半分英語、半分日本語みたいな会話で過ごす1日はそれだけで脳みそが疲れるのに、その本筋に映像制作に関する最新ワークフローのディスカッションがなされるのですから疲労感が半端ないです。
昼時に見る外の景色はなんとまあ穏やかな事!
しかし映像に関わる我々は仮に英語という言葉の壁があろうとも専門用語に関してはある意味世界共通言語として通用しますから、難しい話になる程用語が多用され英語でも伝わってくるのですが、感心してしまうのは同時通訳を担当する人の能力ですね。
英語を聞きながら日本語に訳すというだけで脳内では二つの言語が同時処理されているというのに、そこに映像業界特有の専門用語がバンバン入ってきますから普通の通訳さんでは成り立たず、その業界に精通した通訳さんだからこそ務まるポジションです。
「Alexa35のSqueeze素材をSilverstackでOffloadしてMetadataを活かしたままDavinci Resolveに取り込み、ACES Color Pipelineで処理するのが従来のスタンダードなフローでしたが、近年はYoyottaでVerify Copyを行いRCMで処理するケースも増えました。この時将来的にはFDLを元に自動でDeSqueezeされるのが理想です」
こんな会話が交わされた時、我々のように映像業界第一線の規格とともに仕事をしていれば分かる内容も、通訳さんにしてみれば初めて聞くワードばかりだと思うんですよね。
一体どこを日本語にしてどこを英語にすれば良いのか? それは製品名なのか、手段なのか、規格名なのか、人名なのか、通称なのか、普通に生活をしていたらまず使われない言葉ばかりのはずですから、これを話者の会話を聞きながら瞬時に翻訳できる能力は類稀なものです。
そんな話を通訳さん自身としてみたところ、やはり言語以外に映像業界の専門知識についても日々勉強しているんだとか!頭が下がります。

