
写真はすでに怪しげなおがくずの上部周辺をマイナスドライバーでホジホジした後なので激しく幹がえぐれていますが、発見時は穴らしい穴も見当たらず本当に虫に食われたのか半信半疑でした。
テッポウムシは通称で正式にはカミキリムシの幼虫なのですが、親のカミキリムシがモミジの幹に卵を産みつけ、孵化と共に幼虫は株元付近に直径2mm程度の小さな穴を開けミキの内部に住み着くと言われています。
1,2年は幹の中を食い荒らしながら成長し、やがて成虫となると今度は1cmくらいの穴を開けて外界へ出てきて巣立っていくとさ。
2mmの穴の時点で発見すれば話は簡単なのですが、地面におがくずが落ちるほど食われている時点でもう結構大きな穴が開けられているはずで。
穴らしき箇所をマイナスドライバーでグリグリしながら最終的に幼虫が居そうな中心部へ続く穴を探していったら、それはそれは広範囲にわたって食われておりました。
そして明らかに巣になっていそうな大きな穴を発見。直径にして既に1cmくらいありそうですから長期に渡りここで暮らしていたのか。
流石に穴は真っ直ぐ空いていませんのでドライバーを突っ込んだところで幼虫を摘み出す事は出来ませんでしたが、ここまで真髄を突けば後は薬剤の力でやっつけましょう。
ホームセンターで購入したのはテッポウムシ専用の殺虫剤。テッポウムシ退治にはもうこれしかないくらい定番商品のようです。
3方向に噴射する専用ノズルが付属しているため穴の内部まで突っ込んで容赦なくブシューっと噴射しました。ノズルがかなり奥まで差し込まれている事からも幹内部はだいぶスカスカになっているのだと思います。
念の為株元周辺にも薬剤を吹きつけ再び産卵されないよう予防。
殺虫だけならこれで終わりなのですが、このままだと今度はその穴を利用しようとアリが住み着いたりするようですので、中心部へ続く大きな穴に関してはお風呂の水漏れなどに使われるコーキング剤を詰めておきました。
ウッドパテも持っていたのでそちらを使っても良かったのですが、木も今後成長していけば穴のサイズも変わるでしょうから、カチカチに固まるパテよりも弾性シーリング材の方が優しいと考えた次第。
一体いつ我が家のモミジにテッポウムシが入ったか分かりませんが、新緑の春を迎えた頃からどうも葉っぱに張りがなく全体的に元気が感じられない気がしていました。
もしかするともう随分前から入られていたのかもしれませんね。
モミジに限りませんが多くの木は地中の水分を幹の表皮に近い道管で吸い上げていると言われており、幹の外周をぐるっと1周食われてしまうとその木は枯れるとされています。
我が家のモミジは現時点で3/4くらいを食われており今回運良く中の虫を死滅出来ていたとしても来年の春に再び芽吹いてくれるかどうか。
植樹たった1年で枯れてしまわなければ良いけれど。









