contents    previous    next


(1590) いろいろ考える    2007/10/24

先日深夜に放送されていたF1グランプリ最終戦。近年稀に見る素晴らしいレースに月曜日の予定を忘れ釘付けとなった。ワールドチャンピオンの行く手も当然のことながら、とにかくレースそのものが楽しめたF1は久しぶりの事だ。

楽しむと言う意味では、SONYのプレイステーション3を購入して以来待ち望んでいたグランツーリスモ5プロローグの体験版が先日から無償ダウンロード可能になり、早速試してみた。が、前作のHD版に比べるとシミュレーター感が減りゲームに近づいた感じ。ジャンルを問わずゲームには全く持って興味の無い私からするとちょっとがっかりな仕上がり。HD版とは製作者が違うのかな?と疑うほど車の挙動が ”作り物” だ。綺麗なグラフィックや人物の動きなどほどほどで良いので、とにかく実車の動きをよく研究してほしいなぁ。

今日からプレス向けに公開された東京モーターショー。どうやら近年は 若者の車離れが激しいらしく、各メーカーもいろいろと苦戦しているらしい。ステイタスを好む日本人には高級車でなければ売れないし、年々相場が上がる車市場で若者の手の届く車には選択の幅が少ない。輸入車を上回るステイタスを同じ価格で国産車に持たせるのは難しいだろうなぁ。


(1589) 早めのパブロン    2007/10/23

DIARY1854.JPG - 26,580BYTES DIARY1855.JPG - 23,108BYTES DIARY1856.JPG - 31,242BYTES
MINI は錆との戦い...とはよく聞く話。事実、97年以降の最終モデルでさえ中古車市場では両サイドのドアが丸ごと新品に取り替えられているケースが多い。

それでも、皆が気にするポイントだけに、錆びやすい箇所の把握はある程度簡単だ。ドライブシャフトやエンジンのシリンダーブロックはさておき、
まずは雨ざらしによってダメージを受けやすい箇所で手っ取り早く対策が可能なところから。

グリル周りを固定する数箇所のタッピングビス。これらは気づかぬうちに酸化が進みメッキパーツ周辺にまで影響を及ぼす。
しかもそれがグリルのフィンに反射して対向車からでも確認できるほどに目立つ痕跡を残す。

市販されているステンレス製に交換。こういった地道な作業で少しずつ手を入れていくしかない。


(1588) MINI はお洒落に    2007/10/22

DIARY1846.JPG - 53,476BYTES DIARY1847.JPG - 31,615BYTES DIARY1848.JPG - 28,740BYTES DIARY1849.JPG - 18,899BYTES
カーショップと聞くと、新車を販売するディーラーを除いては工場を連想させるような油と埃に塗れた店舗が多い中、MINI を扱うショップにはお洒落な空間が印象的。

”見せる、楽しむ” 事を主眼として MINI を大切に思うのは何もオーナーだけでは無い。
7年も前に生産を完了した車両を専門に扱うショップには、それ相応の気持ちの表れが見て取れて、
どこぞのカフェのような佇まいは iR MAKERS の 2F。

DIARY1850.JPG - 27,921BYTES DIARY1851.JPG - 27,634BYTES DIARY1852.JPG - 16,951BYTES DIARY1853.JPG - 30,478BYTES
ウッドを基調としたモダンな空間には所々にエンジンやミッションのカットモデルが並べられ、人力によるそれらの動作も確認可能。
ブレーキやサスペンションの構造を示すパーツも並べられ、DIYによる次なる作業を考えるにはもってこいの教科書となる。

気の利いたソファーに腰を下ろせば綺麗な女性がコーヒーを入れてくれるというのに、それでいて変なセールストークが無いところが実によろしい。

私も今まで多くのカーショップのお世話になっているが、店内や作業現場の写真撮影を快く許可してくれるショップに悪いところは無い。


(1587) これにて21世紀対応    2007/10/21

DIARY1841.JPG - 26,920BYTES DIARY1842.JPG - 30,520BYTES DIARY1843.JPG - 20,711BYTES
家庭で電化製品を使う時、壁のコンセントにプラグを差し込むのと同様に、車から電気をピックアップするならシガーソケットが重宝する。
だが MINI は年式を問わずシガーソケットなるものが無い。タバコなど吸わない私の事だからシガーライターは必要ないがソケットだけはやはり必需品です。

友人にも 「シガーソケットの無い車なんて始めて聞いた」 と言われている事ですし、いっちょカッコよく取り付けてやろうと考えたわけであります。

インジェクションモデル MINI のセンターコンソールにはヒーターの温度を調節するノブが備わっているが、
それと対称となる助手席側には、嘗てキャブモデルに搭載されていたチョークノブの名残が ”ちょうど良いサイズ” で残っている...。
ここに何とかシガーソケットを!

DIARY1844.JPG - 58,511BYTES DIARY1845.JPG - 20,095BYTES

実は昨日 iR MAKERS にお願いした作業で一番の難関はこれでした。
パッと見は確かにちょうど良いサイズなのだが、この裏側にはスイッチパネル自体を固定するステーがありまして簡単にはいかないのです。

シガーソケットを装着するとステーが装着できず パネル自体がぷら〜んとなってしまうからして、
ソケット固定とパネル固定の両方を兼ねるワンオフパーツを製作していただいた。
しかもこのパネルの裏にアクセスするためにはインパネ全体をバラバラにする必要があり、かなりの手間隙がかかる。ありがとうございました。

ヒューズボックスには専用となる10Aの回線を増設。純正と間違えるほどの出来栄えに iPodからのBGMがプラスされご機嫌だ。


(1586) モディファイ開始    2007/10/20

DIARY1835.JPG - 25,423BYTES DIARY1836.JPG - 25,791BYTES DIARY1837.JPG - 22,995BYTES DIARY1838.JPG - 23,791BYTES
1時間も遅刻して到着したのに快く作業を引き受けてくれた iR MAKERS。今日はオイル交換、その他もろもろを予定。丸1日の作業だ。

MINIオーナーの間では わりと定番であるオプションパーツ ”アルミアンダーガード”。
1,300cc の FF とくれば、エンジンとミッションは2階建状態。
当然の事ミッションを含むオイルパンは地上に最も近い突起物であり、勢い良く障害物にヒットすれば残酷な結果は目に見える。
そこで多くのオーナーがアルミアンダーガードを装着するわけだが、私の場合はその理由がちと違う。

DIARY1839.JPG - 61,909BYTES DIARY1840.JPG - 24,256BYTES

前方から見えるMINI のオイルパンはあまりに露骨すぎて締りが無い。
そこでこの直線的な ”輝くアンダーガード” を取り付ける事で、対照的となる丸いボディがいっそう引き立つというものだ。

大事にしたかったのは絶妙なるコントラスト。私はガードが必要な悪路など元々走るつもりは無いのだから。


(1585) 偶然の出会い    2007/10/19

DIARY1834.JPG - 27,010BYTES

 

NEW FIAT 500 見てきました...というよりも、たまたま見かけました。

夕暮れ時で詳細までは じっくり確認できず...。
でも、写真などで見るよりもすごく上品で落ち着きのあるオーラが出ていました。

東京モーターショー注目の1台。

楽しみはそれまで取っておこうと思います。


(1584) せっかくいい季節なのだから    2007/10/18

秋の夜長。

ある日突然昼間が短くなるわけではないのに、この時期になるとおのずと夕暮れに名残を感じるようになる。1日が24時間で成り立っている事に変わりは無いはずなのに、なぜか毎日が早く過ぎていくような気がするのは不思議である。

せっかく夜が長いのなら、それを有意義に使わない手は無い。近年では ”あふたーふぁいぶ” なる言葉をめっきり聞かなくなったような気がするが、仕事が終わってから寝るまでのプライベートタイムほど貴重な時間は無い。何をするでもなくただボーっとしているだけでも秋の静けさを感じられるのだから。

読書でもスポーツでも芸術でも何でも良い、ただ、季節を忘れてしまうようなマンネリ化した毎日にならないよう気をつけたい。


(1583) 考えるだけ考えて    2007/10/17

MINIにカーナビは似合わないと思いつつ、背に腹は代えられないということで一応気に掛けている最新カーナビ業界。

ディスプレイの解像度も上がり、地図の詳細表示でさえ見やすく進化した今時のナビに求める事があるとすれば、やはりスタイリッシュなデザインと機敏な動作。MINIのインパネに違和感なくディスプレイをアレンジするならばインダッシュ式で 使わない時には閉まっておけることが大前提。また、イルミネーションに流行りのブルーなどはアンマッチだからして淡いアンバーへの切り替えも必要だろう。

ワイヤレスのリモコンはどのメーカーを選んでもうんざりするほどレスポンスが悪く使いにくいからタッチパネルディスプレイも考慮せねばなるまい。また、こういった時代、今後のデータ記録媒体は十中八九メモリーがメインになるだろうから早まってHDDタイプに気持ちが揺らがぬよう注意したい。

更には先日の日記にも取り上げたETCと連携が取れる機種も少なくない。でも色々考えてみると私を満足させる機種は今のところないように思う。だからいつも先延ばし...。


(1582) 夜を楽しむのなら    2007/10/16

DIARY1833.JPG - 57,774BYTES

友人からの電話でMazda RoadsterへのHID装着に関する相談を受けた。そういえば私もRoadsterにはHIDを装着してたっけな。
HIDも世間に浸透するまでは随分高値のアイテムだったが、今となれば少しおこずかいを貯めれば手の届くような価格。むしろLEDライトがこれからの主流かいな?

ライトが夜道を照らすための道具だと考えるならそれは明るいほうが良いに決まっている。だが、MINIに関してはそうとも言い切れない。
クラシカルな車にはそれなりの古き良き光がマッチして、白すぎない電球色と、ほわっと点灯して、じんわり消灯する応答速度もこの時代にはかえって新鮮だ。

実はこのMINIを購入する際、すでに目標にするライトが決まっていた。少し変わったライトながら中身はやはり昔ながらの電球。
だけど今時のHIDよりはるかに高額な代物だけに、いまだノーマルのままである。


(1581) 飛行機の中で車を考える    2007/10/15

DIARY1832.JPG - 36,042BYTES

久しぶりの鹿児島。もう3回目だったか4回目だったか。いずれにしても東京から1時間ちょいで着くのだからそれ程遠い場所とは感じなくなった。

そんなことより、飛行機のシートに備え付けの冊子を見ていたら興味深い一文があった。
ガソリン代値上げについての内容だが、日本でもここ数年で驚く程に跳ね上がった原因は中国(CHINA)にあると記されていた。オリンピックを目前に控えた今の中国はバブル期とでも呼ぶべく急成長を遂げており、ガソリンの消費量はついに日本を超えたのだという。しかも13億人からなる人口の国が急成長とくれば限りある資源の行く先を想像するのはそう難しい事ではない。

とまあそういった内容がもう少し上手い言葉でまとめられていたわけだが、私が注目したかったのはそれに対する対策だ。

資源を大切に使おうという意味では正直中国のほうが進んでいると思え、トヨタのプリウスばかりが注目される日本の車社会に対し、中国では車以外にバイクや三輪車さえもモーターで走っているのを多く見かけた。決して裕福な暮らしには見えなかった中国でだ。

日本ではハイブリッドカーは高いモノと当たり前に思われているが、本当に環境や資源の事を考えるなら、数百馬力もあるスポーツカーより、誰にでも手頃に買えるような電気自動車の開発に力を注ぐべきだ。こういった開発は日本がやらずして何処がやる?と私は思う。


Diary