(350) その走りはいかに? 2004/06/01
サーキット仕様ということでエンジンスワップとブーストアップされたターボにより、かなりのパワーが出ていることは想像できるのだが、それに伴う発熱に対しての冷却手段はノーマルガライヤと大して変わらないように見える。勿論大容量ラジエターやオイルクーラーといった思いつく限りのパーツは装備しているにせよ、エンジンオイルクーラーとミッションオイルクーラーはスペースの関係からか2枚重ねのマウントで素人目にも効率が良いとは思えない。 実際の走りを見てみたいものですな。
随分前にこの日記でも取り上げたサーキット仕様のガライヤ。初春の東京オートサロンで既に拝見済みであったが、再びマジマジと見れる機会があったので時間の許す限り観察。なにやらゴテゴテと後付された空力パーツや、カーショップが得意とするマジョーラカラーに派手なステッカー仕上げは私の趣味ではないにせよ、ガライヤという車はやっぱりカッコイイね。
ミッドシップの重要ポイントとなる冷却及び吸気用のサイドダクトはノーマル形状のままであるが、サイドへの空気の流れはフロントダウンフォースを稼ぐ目的として取り付けられたカナードによって跳ね上げられ、ノーマル以上に厳しくなるものと予想されるのだが現実はどうなのだろう?このままの仕様でサーキットを全開走行すれば数周でオーバーヒートに陥りそうな予感?
(349) 兄弟車がいた 2004/05/31
発売から約半年が経過。街で見かける SMART
ROADSTER も徐々に数を増してきた。こうして私の車と並べてみると
SMARTブランドにして両者は全く別物のように思えるが、基本構造からエンジンまでその内容は殆ど同じパーツで構成されている。元祖 SMART
が日本に上陸した1999年、すれ違う者の視線を釘付けにした特徴あるデザインはもはや過去の喜び。悔しい事に今現在ではこの SMART ROADSTER
に注目は流れるだろう。 もともとポップな配色がよく似合う SMART に明るめのイエローとくれば、なんだか私のシルバーが地味に見えてくる。一昔前ならば赤や黄色の車に乗るのは随分と勇気を必要としたものだが、近頃は SMART に限らない国産量産車でもカラーバリエーションは覚えきれない程に充実している。 子供の頃、本や図鑑で見た 「未来の車」 という時代は、もうすぐなのかなぁ。 |
(348) 次なる問題 2004/05/30
それよりも気になるのは新品にして鼻に付く匂い。人の汗臭さによく似たいや〜な匂いが暖まった車内では尚の事増幅される。自宅に戻り、思いつくままに吹きかけたファブリーズ。悪臭は多少緩和されたものの、逆にファブリーズ自体の匂いがミックスされ世にも奇妙な香りの完成!そのまま車内に持ち込み炎天下で数日が経過すれば一体どんな事になるのだろう? 次は無臭ファブリーズの出番か...
しまうのがめんどくさい!との理由から未だ毛布と布団で眠る私の安眠環境も今日ばかりはその狭間で腹を出し目覚めるという結果となった。シャワーを浴び外に出れば真夏の日差しと蒸し暑さ。あまりに早い夏の訪れに地中に眠るセミ達も少々出遅れたか?せっかくの天気を無駄にしては勿体無いと早速車に乗り込めば予想通りのアッチッチ状態。昨日入手した簡易シートクーラーをここぞとばかりに活用するわけだが、車内の温度がある程度下がるまではやっぱり暑い。シートクーラーと呼んでみても所詮は風を送っているだけだから車内が暑ければ出てくるのは温風!これ当然だね。
(347) さあ威力を発揮せよ! 2004/05/29
以前から車のシートに ”シートクーラー”
なる機能が付いていれば夏場の渋滞も快適になるのでは?と考えていたわけだが、調べてみれば、唯一市販車でも キャデラック
には装備されているらしい。さすが高級車!と感心してみても、私ごときには所詮
非現実的な妄想でしかない。そこで私のお小遣いでも何とかなりそうな簡易シートクーラーがこの商品というわけだ。一見よくある車用クッションのようだが、実はこいつには電動ファンが内蔵されておりクッション表面から風が出てくるのだ。直射日光があたる車内でも背中や太ももが汗ばむ事無くさっぱり。コレはいいね。シガーソケットから電源を供給し、専用のコントローラーでファンの回転数を制御。最も弱く設定しても効果は十分。デザイン、サイズとも
SMART のシートにそこそこマッチ! ただ欠点が無いわけではない。シートへの固定にはベルトを使用するのだが、SMART
のヘッドレスト一体型シートには上部の固定が出来ず、背もたれ部がシートから若干浮き上がってしまう。勿論座ってしまえばフィットするものの、駐車中に注目を集める
SMART だからこそ見た目は重要なファクター。今後の課題である。そして何より膝位置にくるファンが乗降時、運転時
共に邪魔となり、更には回転数を強にセットした場合、かなりの音と直接伝わる振動が気になる。
東京近郊の大型カー用品店を探す事
10店舗。やっとの想いで手に入れた商品名は ”ジェットクール”。なんだかピンと来ない名前である。
類似品が無いにせよ価格設定に1万円は少々高くないかい?それでも
SMART の灼熱地獄には必要なんだよねぇ...
(346) 無駄こそが魅力 2004/05/28
遠くから眺めて 「ふふ〜ん。いい車!」 それでよいのだ。 |
(345) FLAT 4 2004/05/27
どんな話題で話を展開させたところでどうしても引き戻される車ネタ。やはり欲しかったものを手に入れた喜びは世間の厳しさを知った大人さえも子供に変える。そしてそれを横に見る私をも巻き込んだハイテンションな場の雰囲気に、必死に値切りを押し切る私自身の姿。
”いったいどちらが購入するのか?” との疑問を持ったのは他ならぬディーラー営業マンだっただろう。 「喜びは人に話すと倍になり、悲しみは人に話すと半分になる」。
誰が言ったかは知らないが十分に納得のいく言葉を実感した帰り道、学生時代によく歩いた川原越しに落ちかけた霞み気味の夕日を拝めば、二人して確実に歳をとったものだと少しだけ昔を振り返るのだった。
車の購入に付き合うこととなった今日一日、彼の笑みは終始絶えることが無かった。
(344) 見た目は上々 2004/05/26
小さな車だけにリアハッチを開けて初めて実感する出来の良いシート。 シートヒーターやらサイドエアバックはこの際例外としても、その形が実にユニークで未来的であり高級感さえ感じられる。シートバックが金属ムキ出しなのは後方からの衝突安全性を見越してのものだろうが、国内でこういった金属製のシートをあまり見かけないのは、後部座席を持つ車に関して、運転席及び助手席は柔らかい材質でなければ車検をパス出来ないという決まりがあるかららしい。2シーター車の場合は材質は何でも OK!とのことだが、国産車ではスポーツカー以外に2シーターがあまり存在しないということか。 近年では国内外問わずシートデザインにもバリエーションが出てきたようで、NISSAN Z ロードスター や、MAZDA RX-8 などを見ても純正にしてなかなかハイセンスな印象を受ける。ただそのどれもが私のような細身の体にはフィットしないんだよねぇ〜。 |
(343) お手軽に思えるが 2004/05/25
近頃は愛車 SMART に何かモディファイを施したくて仕方がない私であるが、考えているだけでは何も始まらないと少しばかり調査を開始したのである。 BLITZ から発売されている R-VIT
という多機能メーターは以前から気に掛けてはいたものの、特別なチューニングを施しているわけでもない私の車、追加メーターを取り付けたところで走りに何の変化が現れるわけでもないことは重々承知の上、WEB上に溢れかえるオーナーの感想に、大した意味も無くインジェクター開弁率やらスロットル開度に伴うブーストの掛かり具合、回転数に応じたO2センサの出力電圧などという、いわばどうでも良いような表示機能に
”大満足!” との太鼓判を押されれば、車好きとはそんなもの!と、十分な共感を覚える。 |
一般的な追加メーターのように専用のセンサーを必要としないこの
R-VIT
は、車に純正で装着されている各センサーの信号をモニタリングするという考え。接続には車体側に装備される故障診断用ポートを使用するのだが、それには
OBD2(ISO 14230)規格をクリアーしている必要があるらしい。ISOと言えば国際規格であることから、ハイテク SMART
はどんなもんかい?とダイムラークライスラーに問い合わせると見事に適合しているとの事。気持ちはすっかり ネットオークション
へと切り替わったのだが、一応 BLITZ サイドへの確認も試みると...
「この商品は国産車のみの対応です!」。 何とも自信満々の返答に気落ちしたのは確か。輸入車に関しては OBD2 規格にも多くの種類があるらしく結局は現車合わせしか方法はないという。適合するかさえ分からない買い物にしては少々値の張るアイテムだけに、今回も企画倒れとなるか... |
(342) おいしい話ばかりではない 2004/05/24
先日足を運んだ ノスタルジックカーショー
で書き残したアンケートは、運がよければ希望商品が当たるという抽選付だったのだが、惜しくも私は外れとの知らせ。当たった時だけ知らせてくれれば事足りるとは思ったが、可愛げな女の子からの電話なら悪い気はしないと続きを聞けば、外れた人の中から100名にダブルチャンスで別の商品が当たっているのだとか...うーむ、最近低迷気味の私の生活にもツキがまわってきたか?更なる詳細を尋ねれば、逆に最寄となる駅名を聞いてくる。能天気な私でも流石にこの話がおかしいと感じたのは、「明日そちらにお伺いします」
の一言。 当たっているのはレース又はイベントのチケット。普通そんな紙切れ一枚持って、当選者の自宅まで足を運ぶだろうか???。待った!の返事は我ながら妥当だったのだ。
出来立ての野菜炒めを口いっぱいに頬張り、熱さと入れすぎとでどうにもならない状況に一本の電話。おまけにご飯もおかわりの途中とくれば食事中にして火事の如く慌しい。
(341) 叩かれるのは車メーカー 2004/05/23
日々の生活で体感する都市での交通戦争は今に始まったことではないにせよ、日曜日ともなれば流石に免許の所有を疑いたくなるようなドライバーも少なくない。どう見てもすれ違いの出来ない細道をウインカーも出さずに堂々と突っ込んでくるわりに、いざ無謀な行為だったと気付いた時にはバックは出来ません!みたいな若者も多いし、周囲のペースも垣間見ずあくまでマイペースで車線を占領するおばちゃんや、アクセルを踏めば速く走れると勘違いした高級スポーツカーを乗りまわす金持ちのお坊ちゃんが、なぜかストレートでガードレールに激突して大破なんて現場を目撃する事さえある。 今や運転免許証はお金を払えば手に入る時代だから、そこで習った知識や技量はたいして意味を持たないのが現状である。それでいて若葉マークを付けたベンツやGT-Rなどが現存するわけだから、前方にそれらを目撃すれば自然と車間距離を確保するというものだ。若葉マークの効果は確かに現れていると言えばそうなのだが、なんだかそれ以前に問題があるように思えてならない。 いろいろ考えてみると、普通自動車免許にも排気量やボディーサイズに伴ういくつかのクラス分けが必要に思えてくる。2輪免許や、モータースポーツでは当たり前のそういった考え方がなぜか普通自動車免許には取り入れられていない。280馬力からのハイパワーマシンを購入するなら280馬力免許を取るべきなのである。
自動車免許にオートマ車限定という枠が出来たのも随分と昔の事に感じられる。