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(1450) 連絡あり    2007/06/06

数日振りに東京に戻ったら、MINI のショップから製作状況もいよいよ終盤に入ってきたとのメールが届いていた。

実は先日、アンテナ取り付け位置の変更を土壇場でお願いしたにもかかわらず、その後も続けて細かなオーダーを出した。ついにはオーバーフェンダー内側の色までを指定し、何とか仕上げ作業には間に合わせてもらえそうだ。

ただ、塗装前の実車を確認したところいくつかの外装メッキパーツに腐食が確認でき、出来ることならこの際新品パーツへと交換したいところだが、MINI という車は年式によって各パーツの素材に変更やばらつきがあり、例え新品にしたところで純正のままではすぐに腐食してしまいそうな部分もある。そこで先日購入したパーツカタログを参考に対策品を検討中。

車は仕上がってきたとしても、こちらの受け入れ態勢がまだまだだから、早く手を打たねば。


(1449) 佐賀のお土産    2007/06/05

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昨日から訪れている佐賀県とは今日でお別れ。

九州が故のなまぬるい風を感じつつ、夕方には飛行機で大阪へ移動。その足で京都までたどり着けば今日のスケジュールはおしまいだ。佐賀から大阪伊丹まではなんとプロペラ機での飛行。

おお〜、これは楽しみだぞぉ、と思いつつ座席に座ればエンジン真横の窓際。え、こんな特等席いいんですかぁ?ってな感じ。プロペラが折れて飛んでこんとも限らないが、とにかく音と振動がたまらない。空を飛んでいる事への実感はジェットよりこちらが上。しかし周囲の乗客からは多少の不安の声が聞えてくる。

座席前に備え付けの機体説明に目を通すと、どこぞの空港で前輪が出ず胴体着陸した機体と同型...。

そんなことよりも、昨日心奪われ買ったフルーツドロップが解けていないか心配。


(1448) 乗りにくそうではあるが    2007/06/04

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海外にはとんでもないことを考える人が沢山いる。MINI にホンダインテグラの VTECエンジン K20 を搭載。MINI に VTEC だから Mini-Tec。

しかも 「こんな車作ってみました!」 というのではなく、そんな車がわんさか生まれている。

K20 ユニットは私もインテグラで乗ったことがあったが、街乗り程度の実用回転で言えば正直S2000のエンジンより気持ちよく、元気が良い。
2000ccで確か220馬力くらいを発揮するユニットだから、それを MINI に搭載したら KAD TWINCAM など目ではなかろう。

ホンダサウンドを響かせる MINI というのは違和感すら感じるアンマッチなものと想像するが、その走りは一度体感してみたいものである。 
多分、よりフロントヘビーになるからして、リアのスタビリティが薄れ、FFなのにオーバーステアが出るのかなぁ。


(1447) 歩くより早く、車よりゆっくり    2007/06/03

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東京でせわしなく毎日を暮らしていると、
たまには緑の公園でゆっくり時間を過ごしたくなる。

 

水辺に広がる植物や、人工的に植えられた木々もいいが、
突然目の前に現れる竹薮は驚きと同時に子供の頃の記憶を引き戻す。

風に揺られて発する音と香りは、
心地よい清涼感を生む。

 

自転車のスピードで感じる夏の始まり。


(1446) 初夏と、自転車と、おばちゃんと    2007/06/02

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日差しは強いが風が程よく自転車日和。

「可愛い自転車ねぇ〜。折りたためるの?」
「ええ、これ折りたためて駅のコインローカーにも入るんですよ」
「私も折りたたみ自転車持っているけどそんなに小さくないわぁ〜」

「おばちゃんは今何してるの?」
「芝の草むしりしてるのね。ほれこんなにいっぱい...」

広い芝生の真ん中に狭い道路が通っていて、そこに自転車を停めて遠くから写真を撮ったら東京らしからぬほのぼの風景になるかなぁと自転車の停め方を工夫していた時のおばちゃんとの会話。

その後も息子さんの好きな釣りの話とか、くじ引きで1等賞が当たった話とか、とにかく普段の私が考えないような、それでいて何だか暖かい話題で、見知らぬおばちゃんは随分身近な存在に感じられるようになった。

せっかくだから作業に戻ったおばちゃんをフレーミングしてトレンクルを狙った。

そこから数百メートル進んだ信号待ちで次なるおばちゃんに声を掛けられる。

「変わった自転車ねぇ〜」。今日はおばちゃんにモテモテだ。


(1445) 昭和の考え捨てませんか    2007/06/01

納車に向けて動き出すには少々早い気もするが、衣替えのタイミングとなる今日6月1日はディーラー担当者の方から車庫証明手続きにGOを貰っている日。早い話が少なくとも今月中には車が来るという事で喜ばしい限りの時期を迎えたわけだ。

ところがどっこい車庫証明手続きについていろいろ調べてみると意外と大変な作業であることが分かってきた。申請手続きには最寄の警察署に出向くわけだが、申請時に1回と受け取り時に1回の計2回も足を運ばなくてはならない。それも土日祝を除く平日の17時15分まで。

さすがにこの時代に土日祝対応が無いという ”お役所” にはほとほとあきれてしまう。お役所の人達は休日や深夜にコンビニを利用したことが無いのでしょうか?

さて、文句を言ってみても仕方が無いが、私の場合仕事柄平日に東京を離れる事が多いためこれらの手続きが土日に行えないというのは致命的である。少なくとも来週前半は既にスケジュールが埋まってしまっているし、たとえ東京に戻れたとしても居なかった分の仕事が溜まってしまっているのでそうそう休んで警察に出向いているわけにもいかず..。

この際多少のお金がかかっても行政書士さんに手続きをお願いしようかと検討中。


(1444) 分割して持ち歩きたい    2007/05/31

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5月発売とは聞いていたがまさか末日になって書店に並ぶとは思っていなかった。”MINI PARTS CATALOGUE 2007〜2008”。

アフターパーツ世界一の車と呼ばれるだけの事はあり、”Over 7,000 Items!!” はさすがの見ごたえ。パーツだけがぎっしり並んだページ構成でハローページ程の分厚い本なのだから、その充実振りは私が毎年購入していた97年頃の6,000アイテムよりますます充実してきている事は明らか。

仕事帰りの電車内で重たい本を抱えるようにじっくり読んで気が付けば、周囲からは ”マニア” を見る眼差し...。なーにそんなの気にする必要はございません。1時間強の移動時間が物足りなく感じるくらいに集中できる趣味を持っていることは誇りなのであります。

それより近年は、何でもネット時代、「お決まりになりましたらボタンでお呼びください」 状態だから財布の紐は固く結んで....と。


(1443) 犯罪国、日本    2007/05/30

先日友人から深刻な知らせがメールで届いた。大事にしていた愛車が盗難にあったという。

朝起きて駐車場に行ってみると自分の車が無い...。そんなのは海外の話だとばかり思っていたが、近年では国内においても急増している犯罪のようである。平成7年の「輸出貿易管理令」改正に伴い中古車輸出手続きが緩和された事にも原因があるというが本当のところ定かではない。ただ、現実問題として身近なところで起きているのだから深刻に捉えるべき問題である。

前にも外国人窃盗団による車盗難の実態を取材したテレビ番組が放送されていたが、最新のイモビライザー、ハンドルロック、専用セキュリティ装置を搭載した車でさえ、ものの10分程でお持ち帰りされてしまっていた。仮にエンジンが掛けられなくてもトラックに載せて根こそぎ持っていかれてしまうらしい...。MINI や SMART のように小さな車ならなお更移動は楽だろう。

そこで、自分が犯罪者になったつもりでどんな車を盗もうか考えてみる。そりゃあやっぱり盗むからには売ってお金になる車=高級車ということになる。それも海外に持っていった時に希少価値があり人気がある車種。リスクを背負うからには少しでも多くの利益に結びつけようと考えるのは誰でも共通だと思う。

じゃあ SMART や MINI のように何処の国でも走っていて、元々それほどの高級車ではないから売っても大してお金にならない車は盗まないだろうと思い、それでも念のためネット検索してみると、いや〜驚くことに MINI でも盗まれた実績は結構ある...。

俄かに身近に感じ心配になってくる盗難事件。セキュリティグッズが何の役にもたたないとなると、盗まれた車がすぐに探せるようGPSを利用した ”大手警備会社の車両盗難防止サービス” などに目を通しておいたほうがよさそうである。

しかし友人には何と声を掛けてあげればよいのか分からない...。


(1442) 携帯自転車    2007/05/29

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一昨日から車無し生活が始まったわけだが、神奈川から自宅へ帰ってくるにもバスの乗り方1つ分からず困ったものだ。

テレビのニュースなどでは ”電子マネー元年” なんて言い方をしているけれど、それらが便利なのは認めるし、確かに私も活用させていただいているので否定する理由は無いが、全国規模で見ればそれらが活用できるのはほんの限られた都市だけで、その他は今まで通りお金を支払って乗り物に乗ったり買い物をしたりする。電子マネーが使えないというだけで昨日の私のようなことにならぬよう、電車やバスの乗り方を全国共通にするなどの対策のほうが先のような気もする。

そんなこんなで夕暮れには渋谷にたどり着いた私、例のスクランブル交差点で人波に流されながら何とか進む方向を定めれば信号機は赤を表示。立ち止まることで確認された多少の雨粒は傘を必要とするほどの事でもなかった。そこへ、何処からとも無く滑るように現れた謎の自転車青年。歩道に並ぶ人々の最前列をスーッと横切るように通過して向かいの信号機の真下にピタリと停車。私の後ろのほうからは数名の女の子が 「なにあれー変わった自転車」 、「かわいい〜」 との声が聞こえてくる。

自転車好きの間ではとおの昔に話題になっていた ”A-BIKE”。確かに世間ではようやく正規輸入販売が始まった頃だから一般的には知られていなくて当然。

そして彼は停車と同時に自転車を降り、ものの数秒で折りたたみ、片手にそれをぶら下げて信号の青と同時に横断歩道を渡った。実にスマートでかっこよく、しかもそれを渋谷のスクランブル交差点でやってのけるあたりがいかしている。

来月には納車される予定のMINI。トレンクルは積めませんがこれならどうでしょう...。


(1441) ただ衝撃的な1日    2007/05/28

おかしな政治家が命を落としたことばかりピックアップされた一日でした。目の前の利益より、もっと先にある形にしにくいものをしっかり見つめていた人達にも、貴重な時間が流れていたことを考えました。

カンヌ映画祭グランプリに選ばれた河瀬監督のスピーチ

私たちの人生にはたくさんの困難がある。お金とか服とか車とか、形あるものに心のよりどころを求めようとするが、そういうものが満たしてくれるのはほんの一部。目に見えないもの、誰かの思いとか、光とか、風とか、亡くなった人の面影とか、私たちはそういうものに心の支えを見つけた時にたった一人でも立っていられる。そんな生き物なのだと思います。そういった映画を評価してくれてありがとう。この世界はすばらしいです。

ZARD 坂井泉水さんの心に残る曲

あの微笑を忘れないで
いつかは...


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