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(1550) レンタサイクル希望    2007/09/14

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中国にはこんな三輪車がわんさか走っている。

最高に実用的な生活の足なのだと思う。

日本の首都 ”東京” と、中国の首都 ”北京” では街のスケールが違っていて、
歩きでは少々不便なのかもしれない。

中国に到着して初めて撮った写真。

車の窓から見た3輪車はなんだかとても可愛らしく、
ブレた写真もまた、いい味になった。

明日はいよいよ早起きをして北京市内を観光してみる。

せっかくだからこんな3輪車レンタルしておりませんでしょうか...。


(1549) 暗い夜道は要注意    2007/09/13

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毎日中国に居るわりには、なかなか中国らしい写真が掲載されないこの日記。

無理もありません。夜にならないと体が開放されないため21時を過ぎた頃に何か中国らしい写真を!と考えても、私が撮りたいような被写体には照明などあたっておりませんので...。

夕食を済ませ、ホテルまでの道のり、本来であれば車やタクシーで移動する距離だとしてもここ数日は歩いて帰る。それも団体ではなく一人で。日本との違いを感じるなら自分のペースが良い。

「あの川沿いに歩けば綺麗な船がいるよ」 という言葉を覚えていたから、その方角も目的もはっきりしていたわけだが、ただぼんやりとしていたのはそこに続く ”か細い” 道のみ。

日本で撮るこんな写真はなんら珍しいものではないが、この国では身の危険すら感じる4秒間。真っ暗闇の遊歩道に脇道は無いし、数人の男たちが所々に群がっていて、状況の変化に非常に敏感なように見える。

ポケット三脚に、セルフタイマーをセットして手早くアングルを決定。その間 ”煌々と光る” 液晶ディスプレイがどれだけ邪魔に思えたか。え?フィルムカメラも持っていっているんじゃないかって?それはもう少しまじめに使うんです。


(1548) 少し慣れた生活    2007/09/12

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ホテルのカーテンを開けると、遠くには片側5車線を越える大きな道路が走っていて、
そのまま目線を下げれば、ちょっとした体育スペースのようなバスケットコートが見える。

毎朝決まった時刻に目を覚まし、
昨日と同じような空だなぁと1日の天気を心配すれば、
昨日の天気予報より遥かに正確に並ぶ軍隊?の人々が目に入る。

テレビや映画ではそんな姿を見たことがあったとしても、
考えてみれば日常でなかなか目にする事の少ない光景。

 

歩く歩幅も、足並みも、綺麗に揃い、一人一人の掛け声は11階に位置する私の部屋まで入ってくる。

東京で感じる、電車の音よりも、朝の目覚めは良い。


(1547) 第一印象なんて一言では語れない    2007/09/11

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中国の空が日本のソレと大きく違う事は、着陸体制に入った飛行機の小さな窓からでも十分確認できた。

よく晴れた東京なら数十キロ先の富士山さえ眺める事が出来るというのに、北京の街中では300メートル先がチリや埃で霞んで見えない。高層ビルの建設や、来年開催される北京オリンピックに向けた地下鉄工事が影響してか、縦横無尽に走り回る驚くほど多くの車は皆、泥や埃で汚れている。

ちょうど日本でスパイクタイヤが規制された頃の粉塵公害に似ていて、大量の粉塵と黄砂が同時に街を多い尽くしているような感覚だ。だから夕日は遥か高い位置で随分赤くなるし、朝日が上ってもなかなか明るくなってこない。

 

実は昨日の日記に掲載した写真は近代的な38階建高層ビルから窓の外を見下ろしたもの。

道路の向こうは終戦直後を思わせる長屋の住まいにボロボロの自転車。道路を挟んだこちらはガラス張りの超高層ビル に毎日ホテルまでの送迎付き。

見上げる、見下ろす、物理的なその視点の移動が、平屋と高層階という位置的な関係だけではないように思えてきて、俯瞰で写すその行為に私は少しためらいがあった。

やはり住んでいる国が違うだけで同じ人間なのだから、同じ目線で向き合いたい。

平日の昼間はなかなか自由な行動が取れない事に歯がゆさを感じるが、是非今週末あたりを有意義に利用して、現地の人々とふれあってみたいと思う。

毎日数名の日本人と一緒に行動している私、カメラ1台だけあれば1人で歩く勇気がわく。


(1546) 想像はいつでも現実の中に    2007/09/10

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”自作のような三輪車の後ろに、沢山のスイカと小さな我が子を乗せて、歩くよりゆっくりなペースでペダルを漕ぐ母親。”

出国前に聞いた中国の印象で、私の記憶に強く残った言葉でした。

3時間で違う国に到着しましたと言われても正直実感は薄いのですが、現実は突然目の前に現れました。
画でも言葉でも表現しようの無い複雑な気持ちは、涙より他に拠り所があるでしょうか。


(1545) スーツケース、お土産入れるところナシ    2007/09/09

前々から少しばかり触れていた中国旅行(?)が明日からに決定。

プライベート旅行なら気持ちはノリノリでしょうが、仕事目的と初めから分かっていれば大はしゃぎとはいきません。でも国内を飛び回る事に少し慣れてしまっている私、札幌も東京も市街地を見ているぶんにはそれほど違いは感じませんが、さすがに国が変われば見えてくるものに変化が出て当然でしょう。

仕事、と分かっていても、一番最初に準備したのは大量のフィルム。勿論デジカメも持参しますが、本気で被写体と向き合う ”覚悟” を決めるならやはりフィルムで勝負に出ます。

アクティブにいろいろな地を巡っているように見えて、実は私、海外は今回が初めてです。初海外に中国はどうなの?と意味深な声も近くから聞こえてきたりしていますが、マンネリ化した今の私に何らかの刺激になれば良いと思っています。

一応ノートパソコンも持参します。しかし、いかんせん向こうの環境がすべて分かっているわけではありません。明日以降の日記が滞るようであれば、きっとそういう場所にいるのだと思ってください。

2週間で帰国します...。


(1544) 交換時期、ずれこむ    2007/09/08

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私の車暦の中では異例に遅いオイル交換のタイミング。納車後ようやく1,500kmを走破しました。

MINI のオイル交換作業は、フィルターが少々手の届きにくい場所にある関係で、一般的なカー用品店にお願いするとグリルを外したり補器類を外したりと試行錯誤された挙句、グリル固定用のタッピングビス穴をバカにされてしまう事が多く、ガラス越しにその光景を見ているこちらが辛くなる。やはりそういう作業は自分でやるか、MINI専門店に頼むべし。

せっかく専門店に行くのなら、純正オプションなど、そこでしか取り寄せ出来ないようなパーツの取り付けもお願いしたくなる。あれもこれもと最低限の構成でそれらを見積もったとしても、あれれおかしいな、この金額はオイル交換何年分だろう...。そして保留。


(1543) 先週見た数年前の思い出    2007/09/07

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そんな遠い国の話などしなくても、東京にもまだ昭和を感じるような景色は沢山ある。

代々木駅から程近いこの場所は、仕事場が近かった私が毎日のように通っていたポイント。
夕方近くに通りかかればいつも決まって電信柱の前に背の低いおじいちゃんが立っていて、騒音が激しい明治通りの交通を見守っていた。
先日数年ぶりに訪れたこの場所にその姿が見られなかったのは、夕方にしては少し時間が早かったのだと思いたい。

”亀屋” という和菓子屋は、その看板を右から ”屋亀” と書くあたりにそれなりの歴史を感じるし、タバコの自動販売機が少し不釣合いな印象さえ与える。
そして電信柱と和菓子屋に挟まれる、人一人がやっと通れるような細い道を進むと昔話や映像でしか見た事が無いような井戸が現れる。

電子メールより、郵便ポストに手紙を投函する姿が似合う場所。どちらにしても言葉以上の想いが伝えられる手段である事は変わらない。


(1542) 目には見えない力    2007/09/06

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会社への往復で少しばかり駅から歩くからといって、
ずぶ濡れになった事に腹を立ててはいけない。

 

ガラス越しに見た門番の姿がいつもより印象的で、
今日の私をそういう気持ちにさせてくれたのだと思う。

背丈よりずっと高い、天井まで続くこの大きな窓ガラスから、
私は時折いろいろな事を学ぶ。

 

 

雨の中、働いてくれている多くの人に、
感謝の気持ちを送りたい。


(1541) 雨合羽    2007/09/05

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関東を直撃するルートで、勢いを増す大型台風が接近中だそうな。

MINI にボディーカバーを掛けておく上で一番心配された台風シーズン。雨はともかく強風で飛ばされやしないかと、要らぬ心配は今も続く。
でも、悪天候を含むこの2ヶ月でそれが飛ばされそうになった事はないし、その形跡すら無かった。

多分、巾着方式の固定法が威力を発揮しているのだと思う。

それを加味しても、カバーを外せばいつでも洗車直後の輝きが顔を出す喜びは大きい。


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