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(1470) あわただしい毎日    2007/06/26

夕暮れ時の黄色味をおびた光の中に、田植えから少しだけ時間が過ぎて元気よく育ち始めた緑が程良く栄えた。

名古屋からの帰り道、新幹線から見える見慣れた景色のBGMはiPodでシャッフルされた ”いきものがたり”。彼女達のユニットの事はよく知らないが、何処となく学生気分を思い出させる感じは嫌いではない。

今回も名古屋を味わえたのは味噌煮込みうどんのみ...。見上げるとちょうどいい高さに霞んだ月が見えた。


(1469) もう少しで全県制覇     2007/06/25

始発電車にも間に合いそうな余裕で起床したものの、結局少しだけ間に合わず2本目の電車に乗り込み福井へ向かった。福井県は私にとって多分始めての場所だ。

近年はとにかく色々なところを旅することが仕事のような生活を送っているが、仕事でもプライベートでも ”通過” では無く ”目的地” として訪れたことがある都道府県をリストアップしてみると、案外多くの土地を訪れていて、残り5県を回れば国内全ての都道府県を制覇しそうな勢いである。

残るは、滋賀県、兵庫県、和歌山県、鳥取県、徳島県のみ。もしかすると各地を意識して巡る以前に一度は訪れている場所もあるかもしれないが、今思い出せる限りではそれ以外の県は訪れた。

以前飛行機の窓からは鳥取の砂丘を見たことがあるけど、今度時間が取れれば ”地上から” 見に行ってみようかなぁ。


(1468) 雨降って私固まる    2007/06/24

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日曜日とは言え、早朝に起床しようと意気込んでみたが、ふとクリーニングのピックアップが待ち受けていることを思い出し、頑張って起きてみても結局クリーニング屋のオープンを待たなくてはならないことに気付き、それなりにゆっくりとお目覚め。

先週の日曜午後に納車されたMINIだから、実際のところ昼間のドライブはまだほとんどしていない。だから今日は箱根の峠でも軽く走ってみようかと考え、同時に写真でも撮ってくれば一石二鳥だとばかり ”勝手なプラン” を計画していたわけだが、結局朝の出足をくじかれた時点で全てはルーズな時間として経過。

やっとこさ重い腰を上げ家を出たのはお昼前。駐車場へ向かう途中若干の雨粒を感じたが、昨日より一昨日の天気予報を信じて車に乗り込んでみたものの、現実という ”証拠” を突きつけられるようにフロントガラスは見る見る濡れて行く。今日のドライブはこれにて中止と相成った。

雨の日は車に乗らないのが私の主義だからして、降ってきたら即諦める!これ肝心。私の周りからは 「雨だからこそ車は便利なのに」 と言われるが、私にとっての車は洋服のようなもの。女性だって綺麗なドレスを着てわざわざ汚れる場所には行かないでしょう。

だから雨がやんでも路面が濡れていたら走りません。ただ出先で降られた時には雨の中を帰ってくることもありますが、それは本当に稀なこと。最近まで所有していた SMART も、3年半の間に3回位しか雨走行はしていない。

大事にしていても汚れるし傷だって付くこともあるが、大事にしようと心掛けることを私は大切にしたいのです。


(1467) かっこよくいかないと    2007/06/23

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調整前

 

調整後


予定通りこの週末はMINIの車高調整作業。

MINIという車は現代車では当たり前のスプリングによるサスペンションは装備されていない。小さなボディに4人乗車を考えた末、限られたスペースで最大限の効果を発揮すると採用されたのはラバーコーンと呼ばれる ”ゴムのおまんじゅう” で振動を吸収する方法。

ラバーコーンの仕組みとその乗り味は今後のテーマとして置いておくとして、今日はそのラバーコーンを支えるハイローキットを利用して好みの車高に調整してみる。

納車時、ショップの方には 「当時のノーマルと同等の車高に調整してあります」 と言われたが、元ローバー社員が独立してショップを経営しているとなれば、”まずはノーマル” を進めるのは当然の事だろう。ただね、見た目第一主義!の私からすると、握り拳がまるごと入ってしまうようなホイールハウスの隙間は頂けないのである...。
やはり車はかっこよくないと!



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リア調整箇所

 

フロント調整箇所


フロント、リアともにジャッキアップしてタイヤを外すところまでは一般の車と同じだが、スプリングが無い代わりにラバーコーンを支えるハイローキットのネジを回していくことで車高を調整するのは他に例がないと思う。しかもそれが取り付く位置がMINI最大の特徴。

現代車の多くはショック一体型コイルスプリングが限りなくタイヤの支持位置に近い場所に取り付けられているハズ。それはタイヤの上下運動とショック&スプリングのストロークをなるべく同一に保つため。つまりタイヤが上下に1cmストロークすれば、ショック&スプリングもほぼ1cm上下する仕組み。そのタイヤのストローク量とサスペンションのストローク量の絶対的な比をレバー比と呼ぶのだが、現代車の多くがほぼ1:1であるのに対し、ことMINIはと言うと25:1。

簡単に解釈すればハイローキットの調整がそのまま25倍の結果として現れるから、かなりシビアな作業となる。今日の調整前の段階ではリアがかなり腰高な感じなのでハイローキットのネジ2.5回転、フロントは1.25回転、それぞれ運転席側はそれよりも0.25回転少なく締めこんだ。

いたずらに下げすぎない ノーマル+α が上々、以前に乗っていたMINIでも同じハイローキットを使用していたためこのあたりの感覚はお手のもの。しばらくはお腹を擦らないよう気をつけよう。


(1466) 影響力は大きい    2007/06/22

仕事の帰りがけに書店に立ち寄ったら ”ミニフリーク 8月号” が並んでいたので迷わず購入。発売日を確認すると8月1日と記載されているが、本の発売日というのはいったい何の目安になるのでしょうか?実際に書店に並ぶ日を教えてほしいものです。

さて、この1ヶ月でMINIの情報誌が7冊も溜まってしまいましたが、この調子だと家にある要らない本達を何とかしないと置き場所に困るくらいです。そしてそれらを開いて他人様の愛車写真を眺めたりしていると、ウィンドウショッピングのような唐突なるカスタマイズプランが次々と浮かんできてしまうから困りものです。

まずは今週末、お金の掛からないところで車高調整から...。雨さえ降らなければ決行です。


(1465) 3,000回転以下でも楽しい車    2007/06/21

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雨はともかくとして、この時期のナイトドライブはエアコンを止めて窓を開けるのが気持ちいい。

多少の蒸し暑さは東京だから我慢するとして、
小さなボディとは不釣合いなくらいに野太いエンジン音が響いてきてトンネルが楽しくなるのはオープンカーと共通だ。

夜な夜な少しずつ距離を稼いでいるのは他でもなく、とにかく慣らしを終らせること。
走行3,500km程度の中古車だから、前オーナーがきちんと慣らしを行っていれば確かにそろそろ踏み込める時期だが、
今回は数々の消耗品を新品交換したわけであり、オールペイント時に多くのパーツは一旦取り外し組み上げなおしているので、
少なくとも5,000kmくらいまでは様子を見ながら各部を馴染ませる気持ちが必要なのである。

と、言いつつも今日でようやく100km走行を終えた。5,000kmはまだまだ遠いのぉ〜。


(1464) 目覚めには眩しい太陽    2007/06/20

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先日の沖縄と言い、昨日今日の愛媛と言い、とにかくその土地の写真が1枚も無い。

仕事の合間に時間を作ろうと思っても、なかなかそう希望通りにいくものではないから仕方が無いことだ。
もし希望の写真が撮りたければ、自分の意思でもう一度そこを訪れてみればよい。ただそれだけの事。

予定より3時間早まった東京戻り。海面に反射する太陽光で目を覚まし慌ててアクアラインをフレーミング。

あれ、この高度だとデジカメの使用は禁止だったな...。


(1463) 今の私を動かすもの    2007/06/19

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気にしていた雨空は夕方に限りなく近い午後、愛媛にもやってきた。

多分東京にも連なる雲は掛かっただろう。塗装後初めての雨ざらし。
ボディーカバーを発注した以外、個人的には何の雨対策も施していないから少し心配だ。

せめてグリル周りのネジだけでもステンレス製に交換しておきたい...。

 

今日明日はどう考えても車に乗れないと分っていたから、実は昨夜遅く渋滞を忘れた都内を走っていた。

短時間とはいえ、駐車場での暖機運転は SMART と比にならないくらい周囲に気を使う。
しかし走り始めればエンジンのメカニカルノイズとエグゾーストノートとのハーモニーが心地よい。

あの頃初めてMINIを手に入れた時も、仕事から帰って深夜の都心を走ったっけな。

ここのところ毎日3時間程の睡眠だから、体が悲鳴を上げそうだ。


(1462) 納車からハシゴ    2007/06/18

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MINI が納車されたら最初に行ってみたかった場所。
TURTLE TRADING さん。ミニフリークなら誰もが知る専門ショップだが、その規模は巨大工場や博物館に匹敵する。

写真には撮ってこなかったが、野外駐車場に数十台、室内にも同じく数十台の英国車両が展示され、ファクトリーには5基のリフトにレストアブース、シャーシダイナモを設置、2階には ”掃いて捨てるほど” のパーツが並ぶ。

納車した足でここを訪れたのは他でもなく、実は前日に TEL にて MINI 用のボディーカバーの問い合わせをしていた。雨や埃でボディーが痛まないよう、長期乗れない間は青空駐車ゆえにせめてもの対策をと考えた結果だ。受話器の向こうの店員さんの対応が非常に ”感じ良く”、商売というよりも一緒に楽しむ感じの空気が伝わってきて、思わず ”明日行って見よう” という気にさせられた。

ご本人に会ってみてびっくり、このショップのマネージャーさんだった。勿論特注カバーを注文したのは言うまでも無い。


(1461) こうして初公開    2007/06/17

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13時の約束を少し過ぎてのご対面となった理由は、自宅を出る直前に家のブレーカーが落ち ”光でんわ” が不通になっての事。結局、電話の修復より車を優先した。

これまでこのコーナーでは今回のカスタムMINI の詳細をあえて紹介せずにきたが、初公開となる内容は写真の通り。オーダーしたカラーがばっちり決まった美しい仕上がり。

40th アニバーサリー13インチオーバーフェンダー限定モデルで、ソーラーレッドというこれまた限定色の真っ赤なボディだったのだが、装いを新たにオールドイングリッシュホワイト(O.E.W.)にオールペイント。また、それに合わせてインテリアのパネル類も全て同色に仕上げた。抜け目無くメーターまでもバラす勢い。実は97年以降のMINIはこのインテリアに ”木目調” では無く、本物のローズウッド削り出しパーツが惜しみなく使われているのだが、今回はクラシカルな中にモダンな風合いを取り入れるコンセプトだったので遠慮なくペイントしてしまった。

ボディーカラーがホワイトならシルバーのアルミホイールはマッチングが悪い。今回はチャコールブラック(メタリック掛かった黒)に仕立てメリハリをつけた。また、それに伴いフェンダーの内側(タイヤ面)はマットブラックに統一し、50扁平のタイヤとのバランスを考えたつもり。

そして、こだわったのは色だけではない。標準装備されるフロントフォグランプの取り外し、限定モデルにのみ装備されるリアGBプレート取り外し、ラジエター&ラジエターキャップ新品交換、タイヤ4本新品交換、ヘッドライト周りメッキパーツ新品交換、ハイローキット(車高調)取り付け、各種油脂類交換、クーラント交換、ブレーキホイールシリンダー交換、フルード交換、各種ブーツ類新品交換...。言い始めると切りが無いが、走行3,500kmの極上車とは言え、とにかく消耗品と思われる部分はほとんどを新品に交換。そして限定モデルであることを大々的にアピールするのは好きではないからして、フロントエンブレムのみが40thアニバーサリーであることを語る。

走り始めれば約10年前の感覚がよみがえると同時に、車内には新車同様の皮の臭いとVALTAN製オールステンセンターマフラーの音が響く。やはりこの車は運転する事の楽しさを思い出させてくれる。

半ば夢心地で自宅へ戻る途中、道楽息子である私を良く知る床屋のお姉さん&おじさんに、話題となっていたこの車を早速見つかってしまった。

気が付けば今日で当WEBも4周年。浮かれた一日につき何も準備はございませんが、これからもよろしくどうぞ。

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