contents    previous    next


(1090) あら見てました?    2006/06/11

DIARY1159.JPG - 38,831BYTES

「先週の日曜日、駅前のコンビニにいたでしょう〜。」 
行き着けの床屋で、磨きこまれた鏡越しに交わされた会話。
あまり大金を持ち歩かない私は財布の中身が心細くなると時々コンビニのATMを利用してお金を引き出す。多分それを見ていたのだろう。

「車に乗るなり凄い勢いでいなくなっちゃったよね〜」 
げ、そんなところまで見られていたか...。悪いことは出来ないものです。自覚は無いが多分急発進だったのだろう。

「でもよかったね〜、その直前に駐車違反の取締りで他の車は写真撮られてたよ〜」
どうやら私の車は運良く難を逃れたようだが、それほど大きくも無い駅前のコンビニまで駐車違反の取締りをしているらしい。
これまでは仮に取締りがあっても、チョークで線を引かれてから2度目のチェックで御用!だったから気にもしていなかった。
考えてみれば今度は停車に近い状態でも、ドライバーが不在なら時間に関係なく違反!であるから私も人事でないことを実感した。

取締りなどする必要の無い場所に住みたいと、都合の良いことだけ考える。


(1089) 写真撮影の旅    2006/06/10

DIARY1158.JPG - 42,551BYTES

珍しく100km以上のドライブは、箱根ターンパイク。

数日前に梅雨入宣言となった関東だから、ドピーカン!は期待していなかったが、
せめて雲の切れ間から日差しが覗けば快適な山頂ドライブとなったでしょうに、どんよりと厚い ”ただの曇り空” が続いた。

いっそうの事、深い霧でも出てくれれば、幻想的な写真が撮れたかもしれないが、それもむなしくここでも ”ただの曇り空”。
まあ、雨も降らなくて良かった!とポジティブに現実を捉えた直後、フロントガラスにはポツポツと雨粒の痕跡...。

東京に戻れば泥汚れは隠しようのない今日1日を物語っていたが、
長距離走行のせいかエンジンはいつも以上に快調な吹け上がり。

アクティブに過ごす夏に向けて、車の準備運動は万全だ。


(1088) 温度管理について考える    2006/06/09

DIARY1155.JPG - 27,101BYTES DIARY1156.JPG - 19,180BYTES DIARY1157.JPG - 13,319BYTES

これまたWEB上で少し話題になったオイルクーラーの話。

SMART のエンジンは小さいながら ”そこそこの” 力が出るのは紛れも無くターボのおかげ。過給器エンジンはNAに比べて温度上昇が著しく、エンジンを適正温度に保つ為には十分な冷却を考える必要がある。でも、レース車両のようなマージンぎりぎりまでチューニングしたエンジンならともかく、SMART のように ”街乗り最優先” の車に大げさな冷却装置は必要ないはず...。さてどうか?

700ccで75馬力とされるBRABUSのエンジンはブースト計で確認すると常時1.0kg、ピークで1.2kgの過給圧がかかっている。これはスバルインプレッサや三菱ランエボと同等の値であり、排気量は小さいがエンジンに掛かる負担は案外大きいと思われ、全開走行の後は以前にも書いたとおりかなりの熱が発生する。

その対策としてエンジンオイルのフィルフィルター脇に、”とても可愛い” ミニミニオイルクーラー?が付いている。本当にこんなもので冷えるのだろうか?と思わせる洒落の効いたデザインであるが、確かに日本のちょっとしたスポーツカーなどでは、オイルクーラーをつけるまでも無くオイルラインをラジエター付近に回しているだけのものもあるくらいだから、きっとこれだけでも効果はあるのだろう。

さて、結論としてオイルクーラーは必要か?ということだが、私の経験上、油温が上昇しすぎると顕著に現れるパワー不足。よく言われる ”熱ダレ” という現象だが、エンジン始動直後、ウオーミングアップを済ませた状態での全開加速と、渋滞や過激な走行後(つまり温度上昇後)の全開加速で明らかにパワーの差を感じるのなら、クーリングに力を入れるのも良いと思う。大きな変化が感じられないのならそのままで十分かと。

本当は水温、油温計を付けるのが簡単で確実な温度管理だが、いかんせん精神衛生上落ち着かなくなるのがちょっと...。


(1087) 荷物、目前でおあずけ    2006/06/08

先日発注してあった ”リバーサル用スタンドと思われる” 荷物が宅急便にて送られてきた。

簡単とはいえ、サイズ決めから図面起こし、実物大の画像作成にポジのコマをはめ込み合成してみたりして、思い付きから形にするまでは楽しくも意外と長かったわけだが、ようやくそれの試作が加工され仕上がってくれば、中に入れる写真は無くとも ”早よ見てみたい” と思うのは当然である。

が、いつもの宅急便のおじさんから手渡されたのもつかの間...どうやら代引き扱いとなっており支払いはその場で済ませる段取り。いやいや待てよ!私は銀行振り込みにて材料費及び加工費用は支払済みのはず。だとすればなぜに??

明らかに加工業者の手違いによる小さなミスであるが、悲しいのは発送元への連絡が取れず、一旦手渡された荷物はそのままお返しすることになり、代引き扱いを抹消できた時点で後日改めてお伺いします!との事。

アクリル板を固定する ”洒落た” ネジを吟味している今だから、多少先延ばしになるのは構いませんが、でもちょっぴり仕上がりを見てみたかったなぁ。


(1086) 今日のがっかり    2006/06/07

2日間かけて作ったデータがコンピューターの不具合で使えなくなってしまった。こういう時は諦めが肝心と思う。

コンピューターにしても、テレビゲーム(私はあまりしないけれど)にしても、リセットボタンひとつで振り出しに戻れるし、気分一新最初からやり直すことが出来るのは便利だけれど、いざという時に失う代償は大きい。その点、人というのはリセットもやり直しも効かないけれど、良い思い出も、そうでない事も平等に忘れていくし、その気になればずっと覚えていられる、実に理に適っておりすばらしい力を持っていると思う。

たとえ機械が壊れても ”気力” さえあればそれ以上のものを作り出せるのだから学習能力だって半端ではない。

ところで、数日前に現像に出してあったモノクロフィルムが仕上がったのでピックアップに行ってきた。今日の気分に影響されたわけではないと思うのだが、いつに無く惨憺たる出来栄え。もう少しマシな写真が撮れるよう周りの景色を見ることにした。


(1085) 深い眠りなんて最近は無い    2006/06/06

もともとが夜型体質の私の生活。子供の頃から夜遅くまで起きているのは兄よりも私のほうだった。

数年前までは仕事柄、昼間よりも深夜に働くことが多く2日や3日は徹夜も常識だったし、仕事に限らず何かに集中する場合は、周囲がわーわーうるさいと気が散って思うように事が運ばない性格だから、皆が寝静まった頃働くのはある意味理想だった。しかし最近ではそれでも人並みに ”暗くなったら” 寝れるようなスタイルを心がけている。事が捗る捗らないは別として、何よりそのほうが体調が良い気がするからである。

ところがどうかすると疲れているはずの体に関係なく、明け方まで寝付けずにただ時計だけを気にする夜がある。一昨日の晩も結果2時間程しか眠れず、昨日は寝不足で1日を過ごした。昼間ならいつでも眠れそうな感覚はおそらく昔からの体質が完全に直っていないからだろう。

で、昨夜は今時小学生よりも早い9時消灯。十分な睡眠を期待したが、腹を出して寝ていたようで11時にはお腹が痛くて目が覚めた。それから寝付けず結局今日も寝不足のまま1日を過ごした。


(1084) 趣味ってそんなもんです    2006/06/05

今月2日から7日まで、渋谷で ”世界の中古カメラフェア” が開催されている。

私は昨日の日曜日に、先日入手したばかりのトイカメラ ”LOMO” を持って出かけてきた。世界の中古カメラというくらいだから並んでいるのは有名なクラッシックカメラがほとんど。ぷらすちっくのおもちゃカメラ片手に眺めているのは私だけ...。

フェアと聞いて、レア商品の展示会のようなスタイルをイメージしていたのだが、実際は有名中古カメラ店が集って一斉にディスプレイした展示即売会だった。下は数百円から上は数百万円まであらゆるカメラが並んでいたが、中にはARRIの16mmシネカメラもお目見え。個人的に購入する人などいるのか?と驚いた。

今回は購入目的があったわけではないが、実際にいろいろなカメラを見ていると、気が付けばどのショーケースでも目をとめてしまうモデルはいっしょ。Rollei 35・・・いいなぁ。

変な気を起こさないうちに、慌てて会場を後にして原宿の街を少し歩いた。


(1083) 我が家にLOMOがやってきた    2006/06/04

DIARY1152.JPG - 16,171BYTES DIARY1153.JPG - 29,903BYTES DIARY1154.JPG - 38,161BYTES

数日前にネットオークションにて落札したLOMO LC-A。一口で言ってしまえばトイカメラ(おもちゃカメラ)。

ロシア製のこのカメラは、1年以上前に製造は完了しており、今ではデッドストックか中古、または海外での購入でしか入手する術が無く、世界的人気は当然日本国内も同様、特にここ数年の注目ぶりは異常なほどで、新品を手に入れるなど奇跡のようなもの。

私が入手したのは2002年にイギリスにて購入し、未開封のまま保存されていた正真正銘の新品!2002年というと既に数年前なのでちょっと古いのではないか?と思う無かれ、このカメラの登場は1980年代だから、どちらかといえば生まれたてホヤホヤ。

日本のカメラのように大層なパッケージに入っているわけではなく、その昔、会社帰りのオジサンが手土産でも持って帰ってくるような ”包み” はユニーク。何重にも包まれた ”包装” を丁寧に開ければやっと現れるプラスチック製?の小さなカメラ。日本語の取説など入っているはずも無いが、ちょっと古いマニュアルカメラを触ったことがある人なら問題なく使用可。

数値的に見る性能で言えばおそらく ”写るんです” と同等だろう。しかしこのカメラが持つ不思議な世界...、今後このページでも紹介できればと思う。


(1082) 安く済ませようと思いましたが    2006/06/03

DIARY1145.JPG - 26,584BYTES DIARY1146.JPG - 16,554BYTES DIARY1147.JPG - 31,152BYTES DIARY1148.JPG - 20,698BYTES

先日の日記にも書いたとおり、SMART のリアブレーキにどうしても不満を感じる私...。日本導入となったEBCブレーキシューに関する問い合わせメールに未だ返信は無いし、今日は何とか持ちこたえた週末の曇り空だから、いっちょブレーキメンテナンスでもしてみるか!と行動に移した。

ドラムブレーキの分解法をネットで検索してみると、ブレーキハウジングを留めているセンターのデカイ・ネジを外せば ”中身” が拝めるらしい...。この時、サイドブレーキを引いていると外れないのでノーブレーキのままジャッキアップ。もしものためにギアはRに入れ、車体下に外したタイヤを挟み込む。本当は輪留めをするのが望ましい!

で、デカイ・ネジを外そうと思ったが持ち合わせた工具ではサイズ及び形状が合わない。適合サイズのソケットレンチを購入するくらいの出費は覚悟して、念のため購入前にお世話になっているヤナセディーラーにアポ無し訪問。SMART 慣れしたメカニックの方にサイズの確認をしてみると、「え?あれを外すんですか?」 ときたもんだ。「ええ、ブレーキの中を洗浄したいもので...」 と返すと、「それならそのネジじゃなくてT30のトルクス一本あれば外れますよ」 と教えてくれた。私が考えていたネジを外すとドライブシャフトが外れるらしい...。メカニックの方曰く、日本車は確かにそのデカイ・ネジでハウジングがばらせるらしいが、SMART 及び ベンツ に関しては、脇に付いているトルクスで外すのだそうだ。やはり餅は餅屋ですな。

DIARY1149.JPG - 23,364BYTES DIARY1150.JPG - 21,066BYTES DIARY1151.JPG - 30,452BYTES

余計な出費もせずに帰宅後、そのまま作業続行。言われるがまま手をかければいとも簡単に分解でき、内部はブレーキ粉でそれなりに汚れていたが創造していたよりずっと綺麗だった。格安で購入しておいたブレーキクリーナーを惜しみなく使って洗浄。見た目は程よく達成感が感じられる。(写真上:洗浄前、写真下:洗浄後)

組み立てはものの3分で終了し、内部が十分に乾燥した頃を見計らっていざ出発!効果の程はいかがなものかと期待してブレーキング。正直、洗浄しないよりは利くが、劇的変化は難しかった。2万5千キロの走行距離でほとんど減っていないシューの厚さを考えると、やはりブレーキバランスは相当フロント寄りなんですねぇ。

いよいよEBCブレーキシュー購入か?


(1081) アナログかデジタルか    2006/06/02

DIARY1144.JPG - 26,878BYTES

一昔前のデジタルカメラなど無かった頃を思い出すと、写真は皆フィルムで撮影し、現像、プリントを経て手元に残した。

その一連のプロセスを考えたとき、一般的に写真の仕上がりは撮影で全てが決まるように思われがちだが、実はその半分はプリント作業にかかっているとも言える。撮影はレンズを通してフィルムに焼き付けるのに対し、プリントはレンズを通して印画紙に焼き付ける行為、つまり最終的に目に見える ”写真” が出来るまでに2度の感光がなされるわけである。

それを知っていれば、撮影時に補え切れなかった露出やフレーミングなども、ある程度はプリント作業で補正することが可能になる。

さて、過去にフィルムで撮りためた写真やこれからもフィルムで撮り続けるつもりの写真。WEBに掲載する事を考えると必ずA/D変換が必要になる。デジカメで撮影したものをWEBに掲載する場合はファイル転送で終了するプロセスも、フィルム素材に関して言えばスキャニングを経てようやくデジタルデータとなるわけだ。

先の、撮影→現像→プリントのプロセスに置き換えれば、スキャニング=プリントにあたる行為。更にスキャニング後はパソコン上でレタッチソフトによる細かな修正が出来る点を考えると、印画紙に手作業で焼き付けていたプリントとは比にならない柔軟な補正が可能となり、確かに画像としてのクオリティは上がるし、デジタルならではの面白い写真を作り出すこともできる。

どうせなら、その画像をデジタルプリントすれば、フィルム撮影→デジタル出力 という欲張りなルーチンも可能。

しかしそれならば初めからデジカメで撮影すれば良いわけで、やはりフィルムにはフィルムの面白さがあるし、仮にフィルム素材でそんなことを始めてしまうと高性能なスキャナーとプリンターが欲しくなり、想像以上の出費となりそうである。

いろいろ考えてみると、フィルム素材は 現像→手焼きプリント(そちらのほうが贅沢な気もするが) のままに留め、WEB掲載用にだけスキャニングしようと思う。しかし私のスキャンはまだまだ未熟で手焼きプリントに適わない...。


Diary