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(520) 私を育てた人    2004/11/18

尊敬する人は誰ですか?との問いに、即答できる人がどれだけいるだろう。

”尊敬” 、その言葉の定義を考えれば人それぞれ感覚に依存するところがあるからして非常に表現し難いのだが、”自分の考え” と比較し、 ”その人ならどう考えるか?” を思う時、浮かぶ顔はすでに尊敬に値する人物なのかもしれない。
ひょんな事から今日、私の30年弱の人生の中で ”尊敬” の言葉に当てはまる人物の一人がひょっこり目の前に現れた。しばらく会わずにいた外見には少し貫禄がついたように見え、逆に懐かしくもある。募る話は山ほどあったが許された時間はあまりにも短く挨拶程度で交わされる会話...

親兄弟にしか出来ない話、友達にしか出来ない話、尊敬できる人に聞いて欲しい話。

そういうものって確かにあると思える今は、有難い事にそれらの存在が私にはあるからなのだと思う。 


(519) 理想と現実    2004/11/17

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ここで紹介するのもそろそろくどい気がするが、私はこの車を純粋にカッコ良い!と思うのだな。

世の中のスポーツカーはハイパワー、ビッグサイズ化が当たり前の現代に、やはりライトウエイトスポーツの楽しさは ”フトコロ” にやさしい調味料がたっぷり含まれている気がする。何と言っても使いきれるパワー!全開を使いこなす醍醐味。そして狭い日本で重要なコンパクトサイズ。勿論カッコ良さ!

全ての要素を理想のまま形にしたのがこの車?いや〜、しかし元値がねぇ。お金があれば間違いなく買っているのだろうな。

うーむ。見れば見るほど欲しくなるぞ。今から頑張って何とかならぬものか...



(518) エンジンをいたわる (1)   2004/11/16

先日エンジンオイルやウォーターテンプの話題が出たのでこんな機会に少し考えてみるとする。
日を追う毎に朝の目覚めが悪くなる原因には、街並み彩るイルミネーションが象徴する師走の
到来。富士山から初雪の知らせが届く頃から車好きには気になる暖気運転の長さ。 「暖気なんてしてないよ」 という人にはあまり必要の無い儀式にも似た行為。しかし 「やはり暖気は重要」 と主張する人には確かに必要な行為。つまりはその感覚がそのまま運転スタイルに通じるところがあり、暖気をそれ程重要としない人は常に全開でガンガン走るという事は少ないし、逆に暖気を怠らない人はそれなりに車を酷使する己の運転を認識してのことなのだ。(勿論例外もある)

私の率直な意見は、暖機運転に関わらず、メーカーが世に送り出す車というのは千差万別、多種多様な人のいかなる使用法に対しても安全且つ壊れないよう安全マージンたっぷりに作られている。簡単に壊れてしまってはメーカーも対処が大変であり、信用問題に関わるからね。だから正直一般使用における暖機運転を考えると、そんなことはしなくても決して壊れはしない。街中を足代わりに使用するおばちゃん達が毎度ご丁寧に暖気などしようはずもない...

ただよく考えてみる。家電製品などにも言える事だが、”保障期間” を過ぎた頃壊れる事はよくある話。メーカーが設定する ”保障期間” というのはその期間であれば保障してもいいという作り手サイドの気持ちの表れにも取れる。もしも本当に自信があり絶対壊れません!と言い切れる商品があるとしたら、それは一生保障でいいはずだもんね。

長い目での性能維持を考えた時、日々の努力は無駄にはならないかもなぁ。


(517) もっとも確実な方法    2004/11/15

東京から千葉方面へ足を運ぼうと考えれば、ほぼ間違いなく首都高を飛ばしてその道中をも楽しむのが私のセオリー。しかし目的が仕事となれば ”多少” は到着時刻も気にせねばならず、気は進まずとも電車で向かうのが得策と考えた。車の場合、高速代700円を払い、もっぱらの渋滞では納得の理由はないし、間に合うかどうかの ”ドキドキ” にたまらなくやきもきする。1時間半程なら、気分転換のつもりで電車に揺られるのもいいもんだ。

通過する東京ディズニーランドからは夕暮れと同時にきらびやかなイルミネーションがこぼれ、ドアが開けばミッキーマウスがプリントされた袋と沢山の笑顔。なんだかこちらまで幸せな気分になる。しかし東京駅での乗り継ぎで駅構内を10分も歩かなくてはならないのはどうにかならないものか...


(516) 安心できる車生活    2004/11/14

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自宅ポストを覗けばダイムラークライスラーから1通のお知らせが...

どれどれと開封してみればお知らせではなく、アンケート。私の性格からしてこの手のアンケートは問答無用でゴミ箱直行!というのがこれまでの流れだが、車に関する内容であれば事細かく記入。もっと言ってしまえば車に関するアンケートなら喜んで!という解釈。
回答が進むにつれ、どうやらこれは車に関する問いではなく、販売店に関する対応云々といった内容であることに気付く。セールスマンの対応はどうだった?とか、点検を促す連絡はあったか?など、きっとダイムラークライスラー内での参考資料として使われるのだろうな。

メーカー問わず昔から私を担当するディーラーの方は皆、細かな配慮までをしっかりしてくれる。だからアンケートの回答は皆◎。 おそらくそれは私自身 ”口やかましい客” に他ならないからなのだろうなぁ。

あ、このぺージはヤナセの担当の方も見ているんだっけか?これからもよろしくお願いしますねディーラーさん。


(515) 充実感に欠ける日    2004/11/13

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ここ数週間の土日は、引越しやら何やらでバタバタ過ごした感だけが印象的で、どこかへ遊びに行ったり、何かに集中して取組んだりすること無くただ必要に迫られるだけの時間だった。

新たな生活スタイルと身の周りの環境にも慣れ、”さて久しぶりに行動!” と意気込むも、疲れきった体をようやく開放出来る休日の朝ともなれば目覚めの時間にはおのずとオフセットが発生し、眩しい朝日は夢の中で見られればラッキーな部類。昼前のテレビを徐行運転状態の頭でボーっと眺めれば、随分と肌寒くなった室温にいよいよ立冬が過ぎたことを認識する。

さて、気分だけは急ぎ足で外出となったが、その時間では既に行く宛ても無いままいつもの渋滞。未だに揃わない生活用品の買出しは多々あれど、たまには ”お気楽ドライブ” を目的として近所のカー用品店などを物色。欲しい物も見つからぬまま店を出れば、渋滞は抜けたもののお天道様はすっかり夕日に変わってしまうよ。


(514) 他を寄せ付けぬ魅力    2004/11/12

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ロードスターという車が発売された89年当時、まだバブルなんて言葉を知らない私には衝撃的印象だけが本屋での立ち読みの時間を長引かせていた。

あれから15年。その形にはさすがに新鮮さが薄れたが、目の前を通り過ぎる度 ”おっ、ロードスターだ!” と思わせるのはNA型にしてすでに完成されたデザイン。街で見かけるこじんまりとしたシルエットに多少のモディファイが光れば、記憶に描かれたアフターパーツリストとの比較が忙しい。

リトラクタブルライトを広げた姿がまるで ”ピョン吉” を連想させるグリーンボディも、4灯式&半目キットのインストールで、アメリカンともヨーロピアンとも取れるフェイスチェンジ!大人の雰囲気がぐっと増した落ち着きすら感じ取れる。

秒読み段階となる次期モデルの登場も待ち遠しいが、やはり元祖ロードスターは出来が良すぎたのかな。


(513) パパ生まれる    2004/11/11

学生時代の友人を思い浮かべると、社会人となってから繋がりを持った友人よりも、どこかイーブンで物事を捉えられるような親しみやすさがある。

そんな幼馴染にも似た長い付き合いの中で、”お前だけは社会不適合者!” と笑って話せる相手に限って、皆の予想に反し一番乗りで結婚したり、いつの間にかマンションなどを購入していたりして、私の目にはますます世間が不思議色に映るのだが、そんな彼が今日めでたくパパになったらしい。

男は子供が出来ると変わると聞いたことがある。私のような人生経験の浅い人間にはその意味を理解するのは所詮雲を掴むような話だが、人が生まれてその息絶えるまでを年表の如く想像に描けば、なるほど確かに自分の血を受け継いだ子供が世に誕生するという事は、徳川家の成り立ちを覚えるよりよほど重要で、実感に比例し、感動も増す。

彼に子供が出来たから変わるのではなく、彼が父親になろうと思った時、既に自信の心中には変化が現れていたのだろう。 


(512) そういう時代ではなくなった    2004/11/10

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久しぶりに立ち寄ったカメラ屋で目にした Nikon F6 のポスター。

自分と相性の良い Nikon New FM2 に出会ってからは次々発売される新型モデルへの関心は皆無に近かったのだが、それでも F の一桁シリーズと言えば常に Nikon のフラッグシップ機として知られており、さすがの私も ”どんなもんじゃい?” と興味はそそられる。
あいにく店頭で手にする事は出来なかったのだが、帰宅後に見るカタログからは予想に反して技術の限界を悟ったのは驚き。スペックや機能に関し、以前私も所有したF5と比べ驚くほどの進化は感じられず、勿論世界トップレベルとなる総合性能も取り立てて数字にする事自体あまり意味の無いことを皆が承知。
デジカメの進化が著しい現代だからこそ、高級銀塩カメラへの脚光はもう望めないのかも。


(511) 後方注意    2004/11/09

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世の流れに逆行するようにマニュアルトランスミッションを好む私。左手でギヤ、左足でクラッチミートのコンビネーションからなる操作フィールは最高に気持ちがいいのだ。

SMARTに装備される6速ミッション、名前こそ大それたシーケンシャルだが、基本的作りは一般的マニュアルミッションと変わらず、クラッチミートの動作だけを電動で行うという単純なる仕組み。しかし人間が操作すれば難しく無い動作も、”知恵” を持たない機械には ”適当な動作” こそが最高に難しいのだろうと、ギクシャクした走りが無言の訴え。

一昔前ならそんな動作を ”ファジー” なんて呼んだかな。

さて、以上は前進についてのコメントだが、車と言うのは必要に応じてバックもせねばならぬ。左足を必要としないイージー操作は、時にその状況を忘れさせる事がある。つまりは前進だと思ってアクセルを踏んづけたらいきなりバック!

クリープ現象の無いSMART独特のびっくりだね。


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