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(1400) 深夜の部屋で何を考える    2007/04/17

そろそろ広い部屋に引っ越したいなぁ、とここ数年考えているわりに一向に行動出来ずにいるのは、物件探しが楽ではないのとそれ以上の肉体労働が確実に待ち受けているから。

TV-CMなどを見ていると盛んに賃貸情報誌やネット検索を謳っているが、実際にはそれほど簡単に見当たらず、結局不動産屋で直接探す羽目になる。しかも不動産屋まで足を運ぶ時点でいよいよ本気で行動しているわけだから、いくつかの物件を回るうちに疲れが伴い、「もうここでいいかぁ...」と妥協も入る。

賃貸物件のメリットは、今の部屋に飽きてきたり、違う土地で暮らしたかったり、部屋が汚れてきたりした場合にも、簡単に環境が変えられるところにあると思うのだが、私は社会人になってからこれまでの十数年間、現在のマンション以外に暮らしたことが無い。

確かにホテル暮らしが多いから毎日の環境はコロコロ変わるわけだが、テレビのリモコンを並べる順番までが決まっている私のこと、その生活に飽きないはずも無く...。


(1399) 電車待ちの時間    2007/04/16

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さすがに東京では桜の季節が終った。

5分咲きから満開へと一気に広がる薄ピンクの花びらは、何処から見ても春の象徴。
一部のドンチャン騒ぎを除けば、実に情緒あふれる日本の景色である。

桜色より、花見提灯のピンクが目立ってきたら、川沿いには沢山の花びらが浮かぶ。


季節の始まりに胸膨らむ時期なのに、
流れる花びら達を見ていると、

なぜか少しだけ寂しくなる。
 


(1398) ちょっと欲しいと思う    2007/04/15

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SMART の WEB で紹介されていた超コンパクトな家。一辺が2.6mの立方体だというから、都会の狭いワンルームくらいの大きさだと思われる。日本で作ったら物置にしか見えないだろうが、オーストラリアで生まれたコレはさすがに美しく魅力的なパーソナルホーム

現在はヨーロッパのみでの販売らしいが、日本円にして600万以下で建てられると言うのだから、ちょっとした高級車を買うことを思えばお求め易い価格設定だ。土地さえあれば私だって買ってみたいと思う。

ただし、こういうのは都会の住宅密集地にポツンと建てるのはあまり様にならないかもしれない。やはり写真にあるように、川の辺の自然に恵まれた静かな場所で、なるべく土地には手を入れず、建物だけが近代的だったりするから、そのメリハリが上手く生きてくるのだと思う。

日本には確か9坪住宅というシリーズがあって、それはそれで用途に応じたスタイルをチョイスできるのだが、手先が器用で小さいモノ作りが得意な日本人より、なぜか海外モノのほうがまとまりがある。

大きな高級車に乗り、なるべく広い部屋に住んで、巨大なテレビを望む我々は、海外のこういったピュアな発想に学ぶことは多い。

http://www.microcompacthome.com/


(1397) その気になれば輝く    2007/04/14

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2,3日前の週間天気予報を裏切るようによく晴れた週末。明日はどうあれ今日は5月下旬の陽気だと言うから洗車をするのが恒例の行事。

洗車場は予想通り、Tシャツ姿の暇人、いえ、車愛好家達で大賑わい。花粉や埃が大量に舞う季節はほぼ終ったからして私と同じ事を考える人がいて当然である。ワックスは1ヶ月程前に掛けたばかりだから今日の注力ポイントはマフラーのお手入れ。

納車当時から一度も特別手を入れてこなかったから、ピカピカのはずのメッキ部分が気づけばマットシルバー仕上げに変わっている。実は前々から気になってはいたものの、マフラーの輝きを取り戻すためのケミカル用品など見たことが無かったから放っておいただけの事だ。

いつもの洗車場の目の前には都合よくカー用品店があるから、洗車を一時中断してケミカル用品を探してみる。しかしマフラー周りに関するモノといえば修復ツールばかりで輝きを取り戻させるための ”磨き粉” などは見当たらない。そこでチョイスしたのがメッキホイール用の研磨剤。粗目のコンパウンドほど強力ではなくメッキパーツにも安心して使えるもの。

作業場に戻り2本出しエグゾーストの片方だけをせっせと磨いてみる。3年前の輝きを取り戻すのは容易ではないが、それでもマットシルバーが周囲の景色を映し出すまでに鏡のような輝きを取り戻した。その後もう一方も綺麗に磨き、納得の仕上がり。

ここ数週間の週末は、乗らずして磨いているばかりだ...。


(1396) 思わぬところで    2007/04/13 

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仕事で静岡にいたわけだが、昼食に寿司をご馳走してくれると言うのでついていくと、なんとその寿司屋の前にはFIAT500のショップがあった。
4,5台のFIAT500が並んでいて、店内にはボディの全塗装が終ったレストア車両が展示されている。

個人的には食事時に仕事の話など延々されるのなら一足先にそのショップへ向かいたかったが、
さすがにご馳走になっておきながら、「では、一足先に!」とも言えず泣く泣く横目に通り過ぎた。

帰宅して調べてみると、Style Basic というFIAT500では有名なショップだった。
個人的に静岡に向かうことがあれば是非立ち寄ってみたいと思う。


(1395) 眠りたい昼間    2007/04/12

大人になっても ”お昼寝の時間” が与えられればいいのになぁと前から思っている。

夜しっかり寝ておけば昼間眠くなることも少ないだろうし体調も良いのだろうが、何せ神経質で夜の寝つきが悪いのと、早い時間に寝てしまうとあっという間に朝が来てしまうような気がして、正直勿体無くて眠れない。結果としてそれが全て悪循環になっていることは承知だが、やはりそういう生活サイクル云々以前に、昼間寝ることの気持ちよさというものもある。

窓から差し込む光を心地よく浴びながら、ラジオなどつけておけばエンドレスのBGMを聞きながらあっという間に意識が薄れる。ホテルのベッドにはよく ”音質を無視したような” ラジオがついているが、あれも多分眠れない人用に準備された ”睡眠装置” なのだと思う。

昼間寝る。休日なら出来そうなものだけど、それはそれで勿体無くて結局いつでも腫れぼったい目をしている。


(1394) 10万円前後と予想される    2007/04/11

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GR-DIGITALのモデルチェンジが今秋と騒がれている昨今、いよいよリリースまで秒読み段階となったのは SIGMA DP1。

方向性は RICOH GR-DIGITAL と同じ高級コンパクトデジカメ。しかしこちらは一足先に APS-C サイズのCCD搭載ときたもんだ。一眼デジカメが持つフルスペック機能をコンパクトデジカメにまとめることがコンセプトだったというから、私が目指す ”小さくても凄いヤツ” にピッタリである。

実はこのモデル昨年のフォトキナなどでも発表されていたのだが、コンセプトモデルの時点ではお世辞にもカッコイイとは言えず、見た目でNG!と私の中で決まっていたのだが、いざこうしてリリース直前の完成されたモデルを確認すれば、何処と無く LEICA D-LUX3 にも似て、スタイリッシュで高級感が漂う。

やはり注目となる大型CCDのアドバンテージは大きく、一般的なコンパクトデジカメで採用される1/2.5型CCDのおよそ12倍の面積だからして、ISO200や400で撮影しようものならその差歴然となろう。

唯一の欠点があるとすれば手ぶれ補正機能が付いていないこと。GR-DIGITALのニューモデルはどうなるか? 


(1393) 結局マニュアル操作がしっくりくる    2007/04/10

仕事場でなぜか写真を撮るような機会が増えており、それも自分のカメラじゃなかったりするから使いこなしが大変です。

もともとカメラと言うものはそうそう難しい構造でもなく、レンズを通った光がシャッター幕が開いた時間だけフィルム面に焼きつく。今時のデジカメだとしてもフィルムの代わりにCCDに代表される撮像素子に置き換わっただけ。

ところがデジタル化が進む以前からカメラの自動化はどんどん進んでおり、とにかく絞りとシャッター速度の調整だけで済む操作が、スポーツモードや人物モード、接写モードなどと、メニューから選ぶ項目が多くしかもそのメニュー構成が各社バラバラだったりするから、”ちゃんとした写真” を撮ろうと思えば本来の撮影行為と掛け離れた ”電気のおもちゃ” と格闘せねばならない。

現代のデジカメの多くは、カメラ慣れした人でも手渡されてからまずそのメニュー構造を理解しないとまともに使いこなせない。だからと言ってただシャッターを押すだけならどんなカメラを使っても仕上がりに大きな差は出ない。

未だに感覚で使えるデジカメに出会えていない。


(1392) まずはおもちゃから    2007/04/09

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仕事で使うケーブルを買うために新宿のヨドバシカメラに寄った。本当に欲しい物はそれ以外にあったから、いつもなら迷わずたどり着くケーブル類の棚が今日はなかなか見つからない。結局店員さんに一声かけ最短ルートで入手。千円程度の買い物で済んだ。

ヨドバシカメラにはおもちゃ売り場があるらしい。それを調べたのは夕べ遅くのインターネット。3月下旬に発売されたはずのQステア(チョロQのラジコン)FIAT500バージョンが、スーパーオートバックスなどのカー用品店の何処にも在庫が無い。適当なおもちゃ屋さんも知らないのでヨドバシカメラのおもちゃ売り場ならと考えたわけだ。

初めて入ったカメラ屋のおもちゃコーナー。大の大人が!と馬鹿にされてしまいそうなワクワクドキドキの楽しそうなおもちゃがいっぱい。あれも欲しいこれも欲しいと目移りする中、肝心要のFIAT500が無い。他の車種なら山ほどあるのにFIAT500だけが無い。これまた店員さんに在庫の有無を確認すると大人気につき品切れ中と言う...。

こんなこともあろうかと念のため調べておいた ”すぐご近所の” ビックカメラ。雨の中急ぎ足で場所を移し、またもおもちゃ売り場へ直行!チョロQ売り場に1つだけあったFIAT500。私が手に取った直後、どこかのおじさんも必死にその在庫を探している。まさかこれほどまでの人気とは...。

レジを済ませると目の前にCD/DVDコーナーがあった。あれもこれもと手にとって気が付けばまたもレジの長い列に並んでいた。仕事で使うケーブルは千円で買えたのに、それ以外の無駄遣いが1万円を超えている。これではお金は貯まりませんな。


(1391) 即買い直前で我にかえる    2007/04/08

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いよいよカーナビを買う気になったのか?と思われてしまうかもしれない。ただ、一般的なものでは納得しない私の事、これらのモデルは少々 ”普通” では無いのである。
メーカー名をよく確認すればおのずと見えてくるその背景。そう、これらはカーナビとして生まれてきたのではなく、レーダー探知機が進化してカーナビ機能を身に纏った最新レーダーなのである。

近頃のレーダー探知機の多くは、音や光だけでなく、液晶画面に状況表示するのが常識で、より見やすく綺麗な画面を追求するたびに画面サイズが大きくなってきたのはご存知の通り。そしてそれ以前から速度取り締まり箇所のピンポイント警告に役立っていたGPS測位。以上の二つが融合すれば確かにカーナビとしての機能を満たす条件が揃う。

しかしこれまでは液晶画面とGPSが揃ったところで地図データを収めるメディアが ”手ごろな金額で” 調達できなかったから実現に及ばなかったと考えられる。ところがパソコン周辺機器やデジカメでおなじみのSDメモリーカードは驚くほどに低価格化が進んだからそれに地図データをインストールすることで実現したのが今回のカーナビ機能付きレーダー探知機。

カーナビほど大きくなくコンパクトに収まり、GPSアンテナも勿論1つで済むからインパネ周りもスッキリだ。SDメモリーカードに音楽を入れておけばそれを楽しむことも出来る。なるほどこれはいいかも!という結論に達する。

日本のカーナビは昔からカーナビ機能に特化して高性能化が進んでおり、確かにそこだけを見ると実に完成度は高い。しかし案外海外ではこうした手ごろなカーナビのほうが重宝されているようで、地図データですらSDメモリーカードで簡単に入れ替え可能。勿論安価な分、数も出る。買い替えを考えてもお値段が安いからお気楽だ。

しかも専用機ではないこれらは、Windows CE で動いていたりするからパソコンとの連携も考えられる。昨年あたりから国内メーカーもこぞって10万円以下のコンパクトナビに力を入れており各社から続々と発売されている。もうデカイナビは時代遅れになるかもしれません。


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