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(530) 健やかにたくましく    2004/11/28

初めて購入した車が30年近く前の ”いすゞ べレット”。そんなに古い車を100万円以上も出して購入し、1ヶ月程で手放す...。次に購入したのはFC型となるRX-7。ブイブイ言わせながら走るもいいが、腕と知識は伴っているのかい?第一維持費に何ぼ掛かる? そんな周囲からの不安の声に、「車は男のロマン!」 と名言を吐き、あくまでマイペースで生きてきた友人。

結婚数年目にして授かった命。女の子だそうな。生まれて2週間ほどの純粋無垢な眼差し。そんな事を感じ取る私の目は既に随分濁ってしまったのだろうか?逆にその子の目に私はどう見えただろう?

”人は皆、泣きながらこの世に生まれてくる” と言った作家がいる。生きていくうえでの苦しみや悲しみを覚悟して、ただ強く立ち向かっていくために笑って生まれてくる人間はいない。
マイペースだった彼が今、知らぬ間にパパとしての笑顔を覚えた事、それだけで未来は明るく思えた。それに値するだけのパワーを子供は持っているものだ。


(529) 実用性?そんなのは2の次です    2004/11/27

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さて、近頃は急にカメラが壊れたり、必要に迫られる出費がかさみ、金銭的ゆとりの無い生活。普通こんな状態に陥れば大抵 ”節約実行週間” のスタートとなるものだ...。しかし、”金銭的ゆとり” が無い時こそ大切にしたい ”心のゆとり”。事のついで? に購入したのは新しい携帯電話。2年契約とした以前の携帯電話ともこれでおさらばなのだ!

昨日発売となった NTT-DoCoMo premini-s はさすがに新機種とあって何処の店舗でも1万円超の価格設定。覚悟はしていたが少し前から気に掛けていたモデルだけに迷わず店員に声を掛け、一通りの手続きを経る。

「それでは総額で \1,050円 になります。」

ん?聞き間違いではあるまいな!言われるままに差し出した千円札1枚と50円玉。再度よくよく確認した価格表示は間違いなく1万円との値。もしやこれは店員さんが価格を一桁間違えたのか..?ウッキウキ気分のまま帰宅。

実用性はさて置き、一般的な折りたたみ携帯の半分程しかない小型モデル。やはり私は小さいものが好きなようだ。


(528) エンジンをいたわる (2)     2004/11/26

冬の夜、夏の昼間、アクセルに敏感に反応するエンジンレスポンスがどんな車でも体感できるレベルにまで変化する事は誰でも承知の事だろう。炎天下に渋滞の後となる精一杯の加速は何処と無く鈍く重たい感じがするし、真冬にヒーターの効きだす前の発進は同じ車とは思えない程に素直な加速Gを体感できる。

季節による走行性能の違いは気温差からなる酸素濃度の変化におよそ比例するものだが、エンジン始動直後と、ある程度走行しエンジンが温まった状態でのパワー感の違いは外気温云々よりもむしろエンジン全体の熱量に関係があるようだ。例えば朝一番のエンジン始動でそこそこの暖機運転後、全開加速!これがすばらしい加速を見せるハズ。一方、子1時間程辺りを走って水温油温共に常識的な値にあることを確認した後、全開加速!この場合、胸のすくような加速を感じることは無い。(勿論この違いにはエンジン始動直後の燃調の濃さにも関係がある)

チューニングエンジンでも無い限り取り立てて神経質になる必要は無いのだが、多かれ少なかれ いわゆるエンジンの ”熱ダレ” というものは一般車にも通用する概念であり、シリンダーブロックが冷えているうちは想像以上のパフォーマンスを感じることが出来、逆にアツアツのエンジンでは本来のスペックを発揮する事は困難である事が多い。そこでエンジン始動直後のパフォーマンスを出来る限りキープする手段を考えた時、浮かんでくるは 大容量ラジエター や オイルクーラー の文字。大型スポーツカーにおいては標準装備される事の多いアイテムだけにその必要性には説得力がある。

さて SMART はと言えば...。冷却に関しては最も効率の悪いRRレイアウト。スポーツカーにあまり見かけないのも当然か。 ならば考える効率の良い冷却法!その答えはマナーの良い運転に限る。


(527) 心を活性化させるのがミソ    2004/11/25

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デジカメが壊れて2日目だと言うのに仕事など手につかないまでの動揺。平日は会社という事を思えばカメラを取り出してパシャパシャというスタイルは想像し難いが、充実した週末と ”何かがあれば直ぐに記録できる” 余裕を考えれば、取り急ぎ修理、又はニューモデルの購入へと気持ちは焦る。

これまで使用してきたIXY DIGITAL30 は我ながら良い買い物の部類に入るお気に入りモデル。大きさと言い、デザインと言い、使い勝手と言い、申し分の無い出来栄え。320万画素という表面的スペックを見ればさすがにそろそろ時代遅れを感じさせるが、私が使うには十分すぎる数値、むしろ320万画素でさえ持て余し画像サイズを縮小して使っていたくらい。だから当然の事修理へと気持ちは向いていたのだが、予想される修理費とそれに掛かる期間を考えれば ”半分は趣味、所詮は道具” との割り切りの気持ちが、新しいもの欲しさへの欲望を後押しする...

心に決めてから行動までのタイムラグは自分でも驚くほど少ない。きっかけから24時間以内に手に入れたのは CASIO EXILIM ZOOM EX-Z55。手にして分かる時代の進化。さて、今後の日記の写真はどう変わる?


(526) うっかりしてた    2004/11/24

休日ともなれば何処かへ出かけたくて仕方の無い私。

後先考えることなく出かけた昨日の江ノ島であったが、深夜帰宅の後思い出すその日の予定...。ん?今日は何か本来の用事があったような..? 冷静になってその日の行動を振り返ればいかに ”ちゃらんぽらんな” 時間を過しているかに気付く事も多い。

さて、寝る前に思い出したのはエアコン修理依頼でディーラーに預ける事にしていたSMARTの受け渡し。しまったー。私としたことが愛車の事など忘れるはずも無いのにどうして?挙句の果てには、随分前に預けているクリーニングさえ取りに行き忘れ...。確かあのクリーニング店は今月中に閉店するはずじゃぁ。

どうやら私の休日は言葉の通り、頭の中までもが休んでいるようだ。


(525) 壊れちゃいました    2004/11/23

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勤労感謝とは働いている人に感謝するという意味合いだろうか?だとすれば私のような特別感謝されることのない人のために、”働けることに対する感謝” と勝手に解釈を変えるとしよう。

この時期の江ノ島は夏場に比べ驚くほど早い夕暮れで、日没後の冷え込みはすでに冬の到来さえ感じさせる。近場のカフェで落ち着いて暖かいコーヒーなど飲む時間を与えられれば、目の前を走るルート134の渋滞もそれなりのイルミネーションと化す。”太平洋を見るのは2日ぶり” という記憶に新しいネタではあるが、晴天を締めくくる堂々たる夕焼けは写真に収めるに不足は無い。肌身離さず持ち歩いているIXY DIGITAL のンメインスイッチを入れ液晶ファインダーにて無限遠にフォーカスを合わせる...しかし何度操作してもピントの芯が出ない。

およよ?どうした??被写体が暗すぎてダメか?いやいやそんなはずは無い。無限遠にマニュアルセットしてみても変化なし...もう一度電源を入れなおせば何とかなるか?電源OFFの操作と同時に現れる ”E18” の文字。飛び出したレンズはビクともせず、その後はシャッターも切れなくなった。

これって俗に言う ”故障?”。1年半で4000枚オーバーの過酷な使用。 ついにギブアップか...


(524) 経済性優先    2004/11/22

近頃はすっかり ”経済的 エコ走行” が染み付いた私の運転マナー。燃費が良いと噂の SMARTはBRABUSであっても20km/Lを超えることもあるのだから、歴史的に見てもガソリン代が跳ね上がり気味の今年などには有難い。

都心から観光地へと続く渋滞をすり抜ければ、それまでのフラストレーションをチャラに出来るだけの存分なるアグレッシブドライビングが、驚くほどの燃費値を導く結果となる。700ccエンジンとは思えない、12km/L切り。さすがに11km台の値ともなれば、ガソリンタンクが小さいとは言えフトコロへの刺激が強すぎる。それでも2000ccを超えるセダンなどに比べれば随分と経済的とも思えるが...

これでエンジンにちょいと手を加えたりすれば、パワーと引き換えに一桁台の結果となるのだろうな。車道楽に経済性を語ってはいけないと思いつつ、背に腹は代えられんのだ。


(523) 何を想う    2004/11/21

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何かをしなければ勿体無い気がしてしまう週末は、この1週間がいかに忙しかったかに比例するように、気持ちばかりが先走りながら車に乗り込み宛ても無く走ってみる。

昨夜の酒が朝の目覚めを自動的に ”遅番” とさせ、ほぼ半日プランとなるドライブコースには小田原→山中湖ルートを選択。たまにはボーっと砂浜で海でも眺めようと向かったは良いが、すっきりとした晴天の影響は物の見事にアリの行列の如し渋滞の列。準備していたiPodのバッテリーなどとうの昔に切れ、結局はいつも通りのBGMにて気分転換。窓から入る少しだけ冷たい空気と日差しの暖かさが上手くバランスすれば、ますますSMARTにもリクライニングシートの必要性を感じる。

ようやくたどり着いた太平洋。この時期でも波乗りサーファーは数多く、揺れる太陽の反射がその存在をより象徴する。
海という存在はいつでも青春に戻れる不思議な要素を含んでいるようだ。


(522) 良い方法思案中    2004/11/20

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SMARTのホイルは珍しき3穴タイプ。更には一般的なホイルナットと違い、ネジを緩めて外れるのはナットではなくボルトのほう。
私の場合、新車購入時オプション設定されていた盗難防止用ロックナットを付けているのだが、それとて各ホイールに一本ずつだから残り2本は標準タイプ。これがどういうわけか簡単に錆びてしまう...

日本車の多くは車種、グレードを問わず大抵はホイルナット自体にメッキ処理がされているため、そうそう錆びる事は無いのだが、SMARTに限っては素材むき出しボルトだから仕方あるまい。とは言うもののマメな洗車でピカピカのホイールもボルトが錆びていてはなんとも格好がつかない。今後の更なる腐食を想像すると何かしらの対策を考えたいところだが、たかだかホイルナットに高額を叩くのも勿体無い気がするのだな。

安く簡単に綺麗を保つ裏ワザ!無いものかなぁ。


(521) 我を見るは、まず相手を見よ    2004/11/19

世の中には、性格的に合う人合わない人というのが確かに存在するようで、中学生や高校生ならクラス内に自然とグループが確立し、気の合うもの同士が和気藹々と日々を送り、時たまそのグループ同士がぶつかったりするものだ。しかし、社会人ともなれば多少は後先を考える余裕とノウハウを身に付けるから、例え気に入らない相手だとしてもやわらかく接する事をマナーとする。
ある人が言った言葉に 「自分が相手を思う気持ちは、大抵の場合相手も自分に対して思っている事だ」 というのを思い出す。つまりは相手に対し、”変な人!” と思えば、相手から自分も  ”変な人!” と思われていると言うのである。確かにこれまで自分が経験した人生を振り返ると、なるほど!と思い当たる節はある。

では逆に ”この人って好きだな!” なんて思ったとしたら相手から自分もそう思われているかと言うと、さてどうなのか?

片道2時間弱の通勤ラッシュでは、そんな事でも考えていないといささか足もしびれてしまう。


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