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(1500) 時間を大切に思うならまず何をすべきか    2007/07/26

睡眠時間は2,3時間、そんな日がもう1週間は続いている。人にはそれを不眠症だと言われたが、睡眠時間が短くて自由時間にゆとりが出来るならそれも悪くないと思えてきた。中にはカウンセリングでも受けたほうがいいのではないか?とさえ言い出す者もいるが、自覚症状としてこれは、頭を使って体を動かさない日々の生活からなる運動不足ではないか?

久しぶりに帰ってきた東京の部屋は除湿機が ”最高水位” にて止まっており、それが原因して湿度がグーンと上がっていた。カラッとした空気を好む私にはもうしばらくつらい季節が続く。


(1499) MINIは足元から    2007/07/25

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名古屋にいても頭の中で考えていることは遠い街に住む人の事だったりして、
1日を振り返るとき、想像する事が必ずしも今いる土地とリンクしているとは限らない。


MINI のホイールの事を思い出すのだってその1つ。


チャコールブラックと呼ばれるメタリックカラーにペイントしたのは今回の車が始めて。
アルミヘアライン仕上げやシルバーのノーマルホイールのように、
ブレーキダストが目立たない点が実によろしい。

だからと言ってお手入れを怠っては意味が無い。

”黒光り” という表現があるとおり、黒だってキレイなほうがよりカッコイイ。

 

「タイヤなんて回っていれば見えないんだから少しくらい汚れていてもわからないよ。」

と昔誰かに言われたことがあったが、
そういうところに拘るのが ”男のロマン” なのであります。


(1498) いつのまにか自分の悩み    2007/07/24

友人からNIKON製デジカメの購入相談を持ちかけられている。正直、この手の相談は私よりも ”お店の店員さん” からのほうが的確な意見が聞けると思うけど、せっかくだからとその機種について調べ始めれば案外楽しんでいるのは私のほうかもしれない。

最近は何だか知りませんが私の周囲はデジカメの話題が盛んで、皆、揃いも揃って ”高級なデジカメ” を持っているからして、ズーム操作でレンズが繰り出すたびに キーキー音を立てている私のコンパクトデジカメが可愛そうに思えてくる。

こういう時代だから、カメラがないと死活問題とさえ思える私生活でさえ、万一故障の場合にもすぐに新型が入手可能な ”溢れ返る在庫” に明日の心配は無いが、やはり自分にとっての次なる候補と考えればおのずと目線は上向きで、この秋に革命を起こすであろう SIGMA DP1 と RICOH 新型 GR DIGITAL は気になるところ。

しかし片や最短撮影距離30cmというマクロに不得手な設計、片やマクロは十分な性能だが短焦点レンズという性能重視の設計。どちらにせよ持つ喜びはあるが全国を飛び回る旅のお供に!と考えると機能的役不足は否めない。

先日手に取ってみた RICOH Caplio R6 はすばらしい操作感と性能だったけど、CCDが1/2.5インチだから画質面で多少のハンデ。同じく RICOH の Caplio GX100 がいかにオールマイティーカメラに仕上がっているかが最近ようやく分ってきた。


(1497) 遠く掛かる橋    2007/07/23

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8階の窓から見える福岡の景色は、随分高い位置に高速道路の高架橋がある他はいたって普通の街並みに思えた。福岡へ向かう途中、東京の列車の中でしつこく携帯電話が着信していたことには気付いていた。そしてその内容が何であるかもうすうす分っていたから、あえて羽田から折り返した。

今週は金曜日まで、福岡→名古屋と仕事続きのため東京へは戻れない。来週は宮崎→福岡で東京へは戻れない。
でもそんな事より本題は、来月以降の約2ヶ月、日本へは帰れないことへの決断。

電話でホイホイ決めることでもないような気がしたが、新たな道を探すことを少しサボっていた私には見えない相手と約束するくらいのほうが思い切った返事が出来ると思った。

「お金とか名誉は自分がいなくなれば意味をなさなくなるよね。だからその人が残したものや、人の気持ちに残れる事が本当は最高の意味を持つんじゃないかな。人のために何かが出来るなんて幸せなことだよ。」

その昔の仕事仲間との会話を何度も思い出していた。


(1496) Good Luck Good Day    2007/07/22

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とめどなく続く本線の流れの中に、ゆっくり合流しても迷惑にならない程度のタイミングをUターン路から狙っていた時の事。
徐々に近づいてきたのは90年代前半と思われるブルーメタリックのMINI。ドライバーは窓から手を出して私に挨拶をして通過した。

10年前の感覚が程よく頭によみがえり、手を上げ挨拶を返そうとした時には既に彼の後姿を見送るしかなかった。

昔の友達でも知り合いというわけでもないが、MINI に乗っているというだけで皆フレンドリーに挨拶を交わす。
他の車では味わえない貴重なコミュニケーションのツールとして、小さなクローズドボディは無限の可能性を秘めている。

TURTLE TRADING へ向かった理由は MINI 特有のバスのようなステアリング角度を何とかしようと考えたから。
結局今日は時間が無くパーツ装着と調整は出来なかったが、なんだか気持ちばかり暖かい一日で、丁寧に洗車してカバーを掛けた。

 


(1495) 今日の走行距離 10km    2007/07/21

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曇り空でも味わえるMINI のいい所。

・黒いフィルムなど貼らず標準のままの淡いブルーガラスがとても似合う。これお気に入り。
・窓を開けるためのレギュレターハンドル(クルクルハンドル)やドアを開けるためのインナーレバーのチープさがよく似合う。
・球体のコンパス(方位磁石)をフロントガラスのセンターに移動。今時の車ではありえないようなこの装備がよく似合う。

いまだに総走行距離500km程度にしか達していない私の相棒。


(1494) たった一人の移動時間    2007/07/20

仕事仲間から馬鹿にされながらも、広島から帰りの移動にも飛行機ではなく新幹線を選んだのは、どちらにしても4時間という大差ない時間が理由なのは嘘ではない。だが、考え事の背景にキャビンアテンダントの機内サービスやアナウンスより、流れる夜景が敵していたのもまた事実だ。

近頃は結論の出ない事に時間を費やす事が多く、今朝も眠りに着いたのは5時半を回っていたし、日頃から早く寝れたとしても2時前という事はない。翌日の体調を考えれば何もメリットなど無いはずなのにこれが昔からの私の生活になってしまっている。明日の予定を意識すればするほど眠れなくなるのは多分私だけではないと思う。

誰かが言っていた。
”今日の事を振り返っている明日の今頃を想像して、後悔しないように今日を生きる。”

明日の今頃を想像してドキドキしながら落ち着かず今日を生きてきた私には、目から鱗の一言だった。


(1493) 先は見えないほうがいい     2007/07/19

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内田ユキオさんの写真に出会ったきっかけは覚えていない。でも私にとって、”とっておきの写真家” である事は前にも述べた。広島へ向かう新幹線の4時間を利用して今一度この本を読み返してみたのは ”テクニック” より先に ”教えてあげたいもの” を自分なりに整理するためだった。

”キレイな写真の撮り方” を聞かれても正直私は教えるのが下手である。なぜなら私自身 「キレイな写真ですね」 と言われ表面的に見られて通り過ぎてしまわれるより、汚い写真でも立ち止まって内容を見てもらえるような画作りをしてきたからに他ならず、そのためにはシャッターチャンスを逃さぬよう使うフィルムはISO3200ばかりだったからだ。

そういう意味では、「広角と望遠、引きと寄り、って何ですか?」 と聞いてくる彼女の写真に対する考え方は、恐らく私の趣味写真とは大きく方向性が違っていて、”うんちく” を知らないから先入観無く撮れる面白い写真と言うものもあるので、私の経験則だけを押し付けるのは可能性を大切に思えばやってはならない事のようにも思う。

内田さんはそれを一言で 「頑張れという声援を送った」 とまとめている。

その昔、私が愛用していた NIKON New FM2 を見て、全く同じカメラを購入し熱心に写真を勉強しようとする同僚にこの本を薦めたことがあった。彼は今どんなふうに写真と向き合っているだろうか...?


(1492) 1日の終わりに    2007/07/18

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半月程前の日記で若手ミュージシャン ”いきものがかり” のネタを少しだけ書いたのだが、じつは今日になり周囲の人に指摘されたのは ”いきものがたり” ではなくて ”いきものがかり” だということ。今日の今日まで、しっかり ”いきものがたり” と記しておりました。お恥ずかしい。でも名前よりも音楽が先行するミュージシャンこそ歌い手として本物なのだと思う。ぜひこれからも頑張ってもらいたいものだ。

さて、近年はコンビニやスーパーのデザートコーナーに巨大なスイーツが多く並ぶようになったのは気のせいではない。しかもそれを買い求めるのは学生などの若者よりも30代くらいの男性サラリーマンが多いのだという。疲れた1日の終わりに甘いものを食べる...これ賛成!

で、流行にはとんと鈍感な私だが、甘いものだけは子供の頃から大好物。以前は仕事をしているといろいろな人がケーキやシュークリームを差し入れてくれることが多く、その影響もありパステルのなめらかプリンが大好きだった。

しかしここにきてそれを上回る驚きのプリンを発見。どこぞの有名店での販売かと思いきや、実は近所のスーパーで売っている。逆に言えばそこでしか売っていない。1つ300円もするけど1度食べたらもう他のは食べられません。


(1491) 使えるかすら心配    2007/07/17

自宅のオーディオラック。よく新聞チラシなんかだと ”ローボード” なんて名前で掲載されていたりするが、我が家のものは当時結構奮発したから何も入れていない状態でも60kgオーバーのどっしりしたもの。正直一人では動かせません...。

部屋の蛍光灯を消し間接照明だけで暮らしている分にはその中身はさほど気にならないものだが、たまに蛍光灯で照らされると案外いろいろなものが詰め込まれていることに気付く。稼働率の低い順に、DAコンバーター、レーザーディスクプレーヤー、CDプレーヤー×2、チューナー、アンプ×2、オーディオタイマー、ビデオデッキ、iPod、など。

レーザーディスクなどもう何年も灯を入れていない気がする。そして案外使われていないのがCDプレーヤー。レンタルCD→ファイル化の流れが当然の近年では、CDの74分という再生時間は短いし、大量のライブラリーからCDを探し出すことも大変と感じてしまう。

巨大なオーディオラックの中で一番の売れっ子は iPod。こんなことならいっそすべてを売りさばいてしまったほうが部屋も広く使えて一石二鳥とも思えてくるが、どれもがなけなしのお金を叩いて購入した学生時代や初任給での思い出。

いつまでも大切にせねばならないのです。


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