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(860) モーターショー [ファッショナブル]    2005/10/24

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モーターショーと言うからには車やバイクに関するあらゆる情報の宝庫となる祭典なわけだが、今年意外にも注目を集めていたのはLEXUSブランドとなった新型セルシオコーナー。”いつかはクラウン” と呼ばれた嘗ての冠マークは今やセルシオの4文字で庶民的なイメージへと追いやられた感さえしてしまう。とは言っても、私のような貧乏人にはとても手の出せる金額ではないんですがね。

身分相応という観点と、現実的所有の喜びが上手くバランスするポイントに着目してこのショーを見た時、私の心に焼きついたのはコンパクトなこの1台。DAIHATSU コペンZZ。これまでの軽自動枠を破り1,500ccへとアップされたエンジンはもとより、グラマラスな曲線美をまとう ”わいどぼでぃ〜” はその場にカメラを構えるファンに男性よりむしろ女性への人気。2年程前の段階では1,300cc 4WD 説も噂されたが、現時点ではこのサイズに落ちつきを見せる。しかもこれは市販率80%と雑誌で騒がれているようだ。カワイイけどやる気!そんな車です。

さて、今回のショーで目についたのは全体的にスポーツカーが熱い事。それもオープンカーへの注目が目覚しい。少し前の時代ならオープンカーに乗るなんて照れくさいイメージさえあったそのカタチが、今では実に個性的でオープンスタイルも時と場合により選べるような時代。

街を歩くのにオシャレな洋服をチョイスするように、ドライブもファッションへと変わりつつあるのかなぁ。

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(859) モーターショー [今年の傾向]    2005/10/23

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本来仕事が入っていたはずのこの土日、急なキャンセルとくればその足は即 幕張メッセ へ。

午前中なら空いているという噂を聞いてその列に並んだのはオープン30分前。朝寝坊の私がそれ程早く現地に着いたのは奇跡に近い。入場後、腹が減っては・・・と出店のジャンボフランクをかじってから各ブースに向えばご覧の有様。あっという間の人だかり...。それでも例年に比べれば全体的に入場者数は少なめに思えたのは、飛びぬけた青空に屋根の下より紅葉を選んだか?

今年は雑誌等で予め ”予習” をほとんどしていなかったため各所の見所が把握出来なかったが、2007年デビューが噂される NISSAN GT-R や、お馴染みTOYOTA の一人乗り未来カー? は話のネタに一通り視察。中身は知らないが、GT-R って正直2年前の発表と見た目変わっていないような?

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(858) 少し遅めの衣替え    2005/10/22

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本当は衣替えと同時に行いたかったメーターパネルバックライトの電球交換。装着時にソケットのピンをうっかり折ってしまった事から純正球の手配から再製作のプロセスで時間が掛かっていた。

電球と言っても以前の記事で紹介している通り、LED球へと自作改造しているわけだが、夏向けの ”涼しげグリーンブルー” から冬用の ”暖かレッド” に交換。前回の交換時にソケットは予備二つを入手していたため、計算から導き出した抵抗やら定電流ダイオードを半田付けすることなくボルトオン。やはり赤という色は闘争心をかきたてられる。

不思議なのは色が変わっただけでそのままお出かけしたくなる点。ちょっと調子でも見てくるかな...と、ドライブの口実が欲しくなる。 


(857) 自分で良いと思うなら    2005/10/21

SMART 乗りが集うWEBサイトでは、またも違法登録に関する言い争い。

つまりは SMART という車が日本向けに軽登録出来るよう張り出したリアフェンダーを一部の車両のみ小型のものに交換して販売することで、正規ディーラーで軽登録 SMART が手に入った時代があったわけだが、登録時のみ軽用フェンダーにしておき次の車検までは普通車用のワイドフェンダーに交換することで、軽の維持費で普通車に乗れるというもの。

これは考えるまでも無く問答無用の違法行為に当たるわけだが、世の中を走っている車を見渡せば地面を擦りながら走るようなシャコタン車や、サーキットと勘違いするほどの爆音を轟かせる車両、後ろを走る車の進路妨害に近いくらいに黒煙を吐いている車。それらのひと目で違法と分かるような車両と比べれば SMART のフェンダーが1〜2cmはみ出している事実など可愛いものだ。しかし、同じ SMART に乗っていて正直に普通車料金(税金、有料道路通行料)を払っている人からすれば黙ってはいられないようだ。

みみっちぃ〜事をとやかく言うよりも、人の振り見て我が振り直す大きな器が欲しいものです。


(856) 大切な物は人にバカにされるような事    2005/10/20

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先日長野の実家に帰った時、両親から延々聞かされた ”北海道旅行” の話。

キャンピングカーをフェリーに乗せて十数時間の船旅の先に見えた北の大地はとりわけ広かったと言う。道内だけで 2,000km を走ったと聞けば ”果てしなく続く一本道” も十分堪能した事だろう。

さて、北海道なら今年だけでも 3〜4回は行った記憶の私。しかしソレは2時間弱 空を飛んでのあっけないもの。世の中が、ただ ”効率” を最優先とした考え方を当たり前とするなら、小さな車で時間を掛けた長距離ドライブなど苦痛以外の何ものでもなかろう。しかし、仕事ならまだしも ”遊び” や ”気晴らし” を目的とする移動なら、十数時間の船旅、2,000km ものドライブ、いやぁ〜いいじゃないですか。

季節も良いし、1週間ほど ”遊び優先の日” でも計画しようかしらん。


(855) 時間は解決してくれるだろうか?    2005/10/19

薄型テレビも欲しい、HDDレコーダーも欲しい、新しく出るデジカメも欲しい、スタイリッシュな自転車も欲しい...。

さあ、よ〜く考えてみるとそのどれもが今日明日無くても生活に支障を来すような重要な品々ではない。今の生活にほんのプラスα だけ自己満足を上乗せするアイテムと思えば、それらの金額は決してコストパフォーマンスに優れる物ではないことに気付く。例え、清水の舞台から・・・・の気持ちで手に入れたとしても、一月も過ぎればその存在が当たり前となり、次なる欲望は収入より先に何処からとも無く湧いてくるだろう。

欲しい物は考えているうちが一番楽しい!とは確かに嘘ではないと思う。


(854) 今も震災は続く    2005/10/18

新潟中越地震から1年。テレビや雑誌にはそんなフレーズを見かける時期になった。

こういう時代だから、どこかで事件事故が発生すると数分後にはニュース速報が飛び交い、30分もすれば現地の映像がブラウン管越しに映し出される。見る人にとっては最新の生々しい ”情報” となるのかもしれないが、現地の人にしてみれば ”見せ物じゃない!” と怒りたくなるのが本音だと思う。

先日、その新潟中越地震の被害地を取材していたカメラマンの方と直接お話しする機会があった。震災から数日が過ぎれば全国各地より届く救援物資が山のように溢れ、正直、食料や毛布などは余って困るのだと言う。だとしても、現場で指揮を取る自衛隊の人々が手渡す食料を、取材目的で現地を訪れているカメラマンや記者として我々がいただくわけにはいかないとリアルな状況を語った。しかし現地のスーパーやコンビニは災害でつぶれてしまっており、結局飲まず食わずで取材を行った事もあったと言う。

そこに起きた事実は人の記憶から徐々に薄れていくもの。だから人間は苦しくとも少しずつ楽を望めるのだが、そこに起きた事実を記録したもの。それは人の記憶より遥かに長期保存が可能なだけでなく、人間が忘れ過ぎた大事なものを思い出させるきっかけとして、その事実を人に伝えるための手段として、本当は貴重な資料となるのかもしれない。


(853) 目覚ましを気にせずに迎えたい朝    2005/10/17

食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、車好きにはドライブの秋。

そのどれもが確かにこの季節、おのずと実感として認識する過しやすい季節の到来だが、それが原因かどうかは別として近頃は朝の起床と共に感じる体のだるさ...。寒い朝に布団から出る事をおっくうと感じるにはいささか10月では早すぎる気がするし、かと言ってパッと思いつくような重労働などした覚えもないのだが、朝から正午近くまでの重い身体は何より ”昼寝!” を必要としている。

一日の睡眠時間を振り返れば毎日バラつきはあるものの5〜6時間。30歳前後の若者気取りの男性にはおよそ一般的な数値と思える。さてその眠りの深さはいかに?


(852) 気持ちよい時期だから    2005/10/16

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近年、30代 ”大人” の間では自転車に凝る人が増えているようである。

今時は、わざわざ自転車専門店に出向かなくとも、ちょっとしたホームセンターにさえ高級折りたたみ自転車が並ぶ事が珍しく無い。高級と言うからにはそこに10万円を超えるような値がついている事が一般的で、見た目にもカッコよく、各所に使用される素材なども確かに高級品である事に納得。

しかしちょっと捻くれた私の事。世間が認めるから私もほしぃ〜!なんて落ちにはならんのだ。幸い私に高級!は似合わないし。

実は現在も超小型折りたたみ自転車は所有しているのだが、既に10年近く前に購入した事もあり、あちこちに致命的なダメージを受け、ほぼ走行不能状態に陥っている。全てを修理するならば新しく買ったほうが安い?との発想で目をつけているのがこの自転車。ROVER製 16インチモデル。なんといってもネットなら1万円代で手に入る。

いろいろ言っても第一の目的は ”食欲の秋” 対策なのだが、その意味が分かるだろうか?


(851) 長野への道    2005/10/15

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定期点検あがりの SMART を飛ばし久しぶりの帰省。

中央道を ”通行料金の元を取る” つもりのスピードで下り進めば、近年の天気予報の正確さを証明するように各地で小雨がぱらつく。

運良く雨上がりとなった自宅から程近い峠の頂には、想像を上回るペースで秋への浸透は進んでおり、紅葉した木々は正に自然が造る芸術の表れであることを、コンピューターグラフィックに慣れた我々に優しく教えてくれている。

自然に造られた赤、それを取り巻くように黄色、人工的に造られたアスファルトの一本道を最新コンピューターで制御された車で行く...。

自然の中に人工を作り、作り物に慣れてこそ自然の素晴らしさを知る。全てはバランスが大切と言うことか。


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