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(400) いろんな条件を想定    2004/07/21

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先日MAC G5 を触れる機会があった。驚くはニューシネマディスプレイと呼ばれる 2,560×1,600ピクセル 表示の大迫力モニター。何をするにも作業スペースが広い事は有難いね。WINDOWSにも対応するというのだから私のような根っからのWINユーザーにも朗報なのだ。

しばらくこのディスプレイを眺めて思った。こんなもので私のWEBを観覧したらレイアウトなんぞめちゃくちゃになってしまうに違いない。これまで横幅に制限を加えないテキスト配置で続けてきたこの日記コーナーなど、一直線にして果てしなく続く無数の文字列になるであろう。まだネット接続が完了していないその環境だったから、かろうじて現実を見せ付けられることは無かったが...

そこで今日半日を費やし、既に400日を経過したこのコーナーのレイアウトを一つ一つ修正。見てくださる方の環境を想定してのページ作りはなかなか難しいものですね。


(399) いつの時代も「昔は良かった」    2004/07/20

私が高校生の頃、「東京ラブストーリー」 なんてテレビドラマが脚光を浴びた。その中で使われていたのが ”かまぼこ” のようなゴツくてデカイ携帯電話。

それから数年後には携帯電話がインテリアイテムとして注目され、十数年後の今に至ってはもはや持っていないことが非社会的イメージとなりつつある。携帯電話の存在は仕事上やプライベートで非常に便利な道具となり、時には時間つぶしにゲームなんぞも出来るようなのだが、端から見てその姿はあまり美しいものではないし、数人の集まりなどでその中の一人が頻繁に携帯とにらめっこでは、同席した人にとって気持ちの良い光景ではない。そんな理由から私は携帯電話をなるべく使わないよう心掛ける。

近頃のTV-CMやニュースでは、携帯電話で買い物や、バーコードを読み取って必要な情報を入手なんて使い方を目にする。それは既に ”携帯電話” が ”携帯コンピューター” に近づいていることを予感させるものであり、この先そう遠くない未来には、今のコンピューターで出来る事のほとんどが携帯電話1つで実現できることは明らかである。

ただ、技術の進歩は人間同士のふれあいや感情的要素を著しく低下させている気がしてならない。コンビニの買い物で交わす会話の少なさを考えれば、不自由だった良き時代の 「おばちゃんこれください!」 の一言がどれだけ自然で暖かい言葉だったかを最近になり思うのだ。


(398) 遠足気分で    2004/07/19

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夏といえば暑いのが当然。でも、一口に暑さと言っても、そこには不快な暑さと心地よい暑さとがある。

昨日足を伸ばした白樺湖〜霧ヶ峰〜美ヶ原方面での夏は、正にその心地よい暑さの中にあった。雨上がりで迎えた朝にもかかわらず、いたって乾いた空気の程好い風。標高2000メートルともなれば ”下界” の猛暑を忘れさせる肌寒いくらいの気温。どこぞの家電メーカーから 「霧ヶ峰」 と名の付くエアコンが販売されているのも、名前の由来となったこの地を訪れば十分な説得力を感じるというものだ。ずっとこんな所に住みたいなんて ”なまぬるい考え” は、きっと本当の冬の厳しさを知らないからなのだろう。

そんな最高なる景色と環境を目の前にいつもどおり前夜から続く行動で寝不足と疲労感に満ちたドライブは、歳とともに回数が減り、ヘビースケジュールに順応した友人も減ってくるのは致し方の無いところ。でも、そんなふうに小学生の遠足気分で始まる突発的な行動が私は大好きだな。

 


(397) 念願の挑戦    2004/07/18

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天丼(左) と、子天丼(右)。 子天丼は具材の量が天丼の 2/3 となっている。


午前11時開店、10時半には既に人だかりの出来るこのお店、長野県は白樺湖付近にある御蕎麦屋さんの 利休庵 。御蕎麦屋さんというだけの事はあり、”十割そば” なんぞが人気メニューのようだが、雑誌やテレビで有名になっているのは ”超巨大天丼” のほうである。県外ナンバーの車ばかりで埋め尽くされた駐車場を見れば、その多くが幻の天丼求めて訪れている事は明らかだったが、入店後、注文時に確認される1時間以上の待ち時間を聞けば、ほとんどのお客さんが別メニューへの変更を選択するのも十分理解の出来るところ。この天丼、作るのにとにかく手間が懸かるらしい。

はるばる6時間掛け、東京から長野まで下道を寝ずに来た目的が、この天丼だけのためだった私達に、そこで1時間の待ち時間が追加されたところで、大した影響は無い。素直に了解し、店内でその時を待つ.....。当然のように準備された雑誌や漫画を収める大きめな棚の必要性がようやく理解できた瞬間でもあった。やがて1時間半後、現れたのは度肝を抜く ”ビッグ天丼”。店内のお客さんの注目の的となったことは言うまでも無いが、店の外で順番を待つお客さんさえも私達が食する様子をガラス越しに眺めている。
もともと食が細い私に並盛りサイズが食べられるはずが無いと、一回り小さな ”子天丼” を注文したのは正解だったが、それでも一般的な天丼の数倍はあろうかと思われる具材の量に結局 ”完食” は断念。お店の方には申し訳ないが、正直食べ切れません!でも、念願の天丼が食べられた事に大満足だね。尚、12時間たった今もほとんどお腹が空かないのは.....

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(396) 導かれた思い出    2004/07/17

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涼しくなったのを見計らって夕方からの洗車。

例によってブロックごとのワックス掛けで、今日のノルマは両サイドドアとセイフティーセルのみ。SMARTの場合小柄なボディーとあって、前、中、後 の3ブロックで作業を進めるのが効率的だ。2週間に一度の洗車なら、1ヵ月半ごとのワックス掛けという計算になり、サイクル的にも理想的。

洗車後は向いにあるカー用品店にて決まってタイヤ空気圧調整。フロント1.8Kg、リア2.3kgが標準とされたSMARTだが、私の場合、燃費稼ぎの作戦として規定MAXの フロント2.0kg、リア2.5kgを心掛けている。タダでさえフロントタイヤが細く、ブレーキングに不安を覚えるSMARTだから、本来フロント空気圧を低めに設定しグリップマージンを高めたいところであるが、背に腹は変えられぬってか。

作業中、偶然出くわした顔。以前、マツダロードスターを手放す際、お世話になった中古買い取り業者の担当の人だ。そういえば、SMARTを買ったら是非見せてくださいって言われてたっけな。「いい車ですねぇ。」なんてのは社交辞令の一環としても、「携帯電話まだ変わっていないですね。」とか、「前のロードスターの時は○○でしたもんね」なんて事細かな言葉のやり取りは、もうそれが1年も前の出来事だと感じさせない鮮明な印象さえ浮かんだ。

ただ今はコイツを大事にする。それでいいんだな。


(395) フィルム事情    2004/07/16

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思えばここ数ヶ月、何度かフィルムで写真を撮る機会があった。シャッター幕が降りる時の手のひらに伝わる振動はたまらなく心地よいものだ。

私は自分で写真を撮る事は好きだし、人の作品を見ることも好きだからして、インターネットが盛んな現代に生まれてきた以上、いろんな写真家のWEBサイトを観覧させて頂いている。表情豊かなデザイン的表現として見せる人、ドキュメントの世界をルポルタージュ代わりとして見せる人、業務を目的とした広告として見せる人。様々なスタイルを見ていると、やはりそのどれもが刺激となるね。興味のある方はphoto-linkコーナーからどうぞ。

私自身も撮り溜めたまま現像していない数本のフィルムがあり、近々何とかしなければ仕上がりに影響が出そうな予感?。ただ、現在もカメラにセットされ最後1枚を残したフィルムに関しては、軽い気持ちでシャッターも切れず、かと言って潔く巻き取りも出来ないものだ。こんな時の上手な使い方はないものか。


(394) 雨対策    2004/07/15

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パラパラと降り始めた夕立に、雲行きを気にしながら幾度となく往復する駐車場。雨脚が強まるようであれば用事は後日に延期しようという ”車を汚したくない” セコイ魂胆。

SMART のワイパーはバスのように両開きのカワイイ動作。普通乗用車のソレとは明らかに形状の異なる点で、オモシロ車としては実に あっぱれ なのだが、動作はさておき機能的な部分でワイパー周辺の形状を観察すると、多くの一般車に見られる雨樋の役割を兼ねた ”フロントガラス、ボンネット分離型形状” との違いは大きい。フロントガラスからボンネット(スマートの場合フロントパネル)が直線的に繋がっているという事は即ち、雨水もウオッシャー液も全てがパネル上を流れ落ちる事になり、下手に ”油膜スッキリウオッシャー” なんぞを入れていた場合は、せっかく磨きこんだワックスはものの見事に流れ落ちる事となる。 ”窓が汚れたら濡れ雑巾で拭き取る。” コレイチバン!

ところでなぜ、不意の雨に人々はハンカチやカバンで頭だけを隠そうとするのだろう?


(393) 元気ハツラツ!    2004/07/14

数日に渡る写真不足の日記は、見ていただいている方には申し訳ないと思いつつ、体調が優れない私自身の問題でありまして...

が、意外と心地よい目覚めの今朝、再び体温計を気にして見れば 35.3℃ !?.....うそ〜ん。そんなばかな。昨夜のバファリンが効いたとしてもちょいと下がり過ぎじゃないかい?嘗て体感した事の無い低温だもんね。もしやその勢いで下がりきってしまうのでは?と別の心配も沸くというものだ。

発病から半日で39℃、そして半日で35℃。そんな ”真夏体感丸々エコノミーパック” なんぞに応募した覚えは無いぞよ。へんなウイルスにでも感染していなければ良いのだが。それにしても1日で4℃もの体温差は酷い頭痛という後遺症だけを残していった。 ご心配頂いた方々どうも有難うございました。



(392) 健康より大事なものなど無い    2004/07/13

目覚ましが鳴る前に幾度と無く魘され眠れぬ夜は短かった。

この一晩で絶好のコンディションを取り戻そうなどという考えはあまりに浅はかで、朝は布団から起き上がれないありさま。風邪をこじらせた事を認めたくない私は常日頃あえて体温計を意識しないのだが、いささかの脱力感から今日ばかりは参考までに使ってみた。39.1℃...見ないほうが良かったと思った。

それでも今日のスケジュールはこなさねばならない。自宅から1時間かけて電車通勤、最寄の駅から10分ほど歩く。酔っ払ってもいないのにまっすぐ歩けない事に驚いた。そして昼時、500メートルほど離れたコンビニまで買出し。何度も訪れた場所なのに私は迷子になり、気付けば右も左も分からない所にいた。猛暑の中、39℃を越える発熱。明らかに ”脳ミソ” が正常動作していないと気付いた。怖かった。本当に怖かった。



(391) 今日の運勢は上々だったのに    2004/07/12

青山の扉を開ければ、体感するより先に雨の匂いがあった。

20℃近くまで下げられた缶詰から抜け出してみても、変わらぬ肌寒さに直感.....。いち早く帰宅を考えれば満員電車もエアコン吹き出し口の真下に限られたスペース。頭がボサボサになるとかいう小さなこだわりより先に、水平感覚が麻痺していくのが分かる。自宅へ到着するまでの立ち尽くした1時間。シルバーシート横目に気持ちだけは若者を突き通した。

急遽3日間で組まれたプロジェクトの初日である今日は、コンピュータートラブルに悩まされ進行状況はゼロ。残された2日でラストスパートを狙いたいところだがこの調子ではどうだか。しかし ”私がやらねば間に合わない” そんな自意識過剰な性格は時に凄まじいパワーを生むのだと信じたい。


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