夏が終わるには早すぎると思いつつ、気づけばとっくに9月に突入しております。で、連日の涼しさが自転車ポタ魂に着火したわけであります。
約1年間使用してきたVDOのサイクルコンピューター、実走行の1/3程度しか反応せずあまりに調子が悪いので、ここは気分一新
”GPSサイコン”
を購入。十分な下調べあっての購入だからしてコイツの高性能ぶりは使う前から分かっており、なんと言ってもその肝となるGPSエンジンには現時点で世界最高クラスの高感度といわれている
SiRF STARIII が採用されている。
これまでにも7,8年前からハンディーGPSを使用してきた私だが、基本的に空の見えない場所での受信は不可能。これがGPSの常識だった。でも、今回のコイツは違う。自転車ならば高層ビルの隙間や並木道の木陰に入ったとしても全く問題なし。手持ちのハンディーGPSとして電車に乗っていても受信可能。驚くべき高感度である。
折りたたみ携帯電話程の小型ボディーで軽量、自転車での使用をターゲットとしているので自分と自転車のプロフィールを入力しておけば消費カロリーまでも計算。目的地を登録しておけば方角と距離のナビゲーションも行い、走り始めればタイマースタート、信号で立ち止まればオートポーズ。
更にGPSとしての進化を感じるのはUSB接続によりPCとデータ通信が可能。データロガー機能を利用してその日の走行ルートをパソコンの地図上に奇跡表示。GPSは高低差までも記録しているから3D
Mapにさえその経路を描き出す。しかもあの Google Earth との連携すら可能である。
GPSサイコンとしてだけでも画面上にバーチャルパートナーを表示させるようなオリジナル機能が豊富なのに、パソコンと接続するとそのツールの拡張性は半端ではなく、そちらのソフトの使い方を覚えるだけでもいったい何日掛かる事やら...。
これがあるだけで走る事が楽しくなる事は確かだが、ハンドルに取り付けた画はちょっといまいち..か。