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(430) デザイナーのセンス何処に?    2004/08/20

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車のガラスには、車検時期や点検時期を記すステッカー、低排出ガスや衝突安全性能を記すステッカー、車庫証明を記すステッカー、場合によっては○○トヨペットなんてディーラー自身の名前を記すステッカーなど、とにかくステッカーと名の付くものを遠慮なくベタベタと貼ってくれている。

インダストリアルの頂点とも思えるカーデザイナー達の意図する仕上がりが、これらによってマイナスされている事は素人目にも明らかだし、毎日の道具や趣味の域で楽しむ私達自身には尚更感心できるものではないように思う。

ステッカーの種類によっては、その車が法に反していないかどうかの判断基準にされる重要なものもあるのだろうが、それらは全て車検証への記載で如何様にもなる事だろうし、第一そのステッカーを観察する調査員さえ見たことが無い。

せめてもう少し ”マシ” なデザインにはならんものかと思ってしまうが、近頃では車検時期を記すステッカーは切手サイズまで小さくなったし、”TURBO” や ”オートマチック” なんて表記を見なくなっただけでも多少は改善されていると思うべきか。


(429) やっぱり便利です    2004/08/19

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iPodを購入し、しばらくは自宅にてお気軽ジュークボックスとして機能してきたが、数千曲もの音楽をポケットに入れて持ち歩けるとなれば、自然と望むはドライブのお供。

サードパーティから発売されるFMトランスミッター 「iTrip」 の装着で、純正カーラジオの希望周波数へ音声信号を送信。電源不要でヘッドホン端子に差し込むのみのワンタッチ装着で、実質4,5時間の連続再生が可能であった。それ以上の長時間ドライブにはシガー電源を接続すればよい。

これを使ってしまうと、純正オプションとして高額を叩いた6連奏CDチェンジャーなど使わなくなるね。音質面でFMラジオ相当になってしまうのは頂けないが、こだわってみても所詮カーステなのだ。便利になるから良しとしよう。


(428) ターボタイマーの必要性    2004/08/18

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JGTCなどのレースカーに見るアフターファイヤーは、今時のターボ車では当たり前となったアンチラグシステムとシリンダー内の燃料冷却を狙った濃い目の燃調とが相まった結果である事は明らか。一般車両と比べれば、いたって過酷な使い方に思えるそんなチューニングも、数時間のレースをターゲットとした、ある意味割り切った設計となれば大いに頷ける。

SMART という車はグレードを問わずそのすべてがターボエンジン。圧縮比を下げ、低速トルクを少々犠牲にする代わり、スムーズな加速を実現しているのは確かだが、リアエンジンというレイアウトが齎す熱問題は想像以上のものだ。ちょっとした”本気走行”の直後はマフラー内が真っ赤に焼け、エグゾースト全体からは相当な発熱が感じられる。過激にブーストアップした車両のタービン本体が真っ赤になっているのは他車でも見たことがあるが、エグゾーストエンドまでがこの有様というのはなかなかお目にかからない。

小さいエンジンだから大丈夫!いやいや、しっかりアフターアイドルで冷やしましょ。


(427) つぶれてもMINI (After篇)    2004/08/17

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私が住む東京の駐車場から MINI が消えたのは事故から数ヵ月後の事。実家の長野まで12時間近くを要し、真冬に ”ヒーター無し車” を牽引にて移動させたのは父と兄だった。

私のみならず、世間的にも ”廃車” と断言されたその車を、復活させようと考えたのは、私以上に MINI を愛した兄。

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世界一アフターパーツの多い車として知られる MINI だから、交換部品の入手自体はそれ程難しいものではなかっただろう。ただ、左前輪の取り付け位置さえ変わってしまっていたフレーム修正を含め、ボディの継ぎ接ぎから内燃機関の数々の修復に関して、素人とは思えない徹底した完成度を求めての1年近い作業日数を考えれば、好きこそ物の・・・からなるパワーは相当なものだ。

外観上は全く事故歴を感じさせない完璧なまでの仕上がり。キーをひねれば懐かしきエンジンサウンド。ロードスターやSMARTに慣れてしまった今となっては、異常なまでに違和感を覚えるステアリング角度。すべてが当時の状態のままに再現されていた。

加速を始めれば大排気量(車格のわりに)低速トルクでぐんぐん進む。ああ、すばらしきかなクラッシックMINI。長野の地に今復活。


(426) つぶれてもMINI (Before篇)    2004/08/16

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忘れもしない 2000年11月3日、午後5時50分。浅はかな運転知識と技量の無さ、少々度の過ぎたスピードが伴い、一瞬にしてスクラップと化した愛車 MINI。クラッシュとともに立ち込める煙で一時は大惨事を予感させたが、残されたのは軽い鞭打ちと、無残に変形しエンジンすらかからなくなった愛車のみ。1ヶ月程放置された駐車場へは自然と近寄らなくなった。半年のローンを残しての出来事。

全損扱いとなった修理費用の見積もりはおよそ140万円。ホイールベースさえ変わってしまった状態に、完全なる修復は無理とディーラー判断が下されたのは、他の誰でもない私には一番納得できる答えだった。勿体無いとかいうこと以前に、車無し生活の始まりは随分と寂しいものがあった。もともと所有していなかったならともかく、意図せぬ理由から失うことのショックは計り知れぬものだ。

誰もが誓う 「もう事故は起こしません」。その言葉に偽りは無いけれど、喉もと過ぎれば...。それでも私もアホでは無い。 「人様に迷惑を掛けぬよう」 と思えるようになったのはこの事故からである事も確か。最低限のマナーはいつでも忘れちゃいません!



(425) 自然体    2004/08/15

都会には無い ”コオロギの声” に耳を澄ませば気になる目覚まし時計のカチカチ音。

長野という土地柄か、季節の移り変わりのせいなのか、ここ数日の夜は寒いくらいに良く冷える。電車の通過音に囲まれる東京とは比べ物にならない充実した睡眠時間は幸せそのもの。半年に一度ペースで帰省する度、体調が良くなるのも決して気のせいではないだろう。

ただ、コンビニすら深夜は閉店することの多い土地だけに、田舎の夜は長い...


(424) 道楽息子    2004/08/14

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こういう実用性の低い車が我が実家にはよく集まる。

私と父と兄、3人が所有する車台数が計6台ともなれば、盆正月で皆が顔を揃える時期は狭い庭でのとり回しが大変なのだ。一人頭2台との平均所有台数も実際には私の場合 SMART1台。となれば、誰か、3台ないし4台を所有する恵まれた者がいるわけで...

こんな休みを利用して日頃出来ないメンテナンスに力を注ぐ。所有台数が多くなれば比例して維持費や労力が必要とされるのは誰にも明確な流れ。

家庭を持ってもなお、そんな生活が続けられるのは理解ある奥さんあっての事ですな。


(423) サウンドデザイン    2004/08/13

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「SMARTってベンツ?」 との問いに、胸を張って 「そうです!」 と答えられない要素の一つに純正ホーンの音色がある。軽自動車のそれさえ ”マシ” と感じさせる "チャチ
" な音はどう聞いてみても原付バイクと変わらない。では、高級車を連想させるデュアルホーンの音色が似合うかと言うとそれもどうかと...

そういえばクラッシックミニの音色はチープにしてヨーロピアン。非常に好感が持てた音だったな。

都合の良いことに実家には以前私が所有したミニが全損事故から今は兄の物として修復され、後は車検を通すのみの状態となって出番?を待っている。本来ならそれに装備される物と同じパーツを取り寄せれば話は早いのだが、クラッシックミニは往年のクラッシックカー、形は同じでも年式や製造過程により使われる部品はまちまちで、車両番号を伝えたところで確かな部品調達は困難を極めたのが既にここ半年程の出来事。どうせまだ車検を通す目処は立っていないし、置いておくだけならホーンの音色は意味を持たない...では、遠慮なく ”拝借!” 。こういうのはやったもん勝ちなのだ!

近日、smart BRABUS コーナー にてサンプル音源を含めたレポート、アップ致します。


(422) 暑さにめげず行く    2004/08/12

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東京の暑さから逃げるようにしてやってきた長野の実家。

深夜の到着は澄んだ空気に肌寒ささえ感じたものだが、遅めの起床で天頂高く太陽を望む時間ともなれば、どこへ行っても夏は夏!ベクトルの違いはあれど暑さの絶対値にそれほどの差は無い。

酷暑にも負けず真っ直ぐに伸びるヒマワリ。少しパワーを分けてもらいたいものだ。

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田舎道と言うのは実に分かりやすい。国道やら農道やらと通称で親しまれる幹線道路を取り巻くように存在する細道。”北へ向かうか南へ向かうか” などの単純なる進路選択に間違いは起こり難いのが実によろしい。

窓越しに見る日照り続きの田園にも順調に成長した稲穂を確認すれば 「暑中」 が 「残暑」 に移り変わるタイミングにも説得力がプラスされ、ただの信号待ちも東京のそれとは違った時間を与えてくれる。

自然の中には ”生” を感じる要素が沢山含まれていて考えることは多い。


(421) かる〜く走る    2004/08/11

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「SMARTは燃費がいい!」 なんて口にしてみても、やはり給油時ばかりは車を所有する事の ”維持費” を再認識させられる。

私が利用するいくつかのガソリンスタンドは決まってセルフ式。「いらっしゃいませ〜」の掛け声とともに瞬く間にガラスが綺麗に拭き取られていくのを室内から眺めるのも良いが、自らフュエールキャップを開け、給油ノズルをしっかり握り締め、目の前の大通りを眺めたりしながらグリップから伝わる振動を感じれば、なんとも ”車時間” を満喫している気にもなるというものだ。

33Lタンクに対し、入れるガソリン量は20L。時には15Lなんてことも。私的根拠から、ガソリンは少なめで走るのが理想的。沢山入れる事でのメリットは、タンク内に水が溜まり難いことくらいか。

車重が軽い車ほどガソリン量から受ける走りへの影響は大きいのよね。


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